人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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経営者に総合的なスキルが、
求められるのは、いうまでも
ないことであり、
その総合力が、企業の成長性や
健全性へのドライバーである。


そのスキルの中には、ポジションに
ついて学べるものも、じっくりと
上司が、教えられるものもあるが、
先輩社長が、教えられないし、
巷の研修でも、教えていないもの
がある。



新規事業を立ち上げ、一定期間で
安定収益をもたらす事業に育てる
チカラだ。


僕のコンサルタントとしての
最後の仕事として、このスキル
開発に特化した

次世代経営者教育プログラムを

始めた。


選ばれた21人は、30歳前後で、
若く、しなやかで、モチベーションも
高い。


昨日は、プログラムのメソッドである
「デザイン思考」を体感して
もらうこととチームビルディング
を行なった。


8月まで、国内で、このメソッドを
学び、9月にシリコンバレーで
集中的にキャンプを行う。


きっと、毎回レビューしながら、
プログラムの微修正を繰り返す
事になるだろう。


会社の経営のテーマは、単純に言えば、

「顧客の問題解決」と「自社の生産性のアップ」であり、

採用も、教育も、モチベーションマネジメントも全て手段になる。

 

 

さて、これらの成果物は、

 

「高付加価値なサービス」ということに

なるのだが、このあたりから、何やら

実態が、ぼやけてくる。

 

人事領域での高付加価値サービスって、何?

 

を真剣に考えれば、お客様の人事部の仕事を、

当社のサービスが、ごっそり奪うことにもなりかねず、

現実的ではないなあ、と思う。(というかありえない)

 

人事業務も例外ではなく、

アウトソースの基本は、業務の単純化とIT化

だが、遅々として進まない日本でも、さすがに、

ホワイトカラーに高いコストをかけ続ける

わけには行かず、近い将来一気に進むだろう。

 

一方、「多様化した人材の調達と活用」

という人事の本丸であるミッションは、

前例と正解がない分野である。

 

特に、採用や定着では、

制度疲労気味の人事制度で育ったおじさんには

出番がないし、業界の営業マンも、ほとんど

役にたたない。

 

恐らく付加価値は、「新鮮な知見と情報」から生まれる

顧客最適手法を提案し、伴走するチカラであろう。

 

つまり、サービスよりは、人的資本のノウハウに

近いはずだ。

 

であれば、コンサルタントの強みは何か。

 

もちろん、情報、経験、応募者や若手の心情や

行動スタイルと根拠の理解などであるが、

その背景に、

「官能的なコミュニケーションスキル」

が必要なのではないか、

と最近考える。

 

官能的という言葉は、エモーショナルとも表現されるが、

消費者の嗜好の変化を表す言葉であり、

今までのロジックを超える人的付加価値

ではないか。

 

これは、今勉強中の「デザイン思考」を考えていて

強く感じていることなのだが、気がつくと、クルマ、

時計、化粧品などのPRにもよく出てくる。

 

官能的なコミュニケーションは、恐らく

多様な人への好奇心が、ベースにあり、

相手の心に指すようなセンスを持っている

ことが必要か。

 

そして、アウトルックや健康、食事などに

関心が高い日常行動も共通していると思う。


就職する学生の多くが、就職先選定にあたり、

親に相談したり、意見をきくらしい、しかも、

それに影響を受ける程度は、かなり大きいという。

 

悲しい話だ。

 

一方、20歳代の男子に多い傾向として、

「会社に、人生を預ける代わりに、より良い

労働条件を引き出す」という、これまた、

両親世代のキャリア感そのものである。

 

行く末が見えてしまう話だ。

 

なぜ、ここまで、両親を否定するのか。

まさに、私自身が、その世代だが、大きく

捉えて、今の50歳から65歳くらいは、

とても、特殊な時代に、特殊な成功体験を積み、

それがために、これからも、その特殊な時代が

続くと信じて疑わない(というより、不勉強なので、

時代が変わることがわからない)人たちなのだ。

 

僕の仲間は、高校も大学も一流だし、会社も

悪くなかった。でも、それだけ、「優秀」と

当時言われた彼らの90%は、今自分の子供たちに

自分の成功体験を土台にして話すような親になっているのだ。

 

なぜか?

思うに、物心ついてから浴びてきた世の中の常識は、

これからも続くと信じたいのが、普通の人間なのだと思う。

更にいえば、当時のエリート君のプライドもあるかも。

 

高度成長時代のあらゆるモデルが、

歴史的に見て、例外であるにも関わらず、一定の

世代にとっては、それが常識であると

理解することが大事だ。

 

不勉強は、恐ろしい。

それが、二世代続くことは、もっと恐ろしい。

 

会社に、人生を預けることは、

思考停止になることであり、

自分の未来や幸せを自ら

自問自答して考えないツケは、

 

「なんのためにがんばってきたのか。。。」

 

と、遅くとも、50歳には、「あっ!」と

気がつく可能性が、とても大きいと思う。


送別会

  • 2017.03.23 Thursday | category:コンサルティングの現場から
  • 立場上人を迎えたり、見送ったり
    は、数多くあるが、自分が送られる
    経験は、前職以後無い、多分。


    都合8年お世話になったお客様が
    先日、とても美味しいレストラン
    で、送別会を開いてくださった。


    ここは、病院組織なので、多忙な
    院長、医局長や事務長など、
    錚々たるメンバーに集まって
    いただき、嬉しいやら、申し訳ない
    やらで、不思議な時間だった。



    でもやはり、嬉しいものだ。


    僕が、創業した時に、社員を
    雇うなど、想像もつかなかったが、
    やりたかったことは、学んだ
    人事の専門性を経営者に役立てる
    ことだから、このプロジェクトは、
    思いを達成出来た一つの成果だとも
    言える。


    それにしても、コンサルティング
    ビジネスは、時の運と人の相性に
    左右される不思議な世界だ。


    ご縁があればこその世界で、
    全力を尽くすのみ、なのだろう。


    箱根から戻り、慌しく、

    朝のフライトで、熊本に来た。


    大手人材会社の新卒イベントが
    あり、当社のブースに来た学生に
    プレゼンテーションをするためだ。


    東京での採用は、全面的に参加して
    いたが、熊本は、スケジュールがあわず
    スタッフに任せる事が多かった。



    今回参加したのは、熊本出身の
    スタッフだけで行うイベントで
    あることと、これから、こちらで、
    良い学生を採用することに、力を
    入れる事が決まったからだ。


    短い時間で、会社の歴史や事業を
    話しても、参加した学生の心に
    残らないだろう。


    今日は、プロの人事コンサルタント
    として、就職活動に勝ち抜く秘訣や、
    ビジネスマンとして、能力を
    磨くコツなんかを話してみようと
    思う。


    経営トップの営業活動とは、
    どんなものなのだろう。

    きっと、定期的に訪問したり、
    会食やゴルフで、相手のトップ
    との関係を維持したりするのだろう。


    そういう意味では、僕は、怠慢だ。
    この2年ほど、お世話になっている
    お客様にも、失礼をして、ビジネスの
    現場から、少しづつ、距離を置く様に
    している。


    況や、新規のお問合せなどに
    行くことは、皆無と言っても良い
    のだが、この所、直接ご指名
    いただくことが続き、スタッフと
    一緒に訪問する。


    今日も、そんな一日であり、
    前職の知合いが、社長になって、
    僕に声がかかった。



    久しぶりの商談だが、営業マインドは、

    どうしても戻らず、
    クライアントの話を聞いて、どう
    解決してやろうか、という事
    ばかりが、頭を掠める。


    営業というより、パートナー
    あるいは、仲間 というべきか。



    だがしかし、こういうケースの方が、
    顧客満足を刺激して、結果、受注
    という事が多い様な気がする。



    幾つになっても、数字を積む営業
    はできないが、人事や組織の問題を
    解決してやろうという意欲は、
    なかなか衰えないものだ。


    ここ数年はめっきりなくなったが、
    以前は、一定のエラーから、ご迷惑を
    かけると、お詫びに行くことも、
    社長の業務だった。


    そこで、何度か言われた台詞が
    タイトルのものだ。


    「人事のプロって何ですか?」
    「そう言うあなたもプロでしょう」
    「御社の人事部は、ミスをすると
    こういう言い方を上司にされるの
    ですね。」



    小心で、責任感の強い私は、これらを心でつぶやき、

    ひたすら恭順の姿勢で頭を下げる。


    というのは、少しオーバーで、
    スタッフに怒られそうだが、



    まあ、良く考えてみると、
    人事のプロという言葉は、今でも
    よくわからない。


    法律と業務に精通した
    スペシャリストであればまだわかる。

    一目見たら、相手の能力を見抜けるとか、

    そんなイメージだろうが、
    現実的には、あり得ない。


    だから、心と国語力の乏しい
    お客様の言葉だと解釈して、
    忘れる様に努めるしかない。



    人を理解し、人を見抜き、
    人を惹きつける
    能力のある人は、
    マネジメントの世界には
    いるけども、残念ながら、

    人事部には、多くない。


    それは、これらのスキルは、
    利害関係のある部下を統率する
    立場になって、初めて身につく
    ものであり、スペシャリストという
    専門性とは、違うからだ。


    情報化と草食化

  • 2017.02.04 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • これは、ちょっと乱暴な議論であり、
    反論も多いと思う。


    情報コストが下がり、
    誰でも安易に「現象」情報を
    入手できる様になった。




    情報源という意味では、 今のネットは、以前のテレビ
    とほぼ、同じではないか?


    顧客の喜ぶこと中心であり、
    信念や概念性はない事が多く、
    白黒単純に言い切る。




    こうした情報だけで生きている
    若者は、情報草食系と言えるだろう。


    彼らに、情報の重要性と
    取得方法を教える術がないのは、
    大きな悩みである。


    また、彼等もその事の重要性に
    気づかず、ニーズが顕在化していない。



    情報は、問題意識の高い
    勉強家やエグゼクティブに
    偏在しており、彼等と接する
    レベルまで、上がって来ないと、
    得られない。


    この情報格差が、経済格差の
    根幹にあるのは、間違いない。



    営業活動

  • 2017.01.20 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • 先週から、来週まで3週間は、
    ほぼ連日ネクタイを締めて、
    営業活動の毎日だ。


    提案する商品は、次世代経営者
    育成研修プログラム。


    5年続けた経営者との米国ツアー
    に参加いただいた社長に向けた
    営業活動だ。


    お会いした全員から、研修サービス
    のコンセプトとコンテンツには、
    絶賛していただいた。
    高額サービスにもかかわらず、
    既に、12名のお申込みをいただいた。


    やっぱり、ソリューションセールス
    は、楽しい。


    お客様の潜在的ニーズを先取りして
    商品開発して、自信を持って
    売ることができるのは、
    とても、幸せなことだ。


    そして、多忙な経営者の皆さん
    とじっくり人事について、
    話し合う時間は、最高に頭脳が
    回転して、心地よい疲労感を
    感じることができる。



    やっぱり、この仕事が
    好きなんだなあと思う。


    私が、組織づくりでお手伝いするお客様は、

    なぜか、社歴の永いファミリービジネスが多い。

     

    ファミリービジネスの根幹は、環境が

    変わらないことと、守りの経営が継承

    できることだと思う。

     

    ところが、よく考えてみると、もうこれからは、

    環境もバンバン変わるし、守りだけでは、10年と

    会社は、もたない可能性が高い。

     

    つまり、これからの経営者を目指す人は、

    現行のビジネスの経験だけでは、とても

    苦しいことになるのだと思う。

     

    世の中のニーズの変化や

    市場の変化をどう捉えて、次の事業

    を作っていけば良いのか、

     

    そういうことを目的とした次世代リーダ

    育成ビジネスが、この数年の目的だったが、

    ついに、ほぼ、コンセプトとコンテンツが

    完成してきた。

     

    「デザイン思考」

     

    という米国シリコンバレーで、主流になっている

    商品(ビジネス)開発のメソッドを使った研修を

    日本とシリコンバレーで6ヶ月かかっておこなう

    という壮大なものだ。


    トップリーガー

  • 2016.11.12 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 先月に続き、今月も、数名の
    ラグビートップリーグの選手たち
    のキャリア支援を継続している。


    プロスポーツの世界に初めて、
    足を踏み入れてみて、彼等の
    選手生活が終わった時のキャリア
    構築は、本当に大きな問題だなあと
    実感している。


    特に、ラグビーは、ケガの多い
    スポーツだから、予想外に早く
    引退を強いられることもある。


    伝統的な大規模メーカーなどでは、
    それでも、その後の彼等を受け容れる
    チカラがあるのだろうが、そんな
    恵まれた選手ばかりではない。


    大事なことは、若い頃からの
    キャリア教育だと思う。


    少しずつでいい。


    どうやって、これが出来るか
    選手会長の廣瀬さんと良く
    考えていきたい。

     


    体力勝負のとき

  • 2016.11.05 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 怒涛の10月が終わった。


    フィリピン出張に始まり、
    毎週末に国内出張をこなし、
    オフの日が1日も無いのは、
    毎年5月と10月だが、流石に
    発熱を押しての仕事は、シンドく
    感じる年齢になってきた。


    今週末は、久しぶりの休み、
    土日とも、秩父宮ラグビー場で
    ラグビー観戦して、リフレッシュ
    しよう。


    年内は、後2つの大型海外出張を
    こなして、8回の国内出張を
    やり切らなければならないから、
    まずは、体調管理そして、
    リフレッシュ。

    組織が少しずつでも、成長する会社かどうか

    は、中堅企業以下の場合、なんだかんだ言って

    経営者次第だと思う。

     

    ポイントは、人材への考え方と自責思考である。

     

    私が、数年にわたり、お付き合いを継続する経営者は、管理職と

    の成長をじっくりと話し合うことが、ミーティングの目的だ。

    毎月会っていても、一進一退であり、私が、見た事実と評価を

    伝え、話し合うのだ。これを毎月繰り返す。そして、1年に

    一度くらいか、組織の成長を振返るという具合だ。

     

    良き経営者は、中小企業が人材難であることを前提に

    考え、自分の要求を100%満たす人材は、「夢」でしか

    ない、と考える。なぜならば、自分自身が、不完全であり、

    会社の限界であることを、よくわかっているからである。

     

    ダメな経営者は、自分のことは棚に上げて、部下に過剰な

    期待と要求を常にする。そして、それは、決して満たされない

    ので、常に自社の不満を口にすることになるのだ。

     

    人は、すぐには、育たない。

    やってみせ、させてみせ、

    ほめてあげねば、人は育たず、

    という山本五十六さんの言葉は真実である。

     

     


    公共のマナー

  • 2016.10.28 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • オフィスという所は、公共の場所で
    あると同時に、多くの時間を過ごす
    場所であるから、そのマナーは
    結構人の躾がそのまま現れる
    事が多い。


    恵比寿という所は、営業会社より、
    ファッションやマーケティング
    ITサービスといった業種も多いので、
    ネクタイを締めた人もいるけど、 社会性の低い学生の様な人も
    エレベーターで見かける。

    彼らは、公共スペースで、無防備
    な事が多い様だ。


    名の知れた会社でも、エレベーター
    内でのちょっとしたマナーで、
    良くも悪くも程度がわかる。


    僕は、管理人室のおじさんと
    直ぐに仲良くなる。


    彼らとは挨拶を
    欠かさないし、せっせと階段を
    歩く事も多いので、良く会うのだ。


    彼らは、冷静に、会社の品格を
    見ている。
    だから、「うちの
    社員はどう?」
    なんて良く聞きに行く。


    ちょっとした事だが、公共の場所での
    マナーは、とても大事な躾だ。


    トップリーグのラグビークラブハウス
    を連日訪ねて、久しぶりに
    強い気持ちで、そう思った。


    Mr Captain

  • 2016.10.27 Thursday | category:コンサルティングの現場から
  • 頑張っていると、どこかのステージで、
    自分よりも頑張っている人達と
    知り合えて、
    また、エネルギーをもらって、
    頑張れるものだ。


    今日は、こんなことを痛感した
    1日だった。



    昨日に続いて、今日もトップ
    ラガーマンのキャリア支援
    プロジェクトのトライアルで、
    東芝府中の独身寮へ伺った。

    当社の個人特性分析CUBICを
    受けてくれた選手は、若手中心の
    5名で、昨日同様説明を始めた。

    うち、2人の選手が、食い入る様に
    僕の話を聞いている。その集中力は、
    優秀なビジネスマンそのものだ。

    一人は、早稲田出身の中田選手、
    身長194cmの大型ロックだ。

    実は、彼が大学生の時、中竹監督の
    依頼で、チームの組織力を分析した
    事がある。ご縁を感じる再会だった。

    もう一人が、東芝入社5年目で
    この強豪チームの主将を務める
    森田選手だ。

    私が話した、メタコンピテンシー
    という専門用語を即座に理解し

    「これは、ラグビーの世界でも
    そのまま当てはまると思います。」
    と爽やかに言い切った。

    高校、大学とトップレベルの
    ラグビー部
    主将を務めたこの男は、若いが、只者ではないな、
    とすぐにわかった。

    聞けば、大学主将の選出は、同期の
    投票らしく、私の想像だが、東芝
    主将は、あの廣瀬さんの推薦では
    ないか?

    同じ男の匂いがプンプンするのだ。

    彼らとは、近日中に、恵比寿オフィス
    での再会を約束した。

    一流のラガーマンが、卒業後
    一流のビジネスマンになれる事を
    証明したいものだ。

    会社経営に一段落ついたら、
    ライフワークの1つとして、
    日本のラグビー界に関われれば、
    と何となく考えていたのだが、
    意外に早く、その機会が訪れた。


    日本代表の主将を務めた廣瀬さん
    との出会いから、

    「トップリーグ選手のキャリア構築」

    について、話合い、お手伝いを
    始めることになったのだ。


    サントリーと東芝府中の選手
    10人程に、当社の個人特性分析
    システムを受けていただき、
    その結果を報告して、一般の
    ビジネスマンとの比較から、
    これからのキャリアを考える
    workshopを行なうことにした。


    今日は、夕方から、東京府中市に
    あるサントリーサンゴリアスの
    クラブハウスへお邪魔した。


    とても綺麗で、どの選手も礼儀正しい。


    代表レベルの選手に集まって
    いただき、早速workshopを行なった。


    初回としては、手応えも
    あり、個別面談も希望され、
    即席でやってみた。

    テレビや秩父宮でしか観ない
    選手たちも、当たり前だけど、
    悩むよなあと言うことがよくわかった。


    僕に何が出来るか、
    良く考えてみたい。

    自分の今のミッションは、
    折角ここまで成長した会社の
    組織力向上であるが、もう一つ
    自分の後任としてのコンサルタント
    を育ててみたいとも思ってみた。


    しかし、ちゃんとした
    コンサルタントとは、

    論理思考などの知的スキルだけで
    なく、お客様に受け入れられる
    人間性など、総合力が求められる
    最も高い付加価値が求められる
    ポジションの一つだろう。


    また、自らチームを持ち、
    常に顧客の責任者レベルと
    相対する豊富な経験が求められる。

    ホンネでは、コンサルタント
    育成は、かなり難しいなあと
    思っていた。

    ところが、昨日の客先で、思いもかけず
    面白い経験があった。

    6ヶ月に渡る人事業務の業務改革
    プロジェクトの最終報告会に同席。

    6ヶ月前とは、見違えるような
    プレゼンに、出席したクライアント
    常務の思考が冴えてくるのが、
    わかる。

    この一年営業の前線で、特に
    大規模製造業の案件で揉まれてきた
    彼は、レポートを読み合わせるのでは
    なく、顧客と対話ができるように
    なったのだ。


    報告後、常務から、指名で、

    「もう半年あなたのコンサルを
    受けたい」

    と予想外のオファーを
    いただいた。

    職人上がりで、対顧客
    コミュニケーションを最も
    苦手とする男が、こういう
    成功体験を通じて、本物の
    コンサルタントになってくれれば、
    本望というものだ。


    良い人

  • 2016.09.11 Sunday | category:コンサルティングの現場から
  • 人は、誰でも、長い時間
    一緒にいる職場の仲間とは、
    出来るだけ上手くやっていきたい
    と思うものだろう。

    理想的に言えば、自然体で、これが
    できれば、言うことはない。

    ところが、ほとんどの人は、ガンバって、
    良い人を演じるわけだから、どこかで
    無理がくるのは、やむを得ない。

    僕のようなはぐれ者でも、できれば、
    「良い人」や「立派な人」
    と思われたいものだから、
    人間の性とも呼ぶべきかもしれない。

    ところが、米国大企業や国内でも
    一流レベルの世界は、違う。

    会社では、「役割」に徹する
    という当たり前のことが出来る
    ので、人間関係作りは、
    どちらかといえば単なる
    「スキル」なのだ。


    会社は、村ではないので、
    奥田さんが言うように、
    「感情」と「勘定」は違うのだ。


    僕が、若いマネージャーを育てる
    とき、私のような合理的な発想を
    する子の場合は、日本社会での
    生き方を教え、農耕民族型の
    子の場合は、「役割に徹しろ」
    と教える。


    最終的には、「勘定」(判断)に
    「感情」(情実)を入れないのが、
    経営者なので、
    両方の世界を体験させて
    から、その世界に持ってこないと
    簡単に組織は、崩壊するものだと思う。


    学生の採用では、お互い、準備と練習を

    重ねる「徒労感」の多いものが増えて

    きたので、短い面接で、評価しようとすると

    思わぬ採用ミスに繋がる、そういう意味から、

    「第一印象に惑わされないで」とずっと

    発信し続けてきた。

     

     

    一方で、凡そ35歳くらいからは、その人の

    仕事感や人生観が、見た目に出てくるなあ、

    ということを強く実感している。

     

    面接という場に、身につけるべき洋服や

    化粧、持ち物などは多くのことを物語る。

    レジュメの内容や字体も同様である。

     

    表情もまたしかり。

     

    言葉通り、キャリアアップしようという

    意志の強い人は、目に強い意志を感じ、

    変化対応力の強さを感じるものだ。

     

    逆に、コミュニケーションが苦手で、

    普段笑わない人が、面接で笑顔を振りまくと

    なんだか違和感を感じて「怖い」。

     

    向上心の強い人は、総じて、

    身体も鍛えている一方で、

    他人攻撃型の人は、意地悪な顔になるし、

    依存型の人は、顔や体型がそうなる。

     

    つまり、ある程度働いていると、その価値観や

    実力が、見た目に表れる、ということなのだ。

     

    このことは、一定レベルの仕事をやって

    初めてわかることかもしれない。

    そういうレベルで、感じる「違和感」

    としか説明がつかないので、伝承が

    極めて難しいと思う。

     


    20年近く、中小企業経営者の
    ご支援をしていて、サラリーマンと
    何が違うかを良く考える。

    もちろん、できる人は、何を
    やってもという事だろうが、
    僕は、そういう人にお目にかかった
    事は、あまりない。

    両者は、生き物が違う
    と思っているからだろう。

    さて、サラリーマンの出来る人
    は、概してバランスが良い。
    彼らは、純粋な目標達成だけでなく、
    上司の意向や会社の立場或いは
    部下のモチベーションなどいろんな
    事を考えて、決めることが得意だ。

    我らが、中小企業経営者は、
    概して、バランスが悪く、自分勝手
    な人が多い。
    でも、彼らならではの強みがある。

    それは、思い立ったらすぐ動く
    という行動力である。

    そのインプットは、独創的
    と言うよりは、情報収集に名を
    借りた「モノマネ」が多い。

    でも、世の中のほとんどは、
    モノマネだから、恥でも何でも
    なく、むしろ、行動力という
    エネルギーそのものが、責任ある
    社長たる所以であろう。

    関西に拠点を置く数千人規模の
    サービス業を営む企業から、
    人事制度再構築のオファーを
    いただき、今日担当マネージャー
    と訪問した。

    同行した彼は、前職時代からの
    付き合いだから、もう30年に
    なるが、20歳代から高い
    パフォーマンスで、人事部唯一
    のアメリカ赴任も、こなし、
    僕から見ると、後輩にずっと
    コンプレックスを感じるという
    悔しい相手だった。

    hp卒業後も、大手コンサルや
    大手メーカーの人事部長を
    経験して、経営視点も身につけた。

    その仕事ぶりは、誠実と完璧を
    絵に描いたようで、何時でも
    お客様のために全力で考えて、
    最高のものを作る事に拘り
    続けていた。

    そんな彼の唯一の欠点は、
    営業力
    頭が良すぎて、相手を看破
    してしまうのだろう。

    彼と再び組むようになって五年

    今日の久しぶりの営業では、
    すっかり、腰が低くなり、
    驚いた。

    自ら起業して、数人のスタッフを
    雇い、給与を支払う立場が、
    彼を変えたのだと思う。

    仲間の成長は嬉しい。

    独立して、自らお客様を持ち、コンサルタント

    として活動することは、本当に少なくなったが、

    それでも、心から楽しいな、と思う場面がある。

     

    それは、会社員をしていたら、

    知り合えないような

    方々とのご縁だ。

     

    先週は、こういうことが二件続いた。

     

    一つは、東京大学医学部大学院卒業の

    医師との面談。

     

    まるで、30歳代の自分をみているような

    カミソリが白衣をきているような切れ者。

    無駄な言葉はなく、結論を端的に説明し、

    深い考察を得意とする。笑顔は、全くない。

     

    経営者の依頼で、こういう人との会話を

    通じて、相手を引き出し、理解し、可能で

    あれば、動機付けすることも、僕の仕事だ。

     

    与えられた1時間に、何度もシュミレーションを

    おこない、僕にしては、慎重に言葉を選び、

    紐を解くようなコミュニケーションを心がけた。

    そして、とても良い時間になったと思う。

     

    もう一人は、中学卒業後、とある家業に世話になり、

    60年間社長の運転手と、営業担当専務を務めた方。

    どこからみてもヤクザにしかみえないこの方と、

    退任前の最後の面談をした。

     

    男の去り際は、こうじゃなくっちゃ、

    というかっこよさを教わった。

     

    こうした経験は、人生において、とても尊い。

    これからも、視野の狭い専門家に

    なることなく、大いなる好奇心を持って

    知らない世界の人と付き合っていきたい

    ものだ。


    飲食の多様性

  • 2016.06.03 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • 帰国して三日目になるが、毎朝4時前には
    目が覚めてしまうので、やむを得ず、
    朝5時過ぎから働き始め、清掃会社の方に
    驚かれ、午後は、30分仮眠して、夜の
    会食に備える毎日である。

    話は変わるが、ニューヨークとサンフランシスコ
    での空き時間に、ダウンタウンでカフェに入ったり
    食事をしていて、気がついたことがあり、門外漢
    だが、そのことについて。

    恵比寿でも、駅前に有名なハンバーガー屋さんが
    オープンし、長蛇の列が続いているが、ほとんどが
    若い人であり、アジア系の人も2割くらいいるようだ。
    この店は、ニューヨークが本店で、そちらにも
    何度か足を運んだが、やっぱり、混んでいる。

    メニューも多いわけではないが、原材料や
    作りこみに主張のある店が、一流の場所に
    進出してきた。

    カフェでも、同じ。
    恵比寿も、ニューヨークでも、
    個性のあるコーヒー専門店が
    いくつも、良い立地に進出している。

    こういう場所では、消費者のお金の使い方が
    大きく変わり、従来のチェーン店ビジネスが
    難しくなってきたのではないだろうか。

    街も、店も、個性(健康と安心がベース)を
    主張し、そこに、魅せられる人が集まる
    循環が完全に始まったなあ、と思う。

    賢い消費者は、利便性より、安心と本物の美味しさ
    を追求するようになり、ビジネスの形態も大きく
    変わるだろう。

    仲間の社長でも、幹部との
    コミュニケーションを個性の
    ある店で会食しながら、という
    例が増えてきたようだ。

    顧客への付加価値を追求する幹部が
    タバコくさい居酒屋で、良い発想が
    生まれるわけはないのだと思う。

    New York 4

  • 2016.05.30 Monday | category:コンサルティングの現場から
  • ツアー終了後の土曜日も
    多忙だった。
    このブログなどで、繋がった
    方々とお会いした後は、
    ツアーに参加していただいた
    社長のお誘いで、郊外のお城
    を改築した高級リゾートホテルへ。

    ここのオーナーは、関西レジャー
    業界の雄で、滞在中は、有名人が
    集まるらしい。

    今日も、医者、ジャズピアニスト、
    現地マスコミ記者、商社マンなど
    多様な人達が集まり、まるで、
    中世のお城の居間で、素晴らしい
    コース料理、デザートは、プール
    サイドで、行われた。

    こういう世界がある事も知らず、
    初めての体験であるし、会食が
    苦手な僕が、5時間も参加出来た
    のは、知的好奇心と人間性の
    素敵な人達の集まりだからだろう。

    New York 3

  • 2016.05.29 Sunday | category:コンサルティングの現場から
  • ニューヨーク二日間の工程が
    無事に終了して、恒例の
    Wrap up dinner を近くの
    レストランで行った。

    19歳から、74歳までの参加者
    とスタッフ全員が、感想に
    加えて、

    「何を学んだか」
    「帰国後どう活かすのか」を
    発表した。

    僕にとっては、一番大事な
    フィードバックを頂く時間
    であり、食い入る様に全員の
    お話を聞いたので、食事を
    する暇もない多忙な時間だった。

    僕自身が、ビジネスとしては
    厳しいこのツアー5年間を総括する
    のであれば、こんな感じだろう。

    1 参加した社長にとっては、
    言葉に出来ない学びの場であった。

    2 当社スタッフのパフォーマンスが
    高く、参加者の知的満足度を
    維持できた。

    3 常連経営者の方々の寛大な
    お人柄のお陰で、人間性溢れる
    交流が出来た。

    4 優秀な現地コーディネーター
    の方々のサポートを得られた。

    5回を持って、一度整理し
    来年以降のプランを考えたい。

    New York 2

  • 2016.05.28 Saturday | category:コンサルティングの現場から
  • 国連見学と組織についての
    ブリーフィング

    セントラルパークを眼下に
    望む高層コンドミニアムでの
    HRマネージャーによるレクチャー

    テレビ会社の見学

    という2日目のセッションが
    無事に終わった。

    事故もなく、トラブルもなく、
    この日を迎えられて、感謝。

    数ヶ月にわたるストレスから
    ようやく解放される。

    New York 1

  • 2016.05.27 Friday | category:コンサルティングの現場から

  • 昨日6時間かけて大陸横断して
    今日から、ニューヨーク視察

    大手コンサルHRシニア
    マネージャーの米国人事に
    ついてのプレゼン

    大手広告マッキャングループ
    のオフィスツアーと制作物の
    案内

    ニューヨーク市立大学の
    助教授による現地のテクノロジー
    産業発展と大学教授のキャリア
    についての話

    とバラエティに富んだ
    インプットの多い1日だった。


    Silicon Valleyに行くとなれば
    誰しも、これらの会社を観て
    みたいものだろう。

    Apple は、過去5回共受入れを
    認めてもらえず、今回も本社の
    売店まで

    Googleは、若い日本人3人が
    オフィスツアーと、ランチで
    歓待してくれた。
    うち1人の方は、東大から
    NTT、Googleジャパン経由で
    この地で暮らして6年目の
    中堅スタッフ

    Googleは、毎年2回の評価と
    昇進の機会があり、自ら、
    上司にプロモーションする
    事ができるという。

    一方、降格や解雇は、例外を
    除けば、殆どなく、企業が成長
    し続けることもさることながら、
    厳しい採用基準が上手く運用
    されていることを感じた。

    Facebookは、ベトナム出身
    のマネージャーがプレゼン。
    鍛えられたエリートのプレゼン
    力に舌をまく。

    僕は、エンジニアの採用に
    ついて、質問したが、王道の
    答えだった。

    つまり、まずは、超優秀な
    リーダーの採用にこだわること

    次に、会社のビジョンや
    ミッションなどの価値観を
    十分に擦り合せること

    条件面などは、個別対策では
    いろいろあるだろうが、採用基準
    の優先順位が、しっかりしている
    のは、強者の論理だと思う。

    US tour day2

  • 2016.05.20 Friday | category:コンサルティングの現場から
  • シリコンバレー二日目は、ビッグネームと
    ベンチャーを両方学ぶ忙しい1日になりそうだ。

    午前中は、マイクロソフトへ。

    ランチは、高名な日本人投資家を招き、
    シリコンバレーの企業や投資の実態の
    レクチャーを聞きながら、おこない、

    その後、通信の雄 シスコシステムズへ。

    戻って、急成長中のベンチャー経営者の
    話を聞いて、その後ベンチャー培養施設へ
    見学、というとてもハードな1日だ。

    翌日は、早朝6時台のフライトで
    ニューヨークへ移動するため、
    この日は、早めに解散、皆さん
    寝れるといいなあ。
    なんせ4時起床だから。

    度重なるテロによる
    企業側のリスク管理意識の高まりと、
    過去最高の参加者数で
    例年以上に苦労した今年の
    米国ツアーのスケジュールが
    ほぼ確定した。

    GW中も連日電話やメールで
    やりとりして頑張った甲斐が
    あったというものだ。

    到着日は、日曜日午前中に
    サンノゼ空港に入るので、
    そのままバスで移動。

    時差ボケを解消しながら
     Apple head office
     HP garage
    を経て、Stanford University へ

    ここでは、現役の日本人学生の方にご協力頂き、
    キャンパスツアーとショッピングツアー。
    そして、シリコンバレーの特色や
    大学についてもレクチャーしていただく。

    その後、夕方からホテルで
    Welcome partyをして解散。

    翌日の視察初日は、朝9時に僕の出身
    Hewlett Packardへ。日本から
    米国赴任して3年目の方に
    Change & Innovation について
    語っていただく予定。

    その後 Google へ。
    レクチャー後にOffice tour & shopping &
    Luncheon at cafeteria とタップリのプログラム。

    次は、デザイン会社として有名な IDEO。
    今は博報堂の傘下でもある。

    残念ながら全員が入れるスペースがなく、
    苦肉の策で、ホテルでレクチャー頂いてから、
    オフィス見学ツアーとなった。

    そして、 Facebook engineering
    director presentation at hotel

    盛り沢山の一日目で、
    満腹となるだろう。


            

                     

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