学んだこと | 株式会社トライアンフ 樋口弘和社長ブログ

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株式会社トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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内部留保と人材投資

  • 2020.01.30 Thursday | category:学んだこと
  • 日本企業が利益を
    再投資せずに
    内部留保が膨らんで
    いるのは、
    生産性向上のための
    IT投資と人材投資が
    先進国の中でも
    圧倒的に低いからだという。


    その理由の一つに
    経営者もしくは
    経営投資判断を行う40-50歳代が、
    ここまでコストカットばかりの
    キャリアで、それにより
    評価されてきたから
    怖くて投資が
    できないのではないかと聞いた。


    なるほどと思う。


    何れにせよ、

    生産性アップという
    逃げられないテーマに、
    コストカットで行くのか
    投資でいくのか、
    勝負を分けるだろう。


    僕はもちろん迷わず
    投資を考えるけど。



    優先順位

  • 2020.01.28 Tuesday | category:学んだこと
  • IBMを再生した
    ルイス・ガースナー。


    赴任後3ヶ月で作った再生計画を
    記者会見で発表したそうだ。


    その内容は、
    ・工場を閉鎖する
    ・従業員を切る
    ・価格を上げる
    だったらしい。


    そこで記者が
    「新しいIBMのビジョンは
     ないのか?」と質問したそうだ。


    ガースナーは、

    「IBMは今集中治療室で、あらゆる
     処置が必要だが、唯一必要ないものは
     何だと言われれば、まあビジョン
     だろうなあ。」と皮肉ったという。


    もちろんその後は顧客に会い、
    新しいビジョンを作るのだが、
    この伝説は、感動した。


    プロの経営者は優先順位
    というものに迷いがない。


    僕も平時の今は
    採用と育成に本気で取り組むが、

    「このままだとやばいかも」

    となれば、
    (そうならないようにするのが
    仕事だが)


    止血に邁進し
    再生のストーリーを作り
    徹底したトップダウンで
    進めるだろう。


    これが人事屋と
    経営者の違いである。

    適材適所と土俵

  • 2020.01.27 Monday | category:学んだこと
  • 適材適所は、人事の世界で
    当たり前にきく有名な言葉だ。


    一般的には、スタッフの適性と
    仕事で求められる能力をマッチング
    させる事だと言われるが、

    へそ曲りの僕は、一般論として
    理解はするが、そればかりやって
    いると、キャリアのゴールが、
    スペシャリストになってしまう
    から、危険だと思う。


    つまり、テクニカルスキルを
    磨いた後に頭打ちになると
    思うのだが、それで良い人は、
    いいだろう。


    仕事がうまく行かず、
    落ち込み、苦悩する経験は
    後々とても大事だ。


    少なくとも、部下を持たせる
    場合は、必須だと言える。


    シニアなポジションを考えるとき
    には、適材適所とは言わず、
    私達は、「土俵」という。



    スペシャリストは、積み上げ
    出世方式だから簡単だが、
    若い才能をどう育てるか、は
    どの「土俵」で能力が
    開花するのか、

    と同意語でありこれは やってみなければ
    わからない。



    これをコンセプチャルスキル
    という。
    一度伸びは止まって、
    本人も悩み苦しむのが
    一般的だが、これは時間を
    かけるしかないと思う。



    これができないと
    ただの代行業に脱落する。

    社長の
    重要業務である。


    社長は、自分の土俵が
    よくわかっており、苦手で
    助けてもらう土俵も理解して
    いるから、組織というもの
    を作れるのだ。


    日本の「自由」を再定義

  • 2020.01.24 Friday | category:学んだこと
  • これは、内田樹さんの著作より


    「自由と自己責任」は、
    前職の人事部理念だった。


    これは正しい筈だ、
    と当時から昨日まで、僕は
    思っていたけど、心の何処かで
    本当かなぁ?
    と思わないでもなかった。



    それは、小さな会社を
    経営する中で、自分の価値観
    とのズレを何度も認識して
    いたからである。


    この数年僕の考えも変わってきて、

    「99%のスタッフは自由など
     望んでいないな、きっと。
     それよりもある種の安心や
     寧ろ従うべきルールや規範を
     求めているのではないか?」


    「そしてそれは、自分の中にも
     脈々と流れる日本人独自の
     特性なのではないか?」


    こんな安穏とした想いを
    内村さんの本は、一瞬にして
    吹き飛ばしてくれたのである。


    すごい人ですよ、
    内田樹さん。

    実学は平時の学問

  • 2020.01.22 Wednesday | category:学んだこと
  • 内田樹さんの受売りだが、


    経済学
    法学
    政治学
    商学
    などは総じて「実学」
    と呼ばれ、大企業の大好物である。


    これらは既存のシステムが
    正常に機能している時代の
    いわば「平時の学問」らしい。



    一方で人文学というものは
    反対に「乱世の学問」であり
    自分の足元が崩れ落ちていくような
    変化の時代に
    「そういうことはよくある」
    と腹を括って、その状況を
    生き延びていく知恵と力を
    身につけるものだという。


    この話には大変驚き、
    暫く考えて、強く共感した。



    そういえば当社のスタッフは
    人文学系が多い。

    トンガリ人材好きな当社の
    採用基準か?

    妙に納得して安心した
    次第である。

    就職活動とキャリア教育

  • 2020.01.21 Tuesday | category:学んだこと
  • これは実際の大学生から
    聞いた話なのだが、キャリア
    教育という授業でやっている
    ことは、面接の手法やお辞儀など
    のマナーというようなテクニック
    ばかりだという。
    幼稚園の話かと思い、
    唖然としたが、有名大学の
    話である。



    僕も10年以上学生を採用して
    彼らの育成に責任を持って
    経営している。


    その中で思うことは、
    キャリア教育とは、

    1 自分を知ること
    2 そのために、大いに歴史
     文学、社会を勉強すること
    3 これを継続するために、異論を
     持つ友人たちと議論する事を
     定期的に行うこと
    4 目の前の仕事から逃げないこと
    5 これらの全体から感じる
     自分の適性や道を何となく
     感じるようになったら、
     信頼できる先輩や友人に話して
     捨てる事を決めること



    僕はこんなふうに
    思うのだが、
    世の中の世知辛いキャリア教育
    と比べてあまりに暢気だろうか?

    即戦力とは何か?

  • 2020.01.19 Sunday | category:学んだこと
  • 大企業を中心に

    「即戦力採用」が
    花盛りである。


    殆どが新卒採用のはずで、
    一体何をもって即戦力か?
    都合の良い事甚だしい。


    僕の想像だがきっと
    彼らのいう即戦力はこんな
    感じではないだろうか。

    ・やっぱり一流大学か
     トップクラスの学生じゃなくちゃね。

    ・空気が読めるバランス感覚は
     仕事覚える上で必須だよね。

    ・学生時代に上意下達の組織に
     いた学生は素直で使いやすいよね。


    僕は、大企業の採用(殆どが
    新卒採用だろう)は割と誰でも
    できると思っている。


    それは、人事労務の専門性や
    高いレベルの社会性あるいは
    一般教養や常識が求められない
    という事を示している。


    人気企業の採用担当は、
    経験としてのローテーション
    の一つである事が多く、
    アウトソーシングがしやすい
    のも同じ理由である。


    大企業の看板で行う採用は
    個人の多様性とは真反対に
    あるので、人事の本質を学べない
    ことはとても残念だと思う。

    社会資本と効率化

  • 2020.01.18 Saturday | category:学んだこと
  • これは大変難しい話かも
    しれないが、水道や電気あるいは
    教育や行政を

    「社会資本」
    という
    事を内田樹さんから学んだ。



    彼曰く、大学法人化を例に
    社会資本の株式会社化が
    新自由主義者によって為されて
    から日本がおかしくなったらしい。


    株式会社化とは、利益の追求
    だから、役所のような業務の継続
    と安定化を目的としていたり、
    大学のように、直ぐに役立たない
    研究などもコスパで評価する事が
    大事な機能を失わせる、と言って
    いるようだ。


    僕流に言えば

    「急がば回れ」


    という事だと思う。



    役所の態度や業務が
    遅いとイライラするのは
    事実だが、確かに全ての組織
    に適用すべきかというと
    間違っているように思える。


    大学論文や研究の劣化も
    内田さんは、これが原因であり
    高度成長時代が終わって

    「貧すれば鈍した」


    ことから陥った日本の悪い
    ループだという。



    そういえば、新自由主義とは
    圧倒的に支持された
    小泉政権下の竹下平蔵さんを
    思い出す。


    僕は彼の効率化
    という主張に痺れた
    1人だけども、世の中は
    そんな単純ではなかった
    ということだ。

    民主主義の未来?

  • 2020.01.17 Friday | category:学んだこと
  • 正月の新聞一面に、資本主義と
    民主主義が危ない、中国の国家
    資本主義は市場主義を上回る
    効率性で、企業を管理して、
    最先端技術への集中投資を行い
    次世代への飛躍しようとしている


    というような論説があった。



    心情的にはわかるような
    気もするし、米中貿易戦争も
    それが主因と言われている。


    だがしかし、
    今私達が生きる時代は
    生きづらい。
    その根幹のシステムである
    民主主義が万全には思えない。


    事実として
    安倍政権は約33%の投票率で
    議席の6割を取得しており、
    野党は、30 %の投票率で、
    議席は僅か15 %である。


    これでは国民の意思も反映されず
    政権交代を目指して作った
    小選挙区制度は機能している
    とは言えない。


    この不思議な事象は、
    単に低投票率が原因である。



    政権安定を望む
    安倍政権は、きっと選挙の
    度に30 代以下の人達が棄権して
    くれることで低得票率が維持
    される事を望んでいるだろう。



    中国のような管理国家に
    なって国家が個人情報や価値観
    よりも圧倒的に上にくる国には
    なりたくないけど、民主主義
    という形態で、実質的に独裁制に
    近い日本の

    「民主主義」

    を何としても守ろうと
    思わないのはこの生きづらい
    時代のせいなのかもしれない。

    隣国の変化

  • 2020.01.14 Tuesday | category:学んだこと
  • マスコミだけで情報装備すると
    危ないのは、中国、韓国などの
    隣国というか東アジアだと思う。


    韓国は、教育に関する組織が
    全国17に分かれていて、教員を
    管理せずにその創意工夫に委ねた
    教育をしようという方針に舵を
    きったようだ。


    結果として、日本では
    見られない自由な校風の公立
    学校が次々に出ているという。



    韓国の教育といえば
    房烈な受験地獄や
    教師の暴力 という
    イメージだが、

    教育を中心に社会システム全体
    が急速に変わっているらしい。


    僕のイメージにあった
    強権的で抑圧的で
    感情的な国民性という
    ものは80年代のものらしい。


    私達はとかく欧米を敬い
    アジアを無視するキライが
    あり、注意しなければ
    ならないと思う。


            

            

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