人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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師弟制度

  • 2017.11.18 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 今では、すっかりお客様のご支援を直接やることが

    減ってしまったが、それでも、年に数回、ご指名など

    で、現場に登壇することがあるし、自らの次世代経営者

    育成プロジェクトなどは、継続的なテーマとして、

    ハンズオンで関わるようにしている。

     

     

    そういう貴重な機会につけるアシスタントを

    誰にするかは、大切である。

     

    数ヶ月の即席師弟関係ができあがるからだ。

    そういう視点で、人選を頼み、また自ら選ぶようにしている。

     

    当社は、圧倒的に若いスタッフが多いから、得手不得手が

    はっきりした状態で、強みを活かされて、少々自信を

    もちかけたそんな状態で、一緒に働くことになる。

     

    私の師弟関係は、言葉そのままである。

    目で見て盗め、石の上にも3年、というような

    古い価値観で好きなように振舞うから、選ばれた

    彼らは、面食らうことも多く大変な思いをする。

    そして、徹底的に扱く。そういう環境を経験させ、

    大人になる過程で、強くすることが目的である。

     

    今回は、二人のスタッフを組織活性化プロジェクトに

    参加させたが、二人に共通する課題は、

    「仕事が軽い」ということだ。

     

    一人は、営業成績もついていて、お客様と話が

    通じるようになり、オドオドしていた数年前が

    なつかしいような中堅スタッフだが、実は、

    きちんとしたロジカルスキルを教わっていないので、

    レポートの内容が乱暴であり、また、お客様との

    コミュニケーションも単一で、

    場面に応じたTPOがまるでない。

    このままいくと、後輩に抜かれる可能性も

    あるような危うい感じだ。

     

    もう一人は、見た目の明るさで、何でもそつなく

    こなすが、そこに「思いや情熱」がないので、

    何をやっても軽い、という欠点が浮き彫りになっていた。

    そして、残念なことに「お客様の期待値を超えるまで徹底的に

    仕事をすると、別世界が見える」という成功体験を経験して

    いないのだ。

     

    先週のお客様との「報告会と懇親会」は、彼らにとっては、

    必死の場だったに違いない。相当厳しいFBをして、臨ませた

    ことで、いつもと顔つきが変わっていた。

     

    だが、それがかえってよかったと思う。

    二人のその日のパフォーマンスは、とても

    よく、「一皮向ける」経験ができたように見えた。

     

    次世代研修で米国に同行させたスタッフは、

    「承認欲求の呪縛」に苦しむ優等生だが、

    ランチョンで話し合った様子からは、

    恐らく、「自分らしく生きる」ことに舵を

    きれそうに感じた。

     

    こういうスキルを超えたような訓練を昔は、

    師弟関係の中で教わったように思う。

     

    僕が、どこまでそれをできるかわからないが、

    時間と気力の許す範囲でやることもまた、

    社長の仕事であろうと思う。



            

                     

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