人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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これは、京セラ創業者の稲盛さんの言葉である。なかなか含蓄が深い。

 

ビジネスにおいて、長期計画は、あまり、現実に縛られず、夢を語り、楽しく創ったほうがアウトプットしやすい。合宿などをおこない、オフサイトで、私服でおこなう所以もここにある。

 

一方、年度計画のような必達の「計画」は、「どんな問題が起きるか?」「どう対処するのか?」ということを緻密に考える必要がある。

 

これは、トップマネジメントやコントローラーの役割であろう。

 

面白いことに、この理論は、ダイエットにも当てはまるそうだ。

 

始めるにあたって「私にはできる!」と思い込むことは大事で、実際に始める段階では、会食や出張など、計画を妨げる問題点の対策法を具体的に考える緻密さが必要であろう。

 

仕事もダイエットも達成するチカラに共通点があるというのは、とても面白い。


割りにあわないポジション

  • 2018.11.09 Friday | category:学んだこと
  • 小さな会社でも、経営幹部ともなれば、責任が大きく、その割には給与は安く、割りにあわないポジションだろうと思う。

     

    僕は、幹部の人選の際、こだわりを持つのは、この点だ。

     

    つまり、「割に合わないポジションを「お役目」だと思って遂行する器(責任感と能力)があるかどうか」である。

     

    若い人を中心に、「仕事はやりたいこと」という考えは根強く、これそのものは間違っていない。

     

    だが、しかし、組織を率いる人が居て初めてこれは実現する話であり、皆がやりたいことをいつでもできるわけでもなく、どこかで、役割と責任が中心の領域に入っていくものだ。そこにこそ本当のやりがいが見つかる事も多い。
     

    だから、特に中小企業では、幹部を勤めてくれる人材は貴重である。

     

    当社では、彼らは誰よりも働き、役割と能力のギャップに苦しみ、一方では人間として急成長している。

     

    給与ではなく、人としての成長こそが幹部社員の報酬なのかもしれない。


    能力とは自信の積み重ね

  • 2018.11.07 Wednesday | category:学んだこと
  • 「物事をとことん押し詰めた経験のない者には、成功による自信が生まれない。」

     

    「能力とは、”自信の高さと幅” だといえる。自信を一つ一つ積み上げることが、能力を獲得する過程である。執念の欠如する者には自信を得る機会が与えられない。」

     

    この土光さんの言葉から、事を成す能力というものの正体がわかってくる。

     

    それは、高みを目指して失敗を超えた「小さな成功」から生まれるものだということだ。

     

    小さな成功から学べる仕事や人生の本質が多いが、その前提には多くの失敗があり、挑戦があるわけだ。

     

    自分の人生や仕事を天命だと思い、とことん押し詰めた働き方や生き方をすることが、結果として、大を成す人間を創るのだ、ということがよくわかる真実の言葉である。


    寝ても覚めても

  • 2018.11.05 Monday | category:学んだこと
  • 仕事に困難や失敗はつきものだ。

    そのようなとき、困難に敢然と挑戦し、失敗に屈せず再起させるものが執念である

     

    この土光敏夫さんの言葉を思い出すと、数十年前よりも、より言葉の重みが伝わってくる。

     

    寝ても覚めても、そのことを思うエネルギーはどこから来るのか?

     

    僕のビジネスマン半生を背骨のように貫いたこの言葉を振返ると、ビジネスマンとしての成否は、能力よりも、執念あるいは真理や高みへの執着心・好奇心が上回るものだ、とつくづく感じる次第である。


    組織か人か?

  • 2018.11.05 Monday | category:学んだこと
  • 伝統的な人事組織論は、時代錯誤である事が多い。

    一見尤もらしいその理論の欠点は、以下の2点の認識不足によるものだ。

    ・とにかく人が採れないし、直ぐに辞めていく。
    ・黙って働いてくれる人が少なくなってきた。

    これはつまり、「人」中心に、組織や戦略、もっと言えば、ビジネスそのものも考えなければならない時代になってきたという事である。

    どんな人が採れるのか?どんな人が満足して働いてくれるのか?

    社長の考えることは、こういう事であろう。


    中堅企業の組織課題

  • 2018.11.01 Thursday | category:学んだこと
  • 昨日の続き。


    新規事業について、僕自身もやってみてわかった事だが、誰にやらせるか、が1番大事である。

    3年は成果は出ずにおんぶに抱っこである事を前提に考えれば、得られる成果は「個人及び組織の学びと成長」でしかない。

    育つ人は、試行錯誤の中で数多くの失敗を前向きに捉えて、学ぶ習性がある。

    この貴重な人材をアサインする事が最大のポイントではないだろうか。

    つまりこれは、経営者のDNAを持った人材を育てる、という事なのだと思う。


    中継企業の組織課題

  • 2018.10.31 Wednesday | category:学んだこと
  • これも先日の発表会の話。

    出てきた課題をまとめてみると、以下の4つに集約された。
    ・エンゲージメント
    ・コミュニケーション
    ・新規事業
    ・生産性向上

    こう並べてみれば、経営者の経営課題のトップが並んだようで、大変面白い。

    エンゲージメントは、現有社員の自立性や自主性を指し、そのための環境作りがどの程度行われているのか、を表す。

    コミュニケーションは、部下理解と動機付けの実践を表しており、会社中心から若手中心への変化度合いを表すともいえよう。

    つまり、年代を超えたコミュニケーションの実践が会社の変化と進化の指標となるのだと思う。


    樋口ゼミ第五回

  • 2018.10.21 Sunday | category:学んだこと
  • 土曜日は、定例の読書勉強会。


    キャリアに関係する人間の
    成長について書かれた本を題材に
    現実の人や自分達を当てはめて
    みんなで議論した。



    僕も、経営者目線で踏みこんだ
    意見を随分話したから、参加者は
    消化不良でお腹いっぱいだった
    かもしれない。



    ところで、この読書勉強会は
    2年に渡って10回ほど続いているが、
    メンバーもだいたい固定してきた。


    土曜日の午前中にわざわざ会社に
    来て、青臭い議論を通じて勉強したい
    と考えているスタッフは、それ程
    多くないので、毎回、10-15人
    くらいに絞られてきた。



    最後に今後の進め方の議論を
    行なったが、彼らは、このくらい
    の人数で、勉強したい人だけが
    集まれば良い、という意見が
    多かった。


    僕もそう思う。


    あくまで自主的勉強会だから
    彼らの満足度が大事で、人数を
    増やして、満足度を下げるのは
    本末転倒であろう。

    professional の流儀

  • 2018.10.20 Saturday | category:学んだこと
  • NHKの看板番組の話ではなく、
    歌手の森山良子さんのお話。


    木曜日夜は、数年にわたって、
    社外取締役として僕のお守りをして
    いただいている矢島さんの
    フジモリ産業さま主催の定例
    コンサートに出かけた。



    25周年の今年は
    あの森山良子さん。


    開場前からすごい人気で
    長蛇の列に並ぶ。


    始まってみると、時間の経つのを
    忘れるくらいに楽しく感動する、
    またエネルギーをいただいた
    ステージだった。



    歌に酔いしれるだけでなく、
    90分ほどのステージを楽しませる
    エンターテイメントには驚いた。


    門外漢が評論しても仕方ない
    と思うが、歌の上手さだけで
    なく、その声量、しなやかさ
    体力は彼女が70歳である事を
    忘れさせる。


    きっと鍛えているに違いない。


    喉も
    カラダも、
    そして心も。


    変な比較だが、
    僕も鍛えないと
    なんて思わせるエネルギーを
    存分にもらえた素晴らしい
    夜だった。



    中国での大事なパートナー選び

  • 2018.10.17 Wednesday | category:学んだこと
  • 日曜日から3日間、中国の瀋陽に初めて来た。

    当社が進める中国人学生の人材紹介プロジェクトにおいて、現地での有力なパートナー探しに奔走していたが、東北部の良いパートナーが見つかったということで、挨拶を兼ねて、契約交渉に出かけた。

    社員数8000人を超える大企業のオーナーが丁重に出迎えてくれた。ホテルに迎えに来たAudiA8は足元まで総革張りだし、丸の内にあるようなセキュリティの厳しい高層ビルにあるオフィスに入れば、オーナー自ら、お茶を立てて専用の部屋で歓迎してくれた。

    実際の交渉は言葉と商習慣の違いで困難を極めたが、それでも夕食は、家族全員で接待してくれる歓待ぶりである。

    いろいろ学ぶ1日だった。

    多忙な経営者同士は、短い時間でパートナーとして相手を見極める必要がある一方で、同様に評価される濃い1日だ。

    だがしかし、人間の信用に関しては日本もアメリカも中国もその基本は変わらない。

    普段の生き方と実績がモノを言うという事を改めて感じた1日だった。



    ベイエリア食事事情

  • 2018.10.09 Tuesday | category:学んだこと
  • ある人によれば、米国大都市の食料事情(健康志向度)に比べて日本は30年遅れているらしい。

    それを今回のベイエリア訪問で強く実感した。

    宿泊したホテルはSan Joseでは中の上というレベルだったが、breakfast、in room dining共ベジタリアン食があり、もちろんフルーツもふんだんに用意されている。

    Palo Altoにある Stanford Universityでは、学生向けのいわば学食に行ったが、ここのビュッフェも見る限り野菜と豆料理を中心とした動物性タンパク質をとらないメニューばかりで驚いた。

    ダウンタウンに行ってSan Franciscoの中心街。ここでは、ITフル活用の人手を全く介しない自動レストラン。ここでもメニューの殆どがsalad bowlで見てみれば、ビジネスマンの殆どがランチにこの様なサラダを食べている。

    ベイエリアのビジネスマンの朝と昼ごはんは、とてもヘルシーで頭脳労働を最適化する事にも貢献しているに違いない。

    最新の情報によると、カリフォルニア州の公的病院や学校などでは、プラント(植物性)食材が義務付けられるらしい。

    こういう情報に接すると日本の政府はやはりメーカーの味方であり、消費者を向いてないなあと思う。


    本庶佑さんの生き方

  • 2018.10.04 Thursday | category:学んだこと
  • ノーベル賞を受賞された本庶佑さんの記者会見は、見応えがあった。

    彼は、人生をかけて「自分が知りたい事」を追求しており、その過程で自分が見て理解したもの以外は信じないという強烈な信念の持ち主で、その表情にも孤高の峻烈さが滲み出ており、この上なくカッコいい。

    人生や仕事をこのような探究心で満たそうとする人は、先週会ったシリコンバレーにいる日本人にも共通するものだ。

    自分の人生をかけて、真理を追求する人間に僕もなりたい。

    そして、本庶さんの様な素敵な人間を目指したいものだ。


    デザイン思考とは何か?

  • 2018.10.02 Tuesday | category:学んだこと
  • 米国シリコンバレーのビジネスの原点ともいうべきデザイン思考。


    2年に渡って学んできたが、結果としてわかった事は、経営者として日々使っている思考方だということだ。

    細かいことを除けば、デザイン思考の肝は次の2つである。

    1つは、ユーザのインサイトという本人も気づかないニーズの本音を理解すること。
    もう1つは、最初から完成品を目指さずに試作品をリリースして、ユーザのフィードバックを受け続けて改善を継続すること。

    1つ目は当然の仕事だし、2つ目は勇気がいるけれど、同意できる。

    まあ、できているとは言えないが姿勢と考え方は同じだと思う。


    HRチャレンジ大賞 授賞式

  • 2018.10.01 Monday | category:学んだこと
  • HRサミット2018という年次大型人事イベントの一環で行われる。「HRチャレンジ大賞2018」の授賞式が先週行われた。

     

    当社のAIアセスメントサービス「TRAI」が奨励賞に選ばれたので、私も久しぶりにネクタイを締めて出かけた。

     

    晴れがましい席には、不慣れでもあるし、広告宣伝が極めてヘタクソな会社なのだが、若いスタッフたちががんばって、今回の受賞の運びとなった。

     

    代表を勤める学習院大学の伊藤先生や法政大学の武石先生など、お話をしたかった。

     

    審査員の方々だけでなく、表彰された企業の代表の方々の取組や姿勢を聞けるとても良い学びの機会でもあった。
     

    そして、現場でがんばるスタッフたちのためにも、適正なPR活動には、もう少し力を入れたいなあ、と強く思った次第である。


    Silicon Valley heated!

  • 2018.09.29 Saturday | category:学んだこと
  • 今日のプログラムに登壇していただいた北海道出身の経営者は、15年前にサンフランシスコで企業。

    この15年で物価が大凡3倍になったと言う。

    クレイジーな物価の例を挙げると:
    家賃(1bedroom):40万円
    新卒初任給:1600万円(年)
    公的家賃補助者の年収制限:2500万円

    もう笑ってしまうレベルだ。

    startupとは、単なる中小企業ではなく、短期間で圧倒的な成長を志向してexitすることを目的とすることがその定義らしい。

     

    だから、あのUberやInstagramも含めて売却するタイミングでは、赤字企業が多いと言う。

    では、買い手の目的は何か?
    ユーザ、特許、社員の獲得
    ビジネスシナジーと競合の早期取込み、などらしい。

    いやはや、スピードとスケールが凄すぎて、のんびりした日本人にはとても理解できないところである。


    Airbnb

  • 2018.09.28 Friday | category:学んだこと
  • 初めての訪問先で、じっくりとオフィスツアーをしてくれた。

    グーグル本社のオフィスよりもさらにクリエイティビティ発揮とコミュニケーション活性化に工夫が見られ、ユニークでユーモア溢れる会議室の数々を説明していただけた。

     

    案内してくれた2人のポジションは、「デザイナー」だと言う。日本では、事業推進とかプロジェクトマネジャーに近いか?組織との関係がイマイチ理解出来なかったけれど、恐らくとても柔軟な組織なのだろう。

    半年ごとに次のビジョンを議論して、新しいサービスを作り続けるという。

    設備産業のホテル業界が敵わないわけだと思う。

    残念ながら、オフィスの写真撮影は禁止で、詳しくお伝えできないが、オフィスデザインが、企業風土や企業戦略と密接に繋がっている事がよくわかった。











    学びを成果に

  • 2018.09.28 Friday | category:学んだこと
  • 今日の午前中は、参加者各自の課題発表に備えた準備の時間。

    私も全員と個別面談を行い精力的にアドバイスした。

    みんなの目がキラキラと輝いている。ここでの学びを活かそうというモチベーションが高まって来たのだろう。

    最終日(明日)のプレゼンが楽しみだ。


    謙虚さと志の高さと

  • 2018.09.27 Thursday | category:学んだこと
  • 今年もスタンフォード大学に出かけた。

    蒼い空と美しいキャンパスが私達を出迎えてくれた。

    今年案内してくれたのは、9月から学部生となるタマキさん。この大学に来るというだけで、その頭脳と意欲にコンプレックスを感じそうだが、彼は良い意味で違った。

     

    もちろん優秀なのは間違いないが、多くの失敗(ひきこもりなど)を経験しており、弱い人の気持ちに寄り添うのできる人であり、それをベースに、日本やアジアにどう役に立つのかを、真剣に考えている心の綺麗な志の高いナイスガイだった。

     

    僕も含めて、彼の志と人間性の高さにすっかり魅了され、瞬時にしてファンになってしまった。こんなことは初めてのことだ。

    後半は、工学部キャンパスで今回のテーマを議論するワークショップを行い、僕も個人面談でサポート、それはそれは濃い1日だった。

    夕方クパチーノにできた新しいアップル本社のビジターセンターに行っておしまい。

    夕食は、8名を連れて、サンノゼの和食屋権八にて久しぶりの日本食に舌つづみ。










    Mountain View

  • 2018.09.26 Wednesday | category:学んだこと
  • 1年ぶりのグーグル本社


    ランチタイムだったせいか、いつもよりも賑やかで益々国際色豊かです。











     


    天才エンジニア達

  • 2018.09.26 Wednesday | category:学んだこと
  • 米国到着初日の24日は、休む間も無く、時差ボケを振り払うように、ハードな一日。

    グーグル本社見学の後は、去年できたばかりのサニーベールのクラウドチームオフィスへ行って、オフィス内でミーティングを行った。

    参加いただいたのは、グーグルの中国出身ラザンさんとメルカリ米国勤務の大島さん。

    参加者のモチベーションは高く次から次へと質問の嵐で約束の1時間をはるかに超えて盛り上がった。

    主な質疑応答は以下の通り:
    ・20%ルールの実際の運用
    ・タイムマネジメントの方法
    ・人材の国際性と多様性
    ・目標管理と評価、個人面接
    ・管理職のスキルセット
    ・トップのリアルコミュニケーションの目的と意義









    公開 1on1

  • 2018.09.25 Tuesday | category:学んだこと
  • 土曜日の樋口ゼミは、なかなか楽しかった。

    ここでも紹介した伊藤穣一さんの書籍を使った読書会の予定だったが、いつの間にか(というか多分僕が誘導したのだが)「何故働く意義や目的に悩むのか?」という素朴な旧世代の疑問を投げかけ、参加した9人のメンバーが、本音で答えて、そこにまた質疑応答や共感のフィードバックを重ねる、というような、深い価値観交換の2時間半となった。

    僕は、たまたま、参加者の数名と個人面談をしていたので、この場がその面談を公開で再現したみたいと言えなくもない。

    何れにしても、こういう場で立場を離れて意見や感想を主張でき、きちんと聞けるのは、樋口ゼミの良いところ。

    みんなにとっても意義ある時間であったらいいなあと思う。


    昨日の続き

  • 2018.09.21 Friday | category:学んだこと
  • アメリカで生まれた「アンスクーリング」。

    学校教育を多分否定して未来の社会のためではなく、「今を生きる」ために教育はある、と言う考え方で子供を通わせる親の職業は何と教師が多いらしい。

    「生きる」と「学ぶ」は同じで子供自身に「自分の生きがい」を定義させるのが、アンスクーリングなのだそうだ。

    また、人生は大人になってから始まると言う一般的な考え方に対して、「今を生きる」教育をしないと、問題解決もできなければ、幸せにもなれない(これは、私の意訳)と続く。

    この教育への考え方を知れて良かった!

    自分の常識を壊して一から学んでみたい。


    昨日の続き

  • 2018.09.20 Thursday | category:学んだこと
  • 第4章は、「人間はどう変わるか?」ここは深い。


    テクノロジーの進化で人間の役割が変化する事例として、パラリンピック陸上の選手がつける「義足」の性能が発達して、オリンピック選手を凌ぐスピードで走れる可能性について触れている。

    こう考えると、テクノロジーに生み出された機械と人間の存在理由を考える必要が出てきて、多くの倫理問題も派生する。

     

    多くの問題に対処する倫理観が大事だと力説する。都市の在り方にも触れている。

    大好きだったシリコンバレーの嫌いなところは、歩けるところがとても少ない事。uberが随分この問題を解決してくれたけど、基本的にクルマがなければ何もできないし、渋滞問題は、深刻だ。

    ところが、モータリゼーション以前に作られたヨーロッパ都市、例えば、ローマ、ミラノ、ベルリン、パリ、ストラスブールなどは、そもそもの造りが違い、歩いて楽しめるのだ。

    これは、モータリゼーションと歩行者 という倫理問題だと思うが、この歳になって、僕は断然後者を支持したい。

    また、事例として紹介されていた「ローカリティ」は、驚くべきを通り越して、人生観が変わるほどだ。


    This is your time

  • 2018.09.06 Thursday | category:学んだこと
  • 何度かここで紹介しているフレーズ。

     

    部下の指導育成と子供の指導育成は、根っこで同じだな、と思うことが多い。その最たるものが、「相手の立場になって考える度量があるかどうか」。

     

    人の上に立つものの最低限のこの資格が、「自分<部下」という時間の使い方に表れる。

     

    例えば、個別面談。やっているフリをしている管理職は多い、面倒くさいのだ。

     

    僕も、かれこれ30年近くやっている業務だけど、最も、体力と知力を使う仕事のひとつだ。

     

    名ばかり上司になるか、ホンモノになるか、は日々の活動積み重ねであり、自分との戦いであり、本を読んでも、研修を受けても分からない世界なのである。


    Paris

  • 2018.09.05 Wednesday | category:学んだこと
  • ジャックマール=アンドレ美術館

    日本大使館や政府機関のある パリ中心部の静かな所にひっそりと佇む美術館で、19世紀の貴族(ブルジョワ)の生活が、そのまま残っているような素晴らしい個人邸宅だったので紹介したい。

    莫大な資産を引き継いだ夫婦が生涯をかけてコレクションし、作り上げた邸宅は、絢爛豪華の一言では言い表せない。

    夫婦の出会いからその結婚生活、そしてこの邸宅を解放する経緯を聞くにつけて、自分達の人生にも考えさせられるものがあり、混み合う有名な美術館や見所よりも得られるものが多かった。

    また、併設されているカフェは、もういろんな意味でベストだと思う。










     


    人口減少と農業背策

  • 2018.09.04 Tuesday | category:学んだこと
  • ドイツ、イタリア、フランスは、米国、中国、インドのような発展と急成長のイメージはないが、それぞれ強い個性と政策を感じ、これからの日本の国のあり方を考えさせられる事が多い。

    それぞれ、人口は日本の50〜70%程で、移民施策と農業施策の勉強をしてみたくなる。

    都市の郊外に行けば、何処も豊富な食料特に野菜については、有機が圧倒的に浸透しており、消費者の健康意識の違いを強く感じる。

    移民の政策は、大きな課題であろうが、私たち日本人が、一億二千万の人口とGNP二位という過去の栄光に縛られない何かがあるように思える。

    普通の生活をみているとガツガツしたものを全体として感じる事がなく、一方で、綺麗な街や歴史や芸術を学ぶ環境、政府の健康的な取組など、幸福感に繋がっているように感じるのは何故だろうか?

    さて、フランス。

    この国の人口は日本の半分強。街を歩けば多国籍である事がよくわかる。

    当然パリには常に観光客が溢れて魅力的な街並みに彼等の顔も輝いている。

    6700万人の人口が2025年には、7900万人に増えると言う。

    僕には何だか世界中の都市の中でも一番輝いているように見えるのは、安易で軽薄な意見かもしれないが、何もしない無策より、常に実験と失敗を繰り返している国の方が、やっぱり魅力的なんだよなあ。

     








    40歳すぎの向上心

  • 2018.08.21 Tuesday | category:学んだこと
  • 若いときは、誰しも、夢を描き、あるいは自然に成長を願い、一生懸命勉強したり、仕事をするものだろう。
     

    そして、そこには、他社による「評価」が必要で、フィードバックを通じて、自分の現状位置を確認して一喜一憂する。

     

    これの定期的なものが、評価や昇給システムだろう。

     

    多くのサラリーマンの悲劇は、一部のトップレベルを除いて、これが、大体35歳くらいで閉ざされることにある。特に大企業。モチベーションの置き所がなくなり、後は我慢の人生が待っているというのは、とても悲しいことで、人材の無駄使い以外の何者でもない。

     

    中高年の向上心とは、答えを得るためのものではなく、ましてや他人様に評価してもらうものではない。それは、高みを目指すところにある喜びであり、向かっている喜びである。

     

    40歳以上の幸せ感は、ここにあるのではないだろうか。


    学生時代の仲間と数十年友情が続くのは、利害関係無しに、目標に向かって一緒に何かをやりきったり、青臭いことに大いに悩んで語り合ったからだろう。

     

    そういう意味では、社会にでて、利害関係の世界につかると、友人はできるのだろうか。

     

    僕の経験で行くと、むしろ創業後の友人が一番多いような気がする。その人生観や能力の多様性は、学生時代の友人の比ではない。それがまず楽しい。
     

    社会人になって、名刺の山ほど人脈ができないのは、利害関係だけで成り立っている場合である。これは、まあ当たり前だろう。

     

    ところが、最初の出会いは、ビジネスの現場なのだが、そこから妙に付き合いが始まり、今では無二の親友なんてこともありうる。

     

    それは、人間同士の付き合いを優先させて、多少の損得には目をつぶる、という気持ちが最初になければならない。

     

    僕の場合、好き嫌いが強く、好きになった相手には、勝手に友人のように振舞う癖があり、先日の還暦祝いの席にも、10人以上の友人を招待した。ビジネスを超えた人との付き合いを本当の人脈というのだと思う。

     

    そして、こうした大事な友人にビジネス上お願いをする場合のマナーという仁義は極めて大事だ。例えば、メールや電話ではなく、遠方遥遥自ら出かけること、こういう常識を若い子達にも教えていかねばならない。


    時短で弱まる日本企業

  • 2018.08.17 Friday | category:学んだこと
  • 僕らが会社員だった時代は、もう滅私奉公の時代だから、効率化よりはガンバリズムが幅を利かせており、連日夜遅くまで働く事が、疑われることもなかった。

    だから、ひとつひとつの仕事の効率性や生産性などはあまり深く考えずに、時間をかけてでも成果を出し切る事が大事だった。

    確かに仕事というものは、やり出したらキリが無い部分はあるが、会社に住み込むような働き方をする人は、個人的価値観が強く融通がきかない人が多かったような気がする。

    時代が変わり、スマートな働き方が求められてきた。

    当社でも、確かに10年前のような深夜残業や、過剰残業は随分影を潜めたと思う。

    では、何の時間が削られたのか?

    育成のダイナミズムが失われ、 若手には、挑戦の機会が奪われたようだ。

     

    本来これは、という若手には、成長のタイミングをみて、負荷の高いミッションを課すのが育成の常道だが、上司がこれを避けて自らやってしまう。
    定時に返したいのと、嫌われたくないのだろう。

    機会が与えられない若手は、6時に帰れるが、同時に成長の機会も失っている。

    上司は何を削っているか、これは明らかで「思考業務」である。PDCAの「P」がないのだから当然「C」もできずに、毎日Do Do Doの連続である。

    当社では、比較的良く考えていた役員が留学で休職する事になり、ただでさえ小さな脳味噌が更に萎縮して、手足ばかりで経営されているようなものだ。

    働く時間が短くなってみんながやりやすい無難な仕事ばかりを選んでいるような気がする。

    こんな働き方改革は、日本を弱くするだけであろう。


    鍋蓋社長はいやだな−1

  • 2018.08.15 Wednesday | category:学んだこと
  • 久しぶりに会う方々に、「樋口さん、今度ゴルフ行きましょう!」と誘われるのは、下戸であることと、52歳過ぎから始めたゴルフにのめり込んでいたのを知っているからだと思う。

     

    「いや、ゴルフ止めて2年経ちます。ゴルフ場の会員権ももうないです。」というと一様にびっくりされる。

    そして、その顔には、「何が楽しみで仕事しているんですか?」と書いてあるのだ。

     

    そんな会話があるたびに「なるほど」と気がつくことがある。それは、ゴルフも楽しいけど、仕事の楽しさと深みには適わないということだ。

     

    変な話だが、僕は還暦が過ぎても、向上心が衰えず、世界各地を訪れたいとか、賢い人と会いたいとか、優れた本を読みたい、というような気持ちが益々強まってきて、抑えられない。

     

    実際毎日は、ほとんどの業務を部下の役員やマネージャそれに、秘書やスタッフがやってくれて、必要かつ的確な報告があがってくるので、それを題材に考えていればよい。

     

    出張と業務で土曜日まで埋まっていた数年前がうそのように、予定はカスカスであるが、僕の中では忙しいのだ。



            

                     

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