人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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会社の経営のテーマは、単純に言えば、

「顧客の問題解決」と「自社の生産性のアップ」であり、

採用も、教育も、モチベーションマネジメントも全て手段になる。

 

 

さて、これらの成果物は、

 

「高付加価値なサービス」ということに

なるのだが、このあたりから、何やら

実態が、ぼやけてくる。

 

人事領域での高付加価値サービスって、何?

 

を真剣に考えれば、お客様の人事部の仕事を、

当社のサービスが、ごっそり奪うことにもなりかねず、

現実的ではないなあ、と思う。(というかありえない)

 

人事業務も例外ではなく、

アウトソースの基本は、業務の単純化とIT化

だが、遅々として進まない日本でも、さすがに、

ホワイトカラーに高いコストをかけ続ける

わけには行かず、近い将来一気に進むだろう。

 

一方、「多様化した人材の調達と活用」

という人事の本丸であるミッションは、

前例と正解がない分野である。

 

特に、採用や定着では、

制度疲労気味の人事制度で育ったおじさんには

出番がないし、業界の営業マンも、ほとんど

役にたたない。

 

恐らく付加価値は、「新鮮な知見と情報」から生まれる

顧客最適手法を提案し、伴走するチカラであろう。

 

つまり、サービスよりは、人的資本のノウハウに

近いはずだ。

 

であれば、コンサルタントの強みは何か。

 

もちろん、情報、経験、応募者や若手の心情や

行動スタイルと根拠の理解などであるが、

その背景に、

「官能的なコミュニケーションスキル」

が必要なのではないか、

と最近考える。

 

官能的という言葉は、エモーショナルとも表現されるが、

消費者の嗜好の変化を表す言葉であり、

今までのロジックを超える人的付加価値

ではないか。

 

これは、今勉強中の「デザイン思考」を考えていて

強く感じていることなのだが、気がつくと、クルマ、

時計、化粧品などのPRにもよく出てくる。

 

官能的なコミュニケーションは、恐らく

多様な人への好奇心が、ベースにあり、

相手の心に指すようなセンスを持っている

ことが必要か。

 

そして、アウトルックや健康、食事などに

関心が高い日常行動も共通していると思う。


就職する学生の多くが、就職先選定にあたり、

親に相談したり、意見をきくらしい、しかも、

それに影響を受ける程度は、かなり大きいという。

 

悲しい話だ。

 

一方、20歳代の男子に多い傾向として、

「会社に、人生を預ける代わりに、より良い

労働条件を引き出す」という、これまた、

両親世代のキャリア感そのものである。

 

行く末が見えてしまう話だ。

 

なぜ、ここまで、両親を否定するのか。

まさに、私自身が、その世代だが、大きく

捉えて、今の50歳から65歳くらいは、

とても、特殊な時代に、特殊な成功体験を積み、

それがために、これからも、その特殊な時代が

続くと信じて疑わない(というより、不勉強なので、

時代が変わることがわからない)人たちなのだ。

 

僕の仲間は、高校も大学も一流だし、会社も

悪くなかった。でも、それだけ、「優秀」と

当時言われた彼らの90%は、今自分の子供たちに

自分の成功体験を土台にして話すような親になっているのだ。

 

なぜか?

思うに、物心ついてから浴びてきた世の中の常識は、

これからも続くと信じたいのが、普通の人間なのだと思う。

更にいえば、当時のエリート君のプライドもあるかも。

 

高度成長時代のあらゆるモデルが、

歴史的に見て、例外であるにも関わらず、一定の

世代にとっては、それが常識であると

理解することが大事だ。

 

不勉強は、恐ろしい。

それが、二世代続くことは、もっと恐ろしい。

 

会社に、人生を預けることは、

思考停止になることであり、

自分の未来や幸せを自ら

自問自答して考えないツケは、

 

「なんのためにがんばってきたのか。。。」

 

と、遅くとも、50歳には、「あっ!」と

気がつく可能性が、とても大きいと思う。


送別会

  • 2017.03.23 Thursday | category:コンサルティングの現場から
  • 立場上人を迎えたり、見送ったり
    は、数多くあるが、自分が送られる
    経験は、前職以後無い、多分。


    都合8年お世話になったお客様が
    先日、とても美味しいレストラン
    で、送別会を開いてくださった。


    ここは、病院組織なので、多忙な
    院長、医局長や事務長など、
    錚々たるメンバーに集まって
    いただき、嬉しいやら、申し訳ない
    やらで、不思議な時間だった。



    でもやはり、嬉しいものだ。


    僕が、創業した時に、社員を
    雇うなど、想像もつかなかったが、
    やりたかったことは、学んだ
    人事の専門性を経営者に役立てる
    ことだから、このプロジェクトは、
    思いを達成出来た一つの成果だとも
    言える。


    それにしても、コンサルティング
    ビジネスは、時の運と人の相性に
    左右される不思議な世界だ。


    ご縁があればこその世界で、
    全力を尽くすのみ、なのだろう。


    箱根から戻り、慌しく、

    朝のフライトで、熊本に来た。


    大手人材会社の新卒イベントが
    あり、当社のブースに来た学生に
    プレゼンテーションをするためだ。


    東京での採用は、全面的に参加して
    いたが、熊本は、スケジュールがあわず
    スタッフに任せる事が多かった。



    今回参加したのは、熊本出身の
    スタッフだけで行うイベントで
    あることと、これから、こちらで、
    良い学生を採用することに、力を
    入れる事が決まったからだ。


    短い時間で、会社の歴史や事業を
    話しても、参加した学生の心に
    残らないだろう。


    今日は、プロの人事コンサルタント
    として、就職活動に勝ち抜く秘訣や、
    ビジネスマンとして、能力を
    磨くコツなんかを話してみようと
    思う。


    経営トップの営業活動とは、
    どんなものなのだろう。

    きっと、定期的に訪問したり、
    会食やゴルフで、相手のトップ
    との関係を維持したりするのだろう。


    そういう意味では、僕は、怠慢だ。
    この2年ほど、お世話になっている
    お客様にも、失礼をして、ビジネスの
    現場から、少しづつ、距離を置く様に
    している。


    況や、新規のお問合せなどに
    行くことは、皆無と言っても良い
    のだが、この所、直接ご指名
    いただくことが続き、スタッフと
    一緒に訪問する。


    今日も、そんな一日であり、
    前職の知合いが、社長になって、
    僕に声がかかった。



    久しぶりの商談だが、営業マインドは、

    どうしても戻らず、
    クライアントの話を聞いて、どう
    解決してやろうか、という事
    ばかりが、頭を掠める。


    営業というより、パートナー
    あるいは、仲間 というべきか。



    だがしかし、こういうケースの方が、
    顧客満足を刺激して、結果、受注
    という事が多い様な気がする。



    幾つになっても、数字を積む営業
    はできないが、人事や組織の問題を
    解決してやろうという意欲は、
    なかなか衰えないものだ。


    ここ数年はめっきりなくなったが、
    以前は、一定のエラーから、ご迷惑を
    かけると、お詫びに行くことも、
    社長の業務だった。


    そこで、何度か言われた台詞が
    タイトルのものだ。


    「人事のプロって何ですか?」
    「そう言うあなたもプロでしょう」
    「御社の人事部は、ミスをすると
    こういう言い方を上司にされるの
    ですね。」



    小心で、責任感の強い私は、これらを心でつぶやき、

    ひたすら恭順の姿勢で頭を下げる。


    というのは、少しオーバーで、
    スタッフに怒られそうだが、



    まあ、良く考えてみると、
    人事のプロという言葉は、今でも
    よくわからない。


    法律と業務に精通した
    スペシャリストであればまだわかる。

    一目見たら、相手の能力を見抜けるとか、

    そんなイメージだろうが、
    現実的には、あり得ない。


    だから、心と国語力の乏しい
    お客様の言葉だと解釈して、
    忘れる様に努めるしかない。



    人を理解し、人を見抜き、
    人を惹きつける
    能力のある人は、
    マネジメントの世界には
    いるけども、残念ながら、

    人事部には、多くない。


    それは、これらのスキルは、
    利害関係のある部下を統率する
    立場になって、初めて身につく
    ものであり、スペシャリストという
    専門性とは、違うからだ。


    情報化と草食化

  • 2017.02.04 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • これは、ちょっと乱暴な議論であり、
    反論も多いと思う。


    情報コストが下がり、
    誰でも安易に「現象」情報を
    入手できる様になった。




    情報源という意味では、 今のネットは、以前のテレビ
    とほぼ、同じではないか?


    顧客の喜ぶこと中心であり、
    信念や概念性はない事が多く、
    白黒単純に言い切る。




    こうした情報だけで生きている
    若者は、情報草食系と言えるだろう。


    彼らに、情報の重要性と
    取得方法を教える術がないのは、
    大きな悩みである。


    また、彼等もその事の重要性に
    気づかず、ニーズが顕在化していない。



    情報は、問題意識の高い
    勉強家やエグゼクティブに
    偏在しており、彼等と接する
    レベルまで、上がって来ないと、
    得られない。


    この情報格差が、経済格差の
    根幹にあるのは、間違いない。



    営業活動

  • 2017.01.20 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • 先週から、来週まで3週間は、
    ほぼ連日ネクタイを締めて、
    営業活動の毎日だ。


    提案する商品は、次世代経営者
    育成研修プログラム。


    5年続けた経営者との米国ツアー
    に参加いただいた社長に向けた
    営業活動だ。


    お会いした全員から、研修サービス
    のコンセプトとコンテンツには、
    絶賛していただいた。
    高額サービスにもかかわらず、
    既に、12名のお申込みをいただいた。


    やっぱり、ソリューションセールス
    は、楽しい。


    お客様の潜在的ニーズを先取りして
    商品開発して、自信を持って
    売ることができるのは、
    とても、幸せなことだ。


    そして、多忙な経営者の皆さん
    とじっくり人事について、
    話し合う時間は、最高に頭脳が
    回転して、心地よい疲労感を
    感じることができる。



    やっぱり、この仕事が
    好きなんだなあと思う。


    私が、組織づくりでお手伝いするお客様は、

    なぜか、社歴の永いファミリービジネスが多い。

     

    ファミリービジネスの根幹は、環境が

    変わらないことと、守りの経営が継承

    できることだと思う。

     

    ところが、よく考えてみると、もうこれからは、

    環境もバンバン変わるし、守りだけでは、10年と

    会社は、もたない可能性が高い。

     

    つまり、これからの経営者を目指す人は、

    現行のビジネスの経験だけでは、とても

    苦しいことになるのだと思う。

     

    世の中のニーズの変化や

    市場の変化をどう捉えて、次の事業

    を作っていけば良いのか、

     

    そういうことを目的とした次世代リーダ

    育成ビジネスが、この数年の目的だったが、

    ついに、ほぼ、コンセプトとコンテンツが

    完成してきた。

     

    「デザイン思考」

     

    という米国シリコンバレーで、主流になっている

    商品(ビジネス)開発のメソッドを使った研修を

    日本とシリコンバレーで6ヶ月かかっておこなう

    という壮大なものだ。


    トップリーガー

  • 2016.11.12 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 先月に続き、今月も、数名の
    ラグビートップリーグの選手たち
    のキャリア支援を継続している。


    プロスポーツの世界に初めて、
    足を踏み入れてみて、彼等の
    選手生活が終わった時のキャリア
    構築は、本当に大きな問題だなあと
    実感している。


    特に、ラグビーは、ケガの多い
    スポーツだから、予想外に早く
    引退を強いられることもある。


    伝統的な大規模メーカーなどでは、
    それでも、その後の彼等を受け容れる
    チカラがあるのだろうが、そんな
    恵まれた選手ばかりではない。


    大事なことは、若い頃からの
    キャリア教育だと思う。


    少しずつでいい。


    どうやって、これが出来るか
    選手会長の廣瀬さんと良く
    考えていきたい。

     



            

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