人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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猿の見る夢(桐野夏生)

  • 2019.08.18 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 59歳 元一流銀行員
    出向先でオーナー社長に
    翻弄されるサラリーマン
    を主人公にした話。




    セコく、ちっちゃいオトコ。


    奥さんと息子達
    母親と妹
    それに10年付き合った女性
    と謎の占い師が出てきて、
    ゲラゲラ笑える所と

    ちょっと笑えない深刻な
    ありえそうな展開に一気読み。

    これは、心の底から
    共感できる部分が多く
    とても読み応えのある大人
    の本である。

    この本は、酒井さんの20年以上に
    及ぶ介護実例からのエキスと
    人事プロフェッショナルとして
    の提案がギッシリ詰まったもの。


    10年ぶりにお会いして
    当社も40歳台中心に介護離職
    が潜在課題になりつつあり、

    先ずは、彼に研修を依頼した。


    介護離職は企業、個人双方に
    大きな問題になりつつあり
    これを機会に
    しっかり勉強してみたい。

    死刑にいたる病(櫛木理宇)

  • 2019.07.28 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 親の躾やネグレクトを
    テーマにしたこの強烈な小説は
    初っ端から読者を引きつけて
    話さない。



    人間という動物の弱さを
    強烈に悟らされるような
    すごい作品だと思う。




    僕にとっては、一般的には
    「カリスマ性」
    と呼ばれる「人の支配」
    がテーマだったように思う。


    あちこちで、オススメの声を
    聞いて求めてみたが、2日で
    読破してしまうような優れた
    小説だったので、ここにご紹介。

    希望の糸(東野圭吾)

  • 2019.07.25 Thursday | category:おすすめBOOKS
  • ヨーロッパ移動中に
    結構夢中になって読んで
    しまった。


    不妊治療
    同性愛
    人工中絶
    などなど

    テーマは、性にまつわる
    事が中心だが、展開に人間性が
    根付いていて、読み終わったら
    ちょっと感動してしまった。


    東野圭吾さんの作品は
    評価がまちまちだけど、
    この小説は傑作だと思う。

    ノーサイド・ゲーム(池井戸潤)

  • 2019.07.20 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • テレビ放映されてから
    読むのも珍しいかもしれない。



    「ノーサイド」
    「One for all, all for one」

    という言葉は、語源として
    発祥の地イングランドにはなく、
    日本での造語だという事は
    聞いていたが、この小説は
    あえて、この言葉をテーマに
    した事が清々しい。



    ストーリーは、如何にも
    池井戸潤さんらしい企業内政治
    ものの様だが、一方で、リアルな
    日本協会を非難し、あるいは、
    ラグビーというスポーツの閉鎖性
    や不人気もテーマとなっていて、
    読み応えのある作品だと思う。



    いよいよ9月から始まる
    ワールドカップに向けて、
    1人でも、ファンを増やすべく
    僕も協力したい。

    すぐ死ぬんだから(内館牧子)

  • 2019.07.14 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 内館牧子さんの小説は、
    ゲラゲラ笑いながら、
    鋭い一言にハッとしながら
    1日で読めてしまう。


    前作の「終わった人」は、
    定年退職した男性の物語だけど
    今回は、78際のオシャレな女性。


    終わった人 は舘ひろしさん
    だったけど、この本は誰が
    演じるのだろう?
    と思いながら楽しく読める。


    主人公 忍ハナ の 心の声が
    面白い。


    加齢に抵抗を試みる
    平凡な女性のストーリー
    だけど、一方でとてもリアルで

    「こんなものなのだろうなあ」


    と思いながら、


    「加齢とセルフネグレクト」


    を考えさせられる一冊。



    当社の女性スタッフは、
    若いが、是非読んで、母親に
    プレゼントするのも良いかも
    しれない。

    マジカルグランマ(柚木麻子)

  • 2019.07.13 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 世間体あるいは、現実の生活
    というものに引き摺られ
    仮面夫婦を演じる夫婦は僕の
    周りにも本当に多い。


    この小説の主人公は、
    元女優で旦那が映画監督。


    同居はしているが、数年
    顔も合わさず、生活費も
    別々で子供もいない。


    気がついたら、借金を残して
    旦那さんが死亡、死後数日で
    発見というところから始まる。




    夫の死をキッカケに
    身も心も身軽になっていく、
    というセリフは、男性側から
    みたら、あり得ないのかも
    しれない。


    女性が自由に生きる時代に
    制度や習慣や男社会の常識が
    いかに邪魔なのかを痛感する
    小説で、とても軽快。

    東京島(桐乃夏生)

  • 2019.07.07 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 東京大学の入学式での上野千鶴子さんの発言も然り、現在の社会での女性の視点というものは、反対のメジャーからみると、どうしてもわかる様でわからない。


    まあこの本は、桐乃さんの本にしては、男性からの性的な描写が酷くて、女性に勧めるのは如何かなぁと思うけど。


    ボダ子(赤松利市)

  • 2019.07.06 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 境界性人格障害(ボーダー)の娘と家族を持つ家族のリアルな強烈なお話。

    著者は、住所不定の63歳。

    ジェットコースターのような半生を描いているが、女性には薦められない内容だ。

    著者のバランスの悪さは単なる発達障害では片付かないレベル。

    この問題作は、数々の新聞で紹介されており、きっと社会の断面を示しているのだと思う。


    団地と移民(安田浩一)

  • 2019.06.30 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 戦後 団地は、目新しさの象徴だった。

    小学校の頃の友人のほとんどが団地住まい。

    羨ましくて、良く泊まりに行ったっけ。

    その団地の現状を人口減少や移民問題の現象として問題提起したこの本。

    日本やフランスの団地で何が起きているのか。

    読み応えのある一冊だった。


    若い人たちのキャリアに対する僕の常識は「20歳代に出来るだけ実力をつけて、キャリアの選択をしやすくする」。だから、短期集中、重課鍛錬は必須である、と思っていた。

    ところが、この人的付加価値を高める、という発想を鼻で笑っているのが、この本の著者である。(当人は、そうは言っていない)


    事業計画より実行持っている資産で稼ぐ資本と資産と生活コストなどなど、なるほど!と思う事が多く、頭でっかちには発想が浮かばないだろう。

    でも一方で彼は頭が良いと思う。

    発想や資金面では、目から鱗の点も多いが、実は、しょぼい起業の成功の最低条件は、それだと思う。


    傲慢と善良(辻村深月)

  • 2019.06.22 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 辻村深月さんの小説も好きだ。

    繊細な描写に引き込まれ、一方で、大胆な展開に夢中になる。

    前作の「かがみの孤城」も見事だったけど、本作も素晴らしい。


    人間の保守性や、所属欲求をどちらかというと馬鹿にしていた僕も、考えさせられた一冊。

    テーマは、僕の勝手な解釈だけど、「依存と自立」ではないかな。


    光秀の定理(垣根涼介)

  • 2019.06.20 Thursday | category:おすすめBOOKS
  • 「信長の定理」の流れで読んだ。

    小説としては面白いが、これは、組織の課長レベルが読んで勉強になる本かな。

    光秀の心情というか意思決定プロセスを2人の主人公に語らせる様な手法。

    信長の定理の方が、圧倒的に僕には響いたけど、若い人には、こちらが共感するだろうと思う。


    面従腹背(前川喜平)

  • 2019.06.16 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 加計学園の問題で有名になった文部省次官だった、あの前川喜平さんの著作。

    出版社は、毎日新聞。やはり、箱根本箱で見つけた。

    組織の論理というものがあり、自分の意思を殺して、組織で生きる、なんてことはこの私には絶対出来ない事だから、リアルな意味で、面従腹背とは何か?

    僕には理解できない。

    この時点で、世の中のエリートと単純な自分を比べて、溜息が出てしまうが、何のために働くのか、よく分からなかったけど多くの役人が、こういう人生の上で国を支えているのだとしたら、何とも言えない気持ちになった。

    僕は、前川喜平さんの言動が好きだし、自分では出来ない仕事をしてきた人として尊敬する次第である。


    知的生き方教室(中原昌也)

  • 2019.06.15 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • まともなストーリーなど無いこの小説だが、妙に惹きつけられて一晩で読んでしまった。

    皮肉たっぷりと言うかあえて知性を見せず、笑わせてもらいながら、読んでしまう様な不思議な小説?

    普段だったら、絶対手にとらないだろう。

     

    こんな本を深夜に読むなんて、これまた、箱根本箱の為せる技か?


    ポルシェ太郎(羽田圭介)

  • 2019.06.09 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 芥川賞作家 羽田圭介さんの最新作。

    何故ホリエモンが帯本で絶賛しているのかわからないけど、若い男の子の物質的欲求の物語であり、女性には、ちんぷんかんぷん の内容だろう。

    主人公もストーリーも中途半端なのだが、切ない表現に魅せられて一気に読んでしまった。

    20代の普通の男の子に読んでもらえれば。


    アタラクシア(金原ひとみ)

  • 2019.06.08 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • こちらも芥川賞作家の金原ひとみさん最新作。

    10年も結婚生活を送りながら、心が通わない夫婦がいるんだ。

    夫の暴力や浮気にも離婚せず、自分も不倫することで、生活の平静を保つ女性がいるんだ。

    ありそうで、なさそうな現代の夫婦像を描いたなどと表現すれば良いのだろうか?


    一流大学の優秀な学生が就活で躓き、強度の鬱になり、そこから、新井薬師前駅に5坪の喫茶店を開いて奮闘し、一緒に戦った同志と目出度く結婚するという実話(去年の)。

    何で引き込まれるのかよくわからないが、縁のないこの普通の若者のストーリーにはまった。

    今の若者を理解しようと手に取った本だけど、いろいろ感じるものがあった深い本だと思う。

    幸せとは何か?の類かな。


    ノースライト(横山秀夫)

  • 2019.05.26 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • クライマーズ・ハイ、半落ち、看守眼、64と渋い著作の多い横山秀夫さんもまたほぼ同級生で最新著作は必ず読む。

    この作品も人間性というか心に訴えるものが多くて、重たい内容だが、GWに一気読み。

    オトナの男性向けの本かな。

     

     

    本の詳細はこちら

    ノースライト(横山秀夫)


    タイトルと中身の違う。また、理解の難しいこの本をお奨めすべきかどうか迷ったけども、載せることにした。

     

    それは、僕自身の指針のヒントがいくつも得られたからである。

     

    落合さんの文章は、いつも二度読んでもわからないことが多い。知性の差かと思うが、一般人にわからせようとしているわけではないように感じる。

     

    ほりえもんは、もう、上から目線で、親切に程遠い言葉使いで、笑ってしまうが、やはり、一般人のリーダではないと思う。

     

    それでも、面白かったのは、「お金」という「信用価値」が大きくかわろうという経済システムの変化について。

     

    それに加えて、組織人 という価値の凋落がよく納得できたことかな。

     

     

    本の詳細はこちら

    10年後の仕事図鑑(堀江貴文/落合陽一)


    週刊誌に載せたエッセイを編集した本だろう。

    相変わらず、素直な物言いでテンポも良く、ゲラゲラ笑いながら、すぐ読めてしまう。

    代々木上原駅の幸福書房さんの閉店は、本当に残念だった。

    日本人が読書から離れ、どんどんアホになっていく。

    その大きな流れを少しでも止めるべく抵抗したい。

     

    本の詳細はこちら

    マリコを止めるな!(林真理子)


    とめどなく囁く(桐野夏生)

  • 2019.05.11 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • この小説は凄い。

    主人公は41歳の女性、主人が、海上で忽然と行方不明になり、見つからず7年後72歳の資産家と再婚し、伊豆葉山の高級住宅街に住んでいると言うところから、物語は始まる。

    彼女を取り巻く、家族や友人達の個性がとても強い味付けになっており、読み手は引き込まれる。

    既に数人の女性に勧めたが、例外なく夢中に一気読みしたと言う。


    そうだろうなあ。

    桐野夏生さんの著作は出ると直ぐに買い求めるのだが、その中でも最高レベルの力作だと思う。

    同時に、単純で鈍感なおっさん代表として、密かに感じることも多々あった。

    平成最後の本として強くオススメします。

     

    本の詳細はこちら

    とめどなく囁く(桐野夏生)


    論語と算盤(渋沢栄一)

  • 2019.05.01 Wednesday | category:おすすめBOOKS
  • この高名な現代版ビジネス書をこの日に読み終えようと数ヶ月持ち歩いて熟読した。

    読むほどに、思考が止まらない。

    誰かと語りたくなる様な一冊。

    ライフネット岩瀬さん、サントリー新浪さん、東レ佐々木さんという錚々たるメンバーが推薦するこの書物は、普通のビジネス書の数百冊分に当たる古典の名著である。

    未来の経営者の勉強の最強の教科書と言えるだろう。


    君たちに明日はない

  • 2019.04.29 Monday | category:おすすめBOOKS
  • 『信長の原理』を書いた垣根涼介さんが10年前に書いた人事関連の本。


    気軽に読めて「人の気持ち」に寄り添える本はないかな、と探していた時に、まさにドンピシャだった。

    ▼本の詳細はこちら

    君たちに明日はない(垣根涼介)


    何故日本には天皇がいるのか?源氏物語が存在するのか?武士や幕府があるのか?攘夷のはずが、開国になるのか?

    歴史を勉強していて、こんなことは、当たり前として覚えることを強要されてきたが、実は何もわかっていない。

    この本は、橋爪大三郎さんと大澤真幸さんという東大の社会学の権威?の対談なのだが、普通と違って、知が知を生み出す様な引き釣りこまれる様なテンポの対談だ。

    知らないことだらけの知識不足の穴がひとつづつ塞がる様な快感とでも言おうか。

    とにかく、面白かった。

     

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    日本ってこんなに面白い(橋爪大三郎他)


    Uber(立入勝義)

  • 2019.04.14 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 正に本日のニュースで米国ウーバーが、ニューヨーク証券取引所に上場申請した、というニュースが流れた。

    この本は、ユーザーとしてのウーバーを描きながら、テクノロジーの発展で産業そのものが大きく変わって行く様を、事例で示しているような本で、とてもわかりやすく、振り返りになった。

     

    ▼本の詳細はこちら

    Uber(立入勝義)


    信長の原理(垣根涼介)

  • 2019.04.13 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • この本は、どんな人事の専門書よりも楽しく勉強になります。

    30歳以上の人事マンは、組織と人を理解しようとするならば、是非読むべき本です。

    ちょっと分厚いけどね。

     

    ▼本の詳細はこちら

    信長の原理(垣根涼介)


    人生の勝算(前田裕二)

  • 2019.04.07 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • この若い天才経営者のビジネスを僕は理解できない。

    最高速のモチベーションと高いメタコンピテンシーで若くして外資金融の世界でトップになったことはよく理解できる。そして、持っているものの大きさや考え切るチカラも並ではないなあと思う。

    当社の30歳前後までの頑張っているスタッフに読ませたい。

    この本を読めば、プライドがいかにモチベーションを抑えて成長を阻害するのか、よくわかると思う。

    トップである僕の悪い影響で、当社には、生真面目な社風が蔓延しており、それは良いが、問題なのは、「バカができる」スタッフが殆どいないことだ。

    これに加えて、お客様より、自分の心地良さをついつい求める高プライドマンの存在が顧客に距離を置いている。

    結果として、営業力が相当弱い。この事が最大の経営課題である。

    幸いにして、アセスメントサービスのリーダーは、声がでかいだけのアホである。

    元トップセールスのママさんスタッフも復職してくる。

    今期はじめた人材サーチ事業のトップも成熟した人誑しお母さんだ。

    「お客さんに可愛がられる術を実は知っている」

    彼等を使って、営業組織を強化する事が、僕の来期の大きな仕事だな。

     

    ▼本の詳細はこちら

    人生の勝算(前田裕二)


    高島宗一郎市長の書き下ろし。

    とんでもなく面白かったので、ここでご紹介します。

    リーダーの役割は、

    ・全員ではなく、全体最適化
    ・決める事は嫌われる事、だから、鈍感力が問われる
    ・プロフェッショナルが売っているのは、「生き様」と「戦う姿」
    ・自分の命は、役割がある所に導かれる。リスクは怖くない。

     

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    福岡市を経営する(高島宗一郎市長)



            

                     

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