人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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この本は、今年に入って一番学びの

多かった本である。

 

ほんのタイトルがよくない。

軽い本に見えてしまう。

本当は、

 

「新しい経済のルールと生き方」という

 

サブタイトルにあるように、内容としては

大きな概念と視点で分かりやすく描かれた

久しぶりの傑作である。

 

実は、この本は、今週末の読書会のテーマ本で、

選んだ事務局のスタッフに、「君はこの本を

理解できるのか?」と聞いたら、言うことが

ちんぷんかんぷんなので、どうやら悪戦苦闘して

いるのだろう。そうだろうなあ。

 

この本は、1990年以降生まれの若者には

ぴんと来ない、というか、分かったフリが

できてしまう内容である。

 

本当に、この本から学べるあるいは学ぶべきは

変化の時代に苦しむ35歳以上の

経営者やトップコンサルタントだろう。

僕は、既に二度目に入ったが、それでも

スラスラ読めずに食い入るように読む。

 

著者の佐藤さんのすごさは、「あとがき」を

読んで「やっぱりなあ」と思った。

 

以下引用−−

 

思い出してみるとこの12年間、私は

ずっとおなじことを繰り返してきました。

何かの疑問が浮かんだら、それに関する情報を

かき集めて読み漁り、自分なりの仮説を立てて、

試してみる。そうすると次の疑問が浮かんできて、

同じことを毎週繰り返していく。休日に情報を整理し

仮説を組み立てて、平日は実務を回しながら検証を

行い、また休日には平日に得た結果を元に次の

疑問と仮説に繋げていく。−−中略

 

根気強く続けていくと、たまに非常に重要な法則が

見つかったり、全く関係ないように見えていた様々な

ものに普遍性があったり、自分の偏見や常識が覆る

場面に遭遇します。そんな気付きを得られた瞬間は

毎回とても衝撃的です。

自分が世界の真実に直に触れたようなような感覚になり、

そこで得た気付きをすぐにた試したくなったり、そこから

派生する別な疑問が沸いてきたりと、−−−

快楽物質がドバドバと分泌されている状態です。

 

その体験を通して得られる刺激が強すぎて、

それに比べると日常生活で感じる快楽は

非常に色褪せた退屈なもののように映って

しまい、それがこのような生活に没頭し

続けていた理由です。

 

 

---------------------------

 

いやあ、著者の佐藤さん、尊敬します。

この本は、僕の経営に凄く大きな影響を

与えるだろう、彼に感謝したい。

 

 

本の詳細はこちら

お金2.0 新しい経済のルールと生き方(佐藤航陽)

 


世界の動きを理解する事は
とても知力と体力を伴う仕事だ。


僕が今続けている事は、
毎朝のNHKBSのBBCニュースと
ニューヨークタイムズの日本版
くらいだが、それでも、国内の
メディア情報とは、相当違う。


池上彰さんのテレビ番組は
観ようとは思わないが、この
シリーズは第1巻から読んでいる。



内容は、随分ダブルけど、それも
ちょうど良いくらい。



特に宗教と民族に関わる紛争は、
僕たち日本人には、理解を超えて
難しい。
 

 

本の詳細はこちら

知らないと恥をかく世界の大問題8(池上彰)


ダークサイドスキルとは、
例えば、論理思考力とか
プレゼンテーション力という
表立ったスキルではなく、

主にリーダーに要求される組織
運営力とでも言おうか、
特に大きくて古い会社における
組織をイメージして書かれた
本だと思う。


当社の現状からの学びはほとんど
なく、反面教師的な内容だ。


最後の良品計画の松井元社長との
対談は面白かった。

 

本の詳細はこちら

ダークサイド・スキル(木村尚敬)


トヨタ物語(野地秩嘉)

  • 2018.05.27 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • ユニクロの柳井さんや高名な
    経営者或いはコンサルタントの
    方々の書評を読んで手にとってみた。

    分厚い本なので、2ヶ月近く
    かかって読破。


    著者の野地さんは、早大商学部の
    同級生で、伝説のイタリアン
    「キャンティ物語」も読んだ。


    物凄い時間をかけて丁寧な取材から
    書かれたこの本は、必ずしも有名では
    ないトヨタマンの強い拘りと執念が
    今の会社を作ったのだろうと
    感じられるような内容が多く、
    経営者としてはちょっと感動して
    胸が熱くなるシーンがある。



    僕はクルマが大好きだが、何故か
    トヨタ車には縁がなく、何故だろうと
    考えていたら、その個性やヤンチャさ
    に思い当たった。


    だが、反面その組織の強さは、
    改めて強く勉強になった。


    本当に立派な会社だと思う。

     

     

    本の詳細はこちら

    トヨタ物語(野地秩嘉)


    冨山和彦さんの共同経営者である塩野さんの著作。

    そこらの新人向けのノウハウ本より、骨太で、

    リアルで面白かった。

     

    コンサルタントや事業企画を目指す若手には

    読ませてみたいが、結構難解な部分もあるかな。

     

    本の詳細はこちら

    世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか?(塩野誠)


    最後の将軍(司馬遼太郎)

  • 2018.05.19 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 最後の将軍たる徳川慶喜を描いた
    この作品もまた感じ入ることが多く、

    良い人生勉強になったような
    気がする。


    「時代の流れと才能」がテーマで
    あろうが、それにしても、最後の将軍
    というタイトルは見事と言うほかはない。


    幕末のこの時代を
    司馬遼太郎さんは
    西郷隆盛
    坂本龍馬
    徳川慶喜
    土方歳三


    というそれぞれ立場の違った
    登場人物で描くのだが、まあ良く
    勉強し、人を惹きつける物語りを
    書くものだ、と感心する。


    徳川慶喜の物語での一番の
    学びは、恭順退位後の身の
    施し方である。


    引き際とその後


    とも言うべきか。


    生き方に筋を通さない
    となあと思う。

     

    本の詳細はこちら

    最後の将軍(司馬遼太郎)


    東京どこに住む?(清水健朗)

  • 2018.05.15 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • 不動産は、多くの人の関心事
    だから、この手の本は、新書で
    良く出版されるのだろう。


    因みに次回の読書会のテーマ本
    なので、事務局もその一人なの
    だろう。



    面白かったのは、若い人たちの
    転居理由が、データでは語れなく
    なってきているらしいこと。


    街の魅力が画一化されなくなって
    きたこと


    さらには、Yahoo!などのIT企業が
    在宅勤務を禁止して、Face to face の
    コミュニケーションを重要視して
    いること


    同様に、若手を2駅近辺に住む
    補助制度を持つ企業が増えて
    きたこと


    恵比寿に拘る当社としては、
    キースタッフの通勤環境はとても
    気になる所である。

     

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    東京どこに住む?


    ニューズピックスの佐々木紀彦さんに
    幻冬社しかもこのタイトルから
    買ったは良いけど、なかなか
    手に取らなかったのだが、読み始めると

    面白かった。


    あまりに面白いので、GW中の
    マネージャーにメールしてしまった。
    さぞかし迷惑だっただろうなあ、
    こういう所が大人気なくて、
    ごめんなさい。


    それはともかく、この本が面白いのは、

    塩野誠さんという共著の
    方の視点なのだ。


    すごい人だろうな、と思って

    いたら、やっぱり、冨山さんの
    コンサル会社の取締役で、以前は
    ホリエモンと一緒にテレビ局の
    買収に携わったらしい。



    内容は、是非若い人に読んでいただく
    として、僕は、この二人の年齢
    つまり40歳に近いなあと実感した、

    変な自慢の様だが、読んでいて
    友人の話を聞いている様で、
    なるほど、
    ごもっとも、
    の連続である。


    これは、自分が20歳若い
    という自慢にも聞こえるが、
    寧ろ40歳でこれだけの事を
    論じる彼らのすごさと、20年
    経って同じところに到達した
    自分の凡人さを悟ったという
    事でもある。

     

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    ポスト平成のキャリア戦略(塩野誠、佐々木紀彦)


    成長マインドセット(吉田行宏)

  • 2018.05.02 Wednesday | category:おすすめBOOKS
  • 若い人たちの心の動きは
    正直理解できないことが多い。


    だから、コミュニケーション
    というのは、本当に大変、


    やったふりや、
    話しを聞かず、伝えるばかり
    ということも未だに多い。


    この本は、そういう
    コミュニケーションのヒントが
    満載で、当社の若いリーダーにも
    読んでもらおうかと思う。


    実は著者の吉田行宏さんは、
    同じゴルフ場のメンバー同士で
    良く一緒にラウンドした仲だ。


    確か、中古車販売の
    ガリバーの創業メンバーであり、
    財務や人事、事業企画まで何でも
    やったはずだ。



    企業戦士のようなキャリアだが
    一方で、普段の吉田さんは、
    とても穏やかで、紳士でもある。


    出版の話を聞いて2年ぶりに
    連絡を取り合った次第である。

     

    本の詳細はこちら

    成長マインドセット(吉田行宏)

     


    立花隆さんは、憧れの人だ。
    多分ロッキード事件の田中角栄研究
    以来かな、と思う。



    今でも、毎月の文藝春秋の
    寄稿には目を通している。


    NHKスペシャルでも、
    いろんなジャンルのテーマで
    登壇されている。

    気鋭のジャーナリスト
    と言うと彼の名前が真っ先に
    思い浮かぶ。


    この本は、文藝春秋の寄稿を
    とりまとめたもので、読み直して
    見れば味わい深い。


    恥を忍んで言えば、彼のような
    物書きに憧れたこともある。


    ただし、その取材姿勢を知るうちに、
    単なる知性の差ではないことに
    気がつき、マスコミを志望する
    までには至らなかった。


    このブログの読者の方々が
    良くわかっていただいている
    とおりが、私の実力である。


    それでもなお、知的ヒントの
    見つけ方に、この歳でも
    惹かれるのは、まあ恥ずかしい
    事ではないだろうと自分に
    言い聞かせる次第である。

     

     

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    知的ヒントの見つけ方(立花隆)

     


    欲望する「ことば」

  • 2018.04.07 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 癒し
    美魔女
    イクメン
    女子力
    コギャル
    LOHAS



    これらは、「社会記号」という
    ものらしい。そしてその作られ方は

    「デザイン思考」プロセスと
    極めて似ているようだ。

    言葉 が 人を動かし(欲望)
    そこに市場ができる不思議な
    システムについて、大いに
    勉強になったので、ここに紹介。


    マーケティングの人はもちろん
    セールススタッフも読むと面白い、
    もちろん社長さんもね!

     

     

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    欲望する「ことば」

     


    竜馬がゆく(司馬遼太郎)全8巻

  • 2018.04.05 Thursday | category:おすすめBOOKS
  • この有名な歴史小説は40数年
    版を重ねて今日にまで至る。


    僕も高校生で読んだから
    何と40年ぶりの再読ということ
    になる。


    当時何を感じながら読んだのか
    サッパリ分からないが、少しは
    人間として多少の苦労もした今
    やはり面白い。


    それは、痛快と言うよりは、
    坂本龍馬を中心としたリーダー
    の在り方について著者の分析と
    評価についてである。


    例えば、山内容堂、
    武市半平太、
    勝海舟、

    桂小五郎


    などなど、思わず、

    うーーんと唸る様な
    場面や脱線が楽しくて
    なかなか読み進まない。

     

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    竜馬がゆく(司馬遼太郎)全8巻

     


    マスメディアやリクルートなどの
    住宅情報誌が発表するこの
    ランキングが、如何にイメージ
    先行で、転居を考える人に意味の
    ないことか、を説明する本。


    当社のある恵比寿も最近は
    ランキングトップになるようだ。
    新築の物件は、バブル期並で、
    どう考えても高すぎるだろうと
    思う。


    それに、特定の職業につく若い
    人が拘りと見栄を持って住む以外に
    メリットが見当たらない。


    不動産会社が言う「人気」
    とは、「今のイメージ」であり、
    実態がないと思った方がいい。


    賢い消費者は、実際に住んでいる人
    の本当の声を調べるだろう。

     

     

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    住みたいまちランキングの罠(大原瞠)

     


    家康、江戸を建てる(門井慶喜)

  • 2018.03.20 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • 徳川幕府が江戸に開かれて
    から、東京は日本の首都として
    発展してきた、


    僕の浅い日本史の知識はたった
    これだけだけど、実は当時の江戸は
    人が住んで暮らすような土地では
    なく、家康のリーダーシップで
    川の流れを変え、水道を引き、
    城を建てる


    という職人と文官の親子3代
    に渡る壮絶な歴史があった。


    経営者として、学ぶことが多く
    同時に官僚の立場で心温まる
    ような良い小説であった。

     

     

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    家康、江戸を建てる(門井慶喜)


    日本再興戦略(落合陽一)

  • 2018.03.16 Friday | category:おすすめBOOKS
  • この2週間この本にマーカーを引きながら、

    何度も読み返して自分なりにまとめる

    作業を繰り返していた。

    落合さんに言わせれば、

    「そんな時間をかけているようでは

     時代遅れのおっさんですね!」と

    言われそうだが、これが僕の能力ゆえ

    仕方ない。

     

     

    彼の話は、動画でほとんど理解できず、

    本も、実は難しい。

     

    だが、この本に集中して取組んだのは、

    世界を歴史的観点から俯瞰して

    テクノロジーを武器に日本の未来を

    かなり正しく考えられる天才だと

    思ったからだ。

     

    それくらい、ショックでなるほど、

    が多くて、まさに自分の経営や人生に

    活かせる問題提起だらけだった、

    といっても過言ではない。

     

    これから数日ここで格闘したことを

    書いてみようと思う。

     

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    日本再興戦略(落合陽一)


    路上のX(桐野夏生)

  • 2018.03.11 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 久しぶりの桐野夏生さんの新刊


    テーマは、女子高生。


    法と親の保護にあるはずの
    彼女たちの一定数は、両親や
    社会の大きな影響で誰からも
    守られず、渋谷の街に迷走していく
    という憂鬱になるような小説。



    恐らく、綿密な取材や観察から
    書かれたのだと思うが、一企業
    の経営でいっぱいいっぱいの自分が
    いかに狭い社会しか知らず、
    経験していないことを気づかされる。


    桐野夏生さんの小説は
    いつもそんな気持ちにさせられる。

     

     

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    路上のX(桐野夏生)


    銀河鉄道の父(門井慶喜)

  • 2018.03.10 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 史実に基づいた小説なのか
    どうかは別にして、心から感動
    したスケールの大きなものがたり。



    私に息子はいないが、
    息子のようなスタッフは何人も
    いるからか、のめり込むような
    場面がいくつもあった。



    さすが、直木賞作家


    お父様へのプレゼントに
    最適だと思う。

     

     

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    銀河鉄道の父(門井慶喜)


    屍人荘の殺人(今村昌弘)

  • 2018.02.25 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 普段ミステリーというのは、
    あまり読まないのだが、出張の
    友にこの評判の高い推理小説を
    持参した。


    前書き
    登場人物
    見取図


    を見返しながら読むと
    臨場感あって面白い。


    最後の謎解きも、何時もの事だが、
    全くの予想外で自分のセンスのなさ
    に呆れるが、ストーリーも濃く
    評判に違わぬ内容なので、
    ここでご紹介。

     

    本の詳細はこちら

    屍人荘の殺人(今村昌弘)


    確かに研修で「理想の上司は」などという

    セッションをやると、いろいろな意見が

    でてきて盛り上がる。

     

    部下の価値観により「理想像」は違うから

    これをまとめると

     

    「そんな人いるわけないじゃん!」

     

    と現実のリーダーからため息がもれそうだ。

     

    フォロワーシップとは、スタッフの多様性を

    認めて一人ひとりに寄り添う手法だと思う。

     

    なので、カリスマとは間逆にあたる。

     

    9年前に、この本が最初に出たとき、

    僕が学んだのは、VSSマネジメント

    という手法で

     

    「ビジョン実現のストーリー(成功も失敗も)を

     創造し、管理していく」

     

    というものだが、これが現実の経営に

    とてもマッチした。

     

    今回は、改訂版であるが、改めて

    読んでみて、ひとつのリーダシップの

    形だろうなあ、と強く思った次第である。

     

    本の詳細はこちら

    新版 リーダーシップからフォロワーシップへ

    カリスマリーダー不要の組織づくりとは


    勝海舟(全6巻)子母澤寛

  • 2018.02.22 Thursday | category:おすすめBOOKS
  • 勝海舟が大河ドラマで放映された
    のは、確か中学三年生の時


    初めてみる大河ドラマにハマった。
    主演の渡哲也が病気で降板し、

    後を受けた松方弘樹が渋かった。


    奥さん役が丘みつ子、
    人斬り以蔵がショーケン、
    坂本龍馬が藤岡弘など
    役者揃いで毎週日曜日の夜が
    楽しみだった。


    そして、受験が終わって
    高校生になり最初に読んだのが
    この本、
    その後自分のキャリアにも
    大きな影響を与えた本でもある。


    例えば
    ・文武両道を目指すこと
    ・大きな視点を保つ為に海外に
    出ること
    ・語学は、勉強の基本である
    ・常に自分を超える識者から
    学ぶこと


    だから、勝海舟は未だに
    僕の師匠みたいなものだ。


    ちょっと、ボリュームが
    あるけれど、読み応えのある
    この作品のご紹介

     

    本の詳細はこちら

    勝海舟(全6巻)子母澤寛


    天璋院篤姫 上下巻 (宮尾登美子)

  • 2018.02.21 Wednesday | category:おすすめBOOKS
  • ご存知の通り、数年前の大河ドラマ
    宮崎あおいさん主演ドラマの
    原作作品(だと思う)。


    宮尾登美子さんの原作は、
    恐らく史料に沿った丁寧なもので
    小説というよりも、史実の解説書
    のようで、僕にとっては、じっくり
    と楽しめた。


    篤姫が、どういう運命の連続で、
    その器の大きさを表出していった
    のか、ドラマのような彼女の
    人生を久しぶりに堪能できた。

     

    本の詳細はこちら

    天璋院篤姫 上下巻 (宮尾登美子)


    貞観政要

  • 2018.02.07 Wednesday | category:おすすめBOOKS
  • この本は、唐の第2代皇帝
    李世民(太宗)の言行録。


    もちろん中国のこうした書物を
    読んだ訳ではなく、前ライフネット
    出口さんの勉強会で使われた
    テキストだ。



    名君と呼ばれる稀代のリーダー
    の要件として大変驚く内容が
    あったので紹介する。


    1 役割を果たそうと理想を演じ
    続けた人は、やがて本物になる。


    2 組織はリーダーの器以上大きく
    ならないが、人間の器はそんな
    に成長しないから、リーダーが出来る
    事は、必死に器の中身を消して
    捨てる事である。



    この2つは、40年の勉強の中で
    はじめての教えだと思う。


    とてもショックだったが、
    考えれば考えるほど、
    その通りだと思う。


    仕事の軸がカチッと定まった
    瞬間である。

     

    本の詳細はこちら

    貞観政要


    正妻 慶喜と美賀子 (林真理子)

  • 2018.02.06 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • この夏から読み込んだ林真理子さん
    の小説もこれで一旦終了。


    西郷どん!
    に続いて2冊目の幕末もの。


    幕末の風雲の時代を
    公家出身で一橋慶喜に嫁いだ
    美賀子の目から描いた力作


    ちょっと前まで手にしないだろう
    この小説を読めたのは、きっと
    女性スタッフのマネジメントや
    育成に苦心しているからだろう。


    同じ小説家でも司馬遼太郎と
    林真理子が描く

    最後の将軍

    はこんなにも違って見えるか
    という事は興味深い。


    おじさんたちも面倒くさがらずに
    手を伸ばして見たらどうだろう。

     

    本の詳細はこちら

    正妻 慶喜と美賀子(上) (林真理子)

    正妻 慶喜と美賀子 (下)(林真理子)


    棲月(今野敏)

  • 2018.02.03 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 大好きな今野敏さんの

    「隠蔽捜査」シリーズ


    今までのシリーズでは、
    主人公の東大出のエリート
    警察官僚である 竜崎伸也の
    パーソナリティに実現出来ない
    自分を投影して一喜一憂する
    のだが、今回のシリーズは、
    なんだか人間臭くて、最後は
    ホロっとしてしまう内容だ。



    この本は、もはや友人となった
    経営仲間たちとの会食での
    心置き無く話せる話題



    今野敏さんには、まだまだ
    頑張ってもらわねば

     

    本の詳細はこちら

    棲月(今野敏)

     


    このセンセーショナルなタイトルの
    本は、お金持ちのためのマニュアル
    というよりは、普通の日本人への
    金融の教科書といったほうが正しい。


    僕は、リスク人生をとった人間
    だから、人並以上に金融や投資
    あるいは財務について勉強して
    いるつもりだけど、何故か
    「投資」を教えない日本では、
    ほとんどの日本人が、損の確率を
    回避せずに生きているのでは
    ないか、と思う。


    例えば、マイホーム購入が消費
    ではなく、投資である、という
    発想がない。


    だから、ローンを今の家賃と比べて
    「払い終われば、資産が残る」
    という幻の営業トークに疑問を
    持てないのは、知識不足以外の
    何物でもないだろう。


    新築不動産価格の2割は営業コスト
    だと言われるから、そもそも、
    市場価格の8割しかない。
    加えて、変動金利のリスクは、
    歴史的にみて異様な低さであることも
    知らないだろうから、5-10%に
    跳ね上がれば、破産するかもしれない
    という事を計算しようともしない。


    この本で、経営に活かせる事は


    「人的資産を磨くことが
    最大のリスク管理」


    であることで、
    弊社の若いスタッフに
    自信を持って教えていきたい。

     

    本の詳細はこちら

    日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル(橘玲)


    西郷どん!(林真理子)

  • 2018.01.30 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • ご存知今年の大河ドラマの原作。
    上中下巻を3日で読んでしまう
    ほど面白い。


    私の読んだ幕末時代小説は、
    男性の著者ばかりだから、女性
    から見たその視点も新鮮だ。


    林真理子さんは、本当によく
    勉強していると思う。


    それにしても、この原作をどう
    大河ドラマが演出するのだろう?


    トコトン勉強して
    実際の人間を想像して
    頭の中で動かしてみる、
    という小説家の仕事も
    素敵だなあと思う。

     

    本の詳細はこちら

    西郷どん!上

    西郷どん!中

    西郷どん!下


    野心のすすめ(林真理子)

  • 2018.01.27 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • ここのところ何故か
    林真理子さんばかり。


    去年ニューヨークで小さなテロが
    あったときに、逃げるように入った
    紀伊國屋で何故か買い込んでしまった
    ものを出張中持ち歩くせいだ。


    この本は、2013年にすごく売れたので、

    特に女性は読まれた方も
    多いだろう。



    彼女のエネルギッシュな失敗体験
    とギラギラした野心といくつかの成功
    体験からくるご意見に頷きながら、
    僕が一番印象に残ったのは、


    「努力しない人生」について。



    10年後
    20年後を真剣に考えない人が
    多すぎる、というのは、いつも
    僕も思うこと。


    何時迄も若いわけではなく、
    両親はいずれ亡くなり、
    会社という舞台からも
    無理矢理降ろされる事を
    見つめようとしない人が何で
    こんなに多いのか?


    そういう人に限って、目先の
    消費や欲望を満たしてばかりいる。



    成功か失敗かはわからないけども
    定年退職を目前にした年代になって

    「自分の人生計画」をたてた
    人より、世間に流されてきた
    人が圧倒的に多いのは、いつも
    驚く事だ。

     

    本の詳細はこちら

    野心のすすめ(林真理子)


    AIビジネスの法律実務

  • 2018.01.23 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • この本は、顧問弁護士を永らくお願いしている

    田島先生の協同著書だが、大変面白かったので、

    ここでご紹介。

     

    内容は、AIなどの言葉の定義から丁寧に始まり、

    業務上の影響や自動運転の可能性など、法律の

    専門家でなくとも、興味のある内容が多い。

     

    最後は、法的な観点から、どういう問題が起こりうるか

    その対処方法などを僕ら経営者にもわかりやすく

    書かれており、二日ほどで読破できた。

     

    人事責任者や経営者には、読みやすい本である。

     

    本の詳細はこちら

    AIビジネスの法律事務

     

     


    マイストーリー(林真理子)

  • 2018.01.21 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 林真理子さんの本は女性向けだけ
    なのかと思い込んでいたが、この本
    は、何処にでもいる50歳の
    サラリーマンの話



    自費出版専門の出版社が舞台


    最近斜陽産業と言われる出版社
    を舞台とした小説をよく読むなあ
    と思う。


    大きく2話に分かれるこの本も
    毒を吐く女性が中心の話で


    女性の自我


    を描いたと言えるか。


    面白くて、あっという間に
    読んでしまった。

     

    本の詳細はこちら

    マイストーリー(林真理子)

     


    この人は、やれ天才だの、

    魔術師などの騒がれているが、

    一体どれほどの人が、彼の発言や仕事を

    理解しているのだろう?

     

    失礼だけど、ほとんどの人は、分かったふり

    をしているとしか思えない。

    僕も、スタッフに薦められて、いくつか

    SNS上で講演や対談を観たが、正直さっぱり

    わからなかった。

     

     

    だがしかし、ただものでないなあ、

    とか、部分的に凄いことを言う人だなあ、

    と思うところがあり、理解できないことに

    忸怩たる思いをしていた。

     

    この本も、正直言うと、3回も読んで

    最後にマーカしながらようやく、

    自分なりの理解ができたという感じだ。

     

    結果、やっぱり、彼は凄いということがわかった。

    中学生の頃から、ニーチェやエーリッヒ・フロムの

    ようなドイツ近代哲学が好きだった、というくらい

    だから、心酔する出口さんや丹羽さんのような読書量

    なのだと思う。また、テクニカルにも、あらゆるものを

    分解して、「その仕組み」(彼曰く魔術?魔法?)を

    知りたい、という好奇心は、特異なものがあるのだろう。

     

    親父も凄いが、息子も桁外れ、ということか。

     

    まあ、とにかく桁違いの勉強力と思考量から、

    世の中が、コンピュータとネットの力を得て

    どう変わっていくかを、かなりリアルに書いて

    くれており、漸く理解してからの納得感は、

    とても高かった。

     

    しんどかったけど、読んだかいがあった。

     

    本の詳細はこちら

    これからの世界をつくる仲間たちへ(落合陽一)



            

                     

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