人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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マネジメントの基本

  • 2016.06.29 Wednesday | category:経営者の視点
  • 僕も、若い頃は、随分しごかれたが、

    管理職前後の人間育成は、誠に難しい。

    若いスタッフが、彼らを真似るから、

    失敗すると、始末に終えない。

     

    当社の管理職は、若く、経験がない割には

    本当に骨身を惜しまずよく頑張っている。

     

    また、中には、部下や顧客から、信頼され、

    目標にされるようになってきたスタッフもおり、

    モチベーションの高さが逞しい。

     

    一方で、基本的な仕事の進め方は、少年少女軍団

    の域をでていないことが多い。

     

    僕のスタッフミーティングでは、唯一例外的に、

    スタッフ当番交代性で「議事録」をとっている

    が、これを、マーカーを引きながら、熟読して

    いるスタッフは少ない。

     

    更には、過去3ヶ月の議事録を再読し、流れや

    ポイントを把握して、自分おやるべきことを

    考える、という行為は、皆無である。

     

    PDCAを回す、というが、

    要は、情報のinputと処理、そしてoutput

    の連続である。メール処理と、電話処理を

    終えて、仕事が片ついたと思っている様では、

    単なるトラブルシューターであり、

    管理者とは呼べない。

     

    議事録というのは、重要なinputであるから、

    本当に必要なときだけ、コストをかければ良い。

    (僕は、基本的に、必要なことだけをメモに

    とり、更に、筆記して記録するので、人に任せない。)

    だが、コストをかけたら、ボロボロになるまで

    使いまくる必要がある。

     

    アウトプットについて言えば、去年

    の社員総会でのプレゼンには、大いに失望し、

    彼らに、厳しいフィードバックをした。

    ユニークで、受けを狙った部分は、聞いている

    スタッフには、うけていたが、まるで中身が

    なかった。

     

    「軽くて、無難で、うけ狙い」


    現代は、パワーポイントが進化して、

    軽いうけ狙いには、ぴったりな道具だ。

    そういう手技に走っていしまうのは、

    思考から逃げる臆病者である。

     

    苦しいPDCAを何度も、回して、腹の底から

    搾り出すような話ができなければ、

    120名ものスタッフの前で話す資格はない。

     

    今年は、事前に、その内容は聞かないことに

    した。勝負のときくらい、孤独に浸って、

    考えてほしいから、事前のFBなど無用であろう。

     


    朝か夜か

  • 2016.06.28 Tuesday | category:経営者の視点
  • 当社は、比較的朝が早い会社である。

    僕も、大体、7時から8時の間には

    出社するが、朝8時までには、

    10名くらいのスタッフがいることが多い。

    若手は、定期的な勉強会を自主的に

    しており、大変良いことである。

     

    一方、深夜には、人はいないし、

    特段のイベントがない限り、

    土日も、まず、誰も来ない。

     

    自分が、年をとって、早寝早起きに

    なってくいると、ありがちなことでは

    あるが、僕は、早朝型を推奨している。

     

    夜なべしているスタッフは、業務を抱えている

    こともあるが、基本的に仕事が遅い。

     

    時間と戦ったことがない故、自分の時間の

    価値に気がつかず、納得がいくようなマイペース

    の仕事の仕方から、脱却できない。

    時間は、有限で、何かに使えば、

    何かを失う、ということに、目標のない人は

    気がつかないのは、かわいそうなことだ。

     

    本当に、上を目指す人間は、仕事ばかりで1日が

    終わると、何も達成できないことがわかってくるので

    1分1秒にケチになるはずである。

    だから、苦しいけど、がんばって、朝早い出社に

    なることが多いのだ。

     

    普通のサラリーマンと、上を目指す人の

    違いは、ここに大体現れるので、ちょっと

    仕事をすると、だいたいわかる。

     


    現在起きている世界中の
    問題を、第一次世界大戦からの
    流れとして、或いは、宗教戦争を
    前提として、書かれている。

    皮肉な見方もあるが、知らない
    ことや、「なるほどね」という
    こともあり、自分の頭の整理には、
    役に立っているように思う。

     

    本の詳細はこちら

    知らないと恥をかく世界の大問題7(池上彰)


    Accessible information

  • 2016.06.26 Sunday | category:学んだこと
  • 金融資本主義
    自由民主主義
    国家とグローバル体制

    英国が、実利を捨てて、
    EU離脱を決定した背景
    には、こう言う基本システムが
    揺らぐ事を意味している。

    勤勉な労働者階級に不利な
    政治経済システムであると
    いう声であろう。

    リーマンショックの時の
    最大の学びは、直後日本で発信
    されたローカルニュースの
    不正確性である。
    あるいは、二番煎じご意見
    と言っても良いが。

    昨日から、BBCやcnnあるいは、
    FTの記事やコメントを頑張って
    読んでみると、日本のニュース
    の偏りが目につく。

    今は、ほとんどのニュースが
    同時通訳されるし、私たちは、
    面倒くさがらないで、直接
    アクセスすべきだと思う。

    また、出来れば、更に頑張って、
    英語原文に直接触れると、
    キーワードの意味から、大事な
    言い回しを理解出来て、なかなか
    味わい深いものがある。

    特に、リーダーを目指す人が
    大事なのは、良質で、新鮮な
    情報に触れることである。

    間違っても、ただで配信される
    ネット情報で、知ったふりをして
    努力しないことは、リーダーと
    しては、やってはいけないこと
    である。

    話題の稲垣さんの本をようやく読めた。

    この人は、当社の人物分析システムに

    計ると、きっとこういう人だろう。

     

    ・好奇心が異様に強い

    ・自尊心がかなり低い

    ・客観性が極めて高い

    そして、「正義感」のかたまりかな。

     

    アフロヘアや、家電を使わない生活

    あるいは、独自性のあるコラムに

    目が行きがちだが、僕が感銘したのは、

    この本の最後の章。

     

    タイトルを並べると−

     

    マスコミは誰のため?何のため?

    朝日新聞は必要だって、心底言えるのか?

    人間の言葉を取り戻す

    安倍さんの「本気」に負けている

     

    そして、最後の章が一番いい。

     

    自分の弱さこそが光なのだ

     

    これは、心底凄い気付きだ、

    にそう思う。

     

    本の詳細はこちら

    アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。(稲垣えみ子)


    天覧試合

  • 2016.06.25 Saturday | category:ちょっと一休み
  • 朝から、イギリスのEU離脱
    ニュースで溢れている。
    その事の重要性よりも
    国民投票という民主主義の
    運用方法の結果に驚く。

    知的エリート層が予測した
    「ギリギリで保守的判断が働き
    残留だろう」は、立場の違う
    民衆に見事に撥ね付けられた。

    米国と英国の政治状況は、
    大きな変化を示唆している
    ことは間違いない。

    さて、話は変わって、
    今日のラグビー日本代表の試合、

    相手は、あのスコットランド。

    ラグビーの試合としては、
    初めての天覧試合となる。

    主力抜きの日本代表を応援したい。
    4年後に日本で行われる
    ワールドカップに向けて、とても
    大事な試合である。

    キックオフは、夕方 18:20

    大阪から戻れるかな


    別れ際

  • 2016.06.24 Friday | category:-
  • 39歳で、サラリーマンを止める決断をして、

    40歳の誕生日日付の退職届を書いた。

     

    やはり、すぐに「はい、そうですか」と

    辞められるお気楽な立場ではなかった

    ので、会社が必要とするプロジェクト

    に、1年間奉仕してから退職という手順だった。

     

    さて、辞意を誰に話すか、は結構こだわった。

    最初は、アメリカ本社へ出向中の元上司。

     

    時間がないので、1泊機中一泊合計3日の

    弾丸訪問で、心のうちを正直に話しにいった。

    酒癖の悪い上司だったが、飲めない僕も頑張って

    夜中まで良く飲み、何を話したかさっぱり

    覚えていない、酩酊状態で、クルマを運転して

    よくホテルに帰った、という記憶しかない。

     

    この上司が、後に、トライアンフという

    社名をくれた。

     

    次は、人事部で、尊敬する先輩で、

    北八王子駅前の食堂で、労務者風の

    人たちの混雑の中で話した。

    「そうか、わかった」としか言わない

    朴訥とした東大卒、弁護士崩れの先輩は

    やさしかった。

     

    次に、最も影響を受け、最も怖かった

    担当事業部の取締役への報告。

    鷹のような怖い顔で、黙って話を聞いた後

     

    「お前は、病んでる、俺のところに異動

    してきて、3ヶ月くらい本でも読んでろ。

    それから辞めればいい」

     

    という台詞。

    いやあ、涙がでるかと思った。

     

    人は別れ際が大事である、

    とこのときに学んだ。

     

    別れ際が綺麗な者とは、少なくとも

    心の交流が一生続くものだ。

     

    この3人のうち、一人は亡くなり、

    二人とは、もう7-8年ご無沙汰だ

    けれど、一方的な僕からの絆は、

    途切れることがない。


    A Incentive letter

  • 2016.06.23 Thursday | category:経営者の視点
  • 好きで創業し、18年も経営をやっているので、

    大抵の社長業の経験はしてきたのだと思う。

     

    私は、一度始めたことは、割とコツコツ続ける

    主義だが、その中でも、

    あまりの辛さに10年ほどで止めた

    仕事がある。

     

    それは、賞与支給日に、明細書に個人的な

    メッセージを添える、という仕事だ。

     

    恐らく、社員数が10名を超えたあたりから

    初めて、明細書も紙で配っていた(今は、電子明細書)

    10年はやったと思うのだが、これが、結構しんどかった。

     

    一人ひとりあてのメッセージだから、

    「お疲れ様。来期もよろしく」のコピーは厳禁。

     

    ところが、50名を超えたあたりから、正直

    仕事の中身や当人の人柄が見えなくなってきたのだ。

    これは、苦しい。当人の

    上司に電話して「おい、彼女は、どんな仕事ぶりだ?」

    「あいつは、会社で、どんな振る舞いをするんだ?」

    などと確認する始末である。

    ということで、無力感を感じて、止めることにした。

     

    今年、数年ぶりに復活して、120名のメッセージを

    1週間強かけて、書き上げた。もう、一冊の本を書く

    くらいの労力で、達成感もある。

     

    これから続けるかどうかは、わからないけど、

    今回やった理由は、二つある。

     

    一つは、創業当時からの仲間が一人退任するタイミングで

    あること、もう一人の仲間が「過去もらった手紙は全部大事に

    もってますよ」などとかわいいことを言ったから。

     

    更には、評価会議で、一応全員の評価コメントを上司が

    述べるのだが、それを聞きながら、改めて、

    スタッフ一人ひとりの情熱と責任感を痛感し、

    礼状の一つでも書こう、と思いたったからである。



            





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