人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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米国から日本企業を経営する

  • 2019.06.27 Thursday | category:学んだこと






  • 今回スタンフォード大学でお話を聞いた高橋明希さんは一児のママでもあり、武蔵境教習所の社長である。

    ここに来て四年ほど海外で経営しながら自分の好奇心に従って新しいサービスを生み出す会社も経営している。

    彼女もここシリコンバレーに魅せられた一人なのだろうが、自分の好きなことをビジネスにするまでに、陰の部分も気がついたという。それは例えば、競争が激しく、それ故に敗者の数も多く、自殺者が多い。精神科医のメッカ、セラピストだらけ。

    大競争社会果たして人びとは幸せか?という事象から日本の企業を米国に居ながら経営するという異色の方法に至ったようだ。

    このような負の面は知らなかったし、驚いた。

    飾り気のない、思ったことを口にする、とてもチャーミングな女性。経営者とスタンフォードは妙に取合わせがいいな、と感じた次第である。



    変革への挑戦者達

  • 2019.06.26 Wednesday | category:学んだこと




  • 今日のプログラムの朝イチは、SAP坪田さん。

    ワンルームの家賃が40万円、そして毎年9%上がる。一戸建は、3億以上が平均。

    白人は半分以下で全米でホームレスが一番多い。

    安定には程遠いここシリコンバレーで、強烈なイノベーションを図るドイツの老舗メーカーSAP。

    世界トップ20時価総額の企業年齢は、19年。

    SAPは、3.2兆円の売上、10万人、社歴47年 の老舗。

    彼等が何故シリコンバレーに高コスト最先端研究所を置くのか?

    それが今日の勉強のテーマである。

    私達の既存事業はいわば送りバント。


    こういう会社がホームランバッターを雇えない。

    米国VCの成功率は5%、それが収益の60%で成立するビジネス。

    彼等の投資判断は、「人」。事業計画などの数字はウソつけるから見ないらしい。

    現在の事業部トップは、40歳未満。

    インターンシップとエリート教育費用を毎年200億円かけ実現したらしい。


    彼等は、 既存事業の送りバントチームで新規事業のホームランバッターは生まれないので、ドイツを離れてシリコンバレーに来た。

    しかもそのリーダーは創業者で既存事業を作ってきた責任者で、会社全体を本気にさせた。

    そこで学んだことを既存事業にフィードバックした事が成功要因。


    既存事業は社員の同質性が大事。一方で新規事業はやはり多様性が必須??

    そして新規事業はデザイン思考式で顧客思考+不完全な商品を出し続けることが大事。

     









    お客様からのご要望で久しぶりに復活した米国西海岸のベイエリアツアー。







    初日は、名門バークレー校を訪れた。

    当社の役員である松澤君が、留学中なので、彼の伝手で二人の日本人留学生に来ていただき、彼等の日常や動機経済的背景やキャリアプランまで、ざっくばらんに語ってもらった。

    こちらからの矢継ぎ早の質問にも丁寧に答えてくれたおかげで、とても実りあるセッションになった。

    僕は、こう思う。

    彼等のようなエンゲージメントの高い若手を日本企業が採用し活用するためには、会社がどう変わらないといけないのか、それを追求したい。



    21回目の社員総会

  • 2019.06.24 Monday | category:経営者の視点
  • 記憶には無いけど、恐らく創業以来数人でも続けているはず、ということで、今年も全社員が集まり、東京オフィスで第21回の社員総会を行った。

    参加者の声を聞く限り今までで最高のパフォーマンスが発揮されたように思う。


    ・外部パートナーの方々をお招きして、当社に対するご意見をいただくセッションの時間をたっぷりとったこと。

    ・思い切って、数字中心の定量的な報告をやめて、心の想いを素直に話したこと。

    ・早くから準備に取り組み、プレゼンの練習をして臨んだこと。

    ・アワードをシンプルにして、Value と performance の本質を伝えたこと。

    ・Time management など事務方の仕事が完璧だったこと。

    「あっという間だった」
    「今までで一番楽しかった」
    「外部のプロフェッショナルの方々の話が刺戟的で聴き入った」
    など意見は強ち、僕向けのリップサービスでは無いだろう。

    良い空気を運んだその後のパーティーも良い運気が渦巻き皆んなの笑顔も弾けてとても良かった!

    翌日から渡米だというのに二次会まで若い子にまじって参加したのは、僕自身も手応えを感じていたからだろう。

    司会進行を一手に引き受けてくれた佐々木さん以下サポートスタッフに感謝したい。


    若い人たちのキャリアに対する僕の常識は「20歳代に出来るだけ実力をつけて、キャリアの選択をしやすくする」。だから、短期集中、重課鍛錬は必須である、と思っていた。

    ところが、この人的付加価値を高める、という発想を鼻で笑っているのが、この本の著者である。(当人は、そうは言っていない)


    事業計画より実行持っている資産で稼ぐ資本と資産と生活コストなどなど、なるほど!と思う事が多く、頭でっかちには発想が浮かばないだろう。

    でも一方で彼は頭が良いと思う。

    発想や資金面では、目から鱗の点も多いが、実は、しょぼい起業の成功の最低条件は、それだと思う。


    傲慢と善良(辻村深月)

  • 2019.06.22 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • 辻村深月さんの小説も好きだ。

    繊細な描写に引き込まれ、一方で、大胆な展開に夢中になる。

    前作の「かがみの孤城」も見事だったけど、本作も素晴らしい。


    人間の保守性や、所属欲求をどちらかというと馬鹿にしていた僕も、考えさせられた一冊。

    テーマは、僕の勝手な解釈だけど、「依存と自立」ではないかな。


    少数精鋭

  • 2019.06.21 Friday | category:講演、セミナーでの話し
  • 会社の健全な成長に欠かせないのが、バックエンドのサポートチームだ。

    日本では通常「管理部門」と言われるが、この表現は実態と合わないだろう。


    当社では、Corporate servicesと表し、略して、CSと呼んでいる。

    機能としては、総務、経理以外にITと社内コミュニケーションがある。加えて、熊本のリーダーは、マネジメントサポートも行なっている。

    採用と教育は、トップの直轄とすべく、別組織である。

    さて、話が戻るが、当社のサポートチームは、とにかく少数でコストパフォーマンスが高い。

    元々バックエンドのキャリアが長い僕には、恐らく拘りがあり、それは整理するとこんな感じだろう。

    ・社内スタッフへの強い顧客思考
    ・会社をより良くしたいという向上心
    ・フロントエンドで顧客と接するスタッフへの尊重
    ・マルチタスクへの高度な事務処理能力
    ・少数が故に、精鋭にならざるを得ない事。

    今年も彼らのおかげで、最高決算と週末の社員総会を迎えることが出来る。


    有難や。


    光秀の定理(垣根涼介)

  • 2019.06.20 Thursday | category:おすすめBOOKS
  • 「信長の定理」の流れで読んだ。

    小説としては面白いが、これは、組織の課長レベルが読んで勉強になる本かな。

    光秀の心情というか意思決定プロセスを2人の主人公に語らせる様な手法。

    信長の定理の方が、圧倒的に僕には響いたけど、若い人には、こちらが共感するだろうと思う。


    内定辞退率8%

  • 2019.06.19 Wednesday | category:経営者の視点
  • 今期の当社の新卒採用は創業以来最高のパフォーマンスを出すことができたので、特別に担当者達を集めて慰労会を行った。

    学生段階での能力のマッチングを定量化するのは難しいが、価値観のマッチングは可能だ。

    今年は、早期から価値観の擦り合わせを少数の母集団に働きかけ、短期で濃厚な採用活動ができて、生産性も高まったように思う。

    成果の測定方法はいろいろあろうが、オファーを伝えた学生達の反応だ。


    迷いが少なく、双方の納得感が高い。

    その結果、実質的な辞退者は1名だけとなり、辞退率は、驚異的な低さとなった。

    この成功をステップに来年は、もっといろいろ試してチャレンジしてみたい。


    message

  • 2019.06.18 Tuesday | category:経営者の視点
  • 今年も社員総会が迫ってきた。準備に忙しく楽しみだが、その前に大事な仕事がある。

    ここ数年の好業績を受けて全社員が集う社員総会で大入袋の中に上司と社長がメッセージを添えて手渡すことが慣わしの様になってきた。

    喜んでもらえるし、やりがいのある仕事だが、一人一人へのメッセージを丁寧に書くことは相当の労力を強いられる。

    僕の場合、150人程への個人メッセージを本人の仕事ぶりを思い出しながら感謝の気持ちを込めて丁寧に書く。

    遅々として進まない。

    1日15人分、10日かけて書くのが精一杯である。

    仕事の効率化と合理化を訴える僕だが、この仕事は、真逆の仕事だ。

    絶対事務的であってはならない。

    この仕事の継続が、社長であることの証の様なものかもしれない。


    サザン40周年ライブ

  • 2019.06.17 Monday | category:ちょっと一休み
  • 63歳になる桑田佳祐君は相変わらず元気で歌いまくった。

    3時間半休憩も無し。どれだけ鍛えているのだろう。

    もしかして、50周年はないかもと思って、二週連続で札幌、東京ドームと追いかけてきた。


    思えば、40年前のデビューから数えきれないくらいのコンサートに出かけたものだ。

    音楽については、何も語れないが、会場に駆けつける同年輩のおっさん、おばさんたちそれにもちろん若い子達や親に連れられた子供達、みんなをあんなに夢中にして幸せにするチカラは、もう何者にも代えがたい。

    10年前の30周年ライブに比べるとやはり体力も落ちたようにみえる。

    それは、仕方ない、僕も同じだ。

    これからも同年輩のヒーローを応援して負けないように頑張ろうっと。


    面従腹背(前川喜平)

  • 2019.06.16 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 加計学園の問題で有名になった文部省次官だった、あの前川喜平さんの著作。

    出版社は、毎日新聞。やはり、箱根本箱で見つけた。

    組織の論理というものがあり、自分の意思を殺して、組織で生きる、なんてことはこの私には絶対出来ない事だから、リアルな意味で、面従腹背とは何か?

    僕には理解できない。

    この時点で、世の中のエリートと単純な自分を比べて、溜息が出てしまうが、何のために働くのか、よく分からなかったけど多くの役人が、こういう人生の上で国を支えているのだとしたら、何とも言えない気持ちになった。

    僕は、前川喜平さんの言動が好きだし、自分では出来ない仕事をしてきた人として尊敬する次第である。


    知的生き方教室(中原昌也)

  • 2019.06.15 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • まともなストーリーなど無いこの小説だが、妙に惹きつけられて一晩で読んでしまった。

    皮肉たっぷりと言うかあえて知性を見せず、笑わせてもらいながら、読んでしまう様な不思議な小説?

    普段だったら、絶対手にとらないだろう。

     

    こんな本を深夜に読むなんて、これまた、箱根本箱の為せる技か?


    給与制度説明会

  • 2019.06.14 Friday | category:経営者の視点
  • 社員総会に先立って、当社の「人件費戦略」について全社員に話をした。

    これを非常にシンプルに表現すれば、「売上成長率以上に人件費を高くする」加えて、「毎年教育採用やコミュニケーションなどの人材投資は、営業利益の50%を下回らない。」

    これにより、過去5年で当社の社員の平均年収は、120%増え、更に3年後には、142%程になる予測である。

    人材投資を先行させて収益を拡大していくという経営手法は、どの本を読んでも書いてないし、誰から聞いたものでもないが、恐らく、これからの主流になるのではないか。

    但し、前提としては成長志向があり、そういう能力を保持した若い人材ということになると思う。


    アイドルオタク

  • 2019.06.13 Thursday | category:学んだこと
  • 社内SNSを除くと、漫画やアニメ、アイドルの話が満載で、クラクラするが、おっさんが水を差すようなことはすまい、と黙っている。

    きっと そういう時代なのだろう。

    今の消費者は、「卒業しない」ので、30過ぎたおっさんが、地元のアイドルを追いかけてうっとりしているというようなことが起こるらしい。

    さて、熊本訪問ついでに、2年生になる男の子と振り返り面談をした。

    彼の頭脳明晰さは、当社でも有数で、私との面談に用意した一枚のペーパーも、シンプルかつ濃密で、マネージャー以上にハイレベルなビジネスレポートだった。

    ところが、 彼が語った会社へのモチベーションの源泉は、まあ仕事もあるが、週末のアイドルイベントに誘えば、15人もの社員が集まることらしい。

    思い返せば、僕もこの年代会社にラグビー部を作ろうと奔走していたから、同じようなものか?

    それにしても、アイドルかあ。


    会議の効率化

  • 2019.06.12 Wednesday | category:経営者の視点
  • 事務局は、その会議のパフォーマンスを決めるほど大事な存在であるが、一方で殆どの事務局は、開催通知と出欠管理、議事録の発行くらいのものだろう。

    会議のオーナーがやれば良い事を、勘違いしてスタッフにやらせるからこうした不要な仕事とコストが増える。

    僕はいつも会議の半減を考える。

    先日は、年に2度の重要な会議である評価会議の短縮を行った。

    評価の決定に関与すべき最低限のマネージャーが、お互いの報告を受けて議論すれば良い、という原点に帰り、メンバーも時間も半分にできた。

    但し、これは、お互いの信頼関係とトップの能力把握が前提で出来ること。

    闇雲にやれば、業務品質が落ちて、評価制度そのものが危うくなる。

    こういうことは、本気で生産性を考えて、人の時間を盗まないという社員尊重の強い思いがあれば、出来ることだ。


    会議の効率化

  • 2019.06.11 Tuesday | category:経営者の視点
  • 会議はいくらでも効率化できる。

    今の時代に必要なことは「それって本当に必要なの?」と詰める事だと思う。

    この点保守的な人はツライかもしれない。

    無駄だろうと思えるのは能力であり、考えている証だ。

    一度始めた会議が延々と続くのは、無能な社員が多い証、

    と言ったら言い過ぎだろうか。


    熊本採用チームの不思議

  • 2019.06.10 Monday | category:経営者の視点
  • 先日お客様の来訪を受けて、久しぶりに熊本へ行った。

    数ヶ月ぶりのオフィスに入ると全体的に活気があって、元気な様子だ。

    特に、最も多忙な採用チームが疲弊して疲れた顔をしているスタッフがほとんどいない。

    このチームのボスは東京におり上司不在の30数名という大所帯がまとまり、活気が出てきたのは何故だろう。

    聞くところによると、今年入社のスタッフ中心にコミュニケーション活性化運動を始めてから、変わってきたらしい。

    エンゲージメント測定の指標も例年より高く、僕の印象を裏付けている。

    加えて、今期より、AI機能を使った業務の機械化にも取り組んでいることが大きいだろう。

    変化を受け入れながら、楽しく働こう、というスイッチが入った様に僕には強く感じた次第である。


    ポルシェ太郎(羽田圭介)

  • 2019.06.09 Sunday | category:おすすめBOOKS
  • 芥川賞作家 羽田圭介さんの最新作。

    何故ホリエモンが帯本で絶賛しているのかわからないけど、若い男の子の物質的欲求の物語であり、女性には、ちんぷんかんぷん の内容だろう。

    主人公もストーリーも中途半端なのだが、切ない表現に魅せられて一気に読んでしまった。

    20代の普通の男の子に読んでもらえれば。


    アタラクシア(金原ひとみ)

  • 2019.06.08 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • こちらも芥川賞作家の金原ひとみさん最新作。

    10年も結婚生活を送りながら、心が通わない夫婦がいるんだ。

    夫の暴力や浮気にも離婚せず、自分も不倫することで、生活の平静を保つ女性がいるんだ。

    ありそうで、なさそうな現代の夫婦像を描いたなどと表現すれば良いのだろうか?


    慣性の法則

  • 2019.06.07 Friday | category:学んだこと
  • 新卒一括採用というシステムが企業採用のメインストリームであるということが、グローバルに見れば、とても不思議なことではあるが、わからないでもないので、これからも、有る程度「慣性の法則」という奴でずるずると続くだろう。

     

    そしてその対象は、決められた仕組みで動くことしかできない平均的な学生と、このシステムが優位に働く人気企業に支えられるはずだ。

     

    そもそも、企業が、経団連ルールを守らないのは、平均的な学生の採用ではなく、「優秀層」の奪い合いが目的である。

     

    だから、学生のトップエリートは、この「慣性の法則」に逆らって、動き出すと思う。

     

    ということは、複数のプロセスで学生の奪い合いが起こるということで、市場性から考えて、これは、とても良い仕組みなのではないか、と思う。


    組織は生き物である

  • 2019.06.06 Thursday | category:講演、セミナーでの話し
  • 「コミュニケーション」という仕事は、マネジメントの中でも大変難しい。

    僕の考えでは、知識の習得は、個人の時間でやるべきで、人を巻き込むのは、時間泥棒だと思う。

    次に、情報の共有化や伝達はIT技術が発達した今、共有の目的を明確にして行うべきで、従来の半分の時間で良い。

    顔を合わせる会議は、それが個々人ひいてはチームのパフォーマンスにプラスにならなければならない。

    そうでない会議を強いる上司は無能で、やはり時間泥棒と言われても仕方ない。

    一方、チームワークやモチベーションというようなアナログで、流動的なものは、定期的に飲み会などオフサイトで腹を割って話し合った方が良い。

    しかも時間を気にせずとことんやった方が良い。

    こういうコミュニケーションは効率化とは無縁である。

    恐らく、成熟したマネジメントは、この両極端なコミュニケーション手法を駆使して良いパフォーマンスを生み出しているのだと思う。

    組織は無駄を嫌うが、感情的で好き嫌いに支配されている生き物である。


    現金出納帳の話

  • 2019.06.05 Wednesday | category:経営者の視点
  • 経営者が鍛えられる仕事はいくつかあるけど、逃げられないのは、オカネの出入りと残高管理。

    今風に言うと、キャッシュ・フローと言うのだろう。

    創業から3年くらいは、半年先の資金はいつもマイナスだった。

    酷い時は、3ヶ月先がもうアウト!だった。

    スタッフの給与や社会保険だけは、と思って、オフィスの急な移転を決めたこともあるし、ストレスで、地下鉄や満員電車に乗れなくなった事もあった。

    こういう毎日を過ごしていくには、多分人並み以上の肝っ玉が必要だ。

    更に、事業を伸ばそうとすると人件費や営業コストが嵩み、売上の入金までの資金繰りが一層苦しくなる。

    数千万円の費用を要するオフィス移転などこの点狂気の沙汰であろう。

    こういうオカネのマネジメントを何年もやっていると心に襞ができて、破れて出血した十二指腸が強くなっていくのを感じるようだ。

    それは、普通のビジネスマンから脱皮して、他の生き物に変化するような妙な気持ちでもある。


    人材獲得競争の現実

  • 2019.06.04 Tuesday | category:学んだこと
  • これは、小耳にはさんだ程度の話なのだが、ここでご紹介。

    大手飲食業の幹部が言うには、ベンダーマシンなどへの配達員の離職が止まらず、大問題だという。

    よく調べてみると、宅配業に流れているらしい。しかも、配達の現場で勧誘されるらしい。

    酷い話だと思う反面、部外者の気軽な立場では、採用コストパフォーマンスの高い利口なやり方だと感心してしまった。

    もしかすると、勧誘する側のドライバーには、採用インセンティブでもあるのかもしれない。

    そこまで、人材不足だということなのだろうが、運送を業務とするビジネスにおいては、ノンビリ経営できる時代は終わったと考えるべきだろう。


    創立記念日

  • 2019.06.03 Monday | category:経営者の視点
  • 別にこんな特別な日があって休業とか、全社員でパーティとか言うわけではないが、毎年1人思いに耽る一日である。

    21年前に、数名の仲間と府中オフィスで開業。

    前職からプレゼントしてもらったオフィス器具や机、椅子それに耐火性金庫。

    資本金が、300万円。社宅管理の仕事でスタッフの給与と家賃は賄えるが、僕の給与は、2年ゼロ。

    でもまあ、そんなに怖くなかった、まあ、何とかなるだろうという妙な自信。冷静に見ると、戦後最大の不況の真っ只中。何も知らないと言うのは強い事だなあと思う。

    初心何とか、と言うが、僕の心はいつもスタートラインに戻れるので、これしきの成功で奢ることはないだろう。


    ただただ、スタッフへの感謝と21年続いた奇跡に驚くばかりだ。


    一流大学の優秀な学生が就活で躓き、強度の鬱になり、そこから、新井薬師前駅に5坪の喫茶店を開いて奮闘し、一緒に戦った同志と目出度く結婚するという実話(去年の)。

    何で引き込まれるのかよくわからないが、縁のないこの普通の若者のストーリーにはまった。

    今の若者を理解しようと手に取った本だけど、いろいろ感じるものがあった深い本だと思う。

    幸せとは何か?の類かな。


    九州男児達

  • 2019.06.01 Saturday | category:ちょっと一休み
  • 熊本に事業展開した事もあり、当社には、九州出身のスタッフが多い。

    熊本だけでなく、福岡、佐賀、宮崎など各県にわたっている。

    僕から見ると彼らのイメージは、
    ・保守的で役割責任感強い。
    ・頑固で、変化に弱い。
    ・納得するとよく働く。
    ・上司次第で成果に差が出る。

    先日東京で働く九州男児達との会食をやって、痛快な飲み会だった。

    いろいろ言うが、僕は、彼らが好きで、つい余計なお節介を焼いてしまう。

    彼らの良いところは、いくつもあるが、まず奥さんや家族を大切にすることで、これは、人間の基本。

    次に、同僚や後輩に優しい。

    一見仕事と関係ないようだが、実は大切なことだ。

    自分以外の人に優しい事は、能力だと僕は思う。

    不器用な彼等を、応援し続けたい。


    独裁者たち

  • 2019.05.31 Friday | category:学んだこと
  • ムッソリーニ、ヒトラー、スターリン。

    3人の独裁者が、どういう政治的あるいは経済的背景で生まれてきたのか、独裁というステップに至るまでの「共感戦略」がいかにして行われたのか、NHKBS「映像の世紀」が勉強になった。

    やはり民主主義は脆いものであることが歴史から学べる。

    そして独裁者の野望の強さと個人能力の脆さも。

    同時に、国家というものの絶対的存在とそこにあるべき政治というシステムというか、役割を良く良く考えざるを得なかった。


    同級生たち

  • 2019.05.30 Thursday | category:学んだこと
  • もちろん面識も何もないのだが、ソニーの平井会長、味の素 西井社長、豊田社長、みんな同年代が、あんな大きな会社を率いている。

    いろんなドラマの末に、そのポジションについたのだろうが、記事を読むたびに応援したくなる。

    既存勢力や抵抗勢力がいて大変などと言うことはお気楽な創業社長には、ありえない。

     

    まさしく、総合力が求められるのだろう。

    攻めるしかない僕には全く歯が立たないだろうエリアで頑張る彼らを心から応援したい。


    コンビニビジネスモデルに思う

  • 2019.05.29 Wednesday | category:学んだこと
  • 今の消費者にとって、無くてはならないコンビニというビジネスモデルが、成長からの転換を迫られているという記事が多い。

    市場が成熟する中で 24時間営業や廃棄ロスのコストが人材不足や環境意識の高まりで、従来型のシステムではうまくいかなくなってきた、ということのようだ。

    評論家は、結果論で好きな事を言うが、コンビニのマネジメントは、優秀な人もいるはずで、何も予測できる事象だと思う。

    問題は、変化と変革のリーダシップが、社内で発揮されていたのかどうかと言う事だと思う。

    来たるべき変化にどう対応するのか、トップマネジメントは、どう議論して、どう判断したのだろうか。

    そう言うことが気になる。

    当社のような小さなシンプルな組織では、経営というバランスを先2年くらいまで考えているのは、僕一人だろう。

    能力は人並みの僕が何とか勤まっているのは、考える時間と決断する権限があるからだと思う。

    実際に業務の8割は、未来を考えて、勉強する時間だ。

     

    そういう意味では、当社の市場柔軟性と変化対応力は、現状極めて高いのかもしれない。



            

                     

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