人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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時短で弱まる日本企業

  • 2018.08.17 Friday | category:学んだこと
  • 僕らが会社員だった時代は、もう滅私奉公の時代だから、効率化よりはガンバリズムが幅を利かせており、連日夜遅くまで働く事が、疑われることもなかった。

    だから、ひとつひとつの仕事の効率性や生産性などはあまり深く考えずに、時間をかけてでも成果を出し切る事が大事だった。

    確かに仕事というものは、やり出したらキリが無い部分はあるが、会社に住み込むような働き方をする人は、個人的価値観が強く融通がきかない人が多かったような気がする。

    時代が変わり、スマートな働き方が求められてきた。

    当社でも、確かに10年前のような深夜残業や、過剰残業は随分影を潜めたと思う。

    では、何の時間が削られたのか?

    育成のダイナミズムが失われ、 若手には、挑戦の機会が奪われたようだ。

     

    本来これは、という若手には、成長のタイミングをみて、負荷の高いミッションを課すのが育成の常道だが、上司がこれを避けて自らやってしまう。
    定時に返したいのと、嫌われたくないのだろう。

    機会が与えられない若手は、6時に帰れるが、同時に成長の機会も失っている。

    上司は何を削っているか、これは明らかで「思考業務」である。PDCAの「P」がないのだから当然「C」もできずに、毎日Do Do Doの連続である。

    当社では、比較的良く考えていた役員が留学で休職する事になり、ただでさえ小さな脳味噌が更に萎縮して、手足ばかりで経営されているようなものだ。

    働く時間が短くなってみんながやりやすい無難な仕事ばかりを選んでいるような気がする。

    こんな働き方改革は、日本を弱くするだけであろう。


    鍋蓋社長はいやだな−1

  • 2018.08.15 Wednesday | category:学んだこと
  • 久しぶりに会う方々に、「樋口さん、今度ゴルフ行きましょう!」と誘われるのは、下戸であることと、52歳過ぎから始めたゴルフにのめり込んでいたのを知っているからだと思う。

     

    「いや、ゴルフ止めて2年経ちます。ゴルフ場の会員権ももうないです。」というと一様にびっくりされる。

    そして、その顔には、「何が楽しみで仕事しているんですか?」と書いてあるのだ。

     

    そんな会話があるたびに「なるほど」と気がつくことがある。それは、ゴルフも楽しいけど、仕事の楽しさと深みには適わないということだ。

     

    変な話だが、僕は還暦が過ぎても、向上心が衰えず、世界各地を訪れたいとか、賢い人と会いたいとか、優れた本を読みたい、というような気持ちが益々強まってきて、抑えられない。

     

    実際毎日は、ほとんどの業務を部下の役員やマネージャそれに、秘書やスタッフがやってくれて、必要かつ的確な報告があがってくるので、それを題材に考えていればよい。

     

    出張と業務で土曜日まで埋まっていた数年前がうそのように、予定はカスカスであるが、僕の中では忙しいのだ。


    「柔軟性」について考える

  • 2018.08.13 Monday | category:学んだこと
  • この「柔軟性」という能力は、変化の大きい現代において、成功するための大事な能力であり、「向上心」と共に未来のキャリアを決定つける重要なものだと思う。

     

    だがしかし、この二つは概念的には多くの人が「なるほど」と思うが、実際に、これを身につけて発揮する段階になると、どうしてよいか分からず戸惑うのではないだろうか?

     

    「柔軟性」とは頭が柔らかく、しなやかなことで、前提としては「向上心」が伴うことが多いが、実は「勉強家」であることも要件として大きいと思う。

     

    毎日の勉強を欠かさない人は、「自分の常識なんて小さなものだ」、「人には多様な考え方があり、外面で人を判断しては、間違えることが多い」ということを何となく理解している。だから、小さな思い込みやプライドに負けないのだと思う。

     

    不勉強は、人を過去へのプライドと守りに走らせるから、しなやかさに欠けてくる。

    少し硬い考え方かもしれないけど、就業後に酒を揉んでグチを言ったり、週末ゴルフだけが楽しみなんていうのは実にもったいないと思う。

     

    今の自分はまだまだ、だという素直な思いがあり、でも一方でなんとかしたいという思いがあれば、一日8時間以外の使い方は圧倒的に違ってくるだろう。

     

    「柔軟性」は、性格ではないのだ。努力無しには発揮できない。

    そのことを理解したときに「成長や育成」という言葉は単なる研修ではなく、選ばれた人たちの濃密な個別指導であることがわかるだろう。


    頭脳労働の大敵

  • 2018.08.08 Wednesday | category:学んだこと
  • 一日のうち、本気で脳漿を搾って知力を使い切る仕事は、一体何時間できるのだろうか。

    僕の仕事は、ほとんどがこの時間だが、まあ、3時間がよいところだろう。

     

     

    だが、管理職になっても、この頭脳労働から逃げるものが圧倒的に多い。

    管理職への頭脳労働をもっと強化するにはどうしたら良いのだろうか?

     

    ・業務へ逃げない

    ・出張へ逃げない

    ・会議で、ノートに書くことでフリをしない

    ・PCを一度シャットダウンしてメモ一枚で1時間過ごさせる。

     

     

    一方で、考えることが、好きな子もいる。

    そういう子には、どんどん機会を与え、抜擢していくべきだろう。

     

    まあ、これは、永遠のテーマだろうけど。


    ベンチャー企業の定義

  • 2018.08.07 Tuesday | category:学んだこと
  • ある対談記事を読んでいたら、標記の件について

     

    「人材資産が最重要」

    「創業者が生きている」

     

    ことがその要件だと書いてあった。

     

     

    これは、なるほどな、と思う。

     

    人材資産に相対するものとしては企業ブランドや商品などがあろうが、こういうものが十分あれば、極論すれば、人材を総とっかえしても会社は回る。

     

    ベンチャーは、このような資産が皆無で現状の人材にどっぷり依存しているので、そこに投資するしかないのだ。

     

     

    創業者のDNAについて言えばよくわからない。

    けれども、副社長以外とは生き物が違うという僕の持論にたてば、自分子供のように、その責任というDNAを「よろしくね」と誰かに渡して、彼(彼女)がそれを楽しめるようになると、きっと不要になり、安心して引退、ということなのだろう、と思うがどうだろう?


    これは、この10年で

    ハッと気がついたことなのだが、
    情報というものは、発信した人の下に集まる。


    上手く説明できないが、

    情報の出し手というのは、有料化出来ないので、
    ネット時代には損な立場かもしれない

    と思っていたが、そんなことはなかった。

    黙っていても、情報が集まるという
    ご褒美があったのだ。

    これも、上手く説明できないのだが、

    識者の共通見解らしいので、真実なのだろう。

     

     

    先日も、
    新人の仮配属プレゼン大会の場で

    コメントしたのだが、
    今の時代「インプット」は溢れており、
    何も考えずに生きている人は、
    情報洪水の中で、おぼれるような人生になる。

     

    インプットを生かさなければ意味がないわけで、

    そのためには、アウトプットをだすことを
    止めないほうがよい。

     

    多くの人の前でのプレゼン、

    上司への報告、会議での提案、
    須らく、アウトプットである。

    鍛えられるということなのかもしれない。

    社内でも、半分強制的にブログを始めたのだが、

    多くのスタッフが、

    定期的な投稿も出来ずに終わってしまったし、

    マネージャや役員も

    業務多忙で平気でサボる、というのが、

    恥ずかしながら、わが社の人材レベルである。

    あらゆるアウトプットを欠かさないスタッフは、

    例外なく優秀であり、今年の新人にもその傾向が見える。

     

     

    インターネットで、

    以前できなかったことができる環境になり、

    このことにより、知性とモチベーションが

    裸にさらされる時代になったわけで、
    よくよく考えてみると怖いような気もする。


    環境を変えること

  • 2018.07.28 Saturday | category:学んだこと
  • 新卒として
    当社に入社して、その後二児の

     

    母親となりながらも
    大型プロジェクトを
    担当してくれていた彼女が、
    一旦キャリアの区切りをつけたい、
    ということで、先月退職することになって、

    先日丁重なお手紙をいただいた。

     

     

     

     

     

     

     

    その中には入社以来自分でも
    よくわからないプライドのような
    ものと戦い、なかなか素直に

    なれずに苦しんだ、
    という正直な告白があった。



    自分の課題を見つめる
    と言うことは、生易しいこと
    ではない。


    彼女が8年かけてその境地に
    達した事を評価して応援したい。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    何と言っても、まだまだ若い、
    キャリア人生はこれからである。
    場を変えることで、自分を
    振り切れる例はいくつも見ている。
     

     

     

     

     

     

     

     

    彼女が次のステージで
    輝けばよいなあ、と思うばかりである。

     


    ケチな上司

  • 2018.07.27 Friday | category:学んだこと
  • ご本人は、数年前に亡くなっているので、

    ご了解をいただいたとして、古い過去の話。

     

    この上司は、当時部長職で、若い我々20歳代の

    結婚披露宴では、主賓を務めることが多かった。

     

    当時のご祝儀相場は定かではないが、

    凡そ部長で5万円、課長で3万円という

    ところだったと思う。

     

    ところが、この部長殿の祝儀は、いつも、2万円、

    部下の課長が困って、いつも、言っていた。

     

    「いやあ、XX部長が2だというので、

    俺が3包むわけにはいかない。

    悪いが、現物でお祝いしたいので、

    何がほしいか言ってくれ」

     

    つまらない話だが、この手の話は、30年以上

    たった今でも、祝宴を挙げた者たちは、よく

    覚えているもので、集まれば、食事もご馳走して

    くれないだの、お茶も割り勘だの、今でもそんな

    話で盛り上がる。

     

     

    ケチな上司が、部下に慕われ、立派な仕事を

    するのを僕は見たことがない。

     

    上司になることは、背伸びをして、かっこを

    つけることなので、披露宴が続き、奥さんに

    泣きつかれ、小遣いを削られ、心で泣いていても、

    ニコニコして差し出すのが、上司たる者の行動である。

     

    「時間と金」

     

    という資産を部下のために使えない

    者は、上司たる資格がない。

     

    これは、サラリーマン時代学んだ

    とても大事な常識である。


    アッピア街道と水道橋

  • 2018.07.23 Monday | category:学んだこと
  • 古代ローマ帝国の凄さは、いろいろ
    あろうが、物流に投資した判断と
    その技術は、アッピア街道に
    現れていて、今でも、当時を
    彷彿とさせる様な独特の雰囲気が
    ある。


    街道沿いは、巨大な邸宅が並び
    恐らく古代の貴賓者のお墓が
    街道沿いに残る。



    水道橋は、200万人を超える
    と言われるローマ市民を生活させる
    ために作られたもので、
    30メートルもの高さのある橋が
    13キロメートルも続いたらしい。



    旧市街地を囲むローマ壁と共に、
    いつの時代も変わらない技術と
    軍事戦略と物流戦略は、言葉に
    できない驚きを感じる。






    EUという挑戦

  • 2018.07.22 Sunday | category:学んだこと
  • ドイツからイタリアのミラノへ
    移動して、ここでは、ファッション
    の小売とファミリービジネス

    そしてやはり労務行政を学ぶ。


    所で、ヨーロッパに来れば
    EUというシステムを考えざるを得ない。


    ドイツのような強い国と
    イタリアのように、社会保障に
    大きな負債を持つ国が、どう戦略的に
    同じ通貨を持ち、税金をかけず、
    人の移動を自由化したのか、
    現在の難民問題のような事象を
    みれば、このシステムが上手く
    いっているとはとても思えないが、
    脱退するイングランドの状況を
    みれば、それ以前に大きなメリット
    がある事がわかる。



    EUには、意思決定する組織はなく、
    20数ヶ国にそれはあると言う。


    かつて、このような組織は
    存在したのだろうか?


    イタリアの目線であと2日
    勉強してみたい。


    ドイツ経済と労務行政

  • 2018.07.21 Saturday | category:学んだこと
  • 今週は、ミュンヘンを皮切りに
    デュッセルドルフ、シュタルンベルグ、
    アウクスブルクなどにある製造業と
    大学及びコンサルティング会社を
    回った。


    経営者向けのセミナーなので、
    何処でも数字中心の説明だったが、これがドンピシャにハマって、僕に
    とっては、想定外の学びの多い
    ツアーだった。


    いかに自分の常識が米国中心
    であるかを思い知らされて、
    このドイツという国の生い立ち
    というか歴史に
    強い興味を持った。


    勤勉さや知力など日本に近い
    という部分もあれば、陸続きの
    戦争の歴史を知れば、日本のような
    呑気な歴史観とは大きな違いも
    感じる。



    去年ベルリンで感じたものとは
    違うカルチャーを西側で味わえて
    良かった。


    ダメだった過去を忘れない

  • 2018.07.17 Tuesday | category:学んだこと
  • 先日紹介した元上司宅への訪問時の会話。

    脳の病気で、前日のことも忘れてしまう、

    という彼の言葉が信じられないほど、

    数十年前の話に花が咲いた。

    「お前は本当にダメな奴だったなあ」

    「はい、大変お世話になりました」

    「なんでそんなに頭が悪いんだ」

    「すいませんでした!」

    「お前の指導は本当に苦労したぞ!」

    「ありがとうございます。おかげさまで、

     今は、社員に偉そうに指導ができるまでに

     なりました!」

    事実、この東大出身、朝日新聞を辞退して無名の

    hpに入ってきた鬼上司は無茶苦茶優秀で、怖かった。

    彼の顔を朝見るだけで、胃が痛み、それ以来傷の

    消えない十二指腸潰瘍は、戦利品のようなものだ。

    26−30歳くらいの4-5年、ITシステムと人事法令

    それに、できる人たちに「事実と論理」で話すことが

    全くできずに、暗黒の時代を過ごしたことは今となって

    は貴重な経験だ。

    師匠と会うと、背筋が伸びて、

    昔のダメビジネスマンの心情になれる。

    決して、できるエリートではない、

    過去の事実を改めて思い出すことも

    結果としてはとても貴重な経験だったようだ。


    人生は想定外の連続

  • 2018.07.03 Tuesday | category:学んだこと
  • 僕の世代は、基本的に安定志向の
    時代だろう。
     

    安定プラス少しずつ
    成長というか世の中は

     

    良くなる、
    という前提であったように思う。

     

     

    経済的には、確かにこれを
    ある程度達成したのかもしれないが、

     

    「個人の幸せ」

     

    という観点からは、
    とても怪しい。

     

     

     

    それは、安定の実現のために

    犠牲にしてきた

     

    「我慢」の賜物?である。

     

    しかし、この世代は、勉強不足で

    この生き方しか知らないので、自己否定する

    わけにもいかず、息子や娘にも、同様の人生を求める。

     

    これが、就活に発揮されるので、名ばかり有名企業に

    蟻んこのように学生が押し寄せるのだろう。

     

    これは、親の教えか

    学校の基本教育の問題か

    わからないが、子供が生きる

    上でとても大事なことを教えていない。

     

     

    それは、人生は、想定外の連続である、

    ということである。

     

    このことを子供が早い段階から

    理解すれば、人生は劇的に変わるはずだ。

     

    今の日本の不幸は、ここに根幹の

    原因があるような気がしてならない。


    不都合な真実2

  • 2018.06.23 Saturday | category:学んだこと
  • アカデミー賞2部門をとった伝説の
    前作に続いた続編を観た。


    ドキュメンタリーのハイライトは、
    ゴア元から副大統領や
    ケリー元国務長官らの
    奮闘で、強い反対姿勢を
    変えないインドをどうやって
    サポートしてパリ協定に合意
    させるかの舞台裏である。


    また、ゴア元副大統領の地道な
    リーダー発掘トレーニングが
    全世界で行われている様子も、
    本当に頭が下がる。


    地球温暖化には、あまりに
    不勉強でここで言うべきこと
    もないのだが、このドキュメンタリー
    を観て、こういう事に生涯を
    かける人達がいる事に感動し、
    自分が何かしらの役に立たない
    だろうか、と思う様になった。

    成仏

  • 2018.06.08 Friday | category:学んだこと
  • 大ヒットした

    「終わった人」の映画化が
    舘ひろしさん主演で公開された
    ようだ。


    僕たち定年組は、去り際の
    美学に拘りながらも、
    まだまだ元気で働きたいと
    いう思いに戸惑っている。


    趣味に人生の充実を
    感じる例外は除いて、本当は
    寂しくて仕方ないのだと思う。


    そんな声を代弁して舘ひろしさん
    が、どんな演技を見せてくれる
    のか、楽しみである。


    経営者合宿

  • 2018.06.04 Monday | category:学んだこと
  • 5月は、2度の経営者勉強会に
    出席して、食事や寝食を共にして
    新しい知人も増えた。


    5/25-26の合宿は、

    「セクハラとパワハラ」


    マネジメントの「業務命令」は
    どうあるべきか?


    日大アメフト部の問題もあって
    妙にタイムリーな話題となり、
    かつ深刻な課題であることが
    わかった。


    僕らの世代は、子供の頃から
    体罰やシゴキも当たり前の時代に
    育ったので、人材育成は厳しく
    あるべき、という発想の人が多い。


    特に最初から経営者だった人に
    顕著な特徴であり、要は

    「社員を一人の人として尊重する」

    という現代の常識が通用しない。


    極端に言うと、彼等は、社員を
    奴隷と考え女性社員を接客係だと
    思っているふしがある。


    思い切って、この事を口にしたら
    紛糾してしまい、大変なことに
    なってしまった。


    だがしかし、感情的になるのは
    図星である証拠であろう。


    つまるところ人間性の問題である。


    当社では、あまり無い事例では
    あるが、危ない事は時々ある。


    上司と部下が男同士の比率は
    少なく、どちらかが女性である
    場合が多く、また、若いので、
    おじさんとは別の自己制御は
    必要だ。


    真剣に仕事をしながらも長期に
    わたって、自己統制を失わないという
    事は言うほど易しいことではない。


    何時もマネージャー同士が
    気をつけあい、助け合う事が
    大事だと思う。

    嘘は顔にでる

  • 2018.05.28 Monday | category:学んだこと
  • 不祥事や政府の不始末が起る
    度に、責任者が矢面に立ち、
    鋭い質問に答えることになる。



    その表情を見れば、子供でも
    嘘をついているのは、明白だ
    という事も多い。



    目は口ほどに物を言う、


    である。


    政治家は嘘をつく事が言わば
    仕事みたいなものだから、
    顔全体がドス黒い人が多く、
    厚顔無恥がスーツを着ているようで
    エルメスのネクタイが泣いている。



    さて、嘘をつきながら、
    嘘つきの顔になって行く人たちは
    とても不幸だと思う。


    ビジネスや政治の世界にホンネは
    ありえない、というのは間違いである。


    組織や自分を守る人たちの詭弁であり
    本来は、自分の信念の上に生きる事が
    一番幸せなことなのだ。

    節義

  • 2018.05.24 Thursday | category:学んだこと
  • この言葉は、燃えよ剣(司馬遼太郎
    文春文庫)
    の中で、土方歳三が、
    病床の沖田総司に語った言葉だ。


    時代が沸騰する幕末期において、
    新選組という存在は、幕府の走狗
    として時代に抵抗し、新しい時代の
    リーダーを次々に殺害した殺戮集団
    である。


    徳川慶喜の恭順施策においては、
    その存在を上司である幕府からも
    疎んざれている。


    だがしかし、土方歳三だけは、
    政治思想を持たず、軍隊組織の
    構築と戦争の勝利だけに没頭した。




    坂本龍馬も
    西郷隆盛も
    勝海舟もいいが、
    ただの喧嘩屋が主人公である この物語をもう10数回読んで
    きたのは、恐らく、いくつになっても、

    「節義」に生きる歳三に
    本当の男らしさを感じる
    からだろう。


    休暇は何のために

  • 2018.05.16 Wednesday | category:学んだこと
  • 僕は、会社員時代が18年と長い
    ので、週末は、普通に楽しみだ。


    好きなスポーツを観たり、
    近所を散歩したり、時間の
    流れが平日とは違ってゆったり
    していることが大事な様な気がする。


    一方で、平日の仕事が義務で
    休日は休養と言われると抵抗が
    ある。


    仕事や勉強は言わば、
    ライフワークみたいな
    ものだから、散歩しながら
    仕事をするし、分厚い本に没頭
    するのも休日の楽しみだ。


    ワークライフバランス
    という言葉が、人生の時間を
    2つに分断することだとしたら、
    貧困な発想だと思う。


    よく言われるように、

    「仕事を楽しむ」

    という領域には数年かかるけど、
    その領域になれば、
    楽しみを週末に断つことの方が
    おかしな話だ。


    大事なことは
    こうした価値観を深く共有する
    人生のパートナーがいること
    だと思う。


    静かなる有事

  • 2018.05.14 Monday | category:学んだこと
  • 人口減により、自治体消滅の
    可能性を指摘されたのが確か4年前

    今回讀賣新聞社の調査で、指摘された
    市町村の8割が、人口減を加速
    させており、2040年を待たずに
    現実のものとなるようだ。


    消滅都市とは、自治体サービスの
    提供が出来ない事だから、ことは
    深刻で、夕張市の事例をみても、
    私達日本人が当たり前と思っていた
    サービスがなくなることは
    想像できない影響だと思う。


    若者の奪い合いに成功した
    豊島区
    川崎区
    大阪市中央区
    などの取組や原因分析も紹介
    されていたが、もはや自治体サービス
    は若い人達をめぐっての大営業時代
    なのだろう。



    僕はしかし、生活の拠点が都内
    であり、熊本出張してもオフィス
    近辺は、学生など若い人が多く
    会社も平均年齢が、30歳ほど
    だから、実感としてこの人口減
    という事を肌で感じられない。



    東京やニューヨーク
    サンフランシスコという街で
    暮らす人は、僕同様茹でガエル
    であり、この静かなる有事を
    どこか他人事のようにして
    過ごしてしまっているのではないか。


    トレーニングの習慣化

  • 2018.05.10 Thursday | category:学んだこと
  • お付き合いしている経営者の
    殆どが、ランニングや筋トレ
    スイミングなどをルーティン化
    しており、心身の安定と健康に
    必死になっている。


    彼等は、ほぼ僕より若いが、
    50歳代であり、
    心身の健康には、何かの習慣化が
    必須だと気がつくのだと思う。


    ダイエットのリバウンドなどと
    いうのは、仲間たちから聞いた
    ことがない。



    上手く成果が出ない人達は、
    経営にも安定感を感じないし、
    ちょっと無理をしているように
    も見える。




    僕自身も、出来る事を継続する
    ようにして、出張や疲労で、
    出来ないときは無理せず、1週間
    単位で目標を超えれば良しとした。


    今まで散々出来なかった習慣化
    が出来るようになったのは、
    歳のせいか、失敗からの学びか、

    石川善樹さんの「最後のダイエット」
    で目覚めたのかよくわからないが、


    HR makes people happy

    を標榜し、健康が人類最大の
    幸せに直結する以上、経営者と
    して自ら実験するのは、当然の
    ことかもしれない。


    就活ゴール

  • 2018.05.09 Wednesday | category:学んだこと
  • こういう言葉がある事を最近まで
    知らなかった。


    この時代に一流大学の延長で
    (今だけ)一流企業に行く事が
    いかに危険に満ちた事であるのか、
    普通の学生はわからないだろうし、
    善良な組織人である両親もわからない
    だろうなあと思う。


    就活ゴールを目指している学生は
    就職活動以後パタッと勉強を止める
    らしい。人生そこからが勉強なのに。


    そこまでは、答えのある勉強だけ
    だろうに!


    当社のような中小企業では
    日々色んなことが起きる。


    顧客は一流も多いし
    社内スタッフもそこそこだが、
    いかんせん経営者は、やんちゃで
    資産や実績が少ないから何時も
    考えて闘わなければならない。


    ここが大事なポイントだ。


    僕と一緒に考えて闘うスタッフは
    ものすごく伸びる。
    それはもう大学同期の大企業組とは
    比べ物にならない。


    だから、10年経ったら、自分の道が
    選べるのだ。


    この事に絶対的な自信を持って
    経営しているから理念にも堂々と
    語れるわけだ。

    問題は、この濃密な10年を
    走りきる気概と能力だが、
    これは仕方ないと思う。

    仮に完走できなくとも、
    学ぶ事は多く大企業でのんびりと
    20代を過ごすよりは圧倒的に
    マシだと思うからだ。


    コミュニケーション力

  • 2018.05.08 Tuesday | category:学んだこと
  • ご縁があって、早稲田大学蹴球部の
    就職活動の支援に参加した。


    参加した学生の中には、レギュラー
    メンバーもおり、ファンとして
    彼らに貢献できることを楽しみに
    していた。


    ところが実際にあって驚いたことは
    彼らの自己表現力は、高校生レベル
    だったことだ。聞くと、部外の友人も
    いないという子もいる。


    基本的スキルとその理由を教えた
    所彼らの飲み込みは早く、2度目の
    指導では見違える様な進歩をみせて
    くれた、つまり正しいことを教わって
    理解すれば、ちゃんとできるのだ。

    やっぱり、天下の名門の学生である。


    それはそうとして、解決すべき
    問題は、ラグビー部と大学にある。


    彼らが、社会に出た後活躍
    できるようにする事が本来の
    目的であろう。


    今回のお話は、この点を憂う
    OBの方々からいただいたのだが、
    ファンの一人としても、解決すべき
    問題だと共感する次第である。


    企業内用語と卒業

  • 2018.05.07 Monday | category:学んだこと
  • 若い人たちは、転職を「卒業」
    と言うらしい。

    嫌な言い方だが、本当の卒業は
    キャリアアップに繋がり、職業人
    としての付加価値を高める良い
    行動だと思うのだが、大概の人が
    上手くいかないのは何故か?


    それは、「今この時が面白くない!」
    という幼稚な思いで、転職支援会社
    の餌食になってしまうという側面
    もあるが、実は大事なことは

    「卒業しておらず、寧ろ会社に
    ぶら下がった状態で転職するから」
    ではないか。


    例を挙げるとある商社では、
    ビジネス文書において自らを
    「下名」と書く。使っている本人たち
    はなんて事のないビジネス用語だが、
    実は、江戸時代ではあるまいし、
    自己主張の強い商社マンがこの
    言葉を使うことに苦笑する人は多い。


    この会社はもちろん一流企業だが、
    入社の動機は当然
    その企業への所属欲求が一番強い。


    この会社のOBは友人、知人にも
    多いが、成功している人の共通点
    の(1つに)下名 を使わない事に
    気づいた。つまり、彼らは卒業して
    いるのだ。


    私の前職でも同様だ。
    言葉使いに卒業レベルが現れる
    のは面白い(というと失礼だが)


    卒業を独立と捉えれば、
    自らを社会と市場の荒波に
    投じなければならない。


    いつまでたっても、出身大学や
    会社の看板をチラつかせる様
    では、卒業というよりは、

    「落第」に近いのではないか。


    人材発掘と育成

  • 2018.05.06 Sunday | category:学んだこと
  • 竜馬がゆく、

    を読んで唸らされることの
    1つは、殿様の人材発掘と育成
    手法である。


    薩摩の島津斉彬
    土佐山内容堂は、その両党であろう。


    つまるところ、その才を見つける
    のはトップにしか出来ない大事な
    仕事であり、そしてその育成方法は、
    育成の培養となる


    「知識と経験」を与えることにある。

    その為に抜擢と精鋭教育がある
    事が改めてよくわかった。


    Washington DC-2

  • 2018.04.29 Sunday | category:学んだこと
  • 僕がよく出かける
    ニューヨークや
    サンフランシスコは、
    現地の友人が口を揃えて

    「ここは、アメリカではないよ」


    と言う。


    それだけ特殊な場所であり、
    世界中から人を惹きつけ、
    驚く様な地価の高さである。


    だがここDCは、
    アメリカそのものだ。


    強く感じるのは、
    そのパワーの大きさだ。


    200年前にここにきた日本人が
    それを認め、彼らから学び
    従順であったのは、現在の僕にも
    よくわかる、ケンカの相手では
    ないのだ。



    スミソニアン博物館中でも アメリカ歴史博物館

    と国立航空宇宙博物館は、観て
    おいた方が良いだろう。


    それにしても、米国は、パワーを
    志向する国だなあと改めて思う。


    それがまた世界中の夢見る
    若者を惹きつけるのだろうけど。









     


    Washington DC

  • 2018.04.28 Saturday | category:学んだこと
  • ここワシントンDCは言わずと知れた
    政治と行政の特別区である。


    小さなエリアに国防総省、
    ホワイトハウス、
    アメリカ合衆国議会議事堂、 FBIや国務省、農務省など
    所狭しと並んでいる。


    また、古くは、幕末期の日米通商条約
    の施行された施設や武士が泊まった
    ホテルなども現存しており、
    観て回るだけでも楽しい。


    アメリカの歴史はせいぜい1800年
    くらいからだから、「歴史の浅い国」
    と言うことになりがちだが、
    それでも
    リンカーン記念堂に立ち、
    マーサー・キング牧師の高名な
    演説「I have a dream!」に想いを
    馳せれば、大きな社会や文化の
    うねりを肌に感じる事ができる。


    アーリントン墓地には、ケネディ
    元大統領のお墓もあり、上杉鷹山
    を参照したと言われる名演説

    「あなたが国家のために何ができるか
    考えよう!」が記念碑にある。


    短い歴史の中で、
    リーダーのパワーを感じる
    事ができる場所だと思う。












    組織と規律

  • 2018.04.18 Wednesday | category:学んだこと
  • 今年の当社は、マネジメントの
    弱さが露呈して、ピンチの連続である。

    まあ事業の成長に人が追いつかない
    というよくある話でやむを得ない
    ことでもある。


    問題は、管理職が、業務を管理せず
    放置していることにある。


    そしてさらに問題なのは、自らの
    役割放棄を省みず、


    「任せている」とか
    「ここを自力で越えないと」
    などと精神論で片づけることである。


    そういえば、新選組を最強の
    組織にしたと言われる土方歳三は、
    人間の弱さを良く理解した上で
    鉄の組織を創るための鉄則を
    徹底運用したという。


    こうした事例から僕が学ぶべきは、

    「業務と人のパフォーマンスの管理」

    の大切さである。


    志士の器

  • 2018.04.17 Tuesday | category:学んだこと
  • 三度司馬遼太郎の世界


    坂本龍馬は、背丈や体型はガッシリ
    しており、いかにも剣の達人の
    様だが、実は、醜男として描かれて
    いる。


    だが、彼は異様に女性にモテて、
    物語にもおりょうさん以外にも
    3人の女性が登場する。


    きっと龍馬もお尻を出しまくる
    愛されるキャラだったのだろう。


    それはともかく、彼の凄いところは、
    好き嫌いを超えて人間を冷静な
    役割と適性で考えられることだ。


    この点は、もう天晴れという他ない。
    特にこの時代に、こういう発想は
    彼以外に恐らく存在せず、もって
    未だに坂本龍馬が愛される所以
    であろう。

     


    久しぶりの読書会

  • 2018.04.15 Sunday | category:学んだこと
  • 採用トップシーズンの最中ではあるが
    土曜日に第2期の樋口ゼミという
    読書会を東京で行った。


    今回の出席者は、10人。


    出入り自由で一応課題図書は
    あるが、議論や話はどんどん
    それて、今日のテーマである


    「自分の幸せって何?」


    「どう生きれば幸せになれるの?」

    を大いに話し合った。



    お酒も飲まず、こんなテーマの
    読書会これからも地道に続けて
    いきたいものだ。



            

                     

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