人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

TOPページ

タレントは歴代NO1かもしれない

  • 2018.08.22 Wednesday | category:経営者の視点
  • 8月で今期も第一四半期が終わる。出だしとして最重要視しているこの3ヶ月も、まずまず良い業績となりそうだ。

    採用業務に課題を持つ企業が多いため、この事業の引合いは多く、慎重にお客様のご要望を伺い、当社がお役に立てることが出来そうな案件をプロジェクト化しており、無理な受注はしていない。

    採用事業、人事業務事業共、既存のビジネスもまずまず安定と言って良いだろう。人事業務事業に至っては、今期いっぱいの業績見込みが早々と立つ可能性が出てきて、後半はオペレーション組織作りに向かう可能性もある。

    人事組織コンサル事業も好調で1000万円規模のプロジェクトが継続或いは受注している。

    出だしの四半期で苦戦しているのは、マネージャーからシニアなスタッフが、ごっそり抜けたアセスメント事業の若いチームだ。これは、想定内で、若いリーダーが悩み、鍛えられるステージである。

    このチームの 組織図を見れば、そのタレントはトライアンフ史上最高である。リーダー以下必死にやれば後半は成果が出てくるだろう。

    もう一つ数字作りに足掻くのは新規事業チーム。

    まあこれは、高い目標課したので、当然といえば当然。しかし、このチームも若いタレントが揃っている。

    愚直にお客様の見えない課題に向かい続ければ、早晩花開く筈だ。

    この暑い夏営業スタッフは、連日本当に頑張っている。この努力がパフォーマンスに結びつき人と組織が成長していくのをしっかりとみていきたい。


    40歳すぎの向上心

  • 2018.08.21 Tuesday | category:学んだこと
  • 若いときは、誰しも、夢を描き、あるいは自然に成長を願い、一生懸命勉強したり、仕事をするものだろう。
     

    そして、そこには、他社による「評価」が必要で、フィードバックを通じて、自分の現状位置を確認して一喜一憂する。

     

    これの定期的なものが、評価や昇給システムだろう。

     

    多くのサラリーマンの悲劇は、一部のトップレベルを除いて、これが、大体35歳くらいで閉ざされることにある。特に大企業。モチベーションの置き所がなくなり、後は我慢の人生が待っているというのは、とても悲しいことで、人材の無駄使い以外の何者でもない。

     

    中高年の向上心とは、答えを得るためのものではなく、ましてや他人様に評価してもらうものではない。それは、高みを目指すところにある喜びであり、向かっている喜びである。

     

    40歳以上の幸せ感は、ここにあるのではないだろうか。


    学生時代の仲間と数十年友情が続くのは、利害関係無しに、目標に向かって一緒に何かをやりきったり、青臭いことに大いに悩んで語り合ったからだろう。

     

    そういう意味では、社会にでて、利害関係の世界につかると、友人はできるのだろうか。

     

    僕の経験で行くと、むしろ創業後の友人が一番多いような気がする。その人生観や能力の多様性は、学生時代の友人の比ではない。それがまず楽しい。
     

    社会人になって、名刺の山ほど人脈ができないのは、利害関係だけで成り立っている場合である。これは、まあ当たり前だろう。

     

    ところが、最初の出会いは、ビジネスの現場なのだが、そこから妙に付き合いが始まり、今では無二の親友なんてこともありうる。

     

    それは、人間同士の付き合いを優先させて、多少の損得には目をつぶる、という気持ちが最初になければならない。

     

    僕の場合、好き嫌いが強く、好きになった相手には、勝手に友人のように振舞う癖があり、先日の還暦祝いの席にも、10人以上の友人を招待した。ビジネスを超えた人との付き合いを本当の人脈というのだと思う。

     

    そして、こうした大事な友人にビジネス上お願いをする場合のマナーという仁義は極めて大事だ。例えば、メールや電話ではなく、遠方遥遥自ら出かけること、こういう常識を若い子達にも教えていかねばならない。


    内田義彦先生は、哲学者とか社会科学者とか言われているようだが、元々経済学者から凡ゆるものに興味と疑問を持ち続けた人に共通する「何者だかわからない」。そういう方のように思う。

    この本は、授業中の様な緊張感を持たないと読み込めないレベルだが、しっかり、丁寧に読んでいくと、内田先生の思考の領域に少しだけ近づくことが出来る。

    特に、これだけの知の巨人が、「現実と理論のバランスが重要」とおっしゃるのは、勇気付けられた。本当は、人事のプロフェッショナルを目指す人たちと輪読して、議論してみたい。

    今年の夏はいろんな本を読んだけど最も深い学びが爽快だった一冊。

     

    本の詳細はこちら

    生きること 学ぶこと(内田義彦)


    Triumph after 10 years

  • 2018.08.19 Sunday | category:ちょっと一休み
  • 夏の菅平高原はラグビーのメッカと化す。

    先日のリーグ戦覇者の大東文化大学に惜敗した早稲田大学は、9連覇中の帝京大学と対戦。毎年60-70点差をつけられて大敗している相手に前半からしぶといディフェンスで善戦。

    いつまで保つか、と観戦していると後半から、1年生が躍動して逆転し、最後は、28-14のダブルスコアで勝ってしまった。

    記憶によれば、帝京大学に勝ったのは、10年ぶり!

    明治も強いし、今年は大学ラグビーも楽しみだ!


    日本旅館進化論(山口由美)

  • 2018.08.18 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 「趣味は何ですか?」と問われると困る事が多いが、もしかしたら、旅先の宿泊施設への拘りは、その一つかもしれない。

    現地の歴史あるホテル最高の温泉を持つ民宿、グローバル一流ホテル。

    パターンはいろいろあろうが、そこで得られる時間やサービスや食事に拘りたい。

    そんな中でも、一番注目するのは星野リゾート。星野佳路さんの発想、考えそれに戦略は、不思議なくらいフィットするのだ。

    きっと彼の著作や出演したテレビ番組を穴のあくほど読んで(観て)沢山のことをマネしたのではないだろうか?

    この本の著者は、箱根の名門ホテル、富士屋ホテルのお孫さん。ホテルマネジメントの歴史を丁寧に追いながら、名門旅館や星野リゾートの話もたくさん出てくる。

    キーワードは「サービスとホスピタリティ」。

    本の詳細はこちら

    日本旅館進化論(山口由美)


    時短で弱まる日本企業

  • 2018.08.17 Friday | category:学んだこと
  • 僕らが会社員だった時代は、もう滅私奉公の時代だから、効率化よりはガンバリズムが幅を利かせており、連日夜遅くまで働く事が、疑われることもなかった。

    だから、ひとつひとつの仕事の効率性や生産性などはあまり深く考えずに、時間をかけてでも成果を出し切る事が大事だった。

    確かに仕事というものは、やり出したらキリが無い部分はあるが、会社に住み込むような働き方をする人は、個人的価値観が強く融通がきかない人が多かったような気がする。

    時代が変わり、スマートな働き方が求められてきた。

    当社でも、確かに10年前のような深夜残業や、過剰残業は随分影を潜めたと思う。

    では、何の時間が削られたのか?

    育成のダイナミズムが失われ、 若手には、挑戦の機会が奪われたようだ。

     

    本来これは、という若手には、成長のタイミングをみて、負荷の高いミッションを課すのが育成の常道だが、上司がこれを避けて自らやってしまう。
    定時に返したいのと、嫌われたくないのだろう。

    機会が与えられない若手は、6時に帰れるが、同時に成長の機会も失っている。

    上司は何を削っているか、これは明らかで「思考業務」である。PDCAの「P」がないのだから当然「C」もできずに、毎日Do Do Doの連続である。

    当社では、比較的良く考えていた役員が留学で休職する事になり、ただでさえ小さな脳味噌が更に萎縮して、手足ばかりで経営されているようなものだ。

    働く時間が短くなってみんながやりやすい無難な仕事ばかりを選んでいるような気がする。

    こんな働き方改革は、日本を弱くするだけであろう。


    鍋蓋社長はいやだなー2

  • 2018.08.16 Thursday | category:経営者の視点
  • 昨日の続き。

     

    今の僕は、1日4時間、ひたすら会社の未来を考える時間に充てている。

    これは、なかなか難しい。朝スイッチを入れて、今であればまずは年末くらいを予測(イメージ)するところから始める。

     

    因みに、これを毎日繰り返していると、不思議なくらい予測ができるようになり、何が起きてもあわてない。

     

    そこから、がんばって、来年4月くらいをイメージする。そのときの材料は、経営データと部下からの報告それに、働くみんなの表情や声である。

     

    この妄想行為の中で、「課題」がはっきりと浮かんでくるので、これをノートに書く。

     

    次に、ノートを見ながら課題の要因を考えてみる。ひたすら考える。ここまで、大体3-4時間、脳漿が沸騰して、僕の小さな脳味噌は、限界を示す。

     

    だがたまにアドレナリンが出てきて疲れ知らず、というときがある。優れた部下との議論や優れた書物を読むと、また、その世界に引き戻されるのだろう。

     

    よく脳みそを使った日は、妙に腹が減るし、体重も落ちる。

    健全で深い思考業務は、運動にも負けない良き健康にも繋がっているような気がしてならない。

     


    鍋蓋社長はいやだな−1

  • 2018.08.15 Wednesday | category:学んだこと
  • 久しぶりに会う方々に、「樋口さん、今度ゴルフ行きましょう!」と誘われるのは、下戸であることと、52歳過ぎから始めたゴルフにのめり込んでいたのを知っているからだと思う。

     

    「いや、ゴルフ止めて2年経ちます。ゴルフ場の会員権ももうないです。」というと一様にびっくりされる。

    そして、その顔には、「何が楽しみで仕事しているんですか?」と書いてあるのだ。

     

    そんな会話があるたびに「なるほど」と気がつくことがある。それは、ゴルフも楽しいけど、仕事の楽しさと深みには適わないということだ。

     

    変な話だが、僕は還暦が過ぎても、向上心が衰えず、世界各地を訪れたいとか、賢い人と会いたいとか、優れた本を読みたい、というような気持ちが益々強まってきて、抑えられない。

     

    実際毎日は、ほとんどの業務を部下の役員やマネージャそれに、秘書やスタッフがやってくれて、必要かつ的確な報告があがってくるので、それを題材に考えていればよい。

     

    出張と業務で土曜日まで埋まっていた数年前がうそのように、予定はカスカスであるが、僕の中では忙しいのだ。


    ファーストラヴ(島本理生)

  • 2018.08.14 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • ご存知の通り、今年の直木賞作品。

    その受賞のニュースでミーハーのように手に取った一冊だったが、これが予想以上に深く考えさせられる内容だった。

    テーマは、「母親」。
    やっぱり母親の影響は本当に大きいなあ、と感じる。

    僕たち管理職の特に男性は、スキルとして「パワハラ」、「セクハラ」を学ぶけど、この本一冊読んだほうがよほど理解されると思う。

    それはコミットメントという強者の論理でしか考えられない男性管理職のDNAを嘲笑うような学びとなるだろう。当社の役員にも進めてみようと思う。

     

    こちらの本の詳細はこちら

    ファーストラヴ(島本理生)


    「柔軟性」について考える

  • 2018.08.13 Monday | category:学んだこと
  • この「柔軟性」という能力は、変化の大きい現代において、成功するための大事な能力であり、「向上心」と共に未来のキャリアを決定つける重要なものだと思う。

     

    だがしかし、この二つは概念的には多くの人が「なるほど」と思うが、実際に、これを身につけて発揮する段階になると、どうしてよいか分からず戸惑うのではないだろうか?

     

    「柔軟性」とは頭が柔らかく、しなやかなことで、前提としては「向上心」が伴うことが多いが、実は「勉強家」であることも要件として大きいと思う。

     

    毎日の勉強を欠かさない人は、「自分の常識なんて小さなものだ」、「人には多様な考え方があり、外面で人を判断しては、間違えることが多い」ということを何となく理解している。だから、小さな思い込みやプライドに負けないのだと思う。

     

    不勉強は、人を過去へのプライドと守りに走らせるから、しなやかさに欠けてくる。

    少し硬い考え方かもしれないけど、就業後に酒を揉んでグチを言ったり、週末ゴルフだけが楽しみなんていうのは実にもったいないと思う。

     

    今の自分はまだまだ、だという素直な思いがあり、でも一方でなんとかしたいという思いがあれば、一日8時間以外の使い方は圧倒的に違ってくるだろう。

     

    「柔軟性」は、性格ではないのだ。努力無しには発揮できない。

    そのことを理解したときに「成長や育成」という言葉は単なる研修ではなく、選ばれた人たちの濃密な個別指導であることがわかるだろう。


    朝6時の日課

  • 2018.08.12 Sunday | category:ちょっと一休み
  • 2匹の柴犬の朝晩の散歩は僕の大事なルーチンだが、記録的な猛暑となった7月以降はアスファルトを歩く犬もヤケドするだろうと思い、朝の部は、朝6時前には散歩に出かけるようになった。

    近所の病院や大学をぐるっと回って小1時間いい運動になる。
    近所の愛犬家も、考えることは同じらしく、お父さん達はイソイソと早朝に散歩している。
    連日の事なので、お互いの犬と顔くらいは覚えて挨拶くらいはするようになる。

    皆さん同じ年代で、企業のエグゼクティブだろうなあという人が多い。


    中には、高名な経営者の方や有名人が普通にいて、朝のワンコ中心の光景はなかなか乙である。

    因みにこの辺りは、毛並みのフワフワした犬や猫かい?と思うようなちっこいのや、利口そうな大型犬が多く、犬が集まるポイントは下手なペットショップより賑やかである。

    犬も家族だよなあ、とシミジミ思う早朝でした!


    地獄の夏合宿

  • 2018.08.11 Saturday | category:ちょっと一休み
  • どうでも良い話で恐縮だが、先週末にある社長勉強会の講師を頼まれて、山梨県富士吉田市に行った。

    着くまで気が付かなかったのだが、この地は、高校のラグビー部の夏合宿をした所だったことを思い出して、帰りにグラウンドを借りていた高校を訪ねた。

    そこでは、猛暑の中多くの運動部が練習しており、サングラスのおっさんがノコノコ入って行っても、丁寧に挨拶してくれて、礼儀正しい事、この上ない。

    事情を話して、暫く彼らの練習を見学させてもらい、暫し昔の思い出に浸った。


    決して強いクラブではなかったが、顧問の先生が熱心であり、僕たちも勉強より、何より真剣に打ち込んだクラブ活動。

    ここでの夏合宿は、文字通り地獄だった。

    山梨県有数の高校と連日の試合でボロボロに負け、怒られて、気を失うまで走らされた。
    あれだけは、二度と経験したくない今だに人生最大の試練だった。

    それでも、逃げ出そうとは思わなかったのは、同期、先輩達、後輩たちも同じ苦しみにある事、
    それに先生への信頼と心酔か?

    こんな年になって改めて、「友だちは大事だなあ」とか、「限界まで挑戦する事の意味」だとか、大事な事を思い出させてくれるステキなひとりの時間を持てた事に感謝。


    この表題は、前職 hp社の基本的なマネジメントコンセプトで、入社当時は、「創業者の人事部不要論」の説明に使われていたように思う。

     

    スタッフの採用、教育、労務管理について、誰の責任なのかということは、一概に正否を語れないが、僕は、

    『上司に全ての権利と義務があり、人事部という専門家集団は、これを支援する』という考え方を支持する。

     

    ここからマネージャになることにより、人格的な向上を求められるわけで、単なる業務管理や顧客管理を超え、一番難しい部下のマネジメントによって、鍛えられ、成長する機会があるのだ。

     

    人事部門にこの責任を擦り付けてきた、自称 部課長 殿に薄っぺらい人が多いのは、鍛えられていない証拠である。

     

    逆に、人事部門は、組織と人について専門性を身につけなければ生きていけないという事になる。

     

    業務に追われて、毎日を過ごしているだけの人は「業務スペシャリスト」の域を超えられずに、早晩機会にその仕事を奪われてしまうだろう。

     


    熊本から東京へ

  • 2018.08.09 Thursday | category:経営者の視点
  • 2011年より、開業した熊本BPOセンター、当初は多くのスタッフをオープニングスタッフとして、熊本に送り込んだが、2017年には、全て彼らを引上げ、ローカルスタッフによるマネジメントへ移行した。

     

    これは必ずしも上手くいっていないが、もう一つ面白い現象がおきてきた。

     

    それは、熊本から東京へのスタッフの異動だ。

    現在4名がこちらに来て、頑張っている。

    業務や環境の違いは大きいが、若い彼らがいろいろ学び、将来東京でも熊本でも良きリーダになってくれればうれしい。

     

    当社は異動が多く、特に、本人の中期的なキャリア希望はできるだけ達成させようと努力する。

     

    新しい入社者、異動、そして、熊本スタッフの異動などで、職場はよい意味で混沌としてきた。

    凄くよい感じだと思う。

     

     


    頭脳労働の大敵

  • 2018.08.08 Wednesday | category:学んだこと
  • 一日のうち、本気で脳漿を搾って知力を使い切る仕事は、一体何時間できるのだろうか。

    僕の仕事は、ほとんどがこの時間だが、まあ、3時間がよいところだろう。

     

     

    だが、管理職になっても、この頭脳労働から逃げるものが圧倒的に多い。

    管理職への頭脳労働をもっと強化するにはどうしたら良いのだろうか?

     

    ・業務へ逃げない

    ・出張へ逃げない

    ・会議で、ノートに書くことでフリをしない

    ・PCを一度シャットダウンしてメモ一枚で1時間過ごさせる。

     

     

    一方で、考えることが、好きな子もいる。

    そういう子には、どんどん機会を与え、抜擢していくべきだろう。

     

    まあ、これは、永遠のテーマだろうけど。


    ベンチャー企業の定義

  • 2018.08.07 Tuesday | category:学んだこと
  • ある対談記事を読んでいたら、標記の件について

     

    「人材資産が最重要」

    「創業者が生きている」

     

    ことがその要件だと書いてあった。

     

     

    これは、なるほどな、と思う。

     

    人材資産に相対するものとしては企業ブランドや商品などがあろうが、こういうものが十分あれば、極論すれば、人材を総とっかえしても会社は回る。

     

    ベンチャーは、このような資産が皆無で現状の人材にどっぷり依存しているので、そこに投資するしかないのだ。

     

     

    創業者のDNAについて言えばよくわからない。

    けれども、副社長以外とは生き物が違うという僕の持論にたてば、自分子供のように、その責任というDNAを「よろしくね」と誰かに渡して、彼(彼女)がそれを楽しめるようになると、きっと不要になり、安心して引退、ということなのだろう、と思うがどうだろう?


    機会を与えているか

  • 2018.08.07 Tuesday | category:経営者の視点
  • 経営者が、管理すべきは、売上や利益あるいは、顧客満足度ではない。

    そんなデータは、部下に任せて、自分の代わりに悩み、脳漿を絞らせれば良いではないか。

    マネージャーとして任用するとは、そういうことだ。

    それよりも、社長が管理すべきは、社内の能力がきちんと活用されているかどうかである。

    個人や組織の診断や計測はそのために行うことで、結果に一喜一憂しているようでは、会社の未来は危ういだろう。

    社長が、組織成長の鍋蓋になり、部下がその忖度に殆どのエネルギーを消費している大企業は意外に多い。

    年功序列人事の弊害だろう。


    言葉とブランディング

  • 2018.08.06 Monday | category:経営者の視点
  • ブランディングとは、僕なりの表現で言えば、外面(ソトヅラ)である。


    当社のような労働集約産業において、外面と内面は可能な限り同じ方が良いと思う。
    実際、そういう企業が活躍しているのではないか?

    なぜならば、働くスタッフが、本気になれるから。

    顧客だけが共感しても、社内スタッフがしらけているようでは、安定した成長は望めない。

    理念やビジョンというwordingも同じであろうと思う。

    多くの消費者に訴える大企業であれば、わかりやすさに拘るべきだが、一般の企業では、社内スタッフへ伝わる「言霊」で良いと思う。

    そう言えば、HPWAYも、決してわかりやすくまとめられてはいなかった。


    だが、その精神は、100年経った今でも脈々と社員の心に残っている。


    外面を考えるのは、それからでいいのではないか。


    第一四半期

  • 2018.08.05 Sunday | category:経営者の視点
  • 当社の第一四半期は6−8月で、年間事業計画上そのパフォーマンスは、大変重要である。

     

    今週の営業担当役員の報告によると既に目標達成が見込めるということで、大変頼もしい。

     

    特に、採用支援事業が大変好調で、給与計算事業の安定とともに、ギリギリまでパフォーマンスの読めない適性検査事業や新規事業をカバーしており、会社全体の営業力の進化を感じることができる。

     

    猛暑が続くこの数ヶ月、当社の営業スタッフは、役員以下、元気に連日の営業訪問をこなしてくれている。

     

    4年前には、なかった現象である。

     

    次はやはり、営業の付加価値アップ、これをどうやるか、そこが肝だな。


    受験で覚えた、あの山川出版の日本史の知識は一体何だったのか?

    恥ずかしい思いも抱くが、それより、圧倒的に面白い。

    生物や国の誕生から古代の時代を中国との関係を軸に、主に統治システムを出口さんが解説してくれるのだが、全編にわたり、

    「へー!」
    「そうなのか!」
    「なるほど!」

    の連続である。

    とてもわかりやすく書かれているので、是非読んでみてください。

     

     

    本の詳細はこちらから

    0から学ぶ「日本史」講義(出口治明)


    背伸びの機会

  • 2018.08.03 Friday | category:経営者の視点
  • 入社2年目となる
    女子スタッフ3人と

    美味しいステーキハウスで
    ランチョン。



    昼から迷わずステーキを注文
    出来る若さが眩しい。


    彼女たちは、後輩が配属されて
    2年生にして、メンターという
    指導係を拝命して、

    はりきってもいるし、

    責任を感じ、緊張もしている。


    まあ、ホヤホヤの2年生に上司の
    マネゴトをさせる会社もどうかと
    思うが、「早期、少数、高負荷」が
    エリート教育の原則だから、会社が
    しっかりとサポートすれば良いだろう。


    加えて、人間の成長は、実力をつける
    前に、「ついたふりをする」ことから

    始まる。


    別な言い方をすれば、

    「背伸びの機会」を与えるのが、
    会社の役割であり、背伸びして
    いるうちに、身長が伸びて来るのが、
    本人と上司の役割とも言える。



    ポジションや給与も
    この結果ついてくるものだ。


    若く健全なモチベーションを
    持っている子達は、「機会」を
    求めているものだ。


    この機会を活かし、必死に役割を
    果たそうとする足掻きが、成長の
    プロセスであることを学ばせないと
    人材育成の文化は根付かない。


    育成だとか
    成長だとかいうものは、

    本質的に体感したものにしか
    わからない。


    今日の3人とは、同期会に
    また呼んでもらうように頼んだ
    ので、彼女たちのこの1年の成長を
    楽しみにしたい。


    これは、この10年で

    ハッと気がついたことなのだが、
    情報というものは、発信した人の下に集まる。


    上手く説明できないが、

    情報の出し手というのは、有料化出来ないので、
    ネット時代には損な立場かもしれない

    と思っていたが、そんなことはなかった。

    黙っていても、情報が集まるという
    ご褒美があったのだ。

    これも、上手く説明できないのだが、

    識者の共通見解らしいので、真実なのだろう。

     

     

    先日も、
    新人の仮配属プレゼン大会の場で

    コメントしたのだが、
    今の時代「インプット」は溢れており、
    何も考えずに生きている人は、
    情報洪水の中で、おぼれるような人生になる。

     

    インプットを生かさなければ意味がないわけで、

    そのためには、アウトプットをだすことを
    止めないほうがよい。

     

    多くの人の前でのプレゼン、

    上司への報告、会議での提案、
    須らく、アウトプットである。

    鍛えられるということなのかもしれない。

    社内でも、半分強制的にブログを始めたのだが、

    多くのスタッフが、

    定期的な投稿も出来ずに終わってしまったし、

    マネージャや役員も

    業務多忙で平気でサボる、というのが、

    恥ずかしながら、わが社の人材レベルである。

    あらゆるアウトプットを欠かさないスタッフは、

    例外なく優秀であり、今年の新人にもその傾向が見える。

     

     

    インターネットで、

    以前できなかったことができる環境になり、

    このことにより、知性とモチベーションが

    裸にさらされる時代になったわけで、
    よくよく考えてみると怖いような気もする。


    あみだくじ

  • 2018.08.01 Wednesday | category:経営者の視点
  • 今年の新卒スタッフの本配属発表が

    今日ランチョンを兼ねて行われ、

    僕も同席した。


    40年前を思い出せる程、
    強烈な印象が、

    最初の本配属発表なのだろう、
    みんな緊張気味のランチョンだった。


    今年のスタッフは、全員営業配属。
    そこで、顧客の課題に向き合い、
    顧客満足度を数字で評価され、
    或いは、新しいサービスの

    産みの苦しみを味わうことが

    大事である。


    人事の業務の経験や専門性は、
    いずれ学ぶにしても、

    最初の配属は、営業から始めないと、
    小さく育って、

    後で本人が苦労するのは

    経験済みだから、迷わず、
    営業配属とした。


    10年をスタッフの育成期間とすれば、
    最初の本配属は、乱暴に言えば、

    まあ、あみだくじのようなものだ。


    総合商社でも入れば、それは
    運命を決するようなものかもしれないが、

    当社では、若いうちに
    当人のキャリア思考に合わせて
    積極的に異動を行う。


    会社の意思決定を信じて
    全力で頑張ってほしい。


    優秀人材の採用と育成とは?

  • 2018.07.31 Tuesday | category:経営者の視点
  • 当社では、上場企業並みに、
    新卒研修が長く、4ヶ月もかける。
    ただし、研修と言っても、
    一定期間現場に仮配属する形式で、

    人とビジネスに
    触れてもらうことが目的だ。


    僕の前職でさえ、6月から本配属
    だったから、たいした長期投資である。


    今日は、彼らから4ヶ月のレビューを
    「学生への会社紹介」という形で行った。



    短い時間で、30数名のスタッフを前に
    現場での学びを、

    どう学生と我々に伝えるか、

    楽しみにしていた。


    概念知能と発信力を存分に
    活かしたハイレベルなプレゼンも
    複数あり、ここ数年の先輩方は
    内心危機感を感じたことだろう。


    それで良い。


    4ヶ月も研修を受けて
    住宅補助まで受ける特権で
    入社してきた彼らは、先輩方の
    脅威になってもらわなければ困る。


    理念に描いた「採用と育成への拘り」は、

    若い彼らの健全な競争が前提であり、

    後輩として可愛がられながら
    一方でライバルであってほしい。


    優秀でモチベーションの高い
    後輩に煽られて必死に頑張る、

    この連鎖があるから、新卒採用投資を
    続けられるのだ。


    明後日からの正式配属先で、
    先輩方の指示やアドバイスに
    納得せず、

    疑問や意見を投げつける彼らを

    楽しみにしたい。


    PDCA 

    という言葉は、ほとんどの人が

    知っているし、その意味する

    ところも通じるようだ。

     

     

    ところが、公私にわたって、これを

    実行する人がほとんどいないのも

    また事実である。

     

     

    物事を成就するチカラは何か?

     

    亡くなった土光さんはと問われれば、

    それは、「能力」ではなく、「執念」

    だという。そう、PDCAを回すには、

    目標達成へのギラギラした執念が欠かせない。

     

     

    「目標に向かう」という生き方を

    している人は非常に少なく、多くの場合、

    実現を伴わない「夢」であることが多い。

     

     

    Are you happy?

    Are you challenging?

     

     

    もしかすると安定した人生を

    歩んでいる人は、このような問いを自分に

    課すことをさけてしまうかもしれない。

     

    そして、中高年になって、

    NOの言葉を飲み込みながら黙々と

    生きているのではないだろうか?

     

    そうだとしたら、僕は、ヒリヒリした

    人生を提案したい。

    いやおう無しに、自分に問い続ける

    人生のほうが、PDCAを回さざるを

    得ないからである。
     


    趣味のマイノリティ

  • 2018.07.29 Sunday | category:ちょっと一休み
  • その昔、40年くらい前だろうか、

    新人時代に聞いた話では、

     

    会社員たるもの、

    上司の好きな球団を当然知り、

    前日のナイターの結果から

    そのご機嫌度合いを推測し、

    ネクタイの趣味を知って、

    さりげなく褒めるべし、

     

    というような話を

    銀行に就職した仲間から

    聞いた覚えがある。

     

    僕は、生粋の外資系に就職したので、

    その手の「よいしょ!」はしたことがなく、

    せいぜい同期の営業マンが、

    お客様に対してやるくらいで、

    社内ではみかけなかった。

     

    時は、経って、今の会社、

    ここにも紹介するとおり、

    私の趣味といえば、ラグビー観戦とクルマ、

    後はまあ、読書といってもよいか。

     

    前二つについては、社内に趣味を共通する相手が、

    一人ずつしかいないのは

    寂しいことだ。

     

    ラグビー経験者はいないのだが、

    今年の新人の男の子が、

    入社してからクラブチームで

    ラグビーを始めたという、

    今度応援にでも行こうか。

     

    もう一人、20代だが、

    価値観が昭和の九州男がいて、

    彼もまた、クルマやバイクが大好きだ。

     

    ドライブとは、エンジン音との対話だと思うが、

    年に数回、彼を誘って、近くをドライブし、

    8気筒の震えるようなエンジン音に幸せを

    感じるのである。

     

    クルマとラグビーというのは、

    もしかすると昭和の遺物なのかもしれない。

     

    だがしかし、このふたりと、

    共通の趣味の話でもしながら、

    社内のマイノリティを

    楽しむのもまた、おつかも知れない。


    環境を変えること

  • 2018.07.28 Saturday | category:学んだこと
  • 新卒として
    当社に入社して、その後二児の

     

    母親となりながらも
    大型プロジェクトを
    担当してくれていた彼女が、
    一旦キャリアの区切りをつけたい、
    ということで、先月退職することになって、

    先日丁重なお手紙をいただいた。

     

     

     

     

     

     

     

    その中には入社以来自分でも
    よくわからないプライドのような
    ものと戦い、なかなか素直に

    なれずに苦しんだ、
    という正直な告白があった。



    自分の課題を見つめる
    と言うことは、生易しいこと
    ではない。


    彼女が8年かけてその境地に
    達した事を評価して応援したい。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    何と言っても、まだまだ若い、
    キャリア人生はこれからである。
    場を変えることで、自分を
    振り切れる例はいくつも見ている。
     

     

     

     

     

     

     

     

    彼女が次のステージで
    輝けばよいなあ、と思うばかりである。

     


    ケチな上司

  • 2018.07.27 Friday | category:学んだこと
  • ご本人は、数年前に亡くなっているので、

    ご了解をいただいたとして、古い過去の話。

     

    この上司は、当時部長職で、若い我々20歳代の

    結婚披露宴では、主賓を務めることが多かった。

     

    当時のご祝儀相場は定かではないが、

    凡そ部長で5万円、課長で3万円という

    ところだったと思う。

     

    ところが、この部長殿の祝儀は、いつも、2万円、

    部下の課長が困って、いつも、言っていた。

     

    「いやあ、XX部長が2だというので、

    俺が3包むわけにはいかない。

    悪いが、現物でお祝いしたいので、

    何がほしいか言ってくれ」

     

    つまらない話だが、この手の話は、30年以上

    たった今でも、祝宴を挙げた者たちは、よく

    覚えているもので、集まれば、食事もご馳走して

    くれないだの、お茶も割り勘だの、今でもそんな

    話で盛り上がる。

     

     

    ケチな上司が、部下に慕われ、立派な仕事を

    するのを僕は見たことがない。

     

    上司になることは、背伸びをして、かっこを

    つけることなので、披露宴が続き、奥さんに

    泣きつかれ、小遣いを削られ、心で泣いていても、

    ニコニコして差し出すのが、上司たる者の行動である。

     

    「時間と金」

     

    という資産を部下のために使えない

    者は、上司たる資格がない。

     

    これは、サラリーマン時代学んだ

    とても大事な常識である。


    理由(宮部みゆき)

  • 2018.07.26 Thursday | category:おすすめBOOKS
  • 創業した1998年の直木賞受賞作を
    読んでいなかったので、この機会に
    分厚い文庫を一気読み。


    何というか、血の濃さや

    人間の見栄や
    不動産取得への執着心が、

    大型タワーマンションを象徴的な
    社会として、そこで起きた殺人事件から、

    とてつもなく大きな展開の
    小説として描かれている。


    登場人物は、友人にも
    知人にもいそうな人たちで、
    親子の確執と貧困が共通点だが、

    一方で、裕福の象徴として登場する
    タワーマンションに住む住民も
    また、痛烈に批判されている。
     

     

    20年前の小説だが、とても
    新鮮に読め、また、人間について
    考えさせられる一冊だった。


     

    本の詳細はこちらから

    理由(宮部みゆき)



            

                     

    qrcode
    無料ブログ作成サービス JUGEM