人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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考える仕事

  • 2016.06.17 Friday | category:講演、セミナーでの話し
  • 昔の上司の依頼で、大学2年生までの女子大生が
    100名ほど集まる勉強会に呼ばれて、プチ講演。


    テーマは、考える仕事

    僕も含めて、「考える」ことは、苦手な人が多い。
    あのエジソンでさえ、辛くて、思考業務を避け、
    作業に逃げたという。

    僕の職業人生を振返っても、思考そのものを
    楽しめる人は多くない。
    前職人事部の上司と部下に一人ずつ。
    担当事業部に2-3人。
    今の会社では、副社長とその父親くらいか。

    大概の人は、作業ばかりの毎日に物足りなさを
    感じるが、一人で考えることは出来ないので、
    「皆でテーマを話し合う」ことが大好きだ。
    でも、それでは、コストが高すぎて、見合わない。
    だから、組織は、一人で、思考業務が出来る
    リーダーを求めることになる。

    いつか、何かの番組で観たのだが、
    普通のテレビ番組やネット検索では、
    前頭葉がほとんど動かない、という話だった。
    僕も、そう思う。テレビ時代の幕開けに、
    一億総白痴時代と言われたが、
    ネットの時代も、第二の時代になりつつある。

    大江健三郎が、こういったらしい。

    「情報は、すぐに信じ込まずに、上下斜めから読む。
     そして、雑誌などくだらないと思う情報に真実が
     含まれることが多いから、乱読もまた大事である」

    いつも、真実を知りたい、そこに近づきたい
    と思い、自分の力でコツコツ勉強している人は、
    美しいなあと思う。

    僕のように、ちょっと読んだ本が面白い
    といって、ここで紹介している輩は、
    所詮二流の乱読屋どまりだろう。

     

    会社員と雇用

  • 2016.06.16 Thursday | category:講演、セミナーでの話し
  • 先日 大学同期の招きで、電通主催の
    ちょっとした講演をすることになった。

    「好きに話していい」ということだった
    ので、このタイトルについて話した。

    今の労働法が、時代に合わないのは、
    誰の目にも明らかだが、

    「会社員(従業員)」
    「雇用」

    という言葉は、その象徴だと思う。

    トヨタだけでなく、官公庁の一部も在宅勤務が
    拡がる現代、時間給で賃金を払うことは、知的業務に
    は、マッチしない。

    そもそも、個人は、組織に従属した生き方を
    するべきではい、という教育を、早くから
    して、自律した個人をどんどん輩出しなければ
    ならない。

    会場にいたマスコミ関係者には、失礼な
    言い方だが、
    「名刺に縛られている皆さんは、
     古いタイプにしか見えない」
    と話したら、なんともいえない空気に
    なってしまったが、私のホンネである。

    Who are you?
    この問いに答えられるような教育に
    貢献したいなあ。

    カオナビ

  • 2016.06.09 Thursday | category:講演、セミナーでの話し
  • 有楽町の国際フォーラムで、パートナーの
    カオナビ 柳橋社長との共同講演で、久しぶり
    に「登壇」した。100名を超えるそこそこの
    会場で、カオナビ様の人事組織データベースの
    活用例を中心に、最新の人事マネジメントや
    その変化の背景を、ほとんど事前打合せ無しに
    時間一杯意見交換する、という形式だった。

    柳橋さんと、僕は、経営者タイプは、かなり
    違うけど、それだけに、二人の組み合わせは、
    意外と相性が良く、僕のファシリテーション技術が
    活かされるのだと思う。

    現代マネジメントは、働くスタッフを、「個」として
    理解し、尊重するという点で、伝統的な労務管理とは
    大きく変化してきている。

    部下を持つマネージャにとって、
    Walking around by management
    は、必須もしくは、常識になりつつあり、
    多忙なマネージャが、スタッフ一人ひとりに
    頭のスイッチを瞬時に切り替える道具として
    「カオナビ」は、有効なツールだと思う。

    大手名門企業の衰退やリストラ
    或いは不祥事が続く中でも、
    学生の就職活動人気は、
    相変わらず大企業を安定雇用先
    としている報告が新聞でされている。

    普通に考えれば、異様な事だ。

    しかし、学生の不勉強や
    親のお節介 或いは、
    過剰な所属欲求を攻める
    声を上げるだけでは、
    無責任と言わざるを得ない。


    中央大学の山田昌弘教授に
    よれば、ワーキングプアとは、

    「職について真面目に働いても
    人並みの生活ができる収入を得る
    ことができない」

    としているが、若者が、この
    ワーキングプアに陥る可能性が
    とても高い事を感じとっている
    のだと思う。

    現代日本の
    ライフコースのリスクは、
    大凡下記の通りだ。

    ・正社員になれない可能性 33%
    ・一生結婚できない可能性 25%
    ・離婚による生活苦 25%?

    これらを避けて生きられる
    確率は、単純計算で、37%
    つまり、若者の63%は、リスク
    と隣合わせで生きていくことに
    なり、こういう状況を考えれば、
    バカの一つ覚えのように
    大企業の説明会に群れる彼らを
    笑えまい。

    冷静に考えて、大きな組織を選ぶ
    安定志向は、問題の先送り以外
    の何物でもない。

    大事な事は、自力で生きていく
    チカラを若いうちに身につける
    事だ。

    トライアンフは、この事を
    コミットする貴重な会社で
    ありたいと思う。


    経営者勉強会

  • 2016.05.04 Wednesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 数年前から、何故か関西の
    経営者勉強会に呼ばれることが
    多く、伊勢志摩、軽井沢などに
    出かけて、労務人事をテーマに
    して、セッションを持つ。

    このGWも、合宿のメイン講座
    を担当することになり、
    今日から、関西へ移動。

    毎年ご指名いただき、
    100名超の経営者の皆さんと
    一緒に悩み、考えることが
    恒例になってきた。

    これはこれで、
    これからも続けたい。

    運気と実力

  • 2016.04.05 Tuesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 誰しも、運不運は、糾える縄の如し
    であろうが、ビジネスの現場では、
    好調のときよりは、
    守勢のときに、実力がよくわかるし、
    人間性は、もっとはっきりする。

    僕の経験では、細かいことにちゃんと
    している人は、信用でき、不遇のときも、
    傷が浅いように思う。

    逆に、いい加減な人は、こういうときに、
    誰も寄り付かなくなって悲惨なことが
    多い。

    結局、人の信頼とは、約束を守ること
    と、言動がきちんとしていること
    なので、不遇時が、実力だと思えば
    間違いない。

    そういう意味でも、新卒の学生は、
    基本となる あいさつ、整理整頓、
    報告、正確な仕事、などを徹底的に
    叩き込むことが、40歳くらいに
    なったときに、一番感謝されること
    だと思う。

    廻り道

  • 2016.03.21 Monday | category:講演、セミナーでの話し
  • 新入社員は失敗が怖い
    とよく聞く。

    これは、ある意味で、
    その人の成長にブレーキを
    踏む様なもので、素晴らしい
    能力やパーソナリティを
    持っていても、発揮される
    ことなく終わってしまう
    可能性がある。

    勿体無い。

    行動例として、安定した大企業
    選択も、そのひとつだろう。

    或いは、キャリア形成への
    過剰な執着もそうかもしれない。

    失敗しても良いじゃないか、
    と思えれば、会社や上司では
    なく仕事に没頭できるようになる。

    そして、大切な事は、失敗や
    廻り道が、人生の栄養分となり
    人となりを作るという真実だ。

    安全な道をこぼれない様に
    歩いた人間は、薄っぺらい。
    会社の名刺がなくなったら、
    何が残るのか、という人が
    多い。

    廻り道をして来た人は、
    心に皺が刻まれており、
    素敵な人が多い様に思う。

    この混迷の時代に
    正解を求めたり、
    安全な道を歩いている
    様ではもったいない
    ではないか。

    面トレ

  • 2016.03.04 Friday | category:講演、セミナーでの話し
  • 面接官トレーニング
    を略して面トレ と称して
    数年前に、商標登録した。

    今日は、珍しく、この
    トレーニングの講師で登壇。

    永らくお世話になっている
    とても大事なお客様である。

    ところで、面トレの話。

    遡って、20年前にイギリスで
    開発された適性試験を日本に
    導入したS社の社長にコンサル
    を頼んで、一緒に作った。

    「樋口君、面接の極意は
    ラポール形成だよ。」
    などと云われても、
    チンプンカンプンだったのを
    思い出す。

    前職離職時、人事部長に
    了解を得て、そのノウハウを
    もらい、発展したのが、今の
    原形である。

    今日久しぶりにテキストを
    みたら、随分変わっていたなあ

    当たり前だな
    時代が変わっているのだもの。

    社長勉強会

  • 2015.12.19 Saturday | category:講演、セミナーでの話し
  • 立場上幾つかの経営者
    勉強会に参加しているけども、
    やはり、米国ツアーで知り合った
    方々の会が一番楽しい。

    勉強会というよりは、
    友人の集いに近いし、
    ストレス溜まる中小企業
    経営者のデトックスの場
    なので、宴席まで、大騒ぎで
    店選びには苦労するが。

    今週は、株式会社コミット
    の天間さんのオフィス訪問。

    オシャレな天間さんらしい
    素敵なオフィスで、気持ち
    良かった。

    恒例の我社紹介コーナー
    は、相変わらずの門外不出の
    暴露話で、盛り上がったし。

    紹介していただいたクラウド
    サービスは、面白かった。
    是非検討してみようと思う。

    札幌講演

  • 2015.09.03 Thursday | category:講演、セミナーでの話し
  • 今日は、前職同期の友人が
    社長をやっている会社の、
    大事な年次セミナーで講演。

    歴史ある企業経営者が40名集まるので、
    次世代リーダーの話をしようと思う。

    ところで、還暦が近づくと
    昔の同窓会が増えると言われるが、
    本当に最近は「10年ぶりの再会」のようなものが多く、
    僕の場合、空港内ラウンジや新幹線で偶然会って、
    その後会食や、オフィスに来てくれる
    というパターンが多い。

    今日も、空港内ラウンジで
    お互い見た顔だなあ〜と
    思ったら、20年ぶりの再会
    というのがあった。

    そういう歳になってきたのだなあ。

    毎月の社員総会で、ショート
    ワークショップを試してみた。

    テーマは、

    「イマドキの顧客ニーズは」

    5人程のグループで、話し合って
    簡単に全体で共有する。

    時期的にも、採用関係が多く、

    内定辞退防止
    早期離職
    応募者数減少

    とどちらも同じ悩みが
    多い事がわかった。

    ところが、これらは、課題という
    よりは、現象である。

    お客様のご担当が悩むのは
    わかるが、コンサルタント
    が「あーそうですか」では
    存在意義がない。
    単なる受売りである。

    こういう情報を欲しい訳ではなく、
    何故起きるのか、の思考を
    聞きたいものだ。

    これは、移動中の電車の中でも
    できることはずだから、多忙を
    言い訳には出来ない。

    要は、問題解決に向けた
    好奇心の大きさだけだろう。

    敢えて言えば、ヘタな業務経験は、
    マイナスかもしれない。
    経験者としてのプライドから、
    「そういうものだ」と思った
    途端に
    「何故だろう?」という疑問が
    浮かばないからだ。

    当社の様な実直なオペレーション
    をウリにする会社で働くスタッフ
    には、厳しい要望かもしれないが、
    これが出来なければ、いずれ ITに
    仕事を奪われる人材になる。

    私たちには、問題解決から
    逃げる道はもうない事は、
    明白なのだ。

    新聞を読む

  • 2015.04.10 Friday | category:講演、セミナーでの話し
  •  ここでは、マスコミに対して、否定的なことを

    よく書いているような気がする。

    それは、実際の専門領域の記事を読んで

    感じることだったり、あるいは、海外で見聞した

    ものとのギャップだったりするのだけれど、

    それでも、やはり、新聞は、できるだけ、数誌

    読むべきだと思う。

    インターネットの情報は、特性上耳障りの良い

    情報を集めやすくて、危険だ。

    何が、真実か、わからないけども、それを

    知ろうとする行為、それに、他人の論調に

    違和感や批判を感じることが何よりも大事だと

    思う。


    いまどきの就職活動中の学生が、こういう習慣を

    身につけていたら、どこでも、受かるだろうになあ、

    とも思う。


    でも、彼らを含めて、若手はお金がない、という。

    本当かな?と思うけれど、本当にそうであれば、

    会社で、とればよいとも思う。


    でも一方で、身銭梳って何ぼ、というのは、

    本当に体感してきたことだから、そんな

    甘いことをしていいのだろうか?

    とも思う。


    新卒採用難易度

  • 2015.03.17 Tuesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 名の通った大企業の新卒採用は
    楽だ、などと言ったら、お客様
    からお叱りを受けるだろう。

    だがしかし、無名の中小企業の
    新卒採用と比べれば、やはり
    そう思う。

    日本で、一番難しい新卒採用は、
    一流学生を採ろうと足掻く
    中小企業のケースである。

    大企業の採用業務が、
    ローテーションの一環で
    あることが多いのに対して、
    中小企業は、社長が、営業時間
    を削ってまで行う理由は、
    そこにある。

    前頭葉の退化

  • 2015.03.11 Wednesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 素人なので、間違いがあれば、
    お許しいただきたいが、人は、
    思考しているときに前頭葉辺りが
    活性化して、熱くなると聞いた。

    もし、そうであれば、ニュースを
    ネットでしか読まない世代は、
    脳味噌が退化するといえよう。

    もちろん、新聞依存と信仰は、
    先進国で日本が突出している
    ので、マスコミが正しいとは
    全く思わない。

    言いたい事は、社会や経済で
    起きる現象の真実を知りたいと
    思う気持ちの強さだ。

    この知的好奇心が所謂
    モチベーション
    だと思うのだが、
    定期的にこうした知的活動に
    一定の時間をかける若手が
    猛烈に減っているようだ。

    当社内でも4〜5名
    学生の説明会で尋ねても
    ほぼそういう人材はいない。

    このことに、強い危機感と
    責任感を感じる。

    僕らもまた、若い頃に煩く言われて
    習慣化した記憶があるからだ。

    軸?を持て

  • 2015.03.09 Monday | category:講演、セミナーでの話し
  • 今日は2回目の新卒説明会。

    冷たい雨の中1人の辞退もなく、
    100%の出席率は嬉しいなあと、
    ついサービス精神を発揮してしまう。

    今日の質疑応答の時間で
    こんな質問があった。

    「採用セミナーや人事担当者から
    "就職活動に軸を持て"
    と言われるが、どう思うか?」

    失礼を承知で言えば、
    学生にこう言うセリフを平気で口にする
    人事担当者やセミナー講師は、
    「軸のない」人が多い。
    つまり、組織内の常識しかないという事だ。

    学生が、企業を理解するのは土台無理だし、
    10年後など面接官でもわからない。

    副社長が答えた正しいアドバイスは、こうだ。

    「出来るだけカイシャを回って好き嫌いを感じて、
    その理由をリスト化しよう。
    軸を無理やり作っても自分を騙すだけで、
    素直に好き嫌いを直感で感じた方が良い。」

    学校の先生から、顧客と接する営業マン、

    私たちのような事務職まで、メンタル不調の問題は、

    企業の大きな課題になっており、これを水際すなわち

    採用段階で防ぐことが、大事なソリューションに

    なりつつある。


    従来から、面接手法などでもコンサルティングを展開してきたが、

    今年からかなり精度の高いストレステストを発見し、当社でも、

    コンサルティングツールとして導入することになった。


    本日の日経産業新聞で、関連した取組みが紹介

    されたようなので、ご紹介する次第である。


    【掲載記事抜粋】
    日経産業新聞[ストレス耐性、3要素確認]
    ※PCにてご覧ください


    【関連】
    採用時のストレス耐性見極めに特化した
    採用適性検査INSIGHT  ご紹介ページ




     仕事の時給単価を生産性で考えれば、自分あるいは

    一定の組織内で完結する事務仕事は低くならざるを

    得ないだろう。熟練度とシステムで効率化が計れるが

    物価の高い日本でいくら効率化を計っても、海外の

    労働力やITにはかなわないからだ。

    だから、事務スペシャリストを目指す人は厳しい。


    では、対人力が中心となる営業職はどうだろう。

    言葉の遊びかもしれないが、強い商品と一定の

    顧客(市場)を持った販売職は、事務職よりは

    その成果で報酬は増えるだろうが、あくまで

    「商品ありき」の営業なので、どこかで壁に

    当たる。販売職は、スキルがモノをいう世界

    なので、キャリア構成上やはり何がしかの

    商品を販売する仕事がよいと思う。


    商品力+口先セールスは、勉強をしないので、

    決してコンサルタントにはなれない。


    結局、上限内能力を要求され、報酬も同様に高いのは、

    所謂「ソリューション営業」というやつだ。

    顧客の市場を想像する 経営や市場開発がハイエンドにあり、

    現場の営業も、スキルや知識を融合し、思考し、お客様の

    問題解決に活かせるかどうか、という世界だ。

    報酬に上限がないのは、お客様の問題そのものが

    どんどん変化すること、困難度が増しているからだ。


    このように、考えると、会社の収益性も、こういう個人営業マン

    (コンサルタント)が伸びる環境を造っている会社が強い

    ということになるのかもしれない。


     日本のサービス業の生産性アップに誰も異論は

    なかろうが、世界レベルで生産性の高いのは、

    輸送機器(つまり自動車産業)だけらしい。

    やっぱり、世界に冠たる企業は、優秀なわけだ。


    そして、サービス業について言えば、新聞の

    論説で、人口過密都市では、15%以上の生産性

    アップが見られるというデータもある。


    話は、自社のことで、恐縮だが、今私と副社長が、

    採用事業のフロントエンドとバックエンドのマネジメントを

    分担している。この目的は、要するに、夫々の生産性を

    挙げて、ビジョンを達成することにあるのだが、やっぱり

    マネジメントが、これを共有、理解していないと組織はもう

    めちゃくちゃになるものだ、というのが実感。


    本来の管理業務は、毎月の顧客や、スタッフの生産性が、

    一番の管理指標であるはずなのに、それも怪しい。


    スタッフの異動などで、その仕事の担当代えを検討するときも、

    「どうやったら無駄なことがなくなり、顧客価値に向かった仕事

    をする時間が捻出できるか」を考えられるスタッフはまだまだ

    少なく、今は、若く柔軟性のある若手にこれを教えるのが、まあ

    日々の仕事になっている。


    この「生産性向上」という言葉は、扱いが難しい。

    キックオフなどで、リーダーが話したとする。

    90%が賛成、10%が無関心というところだろう。

    ところが、これを理解して実践するとなると、できる

    スタッフは、10%以下となる。

    つまり、日本の教育には、欠落しているし、個人の

    モチベーションと基礎能力に依存しているので、

    業務経験が長ければ長いほど、理解できず、抵抗し、

    ということになる。

    これが、日本企業の悪戦苦闘の実際だろう。


    「生産性を上げて、付加価値の高い仕事に挑戦しよう!」

    と本気で思い、能力のある人は、シリコンバレー当りの

    米国のホワイトカラーと比べると相当少ないに違いない。

    20歳代の初期教育でみっちりやらないと間に合わない。


    それでは、彼らの現状はどうか?

    ・まずは、自分の満足、納得するまで働き、長時間労働となる。

    ・好きなことだけをやる。


    ちなみに、前者は、痩せ型の神経質タイプが多いことが検証されており、

    後者は、その反対の体系で、よくしゃべり、笑顔を振りまくが、

    上手くいかないときの暗い表情とギャップが大きいという特徴がある。

    まあ、面接で見抜けることと、仕事をしてみないとわからない

    ところがあるということだ。


    今日は、弊社からサービスのご案内です。

     

    日本人留学生が減り続ける中、日米両政府が、1年間という

    短期での留学プログラムをつくりました。

     

    シリコンバレーの有名企業でのインターンシップがつき、

    「次世代リーダー候補」にとってまたとない育成の場になります。

    よろしければ、下記説明会にご参加ください。

     

    また、参加が難しい場合、留学プログラムにご興味があれば

    担当者あてご連絡ください。

     

    =============================

     米国サンタクララ・スタンフォード大学

            短 期 留 学 プ ロ グ ラ ム 視 察

     

                  2014年12月4日・5日@サンフランシスコ現地

     

            http://www.triumph98.com/pdf/us_inspection.pdf

    =============================

    ◎短期留学プログラムについて

    →日本の若者だけが参加できる、1年間の短期プログラムです。

     サンタクララ・スタンフォード大学で実践型の経営を学ぶ機会

     や、シリコンバレーの有名企業でのインターンシップ経験等が

     得られます。

     

    ◎今回の視察について

    →留学先となる米国現地にて、プログラムの説明会に参加し、イ

     ンターンシップ先を視察するものです。

     

    ◎当プログラムとトライアンフについて

    →本プログラムは、日本人留学生の減少への対策として、日米両政

     府が肝いりで進めているプログラムですが、弊社代表の樋口も政

     府から要請を受け、プログラム策定や募集のサポートを行わせて

     頂いております。

     

    日時:2014年12月4日・5日 @サンフランシスコ現地

     

    企画&案内:株式会社トライアンフ 代表 樋口 弘和


    主な視察先:

     ・サンタクララ大学(スタンフォード大学)

     ・留学先周辺の環境

     ・インターンシップ先企業


    ▼ご興味をお持ちの方は、下記までご連絡ください。

     「米国短期留学プログラム視察」運営事務局

     樋口・丸岡(03-5723-2001)


    ▼その他詳細はこちら

    http://www.triumph98.com/pdf/us_inspection.pdf


    相見積もりの愚

  • 2014.09.24 Wednesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 不正防止や適正費用化の為に、
    大企業が購入するサービスや商品を複数社から相見積もりを取るのは理解出来る。
    この影響か、中小企業も真似する事が多い。

    しかし、実際の所、優秀なチームはこんな無駄な事はしない。

    彼らは、常にコストパフォーマンスの高いサービスを探して情報収集しているから、
    良い提案や良い情報に触れたら判断は早い。

    相見積もりは後付けの検証になる。
    都度相見積もりをとる会社の担当者は不勉強なのだ。

    それを業者側の営業活動に押し付けることは無駄である。


    生涯の仕事は?

  • 2014.09.09 Tuesday | category:講演、セミナーでの話し
  • NHK「プロフェッショナルの流儀」を観ると、
    登場する殆どのプロフェッショナルは、「これぞ一生の仕事」というものに出会い、
    その中で自己実現をするようなケースが多いようだ。

    これは、とても難しい議論だが、
    なかには、受け身でやってみて「これは面白い」とはまって行く人も多いに違いない。

    今の若い人達の時代を考えれば、モチベーションの上がらない仕事を続けるのは、
    時間の浪費だと思っても仕方が無いと思う。

    それでもやっぱり大多数の日本人にとっては、「一生物の仕事」は、
    「やってみなければわからない」と思う。

    そしてそれは、2〜3年ではなかなか感じることができないかもしれない。

    運命の出会いのようなドラマチックなものではないけれど、
    本人の成長と共に価値観が変わって行き、
    密かに「楽しい!」「やりがいがある」と感じる職業人生を否定してはいけない。

    どういう選択方法が自分にとって正しいのかは、
    「自分を知っているかどうか」で決まるだろう。
    つまり、大人であるかどうかである。

    因みに、僕は、どうだっただろう。
    振り返れば、こんな感じだったように思う。

    1、楽しめない仕事はやらない
    2、でも、本当につまらないかどうかは、A評価されるまで決めつけない
    3、嫌な奴といっしょに働かない。無理を承知で、上司も部下もお客様も選ぶ
    4、組織を担当したら、上記より、「自分の責任を果たす」ことが当然優先される。
     人間としての成長上当然の事である。
    5、それが嫌なら、その組織から離れ、彷徨えばよい。

    思えば、随分と突っ張って来たものだ。

    生涯現役

  • 2014.08.20 Wednesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 出版社によると、ビジネス書を読んだり
    セミナーや勉強会などに定期的にお金と時間を使う人は、
    大体社会人の10%くらいだろうと聞いた。

    ビジネス書や、セミナーが良いかどうかは別にして、
    まあそうだろうなあ、と思う。

    当社では、もう10年以上会社経費で本が買え、
    中身を共有する仕組みがあるが、それでも
    学んでいるのは、2割にも満たないと思う。

    彼らは、モチベーションなどと口にするけども、ほぼ他責である。
    出社もギリギリだし、良く群れる。

    世の中の大半の社会人というものは、
    「今の自分にコンプレックスや危機感」
    を感じないのだろう。

    そうでなければ、同じ時間を無駄な業務や遊びや休憩に費やす気持ちがわからない。

    勉強しないで業務をしているだけでは
    加齢とともに、賞味期限がくるのは既定の事実ではないか。

    効果のほどもわからないビジネス書籍などに縋るのは、
    元々知的好奇心の旺盛な人か、異様な危機感に煽られている人か
    どっちかではないだろうか。

    こういうことをよく講演でも話すので、
    「暑苦しいやつ」とか「ギラギラしているよね」などと言われてしまう。

    生涯現役とは、心技体それぞれに学ぶ意欲を持ち、実践している人だと思う。

    僕は、教育に第3の人生を置きたいと考え始めているけども、
    その姿は、
    「生徒や参加者からいつでも謙虚に学ぶ姿勢」
    である。

    僕の知る限りでは、出口さんかな。
    ずいぶん差があるけども。

    また、こういう発言をすると嫌われてしまうのだが、
    自分の組織や評価に不満がある人は、
    その不安心理を共有したいので群れるのではないかと思う。

    退職した会社のOB会と称して良く集まるのは、
    そういうことではないか。
    ここでは、誰々が今どうしている、というような
    他人の幸せ度を噂するような話題が多いらしい。

    たまにはそういうのもいいが、
    こういう場に自分の心地良さを求めているとロクな社会人にはなれない。

    何故ならば、今の仕事に夢中で集中していれば、
    そんな暇は無いはずだ。

    人はいつでもいい時ばかりではない。
    寧ろ、環境に恵まれ、ヤル気が漲って
    いる時の方が少ないだろう。

    そういう時こそ、群れたい弱い気持ちに負けずに、
    自分を解き放してあげたり、
    制御したりして、自己コントロールの術を身につけなければならない。

    公務員採用

  • 2014.07.02 Wednesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 第二の故郷と言ったら言い過ぎだろうか。
    熊本県庁から呼ばれて、公務員試験が始まる直前に、
    面接官へのセミナーを行った。

    考えてみれば、公務員試験というものは僕にとって大変難しい。

    なぜならば、ほぼ40年かけて、県民に奉仕する仕事だからだ。
    変化を是として、仕事や能力を考える僕の考えとは、違う部分も多いだろう。

    それでも、最後は多くのご意見や質問をいただいた。

    特に、印象的だったのは、私のロールプレイを見て、
    「樋口さんの頭の中に 答え(評価基準)があるような気がするが如何か?」
    というご意見。

    初めての面接官だと言っていたが、
    改めて、県庁には、優秀な人が集まるなあ、と思った。

    裁量労働制

  • 2014.05.27 Tuesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 労働の価値を時間中心に置く労働法の観点からは
    いろいろ問題はあるだろうし、残業手当未払は許されない問題である。

    一方で、労働の価値を生産性や付加価値に求める流れを止めることは出来ないだろう。

    労働市場がグローバルになることは、変えられないからだ。

    当社も、会社のミッションを 人と組織の生産性向上 にセットする。

    今日からニューヨークを皮切りに二週間米国に滞在する中で、
    しっかりと時代の変化を感じてきたい。


    新卒応募者に当社の強みは?
    と本音を聞かれたら、間違いなく、

    「フェアな競争環境と
    愛情フィードバック」

    と答えるだろう。

    正直言えば、これは良い事ばかりでなく、
    ストレスを感じたり、離職の主因でもある。

    だから、マネージャーからは、
    もう少し緩くしたらどうか?
    と提言されることもある。

    それでも僕がこの環境に拘るのは、若い時に公平かつ厳しい
    環境に身を置くことが、結局1番育つと信じているからだ。

    実は、この事は当社を離職した者たちが一番痛烈に感じている。
    これを皮肉に思うこともあるが、損得でやっている事ではないので
    やむを得まい。

    この環境で「痛楽しい10年間」を過ごしたスタッフが
    大凡どんな環境でも通用することを早く証明したいものだ。

    研修道場

  • 2014.05.10 Saturday | category:講演、セミナーでの話し
  • 研修講師を生業にしている方達は
    「センセイとして教壇に立つ快感」
    に酔っている人が多い。

    実際、人や経営のマネジメントがしっかり出来る人は非常に少ない。

    適材適所と言えばそうかもしれないけど、
    トップパフォーマーに対する高いレベルの研修を
    考えている人事部長にとっては悩ましいところだ。

    これが、研修料金に良く反映されるようになってきた。

    数は少ないけども一部のProfessional Exclusive Facilitator は、
    Inputを大事にしているため良く勉強する時間が必要で、
    Outputである研修の頻度は多くなく、料金も一般講師の4-5倍ほどだ。

    彼等のモチベーションの共通点は、ハイレベルビジネスマンからの
    深い質問や議論を楽しめる事だ。

    どんなボールが飛んで来ても、しっかり打ち返して、
    深い学びを参加者に与えることが出来る。

    僕もそうでありたいと思う。
    プレミアム価格がつくようなファシリテーションを行い、
    参加者のトップパフォーマーが心底有意義だったと思えるように
    プレッシャーと戦いながら、高い緊張感と達成感を味わえる
    ような勉強をしていきたい。

    人事制度の限界

  • 2014.03.26 Wednesday | category:講演、セミナーでの話し
  • 今日は、新しい評価制度の導入を控えていたクライアントの
    考課者研修があり、50人の管理職が集まった。

    経営にもインパクトを与える人事制度の変革に、緊張感が走る。
    不慣れなマネージャーは、部下への説明責任にストレスを感じて、
    制度の改善や経営陣のサポートを求めることも多い。

    でも、制度をいくら緻密にしても、
    前線で働くスタッフのやる気は高まらない。
    部下育成という難しい仕事を制度に縋るマネージャーは厳しいと思う。

    大事なのは、人間として部下と強い信頼関係があるかどうかである。
    その事を伝えることが、こういう研修講師の役割だろう。

    マニュアル化されたコンサルタントや講師からは、
    正しい事を学ぶ事が出来ない。

    学生気分の抜けない新人の指導は難しい。

    毎週のように報告させて、その上で指導する訳だが、
    仕事をする上での常識と基礎力がなさ過ぎて、
    指導係としてはウンザリすることも多かろう。

    新人三年間で一番大事なことは、
    「上司から頼まれたことは
    上司がビックリするくらい早くやりきる」ことだと思う。

    内容や程度はまあいい。
    早く出すと何かしらのフィードバックがある。

    これが大事だ。
    100点である必要はなく、むしろ60点くらいがいいな。
    そのくらいの方が上司の要望とどんなギャップがあるのかが
    わかって勉強になるものだ。

    今日は新卒採用活動で唯一の大阪での説明会。

    少ない母集団の中で去年も優秀な学生に出会えたので、
    今年も望みをかけて行った。

    質疑応答まではまずまず、名残惜しいが先に東京に
    戻らなければならない。

    ところで、当社は採用事業が主要であり、
    良く「トライアンフさんは、採用のプロが多いから、
    自社の採用はやり易くていいですね」と言われるが、
    実はこれは有り難き誤解である。

    確かに、当社のクライアントは上場企業中心で採用ブランドも
    そこそこある場合が多い。

    そういうプロジェクトで成果を出すと勘違いをして
    自社の採用も出来ると思い込むのは、
    残念ながら役員にもいる。

    採用業務の難しさは、企業の採用ブランドと
    採用基準のギャップである。

    でも、そこに挑戦しなければ、企業の成長はないと思う。

    故に、ベンチャーにおける自社の採用というものは、
    未来に責任を持ち、戦略を考え続けるものだけが、
    その活動の一環として行うべきである。


            

                     

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