人事採用コンサルティング・アウトソーシングの(株)トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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リーダーミーティングで、
あるテーマについて議論した。

「リーダー以上の昇格基準は何で測るべきか」

成果、能力、人間力等いろんな意見がでた。
営業会社出身の者は、「数字や成果」を主張し、
事務系仕事を経験した者は、「信頼や尊敬」と
いう意見が多かった。
いずれも、新卒で就職した企業文化が強く反映された。
誰しも無意識にそういう文化を背負っている。

だから、中途入社スタッフとの価値観の融合は
殊のほか難しい。マネジメントはこのこと
を理解しないと失敗する。
相手の背負った文化を理解して始めて
自社の価値観を伝えられるのだ。

さて、今日のミーティングで「人間性」と
答えた者の1人は、人材業界の営業マンとして
実績をあげて入社したスタッフだ。入社早々
我々に営業の文化形成、仕組みの構築に大きな
影響を与えてくれた。その彼がコンサルタントに
異動となった。本人は自信満々だったが、
うまくいく訳は無い。
時間はかかるし、空気は違うし、
やっとこさ提案書を
創っても僕に頭ごなしに叱られる。
もうボロボロ
である。プライドはこなごな、
自信がなくなり、
口数も少なくなった。

そんな彼が始めて顧客にプレゼンテーションする
機会が今日あった。2日にわたって寝る間を惜しんで
作った提案は、僕の指示もあり、顧客の喜ぶもの
ではなく、一時は険悪な空気が流れた。
しかし、最後は出席した顧客全員が彼に対して、
「信頼と期待」の意思表示をしてくれた。
なぜか、それは顧客以上に顧客の課題を
考え続けたからに他ならない。

こういう修羅場を通じて彼はコンサルティングの
本質を学ぶ。いくら口頭で話したって伝わらない、
成功経験者は、そのプライドが邪魔をするのだ。
こういう経験の積重ねが、当社やコンサルティング
理念を深く理解し、また後進に伝えていくエネルギー
となる。

だからリーダーの昇格基準は
「売上や成果」ではなく、「人間性」となるのだ。

今日は社長、役員限定の面接トレーニング
名古屋から来られた社長から面白い
話しがあった。この社長はいろいろな
経験を経て、採用決定に際して、運勢を
とても重要視する、という。場合に
よっては、その道のプロに相談すること
もあるらしい。

どこまで拘るかは別として、出席者一同
思い当たるところがあり、妙に共感の
空気が流れた。

実は、僕も以前書いたが、運気は大事だと
思っている。根拠はない。ただ、一生懸命
業績を向上させようとすると、ついていない人
よりはついている人を迎えたくなるのだ。

不満、不安、不信、不運など渦巻く人は
やっぱり暗い。笑顔が不自然に見える。

だから会社のトップやマネージャーは
多少辛くてもニコニコしているべきである。

事業好調の背景は?

  • 2007.06.27 Wednesday | category:経営者の視点
  • なんだかニュース番組のタイトル
    のようだが、こちらのオフィスに
    移転した前期の予算と実績の傾向を
    調べていたらいろんな傾向がわかった。

    去年10月から今月まで9ヶ月連続で、
    月間売上目標をクリアしているのだ。
    7月も多分好調なので、10ヶ月連続となる。
    恥ずかしながらこんなことは創立以来のこと。

    好調の原因はいろいろあるのだが、
    象徴的な言い方をすると私が
    目立たなくなったことだろう。

    つまり、私にレポートするマネージャーが
    責任をもって仕事をしてくれているので、
    私は、お客様と会食したり、ブログを
    書いたりと、随分のんびりしたような
    ことができる(もちろんこれも大事な仕事だが)。

    彼らが、文字通り寝食を惜しんで働いて
    くれるおかげで、彼らを中心とした組織で
    動けるようになった。やっぱり社長中心で
    動いている(ように外部から見える)会社は
    弱い。そう思うと格段の進歩だ。
    少し寂しくもあるが。

    という訳で私は
    ますますマネージャーの育成と環境整備に
    力をいれなければならない。

    今日はちょっとネガティブかつ
    リアルな話題。

    会社、業種、チームに関わらず常にクレームを
    言う人を「クレーマー」と言う。経営者はこの
    クレーマーに悩まされていることが以外に多い。
    昨日、今日と続けてこの相談があった。

    僕は、原則「何もしないほうが良い」
    とアドバイスする。
    それは、彼らに共通する次のような理由からだ。

     ー己の利益以外に興味がない。(言葉の上では、
     「皆がこういってます」という言い方をするが..)
    ◆屬△襪戮論」の会話ができないので、本人と上司(会社)
      の双方の立場で、解決することはできない。
     常にモチベーションを組織に求める。
    ぁ〆念、周りの仲間を巻き込むウイルスとなる。

    つまり、労多く、得るものがないのだ。
    下手に説得を試みるとい坊劼る可能性がある。

    不思議なことにどこの組織にも一定割合で
    こういう人が常に出現するようだ。
    だから切り捨てるわけにもいかない。

    「悔しいでしょうが、歯を食いしばって
    我慢しましょう」
    とお話しすると皆下を向いて本当に
    悔しそうに歯をかみ締めるのである。

    エリートの条件

  • 2007.06.26 Tuesday | category:学んだこと
  • 藤原正彦の「国家の品格」を読む。
    もう4度目だろうか。
    何回読んでも飽きない。
    社会が倫理観や正義感が満ちてきた
    そのきっかけになった書物(講演記録)
    ではないかと思っている。

    その中に「エリートの条件」について
    触れられた部分がある。
    国民は永遠に成熟しないから、民主主義は
    危険で、これを抑制するのが「エリート」
    の存在であるくだりだ。

    その条件とは
    (験悄哲学、歴史、芸術など何の役にもたたない
     教養をたっぷりつけていること。これにより、
     大局観や総合判断力が養われるという。
    △い兇箸覆譴弌国民のために命を投げ出す気概。

    これは、組織のリーダーにも当てはまる。
    凡庸を絵に描いたような人生の僕にも、
    よくわかるようになってきた。
    その組織が大きければ大きいほどこの条件は
    重要になるのではないか。

    そういう観点から考えると、
    組織を永続させるには、数十年単位の
    エリート採用と教育のシステムが必要なのだ
    と思う。
    多くの中小企業がこれをサボるために、創業者の
    体力の衰えと共に、衰退を始める。
    これもまた、創業者の器だろうか。

    目標とする人

  • 2007.06.25 Monday | category:学んだこと
  • 6月は、新人から中堅スタッフまでの
    インタビューに相当時間を使った。
    なるべく聴くことに徹した。
    多くのスタッフにこんな質問をした。

    「社内で目標になる人はいる?
     いろとしたら誰?それはなぜ?」

    何人かの名前が出てきた。
    その理由を聞いてなるほどなあ、
    と思う。

    なかでも多くのファンを集める
    女性スタッフがいた。
    理由は、_饉劼良床銑▲好織奪佞良照
    実際の言動を見て という順番だった。

    若いスタッフはよく見ているなあ、
    逆にシニアなスタッフは常に
    「評価されているなあ」と
    改めて思った次第だ。

    ところで、これからの社内コミュニケーションの
    テーマは Best practice to share である。
    若いスタッフの目標になりつつあるスタッフに、
    全体ミーティングなどでどんどん事例紹介
    してもらい、盛り上げたいと思う。

    新卒採用レビュー

  • 2007.06.22 Friday | category:経営者の視点
  • 長かった新卒採用もほぼゴールが見えて
    昨日担当者の総括報告会をおこなった。

    3年目になる今年、とても優秀で素敵な学生を
    目標上回る人数が確保できて、大変満足している。
    密かに前職の学生レベルを超えたのではないか、
    とさえ思っている。

    成功の要因は何か。
    いろいろあるが、僕は担当者の熱意と
    分析力が貢献したと感じている。
    実は担当者は、入社初年度の新人だった。

    僕に近い重要な仕事なので、
    頭ごなしに怒られることも
    1度や2度ではなかったはずだが
    持ち前の明るさで乗り切ってくれた。

    昨日の総括資料は大変レベルが高く
    内心「1年でここまで成長したか」と
    舌を巻く思いだった。
    今年は、大事なお客様の課題解決に
    活躍してほしいものだ。

    義の人

  • 2007.06.21 Thursday | category:経営者の視点
  • テレビ番組で桑田投手の特集があった。
    39歳で大リーグに渡り、
    自力でメジャーリーグのマウンドに
    上がり、松井、イチローら後輩に慕われ
    応援される姿を見たら何故かあるスタッフ
    の姿とダブった。

    彼女は、担当するクライアントと
    チームのメンバーのためには、いつでも
    全力で働く。文字通り寝食を忘れて
    狂ったように尽くすのだ。そのバランスは
    ともかくとして、感心するのはその責任感。

    だから、顧客からはいつもこっそりと
    「うちに来ないか」と誘われるし、メンバー
    からの信頼感も絶大だ。

    そんな彼女が体調を壊し、
    しばらく休むことになった。
    メンバーも、多忙な上司も
    当たり前のように手伝っている。
    顧客も暖かくサポートしてくれている。

    こういうときに、その人の価値が
    目に見える形でわかるものだ。

    自他共に求める「義」の人、
    現代版の武士である。

    早く回復してきて欲しいものだ。


            

                     

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