上半期決算

コロナ禍の今年度
今月で、上半期が終わる。


いったい世の中
どうなるのだろう?
と不安を強く感じた事もあったが、
素晴らしいお客様と
現場スタッフの高い信頼性で、
大きな失注もなく、ここまでやってこれた。


売上は目標には届かなかったが
昨年実績を僅かに超えて、
移動費、交際費、通勤費などが
テレワークで予算よりも少なくなり、
利益は順調に積み上がった。


売上も
利益も予想外の連続だったけど、
結果としては目標通りだと言える。


さて、後半は不調だった
新規顧客開拓にチカラを入れたい。


同時に新しい時代の
自由な働き方と会社の
柔軟性を志向していきたい。

中期経営計画会議

いよいよ僕が経営する最後の
5年となった。


この変化の時代にどうかと思うが、
コロナ禍で、経理担当者と一緒に
5年間の経営プランを
練っていた。


これを役員に伝えて

これを基にして それぞれの事業の進め方を

考えてもらい、発表してもらった。


ここには来年入社予定の
エグゼクティブにも参加してもらい、
それぞれの立場で、活発に意見
交換ができて、とても良かった。



今回の会議の意義は
全役員が、頭を切り替えて、
5年という長い期間の事業計画
を考えたことだろう。


初めてのことで、
大変だったと思う。


最初の素案を担当役員が
生み出すことは意義あることで、
最高のトレーニングとなる。


この後は議論により
どんどん変わっていくはずだ。


2月までの半年
僕の仕事はこれになるだろう。

在宅ワークに思う2

昨日の続き


一方で、着実に失われる
機能もある。


それは、目で見て
ちょっと話し合うことで
生まれる何かだ。


例えば、新入社員は、先輩や
上司と共に絶対オフィスで
働くべきである。

もちろん毎日でなくともいい。


毎日在宅の新人は、当社でも
成長が止まり出した。



それは目の前での会話や作業を
見ている先輩達からの指摘や
意見で学ぶというリズムが大事
なのだと思う。


週に一度
WEBで振り返っても
効果は低い。



これは未熟なスタッフが
業務に熟練した職人のような
先輩からモノを覚える、


というステージが初期には
絶対必要だということだ。


だから当社の新卒一年生は
ほぼ出社していると思う。
本人達も望むしね。


更にもう一つ


深い思考や
アイデアをぶつけ合う
コミュニケーションから
生まれるアウトプットが
劣化するだろう、


ということだ。


一人で学んでも
それを良いパフォーマンスに
転換するには、一定レベルの
議論が、すごい助けになる。


一人で高度なパフォーマンス
も出し続けられる人は
そんなにいないもんね。

在宅ワークに思う

今月から、地方出身の
若手スタッフ
を2ヶ月ほど、実家に帰して、
テレワークを通すという実験を
始めた。


そこで検証される問題や
メリットをこれから起きるで
あろう、介護離職や、地方移住
希望者への対応に活かそうという
試みだ。


さて、現在東京では、6割以上の
企業がテレワークを実施している
という。


アメリカでは、賃料の高い
サンフランシスコから続々と
人が引越して、出ていくという。


高級な移動トラックやボート
で生活する人も出てきたらしい。


この流れはもう戻らないだろう。
いいことだ。



経営者の立場で考えれば、
とにかくオフィス代、交通費と
コストが減るから、メリットは
大きい。


自宅で発生する通信費などの
手当は、遡って、払うことにしたが、
全体として効率的なシステムに
なりつつある。


社内で唯一の老人である
僕はほぼ毎日出社している
けど、スタッフの邪魔をしなければ
良いだろう。

清濁合わせ飲む

以前のブログを読み返せば
きっと、若い子を採用して、
手をかけて育てて、社長の仕事
を引き継がせるんだ、


とかなり本気で思っていた
時期が数年ある。


今日時点で正直に言えば
失敗だったと思う。


正確にいえば
もっと時間が必要で
30 歳そこそこで、当社の
経営をするには、正しい判断力が
身につかないのだ。


もちろん世の中には
例外がいるだろう。


だけどこれは
能力というよりは、
若さ故の弱点であり
仕方ないのだと思う。


その事を、言葉で表せば、


「清濁合わせ飲む」


ということになるだろう。



この言葉は、若い頃に、
実感することができない。

自らの「あるべき論」の前に
霞んでしまうのは仕方ない。



僕の経験で
清濁合わせ飲むスタッフは
40歳からかなあと思う。


不思議だけどね、

一定の能力にこの言葉が
共有できるようになると
信頼感が醸成されるんだよなあ。


因みに、
僕の場合は
55歳くらいからだったので
かなり遅まきであり、部下は
大変な思いをしただろうと

同情する次第である。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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