人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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面従腹背(前川喜平)

  • 2019.06.16 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 加計学園の問題で有名になった文部省次官だった、あの前川喜平さんの著作。

    出版社は、毎日新聞。やはり、箱根本箱で見つけた。

    組織の論理というものがあり、自分の意思を殺して、組織で生きる、なんてことはこの私には絶対出来ない事だから、リアルな意味で、面従腹背とは何か?

    僕には理解できない。

    この時点で、世の中のエリートと単純な自分を比べて、溜息が出てしまうが、何のために働くのか、よく分からなかったけど多くの役人が、こういう人生の上で国を支えているのだとしたら、何とも言えない気持ちになった。

    僕は、前川喜平さんの言動が好きだし、自分では出来ない仕事をしてきた人として尊敬する次第である。


    知的生き方教室(中原昌也)

  • 2019.06.15 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • まともなストーリーなど無いこの小説だが、妙に惹きつけられて一晩で読んでしまった。

    皮肉たっぷりと言うかあえて知性を見せず、笑わせてもらいながら、読んでしまう様な不思議な小説?

    普段だったら、絶対手にとらないだろう。

     

    こんな本を深夜に読むなんて、これまた、箱根本箱の為せる技か?


    ポルシェ太郎(羽田圭介)

  • 2019.06.09 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 芥川賞作家 羽田圭介さんの最新作。

    何故ホリエモンが帯本で絶賛しているのかわからないけど、若い男の子の物質的欲求の物語であり、女性には、ちんぷんかんぷん の内容だろう。

    主人公もストーリーも中途半端なのだが、切ない表現に魅せられて一気に読んでしまった。

    20代の普通の男の子に読んでもらえれば。


    アタラクシア(金原ひとみ)

  • 2019.06.08 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • こちらも芥川賞作家の金原ひとみさん最新作。

    10年も結婚生活を送りながら、心が通わない夫婦がいるんだ。

    夫の暴力や浮気にも離婚せず、自分も不倫することで、生活の平静を保つ女性がいるんだ。

    ありそうで、なさそうな現代の夫婦像を描いたなどと表現すれば良いのだろうか?


    一流大学の優秀な学生が就活で躓き、強度の鬱になり、そこから、新井薬師前駅に5坪の喫茶店を開いて奮闘し、一緒に戦った同志と目出度く結婚するという実話(去年の)。

    何で引き込まれるのかよくわからないが、縁のないこの普通の若者のストーリーにはまった。

    今の若者を理解しようと手に取った本だけど、いろいろ感じるものがあった深い本だと思う。

    幸せとは何か?の類かな。


    ノースライト(横山秀夫)

  • 2019.05.26 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • クライマーズ・ハイ、半落ち、看守眼、64と渋い著作の多い横山秀夫さんもまたほぼ同級生で最新著作は必ず読む。

    この作品も人間性というか心に訴えるものが多くて、重たい内容だが、GWに一気読み。

    オトナの男性向けの本かな。

     

     

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    ノースライト(横山秀夫)


    タイトルと中身の違う。また、理解の難しいこの本をお奨めすべきかどうか迷ったけども、載せることにした。

     

    それは、僕自身の指針のヒントがいくつも得られたからである。

     

    落合さんの文章は、いつも二度読んでもわからないことが多い。知性の差かと思うが、一般人にわからせようとしているわけではないように感じる。

     

    ほりえもんは、もう、上から目線で、親切に程遠い言葉使いで、笑ってしまうが、やはり、一般人のリーダではないと思う。

     

    それでも、面白かったのは、「お金」という「信用価値」が大きくかわろうという経済システムの変化について。

     

    それに加えて、組織人 という価値の凋落がよく納得できたことかな。

     

     

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    10年後の仕事図鑑(堀江貴文/落合陽一)


    週刊誌に載せたエッセイを編集した本だろう。

    相変わらず、素直な物言いでテンポも良く、ゲラゲラ笑いながら、すぐ読めてしまう。

    代々木上原駅の幸福書房さんの閉店は、本当に残念だった。

    日本人が読書から離れ、どんどんアホになっていく。

    その大きな流れを少しでも止めるべく抵抗したい。

     

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    マリコを止めるな!(林真理子)


    とめどなく囁く(桐野夏生)

  • 2019.05.11 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • この小説は凄い。

    主人公は41歳の女性、主人が、海上で忽然と行方不明になり、見つからず7年後72歳の資産家と再婚し、伊豆葉山の高級住宅街に住んでいると言うところから、物語は始まる。

    彼女を取り巻く、家族や友人達の個性がとても強い味付けになっており、読み手は引き込まれる。

    既に数人の女性に勧めたが、例外なく夢中に一気読みしたと言う。


    そうだろうなあ。

    桐野夏生さんの著作は出ると直ぐに買い求めるのだが、その中でも最高レベルの力作だと思う。

    同時に、単純で鈍感なおっさん代表として、密かに感じることも多々あった。

    平成最後の本として強くオススメします。

     

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    とめどなく囁く(桐野夏生)


    論語と算盤(渋沢栄一)

  • 2019.05.01 Wednesday | category:おすすめBOOKS
  • この高名な現代版ビジネス書をこの日に読み終えようと数ヶ月持ち歩いて熟読した。

    読むほどに、思考が止まらない。

    誰かと語りたくなる様な一冊。

    ライフネット岩瀬さん、サントリー新浪さん、東レ佐々木さんという錚々たるメンバーが推薦するこの書物は、普通のビジネス書の数百冊分に当たる古典の名著である。

    未来の経営者の勉強の最強の教科書と言えるだろう。


    君たちに明日はない

  • 2019.04.29 Monday | category:おすすめBOOKS
  • 『信長の原理』を書いた垣根涼介さんが10年前に書いた人事関連の本。


    気軽に読めて「人の気持ち」に寄り添える本はないかな、と探していた時に、まさにドンピシャだった。

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    君たちに明日はない(垣根涼介)


    何故日本には天皇がいるのか?源氏物語が存在するのか?武士や幕府があるのか?攘夷のはずが、開国になるのか?

    歴史を勉強していて、こんなことは、当たり前として覚えることを強要されてきたが、実は何もわかっていない。

    この本は、橋爪大三郎さんと大澤真幸さんという東大の社会学の権威?の対談なのだが、普通と違って、知が知を生み出す様な引き釣りこまれる様なテンポの対談だ。

    知らないことだらけの知識不足の穴がひとつづつ塞がる様な快感とでも言おうか。

    とにかく、面白かった。

     

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    日本ってこんなに面白い(橋爪大三郎他)


    Uber(立入勝義)

  • 2019.04.14 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 正に本日のニュースで米国ウーバーが、ニューヨーク証券取引所に上場申請した、というニュースが流れた。

    この本は、ユーザーとしてのウーバーを描きながら、テクノロジーの発展で産業そのものが大きく変わって行く様を、事例で示しているような本で、とてもわかりやすく、振り返りになった。

     

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    Uber(立入勝義)


    信長の原理(垣根涼介)

  • 2019.04.13 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • この本は、どんな人事の専門書よりも楽しく勉強になります。

    30歳以上の人事マンは、組織と人を理解しようとするならば、是非読むべき本です。

    ちょっと分厚いけどね。

     

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    信長の原理(垣根涼介)


    人生の勝算(前田裕二)

  • 2019.04.07 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • この若い天才経営者のビジネスを僕は理解できない。

    最高速のモチベーションと高いメタコンピテンシーで若くして外資金融の世界でトップになったことはよく理解できる。そして、持っているものの大きさや考え切るチカラも並ではないなあと思う。

    当社の30歳前後までの頑張っているスタッフに読ませたい。

    この本を読めば、プライドがいかにモチベーションを抑えて成長を阻害するのか、よくわかると思う。

    トップである僕の悪い影響で、当社には、生真面目な社風が蔓延しており、それは良いが、問題なのは、「バカができる」スタッフが殆どいないことだ。

    これに加えて、お客様より、自分の心地良さをついつい求める高プライドマンの存在が顧客に距離を置いている。

    結果として、営業力が相当弱い。この事が最大の経営課題である。

    幸いにして、アセスメントサービスのリーダーは、声がでかいだけのアホである。

    元トップセールスのママさんスタッフも復職してくる。

    今期はじめた人材サーチ事業のトップも成熟した人誑しお母さんだ。

    「お客さんに可愛がられる術を実は知っている」

    彼等を使って、営業組織を強化する事が、僕の来期の大きな仕事だな。

     

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    人生の勝算(前田裕二)


    高島宗一郎市長の書き下ろし。

    とんでもなく面白かったので、ここでご紹介します。

    リーダーの役割は、

    ・全員ではなく、全体最適化
    ・決める事は嫌われる事、だから、鈍感力が問われる
    ・プロフェッショナルが売っているのは、「生き様」と「戦う姿」
    ・自分の命は、役割がある所に導かれる。リスクは怖くない。

     

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    福岡市を経営する(高島宗一郎市長)


    もっと言ってはいけない(橘玲)

  • 2019.03.23 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 本書は、とても不愉快な内容です。でもしかし、事実あるいは高い類推から述べられており、とても勉強になります。

    一部自分の意見もありますが、例えば、下記のような感じです。

    ・日本に華僑が存在しないのは何故か?華僑が経済や社会に強い影響を持つと言われる東南アジアと何が違うのか?

    ・政府が今検討している「幼児教育全面無償化」は、経済学的には、無意味で、選挙のための人気取り施策に過ぎない。教育は小学校に上がってからでは遅い。

    ・大卒と高卒の生涯賃金と教育費用から投資効率を計算すると年率10%を超えて、公共事業より効率的な投資である。

    ・知能の遺伝は、加齢と共に上がるので、両親の知能が一定レベル以下だと、小学校受験に血眼になるのは、理にかなっている。

    ・そう言えば、附属中学、高校生の一定数は、社会人で活躍していないような気がする。

     

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    もっと言ってはいけない(橘玲)


    橋を渡る(吉田修一)

  • 2019.03.22 Friday | category:おすすめBOOKS
  • 吉田修一さんの世界が、週刊文春を題材に展開していくユニークな小説。

     

    彼のような心と行動の独特の描写をなんと表現すれば良いのか。


    とにかく面白い。


    あっという間に読みきれます。

     

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    橋を渡る(吉田修一)


    琥珀の夢(伊集院静)

  • 2019.03.20 Wednesday | category:おすすめBOOKS
  • サントリー創業者鳥井さんのお話。

    冒頭から松下幸之助が登場して惹きつけられる。

    帯で小泉元首相が言うように、主人公の信治郎に思わず惚れてしまうようなのめり込み方。

    僕の目には、どうしても、大きなことを成し遂げる人物の素養や性格を形成する両親のしつけや修行時代の指導法に目が行き、

    原石がどう磨かれていくのかそう言うことに釘付けだった。

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    琥珀の夢(伊集院静)


    自殺(末井昭)

  • 2019.03.17 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • すごいタイトルの本で驚かれたかもしれないが、人事屋が読むべき一冊として推薦します。

    末井さんの本は、箱根の温泉旅館「箱根本箱」で見つけて以来だけど、こちらも夢中で読めた。

    「社会不適合者」という言葉が、何度も出てきて、考えさせられた。

    自殺なんかする人は、弱い人で、逃げている、と思い込むような管理職にこそ読んでほしい。

     

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    自殺(末井昭)


    闘争の倫理(大西鐵之祐)

  • 2019.03.16 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 本書は、日本代表や早大ラグビー部を率いて数々の輝かしい成果を出された大西先生の晩年に出版された言わば遺作とでも言おうか。

    口述筆記による生々しい言葉の一つ一つに重みのある力作だ。

    帯本に、サッカーの岡田武史さんが言うように、本書は、スポーツを通じた哲学書と言える。

    分量も多く、時間を要したが、人間教育という立場から、スポーツがなし得る事を改めて整理でき、その意義を学べたことは、本当に良かった。

     

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    闘争の倫理(大西鐵之祐)


    結婚(末井昭)

  • 2019.03.09 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 例の 「箱根本箱」で部屋に置いてあり、何となく手にとったら止まらなくなり、仕方ないので、買って帰ったという曰く付きの本。

    末井さんの強烈な人生の暴露本という体をなしているのだが、その果てに、彼が悟った結婚観と幸せ感は、なかなかのもので、実に読み応えがある。

    この本は、本当は、若い人にとても良いのだろうけど、強烈すぎて、おすすめできない。

    寧ろ、今更悟っても、やり直しの出来ない同級生に薦めたい。

     

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    結婚(末井昭)


    読む力(松岡正剛 佐藤優)

  • 2019.02.14 Thursday | category:おすすめBOOKS
  • 彼らの事を一般的には知の巨人とかいうのだろう。

    この手の本は、自分に気合いを入れて読むのだが、打ちのめされて失意のどん底、というパターンが多い。しかし、この本は、さもあらず。

    映画から漫画、俗物本まで取り上げられて楽しい。

    僕の読んだ本も少ないけど、紹介されていて嬉しい。

    二人のような方々に追いつくことはできないけれど、トップの知性がどんな勉強と好奇心を持っているのか知ろうとすることは吝かではない、と信じたい。

     

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    読む力(松岡正剛 佐藤優)


    これもまた、ニューヨークの紀伊国屋で買ったのだが、新書とは名ばかりの難解な内容に何度もめげそうになりながら、ポストイットを貼りまくり、繰り返し読んで、漸く読破。

    アメリカという国を理解する手法として、キリスト教の理解、哲学の理解が前提の対談であり、やはり難しい。

    最後は日本が戦後なぜ米国従属に疑問を持たないのか?

    アメリカの覇権確立の歴史とこれからの世界秩序というようなリアルさが面白い。

    以下は、最後の対談部分の抜粋です。私は、この部分を読んでこの本を手に取りました。

    興味あれば、是非読んでみてください!


    ー 日本は、アメリカへの精神的な依存度において、世界でも突出していると同時に、アメリカを理解していない程度でも突出している。

    アメリカを知ることは、アメリカへの殆ど倒錯的なレベルの依存から脱するための第一歩であり、それを通じて日本は自分が何者であるかを知ることになるし、自分がアメリカや世界に対して何ができるのかも改めて自覚するでしょう。

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    アメリカ(橋爪大三郎 大澤真麻幸)


    手紙(東野圭吾)

  • 2019.02.12 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • この有名過ぎる東野圭吾さんの本は、もう20年も前に出されたようだが、読む機会がないまま、去年のニューヨーク出張で、ふらっと入った紀伊国屋書店で手にとって買い求めた。

    犯罪加害者家族の話だが、壮絶で考えさせられる小説だ。

    登場人物の台詞一つ一つに振り返って、考えさせられるような小説だ。

    コミュニケーションに難ある人は、なんだかんだで自己中だから、こういう小説を読めばいいのに、と思う。

     

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    手紙(東野圭吾)


    人生の教養(佐々木常夫)

  • 2019.02.10 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 東レにおられた佐々木さんにお目にかかったのは、何年前のクリスマスだっただろうか。

    多忙な中真摯に対応いただき、そのプロフェッショナルぶりに感動したのは、先日のようだ。

    これは、佐々木さんの最新作か。

    恐らくライターを使わずに彼が丁寧に描き下ろしたのだと思う。

    組織人として苦労を重ねて学んだ内容が満載で、当社の管理職にも読ませたい良書である。

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    人生の教養(佐々木常夫)


    この本は、タイトル通りの内容だけど、特に若い女性向けに書いたのではないかな、と思うような、恋愛や育児それに母親の影響など、彼女達の関心事がわかりやすく書かれていて、しかも科学的な論拠もあり、楽しみながら読める本である。

    若い女性が気軽に読める科学の本としてオススメ。

     

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    人間と遺伝子の本当の話(竹内久美子)


    評判になっているこの小説を先週から漸く読み始めたら夢中になって止まらない。

    スケールが大きく展開と描写が生き生きしていて、寝るのが惜しくなるような傑作だ。

    戦時下のベルリンでの話は、凄惨な描写も多い。

    おそらく、この小説のテーマは「自由」なのだろう。本当に、私たちのこの自由な時代に感謝したくなる、そんな小説だ。

    深緑野分さんの作品は、注目したい。

     

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    ベルリンは晴れているか(深緑野分)


    これ 面白いですよ。


    振り返れば、ありふれたストーリーだけど、読み出すと夢中になる。


    さすが、宮部みゆきさん。

     

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    昨日がなければ明日もない(宮部みゆき)


    あの時何が(熊本日日新聞)

  • 2019.01.19 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 2016年熊本地震のドキュメント。

    僕は、神戸震災時たまたま駆り出されて支援に向かい、すごい惨状をみて帰るに帰れない。

    とにかくできることをやろう、という経験があるが、熊本地震は、数十人のスタッフの生命に関わることだから、会社としても、大変な震災だった。

    この本を読んで、普段の人脈やコミュニティあるいは、仲間意識、近所の共同体などがいかに大事か強く思い知る次第である。

     

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    あの時何が(熊本日日新聞)



            

                     

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