ラルー
ある 喫茶店 ラルーは
少々古く、年季が入っているが
地元に根ざした心休まる
お店である。
コーヒーも勿論うまい。
店内は常連ばかりで、
名前で呼び合う。
店の前を通る人も
挨拶する人が多い。
こういう店は無くなって
きたなあと思って店主に
話しかけたら、55年やって
いるという。
その継続に敬意を表したい。
お客さんは上手いコーヒーと
心のやすらぎを求めて集まる
のだろう。
店主の娘さんが
うちの近所の病院に新卒で
勤め出したと聞いて、僕も
地元にいるような気がしたものだ。
ほぼ同時期に恵比寿に出店
してきた
Ristorante Della Collina
は、もう15年通う馴染みの
店の一つだ。
彼らも例外なく、
このコロナで苦戦している。
応援する立場だから
出来るだけ顔を出そうとする
のだが、不思議なことに、
僕が行く時は
お客さんの入りがよくて
急に満席になった事もある。
そもそも僕が通うのも
居心地が良いからで、
多分運気が良いのだろう、
10数年の間に、
仕事の運気も後押しして
もらっているはずだ。
経営者などの責任者は
運気が極めて大事だから、
付き合う人も、結果的に選ぶ。
お店もそれと同じだ。
料理やお酒の味やセンスも
もちろん大事だろうけど、
心地良さと運気の良さ
に勝るものはないと思う。
昨日の新総理方針で
ビジョンは、
自助、共助、公助
は良いと思う。
野党代表は、政治家の役割は
公助にこそあるはずだ、
とかみついたけど、
自由と民主主義を発展させる
機軸は、「自助」である。
一方、
安倍晋三前首相の去り際も
その顔が清々しく、かっこよかった
と思う。
在任後半の問題は、
権力への奢りが招いた
のは明らかだ。
菅さんは、そういうテツは
踏まないだろう。
菅さんと河野さんで
日本の姿を変える改革を
やり切って欲しい。
日本政府が今やるべきは、
「効率化と生産性アップ」
で間違いないと思う。