人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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人事制度は必要悪か?

  • 2017.11.09 Thursday | category:経営者の視点
  • これは、経営と人事屋の立場で考えると

    ものすごく矛盾することだが、正直に書いてみたい。

     

    当社の社員数は、来春の新入社員を含めて

    だいたい150名。

     

    サイズは中小企業であり、

    サービス(事業)は、人事サービス

    で単一として括られるであろう。

     

    ところが、働くスタッフの価値観の多様性

    は、もはや、社長の胴体が引きちぎられるほど違う。

     

    経営合理性で考えると、一つの会社として

    運営することに、限界を感じるというのが

    正直なところだ。

     

    例えば熊本BPOセンターは、50名ほどおり、

    全員地元採用だから、熊本県人の血が脈々と流れている。

     

    かの地で、社会人生活を選択した彼らの特徴は、

    やはり、一言で表現すれば、実直、責任感

    そして、保守的である。

    熊本県では、当社の待遇、文化、環境とも

    突出して一致しており、市場が変化する給与面のチェックは、

    常に必要だが、人事制度の変更の必要性をほとんど感じない。

     

    顧客先に常駐するチームスタッフは、40名ほどおり、

    わかりやすく言えば、職人気質であり、責任感も強い。

    だから、「仕事と環境」を何よりも優先する一方、

    契約スタイルから当社が勝手に変更することもできない。

    同様に、キャリアアップや給与についても、悩ましい。

     

    本社勤務のスタッフは、新卒採用の若手も多く、彼らは、

    尾原さん言うところの「意味合い」「人間関係」そして、

    「没頭」できる世界を目指して、さまよっているようだ。

    彼らにとって当社は、あるタイミングで、相思相愛だった

    「働く場」に過ぎず、得られる情報や価値観の変化で、

    迷わず、転職するかもしれない。

     

     

    このような事業と、人材の多様性を括れる

    人事制度というものは、存在しないと思う。

    あるだけ、無用の長物になりかねない。

     

    当社は、好きで事業を多様化したわけではない。

    この時代に、強く、柔軟であるには、どうすべきか

    の延長線上にこういう形態になったのだ。

     

    だとすると、このことは、全ての企業に

    あてはまるはずで、「人事制度」に縛られる

    会社は、衰退に向かうのではないだろうか。

     

     


    未来の年表(河合雅司)

  • 2017.11.08 Wednesday | category:おすすめBOOKS
  • 周知のデータを駆使して、この
    先数十年間で、人口減少で、何が
    起きるのか、と著者の対策を
    コンパクトにまとめた本である。


    読んでいるうちに苦しくなる。
    それは、人口減少という問題が、

    「日々見えない一方確実に起こる」

    という特異な現象だからだ。



    若い人の生活プランを考える上で、
    貴重な一次情報としてオススメ
    したいと思う。


    家族構成
    持ち家
    年金や税金など


    今までの常識が通用しなくなる
    ことを少しでも早く知るべきだと
    思う。

     

     

    本の詳細はこちら。

    未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (河合雅司/講談社)


    ITビジネスの原理(尾原和啓)

  • 2017.11.07 Tuesday | category:おすすめBOOKS
  • もっと早く読んでおけば良かった??

    なんて思えるビジネス書は珍しい。


    この本は、2年に渡って、ベストセラー
    だったと言うが、頷ける。


    僕ぐらいの年齢のビジネスマンは、
    ネットやITを理解し、使いこなせず
    強いコンプレックスを持つことが多い。


    一方、若手は、物心ついた時に
    あったオモチャだから、私達の
    悩みを理解出来ない。



    この本は、この20年のネットの
    歴史を、本当にわかりやすく
    解説してくれる。



    自分がITリーダーだと思い込んで
    いたダイヤル回線の時代も含めて



    だから、貪るように読んだ。


    経営合宿前にこの本に出会えて
    良かった。



    それにしても、尾原さんは
    概念と構造をわかりやすく説明
    する天才だわ。

     

     

    本の詳細はこちら。

    ITビジネスの原理(尾原和啓/NHK出版)


    遺伝と才能

  • 2017.11.06 Monday | category:学んだこと
  • 昨日紹介した慶應義塾大学文学部
    安藤教授の遺伝の本だが、僕が、
    一番納得がいったのは、ある才能を
    開花させて、一定以上の事を為す
    そういう人材の遺伝子の開花に
    関する部分だ。


    タイトルは、確か


    「才能がある人は何が違う?」



    以下は、その抜粋である。



    ー自分にはこれが出来る、
    これが好きだ、逆にこれは
    向いていないからやめておけ。

    そうした内側から湧き上がってくる
    感覚というものは、自分が生まれながらに

    持っている遺伝をもとに、
    環境が出会った時に生じるのだと
    私は考えています。
    そういう内なる感覚に導かれて、
    人は何かに専念し、そこにリソース
    を集中的に投入する事で才能が
    発現していくのではないでしょうか。



    遺伝的に突出した才能がある人は、
    他人が外から気づく前に「見えている」
    のだと思います。




    私は、凡人の最たるものだが、
    離職そして、起業の流れの中で、
    妙な自信があり、少なくとも、
    自分らしい選択をしていて、周りの
    慰留や不安とは別世界にいたのを
    思い出す。


    自分に才能があるとは
    思えないのは、
    「何も見えない」からだ。

    それでも、決めなければいけない
    事が、次々に出てくる。

    今年も大きな決断がいくつか
    あったが、内なる声に導かれて
    決めたような気がする。


    安藤さんが言うように、科学的に
    上手く説明できるわけではいけど。


    親と育児

  • 2017.11.05 Sunday | category:経営者の視点
  • 土曜日は、樋口ゼミという名の読書会。


    課題図書は、


    「日本人の9割が知らない
    遺伝の真実」


    前回熊本でやった読書会は、
    この本から橘さんが書いた

    「言ってはいけない残酷すぎる真実」


    この二冊を推薦したのは、人事の
    プロを目指すスタッフ達が、

    「人は本当に育つの?」という
    ことを考えて欲しかったから。


    教育や研修を専門あるいは生業に
    してしまうと、ここに蓋をして、
    キレイゴトを言うようになり、
    厳しい経営者には、相手にされなく
    なると思うからだ。


    今回は、自分たちの両親を考える
    チームと、これから生まれるであろう
    我が子の教育を考えるチームに
    分かれて、活発な意見交換が
    行われた。


    最近の我が社は、「自己開示」
    が大流行りだから、読書会も
    いつの間にか、個人の人生相談会
    みたいになって来る。



    でも、まあ、いいではないか。


    土曜日の朝から、人間や人生の根幹
    について、時間を忘れて、職場の
    仲間と語り合う、
    なんて、普通の会社ではないだろうし。


    美味しい弁当もつくし。


    経営者としていくつもの
    コミュニケーション活動に
    取り組んでいるけども、この
    読書会が、一番濃くて、楽しい
    かもしれない。

     

     

    本の詳細はこちら。

    日本人の9割が知らない遺伝の真実(安藤寿康/SBクリエイティブ)


    予防注射の大盛

  • 2017.11.04 Saturday | category:学んだこと
  • 12月に所用でインドに行くことになった。

    今まで、機会は何度かあったが、正直避けてきた

    中国と同様、人一倍腸の過敏で避けていた

    インドにも行ってみよう、と思った次第である。

     

    ビザの手続きに予防接種と何だか忙しない。

     

    先日は渡航専門の予防接種をおこなう病院を訪ねた。

     

    死に絶えた、と動物病院で聞いていた狂犬病の

    恐ろしい実例まで聞かされて、あれもこれもと、

    盛られた結果、3万円もの治療費になり、

    びっくりしたが、後2回行かなくてはならない。

    一体いくらかかるのだろう?

     

    そういうことは、いろいろあろうが、

    楽しみだ。

     

    きっと、また、自分の常識がひっくりかえる

    ようなことが発見できるような気がする。

     

     

     


    今日も、昨日の続きです。

     

    著者の尾原さんは、

     

    「仕事をするうえで、最もハッピーなとき」

    について次のように言っている。

     

     

    自分にとっては、好きで楽にできることと

    相手にはできないことが噛み合うこと

     

     

    確かにそのとおりである。

    私は、ITオンチが甚だしく、社内若手スタッフに

    頭を下げながら、音楽のダウンロードを教わったり

    している。

    彼らにとっては、訳無いことだが、おっさんに

    とっては、これ以上イライラして精神的に苦痛を

    覚えるものはない。

    (有料だったら、取扱説明書くらいつけろよ!)

     

    私は、人事コンサルタントとして、前線で働いて

    いたとき、時給10万円を看板にしていた時期が

    あった。

     

    それは、自分には、好きでやっていることが

    お客様にとっては、どの程度の付加価値なのか、

    のメジャーに過ぎない。

     

    この本なかなか面白いですよ。

     

     

    本の詳細はこちら。

    モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書(尾原和啓/幻冬舎)

     

     


    先日お世話になっている
    フジモリ産業様が、お客様や
    パートナーあるいはご家族?の
    為に毎年実施しているコンサート
    へ行ってきた。


    今年で、参加させていただくのは、
    5-6回目だが、僕のような音楽音痴
    でも、楽しめる内容だ。


    今年は、テノールの秋川雅史さん、
    その声量とエネルギーに圧倒される
    90分だった。




    このさりげない感謝祭は、とても
    上品で良いなあと毎年感心する。


    もし、当社にも、そんな体力が
    出来たら、ちょびっとマネしたい
    ものだと思う。



            

                     

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