人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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起業の心得

  • 2017.10.30 Monday | category:講演、セミナーでの話し
  • たまに、起業家を目指す勉強会
    に呼ばれることがある。
    良いことだから、応援したいと
    ライフワークの1つとして
    出かける様にしている。


    事業を行うことは、即ち、
    頼るものを失くすことでもある。


    企業ブランド
    雇用の安定
    資金などなど


    文字通り何もない。


    良く例に話すのは、
    健康と有給休暇だ。


    休暇は誰の承認も不要ですが、
    確実に売上が減り、顧客が離れて
    行きますよ、

    と話すとサラリーマンの
    参加者は、驚く。


    更に、風邪など引く様な人は
    起業に向かないので、やめた
    方がいいよ、と話すと苦笑いする。


    これは、本当の話だ。


    心と身体が強くない人は、
    サラリーマンを続けた方が良い。

     


    能力の評価

  • 2017.10.23 Monday | category:講演、セミナーでの話し
  • パフォーマンスの評価は、
    目標が定量化され、明解で
    あれば、決してむずかしくはない。


    営業マンの単純な目標達成率
    であれば、人より、機械の方が
    確実にこなすかもしれない。


    上司の存在意義は、パフォーマンスに
    直結するプロセスを見て、そこで発揮される
    「能力」へのアドバイスをする
    ことである。


    機械にはできないのは、
    実力を背景にした信頼関係に
    基づく、人材育成だろう。


    この週末は、クライアントで、
    能力評価 に特化したトレーニング
    をさせていただいた。


    これは、その概念を理解し、
    その上で、実践あるのみなので、
    PDCAを回すために、効果的な
    ロールプレイを重ねる方法が良い。


    週休半日の経営者

  • 2017.10.20 Friday | category:講演、セミナーでの話し
  • こんな事を言うと、また、お叱りを
    受けるだろうが、まともな経営者が
    週末を呑気に過ごしている例を
    僕は、しらない。



    経営者だけでなく、医師でも
    弁護士でも、研究者でも同じだ。




    それだけ、プロフェッショナルに
    とっては、厳しい時代になった
    ということだ。


    幾ら勉強しても、この先が予測
    出来ずに、焦燥感は募る一方で、
    自分の頭で考えるしか答えは
    出ない時代だから、そういう時間は、
    どうしても、週末にならざる
    を得ないだろう。


    加えて、僕の様な中小企業経営は、
    スタッフの採用、教育、営業や
    顧客のコンサルティング業務など
    のハンズオンも少なからずある。


    週休2日や週40時間労働
    というルールは、
    労働者のためにあり、
    役員だろうが、取締役だろうが、
    そういう働き方をする人達は、
    グループとしては、労働者であろう。


    多忙を気取るビジネスマンの
    接待会食やゴルフ、社内調整や政治
    などに関わる業務は、思考業務からの
    逃避の言い訳に使われることも
    多いのではないか?



    週休半日が嫌であれば、
    そのポジションを降りるべきだ。


    好きでやっている僕自身も、
    その気力と体力がなくなったら、
    サッサと引退しようと思う。

     


    研修そのものは、まあ、良い評価を
    いただき、手応えのあるものだったと
    思う。


    実は、研修講師のパフォーマンスは、
    参加者の特性や社風に大きく
    影響を受ける。


    研修を始めてからわかったことだが、
    このクライアントは、
    米国企業にしては、家族的で、
    リーダー達の人間性も高く、
    素直である一方で、
    好奇心と自らの意見を主張する
    能力も備えている。


    一言で言うと、多様な人材を活かす
    チカラが備わった会社と言える。



    その影響を受けて、僕の
    モチベーションとパフォーマンスが
    グイグイ上がった。


    結果として、放出されたエネルギー量の
    分だけ、更に研修成果が大きくなるという具合だ。



    研修のロールプレイの前には、
    何時も、自ら、デモンストレーション
    をやるのだが、殆ど打ち合わせの
    ないぶっつけ本番のデモ30分が、
    最高のパフォーマンスになったのは、
    このクライアントやデモの部下役を
    担って頂いた方の雰囲気や人柄の
    影響を受けたからだろう。

     


    金曜日から土曜日は、グローバル
    に展開する医療業界の管理職研修
    で、講師を勤めた。



    いろいろな経緯があり、
    「hp時代の初任管理職研修である
    Process of management 」の現代版

    をベースに一から商品開発を
    することになった。




    丁度自社のマネジメントを、
    トップダウンからボトムズアップ
    に切り換え、そのために、

    ダイバーシティや個性及び強みの尊重を主張
    していたから、これも何かのご縁と
    引受けた案件だ。


    そこからは、研修の新規開発なので、
    結構大変だった。


    英語で書かれた30年前の資料を
    引っ張り出して、和訳し、今風に
    アレンジし、さらに、顧客特性を
    加味して、修正を重ねる、という
    作業を2ヶ月かかって完成させた
    のだ。


    やりながら、やはり、リーダー理論
    の基本は、時代や国を超越して、
    変わらないなぁということだ。


    市場価値と賃金

  • 2017.08.10 Thursday | category:講演、セミナーでの話し
  • 過当競争と化した人材紹介ビジネス
    は、その売りを、「年収アップ金額
    (もしくは、アップ率)」において、
    さらなる転職希望者の囲い込みを
    図ろうとしている。


    あるサイトには、エージェント毎の
    転職成功者の年収増額を比較する
    ような情報もあるという。


    彼らの立場と気持ちはわかるが、
    やり過ぎだろう。


    年収増額で、喜ぶのは、彼らと
    転職者であり、困るのは、求人を出す

    企業である。


    単純なこの構造の中で、一方的な
    ニーズだけが、いつまでも満たされる
    ということは、あり得ない。



    この人手不足の中で、確かに、
    転職による賃金アップもあろうが、

    転職後数年を正確に追いかければ、
    年収は、せいぜいトントンなのでは
    ないか、というのが、僕の想像だ。


    僕の知る限り、実力以上の給与を
    求めて、企業を転々とする人が、
    成功したのを見たことがないのは、
    誠に不思議である。



    むしろ、無理がたたって、
    心身の不調や、人間性の劣化、
    最悪の場合は、連絡がとれなくなる
    ことも多い。



    実力を「市場価値」と置き換えれば、
    会社や職業の変更は、これを基に
    行えば、間違いない。


    これもまた、不思議なことだが、
    市場価値を適切に上げ続ける人
    には、給与が後から、必ず
    ついてくるものだ。


    これは、経営者の立場で言うのではなく、ある意味真実の一つであろう。

     


    不安定時代の教育

  • 2017.05.17 Wednesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 昨日の続き。

     

     

    この数ヶ月、人のご縁で、大学や教育機関での、

    勉強会、講演会に呼ばれることが増えてきた。

     

    これは、ビジネスではないので、原則無償で

    受けて、準備もせずにいくことが多い。

     

    テーマは、

     

    ・企業社会でのコミュニケーション

    ・ホウレンソウ とは?

    ・キャリアと資格と勉強

    ・専門性と基礎力

     

    などなど、確かに、時代の不安定さの

    中で、私たち諸先輩が、答えをだせない

    ものが、多いようだ。

     

    私の主張は、大体こんな感じ。

     

    「自分で考えて、決めること。

     そのために、いつも、学び続けること。」

     

    「世の中の情報は、思考しないおとなしい

     人たちを購買などにリードするものが

     多く、『普通』という常識が、通用しなく

     なっている」

     

    「自律した思考と、所属する社会での

     コミュニケーション能力が、安定と安心を

     もたらし、所得にも強く影響する」

     

    どこで、どういう情報が流れたのか、

    某国立大学からは、正式な

    授業を担当してほしい、というオファー

    もいただき、驚いている。

     

    こういう活動が、ライフワークに

    なるのであれば、それは、それで、

    本望かもしれない。


    大きな企業は、立派なオフィスと
    隔離された応接室で、
    外注化されたスタッフの方から
    サービスを受けることが多く、折角
    訪問しても、その社風を感じることは
    難しい。


    ところが、中堅以下の企業は、その主張が
    オフィスに表れていることが多く、
    訪問の意義もある。


    最近は、受付が、電話案内だから、
    対応していただく方は、総務の
    若手になることが多いが、
    オーバーに言えば、その対応で、

    会社の人材レベルの想像がつき、

    応接室や会議室の清潔さで、

    会社の格も想像がつき、
    まあ、外れないなあと思う。



    また、VIP対応の場合は、秘書の
    方もキチンとしているし、
    間違っても、コーヒーに市販の
    砂糖やミルクは出て来ない。


    手間をかけて淹れていただいた
    であろう美味しいお茶が多い。


    僕は、こういうことに拘るので、
    自社のオフィスにも主張と拘りを
    持ち、積極的に、お出でいただく
    様にしている。


    但し、通常オフィスで働く
    スタッフには、特別な顧客対応は
    行わない。


    時々来客に対して、直立不動で
    迎える会社もあるが、やり過ぎだろう。


    自然な何時ものオフィスを見て
    いただくのが、良いと思う。 


    新卒採用の会社説明会が真っ盛りである。

    外を歩いていても、一目でそうだと分かる

    スーツ姿の学生が、スマホ片手に、急ぎ足

    で、街を走り抜ける。

     

    ところで、企業側をご支援する当社の立場に

    なると、内定辞退は、相変わらず大きな問題だ。

     

    端から、滑り止めのような受験をされる企業は、

    それはそれで、採用力を上げる努力が足らない

    のだろう。

     

    一番悲しいのは、動機付けもして、しっかり

    見抜き、適切なマッチングを自信をもって

    おこなった後に、

     

    「親に相談して」辞退されるケースだろう。

     

    いつから、これほどまでに「親」が意思決定に

    登場するようになったのだろうか。

     

    僕の常識では、高校を卒業したら、自立を

    促し、家を追い出すのが、正しい。

    自律とは、経済的なものもあろうが、まずは、

    精神的なものが優先する。

     

    そして、自律のためには、判断力が養われなければ

    ならない。判断力は、失敗した経験からしか学べない

    (読書で学べるのは、手痛い失敗の後だと思う)。

    失敗し、反省させ、その経験を生かせるように

    するのが、親の最後の役目である。

     

    18歳で、こういう教育に入れば、就職活動に

    親が登場する道理はないはずだ。

     

    高度成長時代の経験から、大人は、

    これからを活きる若者の役にたたないで

    あろうことの根本を理解することが大切であり、

    だからこそ、早くから、自己判断による

    失敗体験をたくさん積ませて、

    自己判断に磨きをかけさせてあげることが、

    最良の親心だと思うのだがどうだろうか。

     


    シブヤ大学の左京さん
    ラグビー日本代表の廣瀬さん

    のお二人を招いて

    「リーダーシップを考える」

    というテーマのセミナーを
    行った。



    80人収容の会場が、ほぼ
    満席になったので、まあまあ
    の集客だったと言える。



    参加者は、お二人の影響もあり、
    ラグビーが大好きな経営者から、
    現役のラガーマン、人事関係の
    方々さらには学生まで、多種多様で
    いつものセミナーとは随分違う
    空気が流れて、進行は、実は、
    難しかった。



    事前の打ち合わせでも、
    ターゲットとその期待値設定が
    難しいね、という話し合いを
    していたが、すごいなあと思った
    のは、3人とも参加者の顔色を
    見ながら、気がつくと、皆さんが
    もれなく、頷いたり、メモして
    参加してくれる様になった。

    僕は、進行役として、会場の
    皆さんの表情がよく見えたが、
    通常のセミナーよりも、
    多くの人が、前のめりに参加して
    いるのがよくわかった。



    リーダーシップには、答えがない。

    だから、現代を代表する
    ナチュラルリーダーである彼らの
    生い立ちから、選択、苦闘体験を
    聞くことで、皆が何かを感じて、

    学んで、明日からの行動に影響するような何かが
    生まれれば良いなあと思って、
    企画したが、果たして、どうだった
    だろうか?



            

                     

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