人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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僕は、ビジネスマンとしては、
二流以下だから、そういうテーマで、
講演を頼まれることはないが、
会食や採用面接の場で、

「会社を成長させるコツ」について
訊かれることが、ある。


「良くわかりません。」
とお断りした上で、こんな話を

するようにしている。


「ここまで、潰れずにやってこれた
要因も、今後のビジョン(目標)も、
正直言えば、サッパリわかりません。


何故なら、答えは、お客様の満足度
と納得感にあり、それは、アンケート
でも、ヒアリングでもわからず、
自分の脳ミソで、考え続ける
しかないからです。」


確かに、社員や応募者にビジョンや
夢を語ることは、大事だろう。


だが、成功は、社会や世の中が
させてくれるものであり、自分の
力で、と思っているとしたら、
それは、危険だ。


僕の知る限り、そういう経営者が、
うまく行った例を知らない。
一時的にチヤホヤされても、
いつの間にか、目立たなくなっている。


優秀な経営者は、きっと、夢と
こうした謙虚さを持ち合わせて
いるのだろう。


過去の歴史への拘り

  • 2017.07.20 Thursday | category:学んだこと
  • 名刺交換から、
    お付き合いが始まるかどうかは、
    ご縁があるかどうかだが、お互い
    多忙な立場同士の場合、瞬時にして、
    相手を見極めることも、ままある。


    僕は、相手が、

    「歴史に興味があるかどうか」

    で、心が動くことが多い。



    これは、新しいスタッフを採用する
    時や、定期面談でも、同じである。


    特段難しい本を読みいるとか、
    一定の地域や歴史について
    詳しいという事ではなくて、

    例えば、自分の家族の歴史に関心が
    あるか、とか、所属している会社
    や団体の歴史について、語れる
    という程度のことだ。



    何故ここにこだわりがあるのか?



    恐らく、こういう人達は、生き方
    や働き方において、自分の価値観
    に拘るはずだし、それは、
    出来る人の共通点だと思うからだ。


    大きな責任ある仕事を任せる場合
    でも、パートナーとして、信用して
    組む場合でも、うまくいかない時に、
    見えないところで、しっかり、
    仕事をする人は、過去を学び、
    自分の立ち位置や方向性をしっかり
    考える人達だと思う。


    ハンカチ面談

  • 2017.07.19 Wednesday | category:経営者の視点
  • 熊本でのスタッフ面談は、
    マネジャーから新入社員まで
    行い、組織の構成員であるスタッフの
    心の状態を把握すると共に、
    センター全体の船の鉾先と
    そこに向かうスピードを想像
    する行為である。


    ところで、2/3が、女性スタッフ
    だから、必然的に、女性との
    面談が多い。


    一人一人に、十分な時間をかけられれば

    いいのだが、そうもいかず、
    限られた時間で、彼女たちの
    本音に迫るのは、実は、相当
    エネルギーを要する仕事である。


    女性は、どうしても、通常抑えて
    いる気持ちを解放すると、涙腺が
    緩みがちである。


    背負うものが大きいベテラン程
    その傾向があるかもしれない。




    最初から深刻な話をするわけでは
    ないし、僕が、彼女たちの仕事に
    ついて、詰めるわけでもない。

    だから、彼女たちも、メモくらい
    しか持参せず、気楽に会議室に来る。


    というわけで、熊本出張には、
    いつもの3倍のハンカチが必需品
    となるのだ。


    信頼され、慕われる

  • 2017.07.18 Tuesday | category:経営者の視点
  • 前職時代20歳代の頃から、
    人事担当者として、

    評価会議にでる機会が多く、
    そこでは、部長以上のホンネが続出し、
    大層勉強になったものだ。

     

     

    中でも、部下の評価が
    甘いマネージャは、
    例外なく、ダメなマネージャ
    だということは、強い学びとして、
    頭に残っている。

     

    人材育成に強い信念を
    持っているマネージャは、
    これも例外なく、事実で評価し、
    伸ばすための

    部下の課題を明確にして、
    厳しく育てている
    ことが多く、どちらかというと、
    部下からは、

    畏怖の目で見られながらも、
    一定の信頼を

    得ていたように思う。

     

     

     

     

     

    反対に、部下を育てられない人は、
    部下の歓心を、評価や給与あるいは、
    上位への会議の出席で、
    引き出そうとするので、
    大事な育成のステップを飛ばして、
    結果だけで、部下を
    喜ばそうとする。

     

     

     

     

     

    本末転倒である。

     

     

    もちろん、これに喜ぶ部下も
    中にはいるだろうが、

    普通その前に、
    「何を根拠に評価しているのか?」

    という不信感が湧き、
    部下が、心から慕うことは

    まずない。

     

     

    これは、パワハラと
    同じことだと思う。
    権力をどう利用するかの
    違いだけで、
    権力(ポジション)に固執するかが
    変わる場合が多い。

     

     

    当社のような若い
    人材をマネージャに引き上げる
    ときも、これを教えることは、
    大変難しい。

     

     

    評価会議の場で、
    厳しく指摘しないと、普通は、

    かわいい部下に少しでも、
    良い評価と良い給与と思うのは、
    人情だから、結果として、
    人が育たない会社になってしまうのだ。


     

     

    同じ若いマネージャでも、
    これを学ぶ者とポジションパワー
    の魅力に負けて、部下を
    喜ばす快感から逸脱できない者がいる。

     

     

    総じて、部下の評価が甘い者は、

    自らの能力が無能であることを

    表していることに
    気がつかなければ

    ならない。


    Happy wedding on July16

  • 2017.07.17 Monday | category:ちょっと一休み
  • 14年にわたって、当社で活躍して
    くれた大澤さんが、目出度く、
    代官山の一流フレンチレストランで
    結婚式をあげたのが、土曜日。


    予想通り、彼女らしい穏やかで
    楽しい人前式と披露宴だった。


    彼女は、会社や仲間を影から支える
    人であり、後輩や上司、お客様の
    ファンの多さでは、社内随一だ。


    私自身しんどい時に、どれだけ
    彼女の笑顔に助けられただろう。



    一方で、ハードワークの当社で、
    14年というのは、並大抵の根性
    では務まらないとも思う。


    優しく笑顔の後ろには、単なる
    イエスマンではない、強い意志と
    仕事への拘りもある。



    同志と呼ぶに相応しい彼女の
    幸せを願わずには、いられない。


    これまた、優しさと誠実さを
    両親から引き継がれた新郎と共に、
    彼女らしい穏やかで、優しい
    家族を築いていくのだろうか。


    今月号の文藝春秋は、読み応えがあった。

     

    標記の特集では、現政権への異論を唱える

    識者の投稿が続く。

     

    −自民党     村上誠一郎

    −元読売新聞記者 中西茂

    −ノンフィクション作家  森功

    −御厨貴・山崎正和(対談)

     

    いずれも、健全組織には、「異論」を堂々と

    言える雰囲気が大事だという内容が含まれるが、

    特に、最後の御厨さんと山崎さんの対談は、

    さすが、というか、重みが違う。

     

    佐藤栄作と安部首相を比べているのだが、

    フットワークの良い(軽い)安部さんに

    比べて、黙って話を聞く佐藤元首相を、

     

    「木鶏(もっけい)」と表している。

     

    これは、強さを外に出さない

    最強の闘鶏のたとえだという。

     

     

    これは、いい言葉だな。

    リーダのあるべき姿を現して

    いるような気がしてならない。

     

     

    本の詳細はこちら。

    文藝春秋 2017年 08 月号 [雑誌]


    日本中枢の狂謀(古賀茂明)

  • 2017.07.15 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 先の都知事選で、小池さんの
    対抗馬として、民主党推薦候補
    に推された古賀茂明さん


    ニュースステーションのMCも
    鋭いコメントで、面白かったが、
    最後は、

    「I am Not Abe」

    と言って、降板させられた。


    どこまでが、事実なのかは、よく
    わからないけども、決して、
    一般に流通しないであろう情報
    満載のこの本は、いやあ、
    面白い!



    売れるわけだ。


    そうだなあと思うのは、安倍首相の
    「改革」という名の各種プログラム
    のパフォーマンスの低さだ。



    トランプ大統領も
    小池さんも、そうだけど、
    「改革」を口にしないと国や首都
    のリーダーになれないから、
    選挙では、「改革」の連呼だが、
    その結果どうなったのかは、
    さっぱりわからなかったり、
    報告もないことが多いと思う。



    例えば、「働き方改革」は、改革の
    名に値しないと思う。


    毎月45時間の残業が目標で、
    100時間が、上限である。


    プレミアムフライデーなど、
    マスコミが報道する方が、可笑しい。


    働き方改革とは、高い生産性を
    前提に、給与を上げて、同時に
    残業をなくす事だ。


    せいぜい働き方改善くらいの
    プログラムを「改革」という
    所が、危ないなあと思う。

     

     

    本の詳細はこちら。

    日本中枢の狂謀(古賀茂明/講談社)


    リーダー教育とは、どういうもの
    だろう?

    コンサルタントとして、研修
    プログラムでは、随分関わって
    きたが、自社の組織創りで行う
    リーダー教育は、別格である。


    研修は、お客様の管理職が来るわけ
    だから、気持ちよく学んでいただく
    必要があるし、扱うケースも、
    大概、「事例」止まりであり、
    臨場感に欠けてしまう。



    それに比べて、社内で起きることは、
    人間の欲望が剥き出しの生々しい
    事実であり、評論家が口を挟む
    余地はない。


    こういう事実に向き合い、議論し、
    考え方や価値観を創り上げていく
    過程で、本当の学びがあると思う。


    特に、当社の様な若い未熟な管理職が
    多い場合、こういうプロセスは
    とても重要だから、僕は、一貫して、
    人事上の失敗やトラブルを、
    マネジメントチーム内では公開し、
    可能な限り、議論するようにしている。


    一般スタッフは、こういうことが
    起きた時に、間接情報や噂の類で、
    情報を得る。

    責任ある立場になければ、人事上の
    問題は、酒の肴としては、最高
    だろう。


    だが、選ばれたリーダーは、これでは
    困る。マネジメントチームの一員
    として、理解し、悩んで、意見を言い、
    責任を持って、自分の考えを示す
    ことで、鍛えられるのだ。




    正解もなく、逃げ場もない
    このような事例を本気で議論すると
    リーダーの器もよく見える。


    育成の美名の下に、昇給や昇格を
    求めるが、本音は、自分のポジション
    パワーの誇示であるケースもある。


    正しい人間育成は、喜ばせる
    だけでは、出来ないと思う。


    そこには、強い愛情に裏付けられた
    信念が必要であり、そういう人間関係
    は、好き嫌いを超越した、畏怖と
    尊敬に近いのではないだろうか。



            

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