株式会社トライアンフ 樋口弘和社長ブログ

組織・人事・採用コンサルティング・アウトソーシング(RPO)を提供している
株式会社トライアンフ代表 樋口弘和のオフィシャルブログです。

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知的能力と機械学習2

  • 2019.09.03 Tuesday | category:経営者の視点
  • PIAAC
    というOECD加盟国中心の調査は、

    大人を対象とした3つの
    スキル(読解力、数的思考力、ITスキル)
    を測定して所謂「仕事力」を調査するという。


    これによると、

    大卒と呼ぶレベルは、

    偏差値60以上であり

    当社の採用基準と合致している。

    これは、

    「専門的な文章を読み、論理的な
    思考ができる」

    という基準だ。

    日本では、上位20%程。
    大学でいうと、MARCH と言われる
    レベル以上であり、
    これでは、実質的な大卒採用が
    激戦になるのもやむを得ない。


    オフィスワーカーのスキルを
    満たす基準は、日本では、20%程度。


    やはり、需要に対して
    人材が、圧倒的に不足しているのだ。

    この現状に対して、
    RPAなどの機械が入って来るわけで、

    殆どのオフィスワーカーは、

    このままでは、仕事を失うだろう。


    経営者は考えているのだろうか?
    人事担当役員は、呑気に採用業務
    に邁進している場合だろうか?

    恐らく殆どの企業は
    問題先送りだろう。

    雇用と解雇は、腹がすわって
    いないとできない仕事だから。


    知的能力と機会学習1

  • 2019.09.02 Monday | category:経営者の視点
  • この数年、社内SNS活用を進め、
    かなり定着してきた。


    その内容は、経営報告であったり

    管理職からのメッセージもあれば、
    当番制のスタッフのプライベートなものや

    宴席の報告など、様々である。


    気になることがある。
    それは、知的内容を含むコンテンツ

    へのアクセスが減って、
    面白可笑しい趣味嗜好の楽しいコンテンツ

    に偏っている事だ。しかも、

    年々進んでいるような気がする。


    SNSの目的は、一種の
    コミュニケーションであり、
    社内活性化だから、その事そのものは、

    問題ない、というか
    パフォーマンスが高いと言える。


    だがしかし、経営理念に
    向上心を謳っている当社で
    知的欲求や行動が落ちている
    としたら、大いに問題である。


    また、メッセージ発信者の
    勉強量や文章力が拙いと感じることもあり、
    マズイなあと危機感を持つ次第である。


    僕の最期の仕事が
    お世話になっている経営者達
    の未来の幹部候補生作り。


    この週末は、仙台、沖縄、
    タイ、シンガポールから
    彼らが集まり、当社のセミナー
    ルームで、米国研修の事前研修



    17人の選ばれた精鋭達は、
    なかなか元気で優秀だ。


    デザイン思考の基本を学んだ後
    自社の人事課題を共有して
    お互いがフィードバックし合う
    という二日間。



    1人100万円もの高額投資
    をしてくれた経営者達が喜ぶ
    ようなプログラムをしっかりと
    やりきりたい。


    苦役列車(西村賢太)

  • 2019.08.31 Saturday | category:おすすめBOOKS
  • とある講演で、何となく

    「彼はいいな」と思えた
    若手天才経営者がいて、

    彼が何気に必読書に挙げて
    いたのが、本書である。

    8年程前の芥川賞作品だという
    から驚いた。

    多分普通の女性は、下品
    過ぎて読めないだろう。


    この私小説の魅力は上手く
    表言できない。

    石原慎太郎氏の後書きを
    そのまま引用させていただきたい。


    「西村賢太氏の作品の魅力は、
    その人生の公理と言おうか
    虚構と言おうか、人々が実は
    密かに心得、怯え、
    予期もしている
    人生の底辺を開けっぴろげに
    開いて曝け出し、そこで呻吟
    しながらも、実はしたたかに
    生きている人間を自分に擬えて
    描いている点にあろう。」


    24H365days

  • 2019.08.30 Friday | category:経営者の視点
  • 僕は、お客様の前に出ることは
    ほぼないので、着るものも
    カジュアルだし、オフィスを
    出るのも、多分一番早いので
    はないか。


    メールや電話の数も随分減って、
    PCを持つ必要もなく、スマホで
    殆どのコミュニケーションが
    できるので、身軽なものだ。


    それでも、経営者は、やはり
    24時間365日休みはないのだと
    思う。


    以前は唯一の救いが、長距離
    フライトの間だったが、今は
    wifiでメールくらいは対応
    できてしまう。


    だから、スマホ依存症というか
    メール依存症になり、365日
    手放せなくなる。



    でもまあこれで良いのだろう。
    できなくなったら、やめれば良い。

    先週、関西本社企業の
    経営者勉強会が萩で行われて
    ファシリテーターを行なった。



    関ケ原で負けて毛利氏が
    封印されてからの長州藩の
    歴史とこの街の発展は、いつ
    訪れても興味深い。


    今回は、 ベテランの語り部の
    方々のチカラを借りて、彼らが
    命を懸けて、学んだ松蔭塾で
    「使命感」

    について学び、議論した。


    それにしても、この小さな街が
    産んだ才能達に、溜息がでる
    ばかりだ。

    創業した20年前

     

    米国ベイエリアでは、

    人事オペレーションは既に外注化され、

    専門ベンダーは規模の大きさを

    効率化するため、大規模なIT投資を

    行い、巨大化していく真最中だった。

    翻って、日本。
    当社のような専門会社は、
    殆ど中小企業の域を出ない。

    効率化に向かわないから
    IT投資への意欲も高まらない。

    本来最もIT投資をするべき
    給与計算などのオペレーションも
    規模のメリットを享受できていない。


    なぜか。


    昨日紹介した橘玲さんによれば、

    「日本企業のアウトソーシングというと、
    雇用を守りながらのコストダウンが目的だから

    グループ企業化など、セコイ手段が中心となり、

    非効率は温存された。」(大幅意訳 by樋口)

    実際企業は、雇用を守ろうとしながら、
    私達に外注化を依頼しており、その矛盾に

    気づいていない、と感じることが多い。


    雇用を守るために効率化を

    犠牲にするのが、日本の法律と

    企業経営の根幹にあるが、

     

    その背景には、
    最大の票田である団塊の世代を

    敵に回したくない、

    政治的意図が大きいという。


    ナルホド。


    米国ベイエリアでは、
    有名な著者で

    漸く邦訳が出たようで、
    サイバーの曽山さんが推薦帯
    を書いている。



    というわけで、
    あまり気が進まない
    が手にとって読んでみた。


    若いリーダーの研修での
    教科書としては、最適では
    ないだろうか。


    僕自身は、実践している事も
    あるいは知識はあるが、実践して
    いない事もある。


    実際のコミュニケーションは
    もう少し複雑系で、悩ましい
    と思うが、先ずは、基本を学ぶ
    ことは大事だし、管理職が定期的に
    振り返る事も大事であろう。


            

            

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