人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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8月1日と2日中国の北京近郊で
第3回目の新卒採用イベントを
行うことになった。


過去2回に出展していただいた
企業の採用数も10人を超え、
パフォーマンスが明確になって
きたことから、今回は、より
優秀な学生にフォーカスした
イベントを仕掛ける予定だ。



私達のサービスの特徴は 以下の通り


・最難関の日本語検定1級資格者を
中心にする。
・現地の日本語教育プロの
笈川先生と協力して、卒業までの
日本語力向上に力を入れる。
・イベント後のインターンや選考の
サポートを行う

・選考過程での本人の志望状況を
把握してお客様の採用支援を行う

当社でも、採用を進めているが、
日本の20倍の人口を誇る中国の
学生レベルはすごいと思う。


言葉や文化の違いを乗り越えて
おとなしい日本人学生を超えるのは
時間の問題だろう。


中国人の悪いイメージを払拭
しながら、少しずつでも、お客様に
正しく彼らを理解していただき
未来に向けた投資を支援して
いきたい。


濃い一日

  • 2018.03.30 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • 1日に経営者3人とお目にかかる
    のも珍しい事だ。


    しかも全員大阪の方々


    ひとりの方は、退任のご挨拶


    そして社長昇格のお祝いの食事


    最後は、経営上の相談があって
    ランチ


    それぞれの用事は違うのだが、
    お互い濃い時間を過ごすもの同士

    やりくりして会ったわけだから、
    情報交換も深い


    あー疲れた、と思って大阪伊丹空港
    についたら、友人の社長から
    お客様の紹介が来た。


    何とも不思議な1日だったなあ。


    若い社会人は、その強みを活かして
    いくことは定石であり、異論はない
    だろう。


    だけど、この「強みを活かす」
    人材育成論には大きな欠点がある。



    一定レベルで、伸びが止まるのだ。


    それは、欠点や弱みを克服して
    きた人に備わっている経験の
    深さあるいは凄さと言っても良い。


    スポーツ選手が、一流になるために
    Necessary loss が必要だと言われるが、
    精神性において、同じことでは
    ないだろうか。


    強みを活かしつつ、本気で育てる
    子には、痛い思いをさせて、伴走する
    必要がある。



    だからこそ、人材育成は大変なのだ。


    Hard days

  • 2017.12.22 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • 今回案内していただいた方の
    紹介で、今日は5社の投資先の
    ミーティングに同席させていただいた。


    CEOは、皆若く、野心に溢れ
    知性と人柄の良さを感じる方
    ばかりだ。


    成功する起業家に国境はない
    と言うことか。


    ・出張血液検査サービスの会社は
    一年弱で3倍近く売上を伸ばして
    おり、日本の医療体制の違いを
    感じ、また9000万人の糖尿病患者
    予備軍?への未病対策として、
    国家レベルのビジネスだ。

    因みに、僕も今朝ホテルで採血
    したら、先程メールで結果通知が
    来ていて、そのスピードに驚く。

    ・貧しい人々のガラケーをiPhoneに
    買い替える下取サービスは、インド
    ならではのアイデアで、ウェブで
    自動的に査定され、取引が完了する
    システムに驚く。


    ・大学生の75%が就職できない現状に
    学生時代から問題視し起業した
    彼とは、具体的なビジネスの
    可能性も探った。


    ・企業向けアセスメントサービスの
    最大手企業では、ビジネスパートナー
    として、具体的なプロジェクトの
    進め方を打合せ、インド料理も
    ご馳走になった。


    いやあ、今日は駆けずり回った
    1日だった。

    車窓からだけだったが、ビジネス街
    以外の平均的なインドの生活も
    垣間見れたし、予想以上の貧富の差に
    驚きもした。


    今日で、Gurgaonを離れ
    明日は、Chennaiへ向かう。


    インド第二の都市は、
    どんな街なのだろう?

    6月から、半年かけて行った
    次世代経営者研修の発表会を
    多くの経営者達を招いて行った。


    参加人数も多く、1人10分の
    プレゼンだった事もあり、どれだけ
    研修の効果が伝わったか。


    和やかな雰囲気とは裏腹に、
    経営者の方々がどう感じただろうか?


    恐らく、あらゆる研修の中でも、

    最も難しい内容と目的だから、スッキリ
    しないのはやむを得ない。


    だがしかし、その高い期待値に
    向かわなければ、会社も進歩は
    ないだろう。


    しっかりレビューして来年の
    準備を進めていこう。


    2日にわたって、クライアントの
    考課者研修を行った。



    今回は、「能力」を如何に評価するか、

    という内容で、それを伝える
    のは、難しかった。


    方法論としては、「行動」だけを
    事実として見つめ、評価の対象と
    するのだが、受講者が、「行動と能力」を

    概念的に関連付けて理解していないと

    「これで、本当に正しく能力が
    測定され、適切な昇格が行われるのか?」


    という疑問が消えないものだ。


    仮に、人事部が用意した立派な
    能力発揮一覧表があったとしても、
    本当の意味で、管理者が、能力を
    理解するには、数年かかるのでは
    ないだろうか?


    師弟制度

  • 2017.11.18 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 今では、すっかりお客様のご支援を直接やることが

    減ってしまったが、それでも、年に数回、ご指名など

    で、現場に登壇することがあるし、自らの次世代経営者

    育成プロジェクトなどは、継続的なテーマとして、

    ハンズオンで関わるようにしている。

     

     

    そういう貴重な機会につけるアシスタントを

    誰にするかは、大切である。

     

    数ヶ月の即席師弟関係ができあがるからだ。

    そういう視点で、人選を頼み、また自ら選ぶようにしている。

     

    当社は、圧倒的に若いスタッフが多いから、得手不得手が

    はっきりした状態で、強みを活かされて、少々自信を

    もちかけたそんな状態で、一緒に働くことになる。

     

    私の師弟関係は、言葉そのままである。

    目で見て盗め、石の上にも3年、というような

    古い価値観で好きなように振舞うから、選ばれた

    彼らは、面食らうことも多く大変な思いをする。

    そして、徹底的に扱く。そういう環境を経験させ、

    大人になる過程で、強くすることが目的である。

     

    今回は、二人のスタッフを組織活性化プロジェクトに

    参加させたが、二人に共通する課題は、

    「仕事が軽い」ということだ。

     

    一人は、営業成績もついていて、お客様と話が

    通じるようになり、オドオドしていた数年前が

    なつかしいような中堅スタッフだが、実は、

    きちんとしたロジカルスキルを教わっていないので、

    レポートの内容が乱暴であり、また、お客様との

    コミュニケーションも単一で、

    場面に応じたTPOがまるでない。

    このままいくと、後輩に抜かれる可能性も

    あるような危うい感じだ。

     

    もう一人は、見た目の明るさで、何でもそつなく

    こなすが、そこに「思いや情熱」がないので、

    何をやっても軽い、という欠点が浮き彫りになっていた。

    そして、残念なことに「お客様の期待値を超えるまで徹底的に

    仕事をすると、別世界が見える」という成功体験を経験して

    いないのだ。

     

    先週のお客様との「報告会と懇親会」は、彼らにとっては、

    必死の場だったに違いない。相当厳しいFBをして、臨ませた

    ことで、いつもと顔つきが変わっていた。

     

    だが、それがかえってよかったと思う。

    二人のその日のパフォーマンスは、とても

    よく、「一皮向ける」経験ができたように見えた。

     

    次世代研修で米国に同行させたスタッフは、

    「承認欲求の呪縛」に苦しむ優等生だが、

    ランチョンで話し合った様子からは、

    恐らく、「自分らしく生きる」ことに舵を

    きれそうに感じた。

     

    こういうスキルを超えたような訓練を昔は、

    師弟関係の中で教わったように思う。

     

    僕が、どこまでそれをできるかわからないが、

    時間と気力の許す範囲でやることもまた、

    社長の仕事であろうと思う。


    数ヶ月がかりで、組織分析から、
    マネジメント研修のご支援を
    させていただいたお客様を招待して、

    当社のスタッフも参加させて
    賑やかな会食を行った。


    3時間半もの時間をとても楽しく
    過ごせたのは、お客様の方々の
    人間性の素晴らしさの所以だろう。


    私は、営業マンの経験がないせいか、
    仕事としての接待というものは、
    ちょっと苦手である。


    歳を重ねてからは、楽しめる相手
    以外と会食することが、益々苦痛に
    なってきて、社長としては、どうか
    と思うが、そういう場から逃げている
    きらいもある。



    そういうわけで、先日のお客様は、
    社長や秘書の方それに人事部長
    の方々とゆっくり話してみたい
    と思い、私から、お誘いして
    お付き合いいただいた場である。


    どういうお客様に、そういう気持ちに
    なるのか、を考えてみた。


    ・大きな組織目標達成に向けて、
    パートナーとして選んでいただいた。
    ・目標に向かって、議論しあう土壌が
    あり、意見を聞いてもらえる。
    ・期待値を超えた成果を認めて
    くれるプロ意識がある。


    まとめてみると、
    こんな感じだろうか。 


    Downtown

  • 2017.09.24 Sunday | category:コンサルティングの現場から




  • 今日は、最新のシステムを見学に
    ダウンタウンとシリコンバレーを
    バスを使って、周遊する一日。

    原則自由行動なので、現地解散も
    不参加もありの大人のオプション


    上記は、ダウンタウンの名所に出来た
    ハンバーガーショップ
    長蛇の列の秘密は、
    Impossible burger と呼ばれる
    肉を使わないハンバーガー

    1500円なり、美味しかった。


    次は、IoTを使った応用機器の
    展示するショップ


    家のセキュリティや子供の学習
    部屋のデザインなどが、実際に
    デモで試せる。








    上は、自動でコーヒーを淹れてくれる
    マシン、次が、無人で食事の
    オーダーができる販売店


    これらは、多忙なビジネスパーソン
    向けというが、流石にアシスタントの

    スタッフがそばに居て、サポート
    してくれるようだ。







    スタンフォードで研究していた
    ロボットの販売所



    そして、hp garage




    そして、アップル本社ビル



    建設中のセールスフォース
    新本社ビルは、SFO一の高さで
    61階もあるらしい。



    Input

  • 2017.09.23 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • トレーニング3日目は、学びの一日

    午前中から、二人の著名な
    起業家兼投資家を滞在ホテルに
    お呼びして、話を聞いた。


    Daveは、Open table SVP だった方で、
    シリコンバレーのカルチャーと
    経営の実態を丁寧に話してくれた。

    今回初めてのアメリカ人による
    英語の講演だったので、
    不慣れな参加者は、ちょっと辛かった
    かもしれない。
    だが、これもまた、
    良い経験になるだろう。


    二人目の吉川さんは、ぶっ飛んだ人で、

    この地で、数十年生き抜いてきた

    強さというか、執念深さを
    感じる魅力的な人だった。


    個人的にまた会いたいと思える
    凄い人である。


    その後101を北上して、
    マイクロソフトへ。


    社長の強いリーダーシップで
    始めた、全社ベースの新商品開発
    プログラムについて、お話を聞けた。


    そして、そこから商品化された
    不思議なゴーグルを着けて見える
    世界を全員が楽しんだ。


    スマホも、間も無く不要に
    なるのだろうな。


    大競争のIT業界で、トップに
    君臨し続けるマイクロソフト社の
    底力をみたような気がした。






    今回の次世代リーダー研修の
    メソッドは、徹底して、デザイン思考
    である。

    なぜならば、若い彼らが、経営者
    になった時の最も困難な業務は、
    新規事業開発だからだ。


    もちろん、社長の仕事やスキルは
    際限なく、資金調達、人材調達、
    市場開発、顧客管理から、スタッフの

    モチベーションマネジメントまで
    多岐にわたる。


    だけど、それらは、経験や学習で、

    学べる方法がある。


    新規事業開発だけは、まず、ない
    と思うからだ。




    今日は、デザイン思考ワークを
    行った。


    テーマは、移民の課題 は何か?


    4-5人のチーム毎に、大学や
    ミュージアムにウーバーで出かけ、
    一人5人くらいのフィールド
    インタビューを行うのだ。


    もちろん、英語で!


    「出身地は?」
    「困っていることは?」


    などなどを街頭インタビューする
    には、まずをもって、度胸がいる。

    それに、多少の英語力も。



    これらの情報を持ち帰って、

    「顧客の真の課題」を考え、
    対策案を練りあげ、発表する
    という具合のワークである。



    因みに、プレゼンは、

    紙芝居
    即席の演技
    プロトコル(模型)

    などなど堅苦しくない形式で行う。



    ここサンノゼで、
    英語を使って、顧客の生の声を
    拾い、限られた時間で、脳漿を
    絞り、アイデアを楽しく発表する
    という体験型ワークは、やはり、
    シリコンバレーならではであり、

    多くの参加者が覚醒した要因
    でもあろう。


    Day3@Beijin

  • 2017.08.23 Wednesday | category:コンサルティングの現場から
  • 今日は、最終選考の1日



    18人ほどの学生と面接をした。
    久しぶりに、1日中面接をこなした。


    通常の国内の面接では、徒労に
    終わる可能性もあるが、この日は
    違った。


    なんと、11名の学生が、採用もしくは
    採用前提としてのインターンシップ
    候補として選ばれたのだ。



    参加いただいた各社も、総じて
    予測を上回る高評価をいただいた。


    日本語に弱みがある彼等の評価
    が、何故高かったのか?


    先ずは、子供の頃からの学習習慣
    から、勉強熱心で、学力において、
    日本の学生を圧倒する子達も
    ゴロゴロいたことだ。


    次に、在学中の就職が極めて困難
    な彼等の、純粋で高いモチベーション
    が挙げられる。


    これはもう、国と時代が両方とも
    違うとしか言いようがない。



    また、見た目は幼いが、自身の
    キャリアについて、リアルに
    考えており、その点迷いが無く、
    選ぶ仕事や環境が明確だ。
     

     

    この三つの理由から、彼等に対する僕の評価は高いが、

    判断指標がブレた可能性がある。




    それでも良しと思えるような
    清々しい選考が出来たことは、
    準備に奔走したスタッフ達に
    感謝したい。


    今回をトライアルとして、
    お世話になった 日本語教育の
    笈川先生ともより協業して、
    この取組を加速していきたいと思う。


    Day2@Beijin

  • 2017.08.22 Tuesday | category:コンサルティングの現場から
  • 昨日は、集まった150人の学生に
    参加企業が、20分づつ企業紹介を
    行った。


    限られた時間で、会社の本質を
    語れるレベルの高い企業もあり、
    大変刺激になる。


    その後書類選考して、優秀だと
    思う学生とのグループ面接をして、
    個人面接へ進める学生を選ぶ。


    更に、夜は、全学生との夕食を
    兼ねた懇親会と怒涛の1日だった。


    ボストンキャリアフォーラムを
    思い出すようなハードワークで、
    一定の役職者は、大層疲れた
    ことだろう。



    学生は、優秀である。
    何より素直で、全力で、この機会を
    モノにしようと必死である。


    中国では、在学中に、就職を決める
    のは、大変困難で、日本語を学ぶ
    彼らにとって、千載一遇のチャンス
    なのだ。


    周りの様子を見ながら、
    ふらふらしている日本の学生と
    意欲面で、大きな違いがある。


    同時に、留学している日本人学生に
    会えたことも、良かった。
    意欲的で、営業候補として、
    是非呼び込みたい
    学生とも話せた。



    当社の熊本センターの採用として
    中国人学生の採用は、フィット
    するかもしれない。



    明日は、本番である。
    早朝から移動だが、どんな学生と
    会えるのか、楽しみである。


    北京の朝

  • 2017.08.21 Monday | category:コンサルティングの現場から
  • 昨夜移動して、今朝から北京にて、
    新卒採用イベントに参加する。



    羽田空港から3時間だから、
    欧米に比べたら楽ちんだ。
    それにしても、
    一昨日熊本から戻ってきたから
    何だか、毎日飛行機に乗っているようだ。


    今回は、初めてのツアーで、
    8社21名の方が参加するが、
    中国人の比率が多いようだ。


    北京の朝は、やっぱり、
    スモッグがすごい。

    前回は、11月だったから、
    それに比べるとマシだけど、
    何ともため息が出るなあ。


    さて、今回のイベントは、
    実際優秀な中国人スタッフが
    新卒で2名入って、彼女達が
    企画し実現に至った。


    社内で実験してから、お客様へ

    というのも、当社のポリシー通り


    今日から、二日間頑張ろう!


    経営者の英断

  • 2017.07.05 Wednesday | category:コンサルティングの現場から
  • 昨今は、社員の残業を見てみぬふりをする

    会社は「ブラック企業」と叩かれる時代であるが、

     

    少し前までは、残業申請するのは、勇気が必要で、

    実際にやった残業のうち、

    何時間くらいつけても良いのか、という暗黙知の

    了解があり、それを探りながら、上司に提出する

    のが、当たり前の時代だった。

     

    むしろ、規定時間で、さっさと帰宅し、一時間

    単位で、残業を申請する人は、「変わり者」

    だったと言えよう。

     

     

    この大きな変化は、政府の戦略も、強く反映

    されているが、むしろ、若手の労働価値観の

    変化が大きいのではないか。

     

     

    それは、「自分の時間は大切にして、

    会社に滅私奉公するのは、時代遅れだ」

    という考え方であり、僕も、そのとおり

    だと思う。

     

     

    さて、今週は、この未払い残業の問題で

    相談を受けたクライアントに行って、

    取締役会の議論に参加した。

     

    古い業界である一方、業績は絶好調で、

    現場の負担は、かつてないほどに高まり、

    裁量手当分を大きく超える残業が実質

    未払いになっている。

     

    これらを支払った場合、会社の経営に

    少なからずインパクトがあり、役員は

    皆、押し黙った様子である。

     

    この残業問題を本気で片付けるためには、

    営業部門の受注方法や現場の管理方法まで、

    根本的に大きくビジネスシステムを変えなければ

    ならないからだ。

     

    このクライアントは、経営者の英断により、次月

    より、全ての残業を申請させることになった。

     

    良い機会だから、この際、会社を大きく変えていこう

    という前向きな経営者に、役員一同驚き、感動し、

    前向きな変化に一体感をもてる良い会議になった。

     

    この例のように、管理職と現場が同じ課題認識と

    同じ目標をもてば、課題を梃子に、会社は、

    変わるのだと思う。

     

    やはり、経営者は、ここ、という場合には、

    ちまちませずに、太っ腹でなければならない。

     


    経営者に総合的なスキルが、
    求められるのは、いうまでも
    ないことであり、
    その総合力が、企業の成長性や
    健全性へのドライバーである。


    そのスキルの中には、ポジションに
    ついて学べるものも、じっくりと
    上司が、教えられるものもあるが、
    先輩社長が、教えられないし、
    巷の研修でも、教えていないもの
    がある。



    新規事業を立ち上げ、一定期間で
    安定収益をもたらす事業に育てる
    チカラだ。


    僕のコンサルタントとしての
    最後の仕事として、このスキル
    開発に特化した

    次世代経営者教育プログラムを

    始めた。


    選ばれた21人は、30歳前後で、
    若く、しなやかで、モチベーションも
    高い。


    昨日は、プログラムのメソッドである
    「デザイン思考」を体感して
    もらうこととチームビルディング
    を行なった。


    8月まで、国内で、このメソッドを
    学び、9月にシリコンバレーで
    集中的にキャンプを行う。


    きっと、毎回レビューしながら、
    プログラムの微修正を繰り返す
    事になるだろう。


    会社の経営のテーマは、単純に言えば、

    「顧客の問題解決」と「自社の生産性のアップ」であり、

    採用も、教育も、モチベーションマネジメントも全て手段になる。

     

     

    さて、これらの成果物は、

     

    「高付加価値なサービス」ということに

    なるのだが、このあたりから、何やら

    実態が、ぼやけてくる。

     

    人事領域での高付加価値サービスって、何?

     

    を真剣に考えれば、お客様の人事部の仕事を、

    当社のサービスが、ごっそり奪うことにもなりかねず、

    現実的ではないなあ、と思う。(というかありえない)

     

    人事業務も例外ではなく、

    アウトソースの基本は、業務の単純化とIT化

    だが、遅々として進まない日本でも、さすがに、

    ホワイトカラーに高いコストをかけ続ける

    わけには行かず、近い将来一気に進むだろう。

     

    一方、「多様化した人材の調達と活用」

    という人事の本丸であるミッションは、

    前例と正解がない分野である。

     

    特に、採用や定着では、

    制度疲労気味の人事制度で育ったおじさんには

    出番がないし、業界の営業マンも、ほとんど

    役にたたない。

     

    恐らく付加価値は、「新鮮な知見と情報」から生まれる

    顧客最適手法を提案し、伴走するチカラであろう。

     

    つまり、サービスよりは、人的資本のノウハウに

    近いはずだ。

     

    であれば、コンサルタントの強みは何か。

     

    もちろん、情報、経験、応募者や若手の心情や

    行動スタイルと根拠の理解などであるが、

    その背景に、

    「官能的なコミュニケーションスキル」

    が必要なのではないか、

    と最近考える。

     

    官能的という言葉は、エモーショナルとも表現されるが、

    消費者の嗜好の変化を表す言葉であり、

    今までのロジックを超える人的付加価値

    ではないか。

     

    これは、今勉強中の「デザイン思考」を考えていて

    強く感じていることなのだが、気がつくと、クルマ、

    時計、化粧品などのPRにもよく出てくる。

     

    官能的なコミュニケーションは、恐らく

    多様な人への好奇心が、ベースにあり、

    相手の心に指すようなセンスを持っている

    ことが必要か。

     

    そして、アウトルックや健康、食事などに

    関心が高い日常行動も共通していると思う。


    就職する学生の多くが、就職先選定にあたり、

    親に相談したり、意見をきくらしい、しかも、

    それに影響を受ける程度は、かなり大きいという。

     

    悲しい話だ。

     

    一方、20歳代の男子に多い傾向として、

    「会社に、人生を預ける代わりに、より良い

    労働条件を引き出す」という、これまた、

    両親世代のキャリア感そのものである。

     

    行く末が見えてしまう話だ。

     

    なぜ、ここまで、両親を否定するのか。

    まさに、私自身が、その世代だが、大きく

    捉えて、今の50歳から65歳くらいは、

    とても、特殊な時代に、特殊な成功体験を積み、

    それがために、これからも、その特殊な時代が

    続くと信じて疑わない(というより、不勉強なので、

    時代が変わることがわからない)人たちなのだ。

     

    僕の仲間は、高校も大学も一流だし、会社も

    悪くなかった。でも、それだけ、「優秀」と

    当時言われた彼らの90%は、今自分の子供たちに

    自分の成功体験を土台にして話すような親になっているのだ。

     

    なぜか?

    思うに、物心ついてから浴びてきた世の中の常識は、

    これからも続くと信じたいのが、普通の人間なのだと思う。

    更にいえば、当時のエリート君のプライドもあるかも。

     

    高度成長時代のあらゆるモデルが、

    歴史的に見て、例外であるにも関わらず、一定の

    世代にとっては、それが常識であると

    理解することが大事だ。

     

    不勉強は、恐ろしい。

    それが、二世代続くことは、もっと恐ろしい。

     

    会社に、人生を預けることは、

    思考停止になることであり、

    自分の未来や幸せを自ら

    自問自答して考えないツケは、

     

    「なんのためにがんばってきたのか。。。」

     

    と、遅くとも、50歳には、「あっ!」と

    気がつく可能性が、とても大きいと思う。


    送別会

  • 2017.03.23 Thursday | category:コンサルティングの現場から
  • 立場上人を迎えたり、見送ったり
    は、数多くあるが、自分が送られる
    経験は、前職以後無い、多分。


    都合8年お世話になったお客様が
    先日、とても美味しいレストラン
    で、送別会を開いてくださった。


    ここは、病院組織なので、多忙な
    院長、医局長や事務長など、
    錚々たるメンバーに集まって
    いただき、嬉しいやら、申し訳ない
    やらで、不思議な時間だった。



    でもやはり、嬉しいものだ。


    僕が、創業した時に、社員を
    雇うなど、想像もつかなかったが、
    やりたかったことは、学んだ
    人事の専門性を経営者に役立てる
    ことだから、このプロジェクトは、
    思いを達成出来た一つの成果だとも
    言える。


    それにしても、コンサルティング
    ビジネスは、時の運と人の相性に
    左右される不思議な世界だ。


    ご縁があればこその世界で、
    全力を尽くすのみ、なのだろう。


    箱根から戻り、慌しく、

    朝のフライトで、熊本に来た。


    大手人材会社の新卒イベントが
    あり、当社のブースに来た学生に
    プレゼンテーションをするためだ。


    東京での採用は、全面的に参加して
    いたが、熊本は、スケジュールがあわず
    スタッフに任せる事が多かった。



    今回参加したのは、熊本出身の
    スタッフだけで行うイベントで
    あることと、これから、こちらで、
    良い学生を採用することに、力を
    入れる事が決まったからだ。


    短い時間で、会社の歴史や事業を
    話しても、参加した学生の心に
    残らないだろう。


    今日は、プロの人事コンサルタント
    として、就職活動に勝ち抜く秘訣や、
    ビジネスマンとして、能力を
    磨くコツなんかを話してみようと
    思う。


    経営トップの営業活動とは、
    どんなものなのだろう。

    きっと、定期的に訪問したり、
    会食やゴルフで、相手のトップ
    との関係を維持したりするのだろう。


    そういう意味では、僕は、怠慢だ。
    この2年ほど、お世話になっている
    お客様にも、失礼をして、ビジネスの
    現場から、少しづつ、距離を置く様に
    している。


    況や、新規のお問合せなどに
    行くことは、皆無と言っても良い
    のだが、この所、直接ご指名
    いただくことが続き、スタッフと
    一緒に訪問する。


    今日も、そんな一日であり、
    前職の知合いが、社長になって、
    僕に声がかかった。



    久しぶりの商談だが、営業マインドは、

    どうしても戻らず、
    クライアントの話を聞いて、どう
    解決してやろうか、という事
    ばかりが、頭を掠める。


    営業というより、パートナー
    あるいは、仲間 というべきか。



    だがしかし、こういうケースの方が、
    顧客満足を刺激して、結果、受注
    という事が多い様な気がする。



    幾つになっても、数字を積む営業
    はできないが、人事や組織の問題を
    解決してやろうという意欲は、
    なかなか衰えないものだ。


    ここ数年はめっきりなくなったが、
    以前は、一定のエラーから、ご迷惑を
    かけると、お詫びに行くことも、
    社長の業務だった。


    そこで、何度か言われた台詞が
    タイトルのものだ。


    「人事のプロって何ですか?」
    「そう言うあなたもプロでしょう」
    「御社の人事部は、ミスをすると
    こういう言い方を上司にされるの
    ですね。」



    小心で、責任感の強い私は、これらを心でつぶやき、

    ひたすら恭順の姿勢で頭を下げる。


    というのは、少しオーバーで、
    スタッフに怒られそうだが、



    まあ、良く考えてみると、
    人事のプロという言葉は、今でも
    よくわからない。


    法律と業務に精通した
    スペシャリストであればまだわかる。

    一目見たら、相手の能力を見抜けるとか、

    そんなイメージだろうが、
    現実的には、あり得ない。


    だから、心と国語力の乏しい
    お客様の言葉だと解釈して、
    忘れる様に努めるしかない。



    人を理解し、人を見抜き、
    人を惹きつける
    能力のある人は、
    マネジメントの世界には
    いるけども、残念ながら、

    人事部には、多くない。


    それは、これらのスキルは、
    利害関係のある部下を統率する
    立場になって、初めて身につく
    ものであり、スペシャリストという
    専門性とは、違うからだ。


    情報化と草食化

  • 2017.02.04 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • これは、ちょっと乱暴な議論であり、
    反論も多いと思う。


    情報コストが下がり、
    誰でも安易に「現象」情報を
    入手できる様になった。




    情報源という意味では、 今のネットは、以前のテレビ
    とほぼ、同じではないか?


    顧客の喜ぶこと中心であり、
    信念や概念性はない事が多く、
    白黒単純に言い切る。




    こうした情報だけで生きている
    若者は、情報草食系と言えるだろう。


    彼らに、情報の重要性と
    取得方法を教える術がないのは、
    大きな悩みである。


    また、彼等もその事の重要性に
    気づかず、ニーズが顕在化していない。



    情報は、問題意識の高い
    勉強家やエグゼクティブに
    偏在しており、彼等と接する
    レベルまで、上がって来ないと、
    得られない。


    この情報格差が、経済格差の
    根幹にあるのは、間違いない。



    営業活動

  • 2017.01.20 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • 先週から、来週まで3週間は、
    ほぼ連日ネクタイを締めて、
    営業活動の毎日だ。


    提案する商品は、次世代経営者
    育成研修プログラム。


    5年続けた経営者との米国ツアー
    に参加いただいた社長に向けた
    営業活動だ。


    お会いした全員から、研修サービス
    のコンセプトとコンテンツには、
    絶賛していただいた。
    高額サービスにもかかわらず、
    既に、12名のお申込みをいただいた。


    やっぱり、ソリューションセールス
    は、楽しい。


    お客様の潜在的ニーズを先取りして
    商品開発して、自信を持って
    売ることができるのは、
    とても、幸せなことだ。


    そして、多忙な経営者の皆さん
    とじっくり人事について、
    話し合う時間は、最高に頭脳が
    回転して、心地よい疲労感を
    感じることができる。



    やっぱり、この仕事が
    好きなんだなあと思う。


    私が、組織づくりでお手伝いするお客様は、

    なぜか、社歴の永いファミリービジネスが多い。

     

    ファミリービジネスの根幹は、環境が

    変わらないことと、守りの経営が継承

    できることだと思う。

     

    ところが、よく考えてみると、もうこれからは、

    環境もバンバン変わるし、守りだけでは、10年と

    会社は、もたない可能性が高い。

     

    つまり、これからの経営者を目指す人は、

    現行のビジネスの経験だけでは、とても

    苦しいことになるのだと思う。

     

    世の中のニーズの変化や

    市場の変化をどう捉えて、次の事業

    を作っていけば良いのか、

     

    そういうことを目的とした次世代リーダ

    育成ビジネスが、この数年の目的だったが、

    ついに、ほぼ、コンセプトとコンテンツが

    完成してきた。

     

    「デザイン思考」

     

    という米国シリコンバレーで、主流になっている

    商品(ビジネス)開発のメソッドを使った研修を

    日本とシリコンバレーで6ヶ月かかっておこなう

    という壮大なものだ。


    トップリーガー

  • 2016.11.12 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 先月に続き、今月も、数名の
    ラグビートップリーグの選手たち
    のキャリア支援を継続している。


    プロスポーツの世界に初めて、
    足を踏み入れてみて、彼等の
    選手生活が終わった時のキャリア
    構築は、本当に大きな問題だなあと
    実感している。


    特に、ラグビーは、ケガの多い
    スポーツだから、予想外に早く
    引退を強いられることもある。


    伝統的な大規模メーカーなどでは、
    それでも、その後の彼等を受け容れる
    チカラがあるのだろうが、そんな
    恵まれた選手ばかりではない。


    大事なことは、若い頃からの
    キャリア教育だと思う。


    少しずつでいい。


    どうやって、これが出来るか
    選手会長の廣瀬さんと良く
    考えていきたい。

     


    体力勝負のとき

  • 2016.11.05 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 怒涛の10月が終わった。


    フィリピン出張に始まり、
    毎週末に国内出張をこなし、
    オフの日が1日も無いのは、
    毎年5月と10月だが、流石に
    発熱を押しての仕事は、シンドく
    感じる年齢になってきた。


    今週末は、久しぶりの休み、
    土日とも、秩父宮ラグビー場で
    ラグビー観戦して、リフレッシュ
    しよう。


    年内は、後2つの大型海外出張を
    こなして、8回の国内出張を
    やり切らなければならないから、
    まずは、体調管理そして、
    リフレッシュ。

    組織が少しずつでも、成長する会社かどうか

    は、中堅企業以下の場合、なんだかんだ言って

    経営者次第だと思う。

     

    ポイントは、人材への考え方と自責思考である。

     

    私が、数年にわたり、お付き合いを継続する経営者は、管理職と

    の成長をじっくりと話し合うことが、ミーティングの目的だ。

    毎月会っていても、一進一退であり、私が、見た事実と評価を

    伝え、話し合うのだ。これを毎月繰り返す。そして、1年に

    一度くらいか、組織の成長を振返るという具合だ。

     

    良き経営者は、中小企業が人材難であることを前提に

    考え、自分の要求を100%満たす人材は、「夢」でしか

    ない、と考える。なぜならば、自分自身が、不完全であり、

    会社の限界であることを、よくわかっているからである。

     

    ダメな経営者は、自分のことは棚に上げて、部下に過剰な

    期待と要求を常にする。そして、それは、決して満たされない

    ので、常に自社の不満を口にすることになるのだ。

     

    人は、すぐには、育たない。

    やってみせ、させてみせ、

    ほめてあげねば、人は育たず、

    という山本五十六さんの言葉は真実である。

     

     


    公共のマナー

  • 2016.10.28 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • オフィスという所は、公共の場所で
    あると同時に、多くの時間を過ごす
    場所であるから、そのマナーは
    結構人の躾がそのまま現れる
    事が多い。


    恵比寿という所は、営業会社より、
    ファッションやマーケティング
    ITサービスといった業種も多いので、
    ネクタイを締めた人もいるけど、 社会性の低い学生の様な人も
    エレベーターで見かける。

    彼らは、公共スペースで、無防備
    な事が多い様だ。


    名の知れた会社でも、エレベーター
    内でのちょっとしたマナーで、
    良くも悪くも程度がわかる。


    僕は、管理人室のおじさんと
    直ぐに仲良くなる。


    彼らとは挨拶を
    欠かさないし、せっせと階段を
    歩く事も多いので、良く会うのだ。


    彼らは、冷静に、会社の品格を
    見ている。
    だから、「うちの
    社員はどう?」
    なんて良く聞きに行く。


    ちょっとした事だが、公共の場所での
    マナーは、とても大事な躾だ。


    トップリーグのラグビークラブハウス
    を連日訪ねて、久しぶりに
    強い気持ちで、そう思った。


    Mr Captain

  • 2016.10.27 Thursday | category:コンサルティングの現場から
  • 頑張っていると、どこかのステージで、
    自分よりも頑張っている人達と
    知り合えて、
    また、エネルギーをもらって、
    頑張れるものだ。


    今日は、こんなことを痛感した
    1日だった。



    昨日に続いて、今日もトップ
    ラガーマンのキャリア支援
    プロジェクトのトライアルで、
    東芝府中の独身寮へ伺った。

    当社の個人特性分析CUBICを
    受けてくれた選手は、若手中心の
    5名で、昨日同様説明を始めた。

    うち、2人の選手が、食い入る様に
    僕の話を聞いている。その集中力は、
    優秀なビジネスマンそのものだ。

    一人は、早稲田出身の中田選手、
    身長194cmの大型ロックだ。

    実は、彼が大学生の時、中竹監督の
    依頼で、チームの組織力を分析した
    事がある。ご縁を感じる再会だった。

    もう一人が、東芝入社5年目で
    この強豪チームの主将を務める
    森田選手だ。

    私が話した、メタコンピテンシー
    という専門用語を即座に理解し

    「これは、ラグビーの世界でも
    そのまま当てはまると思います。」
    と爽やかに言い切った。

    高校、大学とトップレベルの
    ラグビー部
    主将を務めたこの男は、若いが、只者ではないな、
    とすぐにわかった。

    聞けば、大学主将の選出は、同期の
    投票らしく、私の想像だが、東芝
    主将は、あの廣瀬さんの推薦では
    ないか?

    同じ男の匂いがプンプンするのだ。

    彼らとは、近日中に、恵比寿オフィス
    での再会を約束した。

    一流のラガーマンが、卒業後
    一流のビジネスマンになれる事を
    証明したいものだ。


            

                     

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