学んだこと | 株式会社トライアンフ 樋口弘和社長ブログ

組織・人事・採用コンサルティング・アウトソーシング(RPO)を提供している
株式会社トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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責任を楽しむ 1

  • 2019.09.09 Monday | category:学んだこと
  • 当社の業績と社歴を振り返ると、
    15年ほど前に始めた新卒採用
    が、1つのレバレッジとなり、
    彼等の純粋な向上心と素直な
    パーソナリティが、組織に運気と
    健全な責任感をもたらして
    市場の追風もあり、会社の体を
    なしてきた、というところだろう。


    今も残った彼らが、
    組織をリードしている
    ことは変わらない事実だが、
    一方で面白いことに去年から
    グンと伸びて逞しくなって
    きたのは、30代後半から40代の
    シニア層だ。


    恐らく、この10年で
    会社は、3回くらい脱皮を
    繰り返し、最後が去年なのだと
    思う。


    それによって、今のステージ
    では、シニア(と言っても普通の
    会社では中堅だが)な彼らが求められる
    そういうステージなのだと思う。



    私に直接レポートする
    常務3人は、去年一年で
    猛烈に伸びた。



    3人三様であるが、
    敢えて共通点を探せば、

    「誠実な仕事ぶりと高い責任感」


    というところだろう。


    自我になるような出世意欲や
    待遇条件などは、ほとんどない、
    と言っても過言ではない。


    ポジションを上げることを
    僕から伝えられる度に、
    露ほども嬉しそうな顔を
    しない所も似ているかも。



    元々強い向上心を持ち合わせて
    いるわけではないだろう彼らが
    実質的にこの会社を回している。


    こういう観察と学びは、
    リアルな経営をして初めて
    わかることだ。


    「責任を楽しむ」

    そういうステージの経営を
    もう少し楽しんでみよう。

    正解のある仕事

  • 2019.09.06 Friday | category:学んだこと
  • 改善の余地はあるが、正解があり、

    そこにむかっておこなう仕事を

    「マックジョブ」というのだそうだ。

     

     

    マクドナルドのように、マニュアル化

    されていたり、そうでなくとも成熟で

    スキルが上がっていく業務を指すらしい。

     

     

    名前は忘れたが、グーグルの幹部が、

    「ホワイトカラーの95%は

     マックジョブだ!」と指摘したらしい。

     

     

    ちょっと驚いたが、冷静に考えれば

    僕の育った時代は、まさにそうだった。

     

     

    だがそれはそれで、無意味だったとは思えない。

    大卒一年目以降何もできない若手にとっては、

    ちょうど良い育成方法かもしれない。

     

     

    だがしかし、今の時代は、このマックジョブが

    機械に置き換わる可能性が高い。
     

     

    それを考えると、本当に恐ろしい

    時代だと思う。


    創業した20年前

     

    米国ベイエリアでは、

    人事オペレーションは既に外注化され、

    専門ベンダーは規模の大きさを

    効率化するため、大規模なIT投資を

    行い、巨大化していく真最中だった。

    翻って、日本。
    当社のような専門会社は、
    殆ど中小企業の域を出ない。

    効率化に向かわないから
    IT投資への意欲も高まらない。

    本来最もIT投資をするべき
    給与計算などのオペレーションも
    規模のメリットを享受できていない。


    なぜか。


    昨日紹介した橘玲さんによれば、

    「日本企業のアウトソーシングというと、
    雇用を守りながらのコストダウンが目的だから

    グループ企業化など、セコイ手段が中心となり、

    非効率は温存された。」(大幅意訳 by樋口)

    実際企業は、雇用を守ろうとしながら、
    私達に外注化を依頼しており、その矛盾に

    気づいていない、と感じることが多い。


    雇用を守るために効率化を

    犠牲にするのが、日本の法律と

    企業経営の根幹にあるが、

     

    その背景には、
    最大の票田である団塊の世代を

    敵に回したくない、

    政治的意図が大きいという。


    ナルホド。


    男の友情

  • 2019.08.21 Wednesday | category:学んだこと
  • 高校や大学くらいまでの
    付き合いは、割と続いて
    特に運動部の仲間は、会えば、
    いつでも学生時代に戻れる
    ような不思議な関係だ。


    社会に出てからは、家族が
    出来て、仕事も忙しくなかなか
    会うこともなくなるが、実は
    本当の理由は他にあると言う。


    男の野心や出世意欲は
    異性にモテるため、と言うのが
    本質らしい、ナルホド。


    そこで、収入やポジションに
    差がつくと、男の友情は簡単に
    壊れる、らしい。



    確かにそうかも、と思うのは、

    還暦を超えると急に
    大学や社会人の仲間の集い
    (同窓会やOB会)が異様に増えて
    出席率も高まることだ。



    競争が終わったオスは
    また無邪気に群れるのだろうか?


    僕は高校ラグビー部以外の会
    には、付き合いが良くない。
    理由は、よくわからないけど、
    まだ昔を懐かしむ気分になれない
    のかなぁと思う。

    これは、笑い話なのかもしれない。

    僕のようなDNAレベルでの自由人
    にとって、現代は、この上なく
    快適である。

    だから、偉そうにここにも
    連日の言いたい放題である。


    でもよく考えれば、自分の
    人生を自由に選択できて、
    その責任を持って生きる、
    という時代は、人類史上なかった。

    あり得なかったとも言える。


    そういう時代のDNAを持つ
    殆どの現代人が、自由な時代に
    不安を持つのは、当然だ。

    当社のスタッフがまさにそうだ。

    「自由さに憧れるけど、
    不安だから、答えが欲しい!」

    バカにしていた彼らの声は、
    当然だったのだ。


    Incel

  • 2019.08.19 Monday | category:学んだこと
  • Incel : Involuntary celibate

    の略で、貧困などにより、会社
    や女性から相手にされない層の
    若い男性を指す言葉で、密かに
    ネット上で流行っているらしい。


    アメリカで頻発する銃乱射事件
    の首謀者の殆どで熱心な
    トランプ大統領支持者

    また、
    イスラム国に向かうテロリスト
    や日本、韓国での殺人事件犯人




    更には、イギリスのブレグジット、
    フランスの黄色ベストデモ


    と政治や社会問題の根底にも
    社会の分断があり、白人など
    マジョリティでありながら、
    アンダークラスに追いやられた
    彼らの不満が根底にあるらしい。



    若い女性にモテない
    という事は、日本語で言えば、
    コケティッシュだが、真面目に
    考えれば、子孫繁栄が、動物の
    ミッションだから、その存在を否定
    されるようなことで、笑い話ではない。


    つまりその不満が現代の
    国や世界を
    動かしている原動力
    なのかもしれない。


    政治家の仕事は
    所得と結婚のフェアネス
    を高める事で、それが
    世界平和に繋がるのかも
    しれない。

    Workshopの功罪

  • 2019.08.17 Saturday | category:学んだこと
  • 当社は、設立以来合宿や休日の
    勉強会などで、テーマを決めて
    グループで話し合うワークショップ
    を推奨し、随分やってきた。

    これは、これで会社や仲間を
    理解する良い機会だし、

    所謂モチベーション向上施策と
    しては良いのだろうが、ここに
    きて、そのデメリットを痛感
    している。


    それは、若いスタッフ達の
    思考能力が期待した程伸びて
    いないことだ。



    考えてみれば、思考業務という
    のは、一人でやるものだし、
    孤独なものだと言える。

    毎日、とことん考え抜いている

    者同士が集まって初めて、良い議論になるわけで、
    ボーッとしている子がテーマを与えられると、

    時間内に何とか成果物を出すための
    テクニックばかりが身について、
    自分の頭で考えるという
    ステップが飛ばされてしまう。


    それでいて、妙な充実感を
    もたらすので、始末が悪い。


    モチベーション向上のためだけに
    こういう機会を持つのは、
    そろそろやめたい。


    一方で、数少ない頭脳労働
    スタッフに頻繁に成果物を
    求めたほうが良いステージ
    にきたのではないかと思う。


    The Nearest Duty

  • 2019.08.16 Friday | category:学んだこと
  • 明治40年9月一高の入学式での
    新渡戸稲造校長の入学の辞。



    「諸君は将来のことで思い悩んで
    いるだろう。だがまずは、諸君の
    最も手近にある義務を果たしなさい。
    目の前の義務を果たすと次に
    なすべき義務が見えてくる。
    それを果たせば、第3の義務が、
    さらに次の義務が見えてくる。

    それを続けているうちに、
    諸君はその天職を知る。」



    この演説をたまたま読んで
    心を打たれた。


    義務の連鎖がいつか
    使命となってくるという考え。


    Dutyは、義務ではなく、
    使命である、とも言える。



    僭越な話だけど、 僕の職業観をこれ程見事に
    表した言葉に出会った事はない。


    習慣化の話

  • 2019.08.11 Sunday | category:学んだこと
  • 自分の欲望に従って自由に
    生きていたら、まともな人生
    にはならないだろう。


    自分を律したり、
    行動を変える必要が
    リーダーには求められる。


    こういう時、行動を変えて
    それを習慣化するにはコツが
    ある。


    開始時間と終了時間を決めることだ。


    開始時間を決めることも
    やってみると難しいのだが、
    終了時間を決めることは
    より難しく、ここに習慣化スキル
    がだいぶ含まれると思う。


    何をやっても
    長続きしない人は
    時間を決めたらどうだろうか、

    というのが、僕のよくやる
    アドバイスである。

    ホワイトカラーの業務は、事務だけでなく、

    対人コミュニケーション業務もあり、効率化

    が遅々として進まないのが現状だろう。

     

    ネガティブな要因としては、以下の

    二つがある。

     

    ・会社マネジメントの価値観が古い場合

     お客様に尽くす名目で、会議用資料や議事録などの

     過剰品質の要求などがみられる。

     

    ・スタッフの能力と賃金制度

     時間効率化を迫られた経験のないスタッフは、

     「マイペース」を崩せず、生産性向上には向かわない。

     生活残業しているスタッフは、話にもならない。

     

    会社の施策としてはいくつか考えられるが、

     

    1、時間外手当を増額し、管理意識を強化させる。

    2、適切なプロセスやパフォーマンスで評価する。

    3、徹底的なムダ排除をトップダウンでやる。

     

    こんな感じだろうか。



            

            

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