株式会社トライアンフ 樋口弘和社長ブログ

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株式会社トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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40歳からのキャリア

  • 2017.06.03 Saturday | category:経営者の視点
  • 当社は、良く言えば、個性集団ともいえるが、

    知的能力を要求されるビジネスの割には、

    安定志向の普通のサラリーマンがほとんど

    いないのは、不思議である。(でもないか)

     

    社内では、普通のおじさんはマイノリティで、

    個性派若手もしくは、女性スタッフがマジョリティ

    といえるだろう。

     

    今日面談した彼女は、大卒後、大手ハンバーガー

    チェーンで、アルバイトを長く続けていたが、

    そのほとんどが、マネージャ業務や本社総合職の

    仕事だ。当然、何度も、正社員のオファーがあったが

    断ってきたらしい。

     

    5年前、当社に、やはり、アルバイトとして

    応募してきた彼女は、その後契約社員となり、

    重要クライアントの担当スタッフとして、

    高い評価を得るようになり、お客さんからも、

    当然「うちに来ないか」と言われているようだ。

     

    年齢的にも、大台になった今年、この事業部の

    キースタッフをそのパフォーマンスに応じて

    (今までの雇用形態や短時間勤務などの要件を

     考慮せずに)、正社員登用していくことになり、

    彼女にも、提案して、快く受けてくれた。

    そのステップとして、久しぶりの面接の機会ができた。

     

    事務に有能で、コミュニケーションスキルは、

    卓越したレベルの彼女は、しかし、「キャリア」

    ということには、向き合わないで、ここまで

    きたようだ。

     

    今日の面接で、それを「いっしょに考えよう」

    ということになった。

    ただ、組織の中で働く時代ではない。

    組織にとって、良い子であることは一方で

    嬉しいけれど、それだけでは、物足りない。

     

    彼女の職業人としての痕跡をどう残すか、

    どう仕上げるかは、とても大事なことで、

    それに真摯に向き合う会社でありたい、と

    強く思う。

     

    こういう余計なおせっかいが、当社の

    看板なのだ。


    ワシントンレポートの日高義樹さん
    の最新著作


    彼の主張やロジックは、

    「大国の責任から考える軍備と外交」

    だと思う。



    この考え方から、 米国のマスコミの論調とは、
    大きく違っており、オバマ前大統領
    の能力と実績については、もう、
    コテンパンである。


    北朝鮮やシリアの問題は、
    オバマ政権の失政以外の
    何物でもないと断言する。



    中国やロシアの軍事戦略に
    ついても、詳しく、わかりやすく
    書かれているが、良く読むと
    公開されている情報によるもの
    が多く、情報収集力と英語力の
    差に、舌を巻く。



    サイバーネットワークに
    ついても、読めば読むほど、
    偶発戦争の可能性が理解されて、
    背筋が寒くなる。



    このブログの読者は、この手の
    勉強は、あまりしない人が多い
    だろう。

    内向的な人や女性が多い特性も
    あるかもしれない。


    でも、数十年前の事を再度
    勉強すれば、売上伸長を目的と
    したマスコミに踊らされた国民に
    その戦争責任の一端は、ありは
    しないか。



    人間は、アホだから、同じ
    失敗を繰り返すことは、歴史が
    証明している。



    自分の担当領域以外のことも
    頑張って、真実を知ろうとする
    必要もあるだろう。

     

     

    本の詳細はこちら。

    誰が世界戦争を始めるのか: 米中サイバー・ウォーと大国日本への期待と責任(日高義樹/徳間書店)


    会社の付加価値

  • 2017.06.01 Thursday | category:経営者の視点
  • 今日から、当社は、第20期に入る。

    会社員生活が、18年だったから、

    それを数年越えることになった。

     

    さて、会社の生産性や個人の生産性を

    目標に、   

     

    Performance Improvement

     

    という標語を掲げてから、3年ほど。

     

    典型的な労働集約型企業として、

    各種施策に挑戦してきたおかげで、

    いろんなことがわかってきた。

    失敗も、成功も、良い学びの機会である。

     

    会社の付加価値を考えるとき、

    それは、

     

    「社会(顧客)が認めてくれる価値」

     

    と同義語だと考える。

     

    すなわち、会社が1年で計上する

     

    「営業利益」は、お客様及び社会が、

     

    貴社には、これだけの付加価値を感じる

    といっていただく声の集大成だと言える。

     

    営業利益は、創業以来、マイナス(赤字)に

    なったことはなく、少しずつだが、積み上げてきた。

     

    今年、その額が、創業当時の目標を越えたのは、

    それだけの価値を社会に提供できる会社になった

    ということで、素直に、誇りに思いたい。

     

    結果として出た利益が、社会の価値の指標である

    という考え方で、今期も、しっかりした

    経営をしていきたい。


    未来が見える

  • 2017.05.31 Wednesday | category:経営者の視点
  • これはちょっと怪しいタイトルだが、

    最近自分の能力で感じる、本当のことである。

     

    先週から、新卒入社予定者との最後の面談を始めた。

     

    当社の場合、合否は、一緒に働くリーダやスタッフに

    任せているので、僕は、何を根拠に、当社が

    内定を出し、学生にとって、どんなメリットが

    あり、逆に、ないのかをちゃんと伝えている。

     

    だから、今までの応募資料、選考記録を丹念に読む。

    読んで、想像を膨らませた上で、彼らと向かい合うわけだ。

     

    一般的な所謂社長による最終面接とは、

    まったく以て異なり、私服で来た彼らは、

    当社の社風を肌で感じているから、

    私に対しても、素直な迷いや気持ちを堂々と表現する。

     

    僕も、経営者の立場を離れて、真摯にそれに答える

    時間は、本当に濃密で、二人も話せば、3-4時間

    かかり、それはもう、1日分以上のエネルギーを

    使い果たす激務でもある。

     

    ところで、今年になってから、気がついたのだが、

    こうして、真剣に向き合うと、おぼろげながら、

    彼らの職業人としての未来が見えることがある。

     

    おぼろげながらというよりも、

    実は、かなりはっきりと感じるのだ。

     

    今年も、数名そういうレベルの学生がいた。

    彼らの共通点は、一体何だろう、と今日考えて

    こんな共通点が思いついた。

     

    ・信頼スイッチが入ったとたんに、心の通った会話ができる。

    ・自分らしく自然体で生きている。

     (きっと、両親や近い先輩からの愛情から自己肯定感がある)

    ・上記から、自然体の決断力がある。

    ・逆に、迷いの原点がしっかり認識されている。

     

    一言で言えば、心と生活(勉強など)が自律している、

     

    ということになろうか。

     

    人事屋として、もう少しこのことを追求してみたい。


    小国のしたたかさ

  • 2017.05.30 Tuesday | category:学んだこと
  • 中国の輸出企業のほとんどが
    実は、台湾企業

    食品業界のトップ3社も台湾系企業

    シャープを買ったフォックスコン
    の生産拠点はほとんど中国で、
    100万人の中国人を雇用


    台湾の新卒学生の25%は、中国
    企業へ就職



    これらの事実から、中国企業を
    リードするのは、台湾パワーで
    ある事を分かっている中国は、
    決して、台湾に手荒な事を
    しないという。



    大国の隣でしたたかに生きる
    小国の実態は、カナダ、
    デンマーク、スイスも同様だ。



    トランプ大統領との電話一本を
    大袈裟に報道するマスコミの
    情報を、どう解釈すればいい
    のだろう。

    偽ニュースは、なぜうまれたのか、

     

    というサブタイトルのこの本、

     

    とても、興味深く、是非読んでいただきたい。

     

    私は、あまり知識のないまま、マスコミを

    攻撃するような内容をここによく書くが、

    彼らの立場というか、悩みも、少し理解できて

    これからは、あまり一方的な発言を慎もうと思う。

     

    ここで、取り上げているのは、

     

    ヤフーニュース

    LINEニュース

    スマートニュース

    ニューズピックス

    日本経済新聞

     

    偶然にも、ほぼ、私が、日常頼っている

    ソースで、lineを外してNHKを入れると

    ぴったしだ。

     

    テーマは、

     

    プラットホームか?メディアか?

     

    なのだが、この概念と企業戦略の攻防が

    面白く、なるほど、そういうことか、

    という発見が多い。

     

    メディアとは、ニュースの内容に責任を持つ発信者

     

    であり、

     

    プラットフォームとは、人々の受信や発信を助ける

    場所の提供者 だという。

     

    では、yahooニュース はどちらなのか?

     

    偽ニュースの責任者は、ライターか?提供者か?

     

    yahooニュースの選択プロセスなども、克明に

    書かれており、とにかく面白い。
     

     

    本の詳細はこちら。

    ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか (藤代裕之/光文社新書)


    タイトルからイメージする
    ふざけた内容ではなく、
    豊かな日本と貧しいフィリピンの
    事実というか実態を淡々と
    書いた本で、ちょっと考えさせられる。


    若い人が、海外で生活したい
    働きたいと思うのは、ごく普通の
    ことだと思うけど、自分の国に
    仕事が無いということが、どういう
    ことなのか。



    中東の難民問題も根っこは
    同じだと思う。

     

     

    本の詳細はこちら。

    フィリピンパブ嬢の社会学(中島弘象/新潮新書)


    テロ等準備罪

  • 2017.05.28 Sunday | category:学んだこと
  • 今日の日曜討論(NHK)は、衆議院で
    可決され、今週より、参議院で
    議論される「テロ等準備罪」についてで、

    大学教授、弁護士、それに

    ジャーナリストが
    賛否に分かれて、議論した。




    出席者の方々は、以下の通り

    江川昭子 ジャーナリスト
    門田隆将 ジャーナリスト
    山下幸夫 弁護士
    木村圭二郎 弁護士
    高山佳奈子 京都大学教授
    井田良 中央大学教授



    現在、この法制の国民の意見は、
    賛成と反対が1/4、40%が、
    わからない、と言っている。


    つまり、理解できないのだ。

    テロは、怖いから、処罰する法律は
    必要だけど、一般市民が、当局に
    監視される様な国にはなって欲しくない、という様なところだろう。



    僕もまあ、その程度だろう。


    さて、今日の議論は、論点を
    いくつかに絞っていた。

    ・犯罪に関する国際条約参加の
    要件であるかどうか?

    ・一般市民が監視対象になり得るか
    どうか?


    ・内心の自由が、侵されるかどうか?


    これらの議論を素直に聞くと、
    反対派の3人のいうことは、過去の
    事件や、国際的な事例に忠実で、
    結果、論理的で、わかりやすく、
    同意出来ることが多かった。


    それに対して、賛成派の意見は、
    捜査機関などを善意に解釈した
    単純な意見が多く、論理性に欠け、
    失礼な言い方をすれば、
    「法律の専門家かもしれないが、
    歴史について不勉強であり、
    御用学者と言われても、仕方ないなあ」
    というのが、正直なところだ。


    先週の前川前次官への子供じみた
    個人攻撃もそうだが、権力が何を
    するかは、歴史が証明している。


    民主主義の要は、個人の自由な
    意見を堂々と言えることである。



    改めて、そのことの重要性を
    強く感じた次第である。



            

            

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