学んだこと | 株式会社トライアンフ 樋口弘和社長ブログ

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株式会社トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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心のクオリティ

  • 2019.12.16 Monday | category:学んだこと
  • 投資家は、事業家として
    成功した人が多いから、
    もちろん優秀な人が多いのだろう。


    彼らは、投資判断の際
    What=何をやるか、つまり
    事業計画 は参考程度にしか
    見ないという話をよく聞く。


    それよりも、事業家の人物を
    見るのだという。


    事業計画を見ないで、
    人を見るとは
    どういうことか?


    頭の良さではなく、
    心のクオリティ(人間力)を
    みるということだろう。


    優秀な学校を出てもイマイチな
    人は頭は良いが、心が動かない
    人が多く、30歳前後で挫折する。


    心の働かせ方は、僕にも
    よくわからないけど、30歳代と
    40歳代では違うし、経験から
    学んでいく際たるものではないか。


    心は毎日鍛錬できる。
    それは他人を尊重し、興味を
    持つことから始まる。



    加齢と共に、
    心が豊かになる人は、
    周りの人を差別したり
    上から目線で見たり、
    逆に媚びたりしない。

    だから、一番身近な家族や
    職場の仲間を大切にしない人
    は、心が磨かれる機会をなくして、
    理屈だけをいう心の渇いた
    人となり、誰も寄り付かない。


    リーダー登用の時

    部下から慕われる人、 家族と仲良くしている人から
    選ぶのもそういう理由である。

    報告と思いつきと出張と

  • 2019.12.05 Thursday | category:学んだこと
  • 会社を大きくする事が
    全てではなかろうが、
    中小企業が何故いつまでも
    中小企業のままかというと
    人材レベルが低いからだ。


    何故そうなっているかというと
    社長のレベルが低く、それに
    合わせて取締役や幹部のレベル
    が低いからだ。


    こうなると会社は鍋蓋だから、
    やる気のある人は辞めてしまうし、
    真面目な人も本気で働かなくなる。


    一時的に商品が
    ヒットして儲かる
    事もあるかもしれないし
    景気の波に乗る事もあろうが、
    組織力が脆弱だから、それは
    ブームでしかない。


    ではこういう会社の幹部は
    何をしているのか?
    以前ほど接待会食やゴルフで
    遊んでいるわけではなく、

    出張と称して、とにかく
    出かけ東奔西走の毎日で
    この多忙感にウットリしている、

    というパターンが一番多いようだ。


    僕が見る限り
    そんなに移動の必要
    な仕事はないし、オフサイト
    とのコミュニケーションも
    方法はいろいろあるはずだ。


    多分会社のオフィスにいる事が
    いやなのだ。
    なぜならば、考える仕事から
    逃げたいから。


    これが大方の本音だろう。


    こういう社長や幹部は
    自ら主宰する会義は大切にする。

    そこでは定期報告を求めて
    部下全員に同席を義務付ける。


    報告へのフィードバックは
    感情的で思いつきが多い。


    若い人達がどんどん脱出する
    のは、こういう会社ではない
    だろうか。

    時間の使い方 2

  • 2019.12.04 Wednesday | category:学んだこと
  • 非効率な兼任を止める、
    という鉄則を僕は知らなかった。


    前職でも、マネジメントの
    兼任は普通にあったし、スタッフ
    レベルでも担当プロジェクトが
    複数あることも稀ではなかった
    からだ。


    経営者の視点で見れば、部下に
    複数の組織や仕事を兼任させれば
    それで組織図はきれいに書けるので、
    一見満足するので危険だ。



    実際には1人に2つの異なった
    仕事をさせるということは、
    それぞれの仕事の
    パフォーマンスが
    半分以下になる
    と思った方が良い。



    特にやっていけないことは
    発揮能力の違う仕事である。


    例えば、営業チームを
    持ちながら
    管理部門を担当する
    というケース


    顧客やスタッフの特性も
    大きく違うので、使う頭や
    心もかなり違うと思った方が良い。



    この違いを切り替える
    スイッチコストは殊の外大きく
    1人の人間がそんな簡単に並行
    して器用に仕事はできないものだ。


    また、部長と課長を兼任させる
    事も同じようにパフォーマンス
    は落ちると思った方が良い。


    上下のレベルの違いは
    時間の使い方も全く違う領域
    だから、まず両立できないものだ。


    私はこの2年いくら時間があっても
    アポイントのアレンジや移動及び
    宿泊の手配などは、秘書に頼むよう
    にしている。



    こういう仕事を自らやることは
    経営者業務のサボタージュであり
    許されないことだと思うからだ。


    最も小さい組織の頃は、
    社会のパフォーマンスより
    秘書の人件費の方が重たいから
    こんな綺麗事はできないだろう。


    だけど、何処かでこれを
    卒業できるかどうかが経営者の
    ひいては会社の未来の成長可能性を
    表すのだと思う。

    仕事時間の使い方 1

  • 2019.12.03 Tuesday | category:学んだこと
  • 僕は先1週間の予定の消化
    パフォーマンスには拘っている。


    会議
    面談
    会食


    全てに目的があり
    準備をしっかりすれば
    大凡その目的の8割は達成できる。


    また準備をすることで
    不要な打合せや時間の短縮にも
    気がつくようになる。


    一番危険な定期会議と定期面談
    は気を許すとやることそのものが
    目的化するので、
    どんどん見直すべきだ。


    さて準備の中身だが、
    こんな感じである。


    ・前回の議事録(簡易なもの)を
     再読してその時間のアウトプット
     を設定する。
    ・参加者や面談相手を考慮して
     会話のストーリーやイメージを
     作る(これは楽しい)。

    ・アウトプットが出せない可能性を
     想定して対策を考える。

    ・相手や参加者の動機付けになる
     ように自らの心を整える。


    こういう準備なしに
    時間になったら
    とりあえず会議室に向かう
    輩は奴隷と同じだと思う。


    会議の主催者(一番えらい人)が
    こうだと、既に会社は腐り
    かけていると言えるだろう。

    ジコチュー

  • 2019.11.29 Friday | category:学んだこと
  • ある程度モチベーションの
    高い人は、その行動力の背景に
    強烈な達成感があり、言い方を
    変えれば、

    「人の事を考えずに
     わがままな人」


    と紙一重なことが多い。


    僕がまさにそういうタイプ
    なのでよくわかる。


    こういうタイプの殆どが、
    自らを変えられず
    仲間への思いやりが欠落した
    まま30 歳代になると、
    一気に職場のお荷物になる。


    チームを組めないのだ。


    さらに、彼らがリーダーにでも
    なれば最悪で、部下はどんどん
    辞めるし、パワハラも横行する。



    組織を壊すのは、
    いつの時代もこういう
    人達である。

    続く不祥事

  • 2019.11.28 Thursday | category:学んだこと
  • リクルート社の個人情報を
    扱う問題から始まって、表沙汰
    になるものもそうでないものも
    あるが、耳にするのは、恥ずかしい
    ばかりの不祥事である。


    僕は業界の付き合いがないから
    本当のところはわからないが、
    要はテッペンに立つ人が、
    ショボいから起きるのだと思う。


    ラグビーの廣瀬さんが言う

    「大義」のないまま数字だけを
    追いかける集団から実績を
    あげた人がリーダーに選ばれる
    頃から組織は腐る。


    数字の達成が
    健全なレビューを
    忘れさせるのだろう

    と言うのが、僕の持論。


    我が社が、間違って
    上場など目指そうものなら
    僕は自信がない。


    「これでいいんだっけ?」


    株主を無視して
    こう考えられるかどうか。

    階級という定義

  • 2019.11.20 Wednesday | category:学んだこと
  • 僕たち日本人は、割と
    平等な世の中に生きており
    海外経験がないと他の先進国
    も同じようなものだと
    思いがちである。


    フランス人は皆長期バカンス
    を楽しむわけでなく、寧ろ
    会社をリードするエリート達は
    命を削って働いているし、
    ニューヨークやベイエリアで
    働くエグゼンプトも同じ。


    アメリカ人の文盲率は
    きわめて高いし、経済格差
    による居住地域ははっきり
    分かれている。


    世の中には大きな格差があり
    階級と経済力で、生活も価値観
    も大きく違っていて、国を一言で
    表現する事はできないのだ。



    そしてこれは近代以降の歴史
    そのものであるし、日本も、
    戦前に遡れば、同様である。



    こういう常識を学ばないと
    私達日本人が皆

    「なんとなくわかったフリ」

    になってしまい
    大変な問題だと思う。

    中小企業は何故低賃金なのか?

  • 2019.11.17 Sunday | category:学んだこと
  • 当社は高賃金の企業を
    目指している。

    一般的に中小企業は
    低賃金だが、それは労働生産性
    が低いからである。



    だからこれを高くすれば、
    高賃金の中小企業はできるはずだ。


    所で、 大企業の採用は今でも新卒採用が
    中心であり、それ以外の応募者に
    対して閉鎖的である。


    一方中小企業は、
    大企業の離職者から
    一次産業からの流入まで
    開放的だ、というか常に
    人が流動的である。


    この大企業の閉鎖性が、
    大企業と中小企業の賃金格差を
    産んでいるという。



    つまり、より好条件を目指す
    労働者が大企業に入れないという
    事で賃金の二重構造が起こる、
    という現象は、実は世界的にみても
    珍しいらしい。

    団塊ジュニア

  • 2019.11.16 Saturday | category:学んだこと
  • 当社の役員は、団塊ジュニア世代
    である。

    生涯厳しい競争に晒され、
    四年生大学を出ても、
    従来の様な好条件の仕事は
    得られなかった。


    販売職など、従来の高卒の
    仕事に就くものが増えて、生涯
    賃金も上がらない者も多いという。


    実は90年代を通じて、
    高卒は三分の一に縮小し、
    大卒者が1.5倍に増えたという。



    この期間大企業の募集人員は
    約12 万人


    国立私立のトップ校卒業者は4万人

    大卒全体で55万人


    こういう市場に130万人を
    超える団塊ジュニアが社会に
    出たわけだから、それは大変だ。


    多くの者が、非正規雇用に
    なったのはこの時期からで
    同時に少子化の萌芽もここにある
    という。


    実に人口の問題は、
    国家の大問題である事を
    改めて学んだ次第である。

    普通の暮らし

  • 2019.11.15 Friday | category:学んだこと
  • 今日からしばらく
    昨日紹介した小熊先生の
    著作より学んだ内容である。


    先ず、先生は「しくみ」とは
    「慣習の束」と定義づけている。


    例えば日本の学歴とは

    何を学んだか、ではなく
    どの大学を出たか、であり
    入社から数十年これがつきまとう。


    加えて、一つの企業での
    勤続年数が、評価や賃金決定の
    上で重要な要素となっている。


    一般に人事の世界では
    「普通のしくみ」とは
    大企業のしくみを指すが
    新卒採用、正社員、終身雇用
    というこのスタイルは、男性に
    限っても30 %程度なのだ。


    だから、中小企業には、全く
    適用できないことは以前ここで
    書いた通り。


    労働人口の40%程を占めるのは、
    「地元型」と呼ばれる人達で
    就職時に地元に残る人達である。


    面白いのは
    社会保障の制度もこの二つの
    パターンで作ってきたという事実。



    そしてこの二つに収まらない
    「残余型」と呼ばれる層の
    人口も30 %近くあり
    これが格差や社会問題の根幹を
    示している。



            

            

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