人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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市場価値と賃金

  • 2017.08.10 Thursday | category:講演、セミナーでの話し
  • 過当競争と化した人材紹介ビジネス
    は、その売りを、「年収アップ金額
    (もしくは、アップ率)」において、
    さらなる転職希望者の囲い込みを
    図ろうとしている。


    あるサイトには、エージェント毎の
    転職成功者の年収増額を比較する
    ような情報もあるという。


    彼らの立場と気持ちはわかるが、
    やり過ぎだろう。


    年収増額で、喜ぶのは、彼らと
    転職者であり、困るのは、求人を出す

    企業である。


    単純なこの構造の中で、一方的な
    ニーズだけが、いつまでも満たされる
    ということは、あり得ない。



    この人手不足の中で、確かに、
    転職による賃金アップもあろうが、

    転職後数年を正確に追いかければ、
    年収は、せいぜいトントンなのでは
    ないか、というのが、僕の想像だ。


    僕の知る限り、実力以上の給与を
    求めて、企業を転々とする人が、
    成功したのを見たことがないのは、
    誠に不思議である。



    むしろ、無理がたたって、
    心身の不調や、人間性の劣化、
    最悪の場合は、連絡がとれなくなる
    ことも多い。



    実力を「市場価値」と置き換えれば、
    会社や職業の変更は、これを基に
    行えば、間違いない。


    これもまた、不思議なことだが、
    市場価値を適切に上げ続ける人
    には、給与が後から、必ず
    ついてくるものだ。


    これは、経営者の立場で言うのではなく、ある意味真実の一つであろう。

     



            

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