やりがいも一時放棄のススメ

運も実力のうちー

この事を最近良く考える。


自分を振り返っても、
ついていたなあ、
と思う事が多い。


でも一方で誰しもチャンスは
あるはずで、それを引き寄せたり、
掴み取るのは、努力や能力
かもしれないとも思う。



ではその中身は何か?

人が一生の間で
達成する内容のスケールは
いろいろあろうが、
僕の考えは、


自分の能力(適性)
自分の役割(使命)


自分のやりがい(モチベーション)

を上手く近づけていく

ことではないかと
最近強く思う。



若い頃は、いろんな可能性が
あり、無限の可能性に試したい
事はいろいろだろう。


一部の優秀な人は、
若いうちから、目標が設定されて、
そこに邁進していく。


だけど彼らはやはり
例外で、普通の人は、
縁のあった会社で今の目の前
の仕事をしつこくスコップで
掘り起こして、小さな問題や
課題を解決する、

そんな事を積み上げる様な
働き方が良いと思う。


これはつまり、
やりがいの一時放棄
かもしれないけど、心の火は
消えず、自ら選んだ会社や仕事
ではどうしても、心に火が
つかなければ、別な場を探せば
良い、と思う。



この地味な方法で
失敗あるいは後悔させた
若手はいないと思う。

読書と質問でわかる知性

10月には内定式があって、
その後にちょっとした懇親の場
がある。


会社説明会でもそうだけど、
参加者のための時間だから
彼らの関心と興味に沿った話を
する様にしている。


事前に質問を受け付ける
という方法をとるのだ。


その内容を見ると
大凡の知的水準がわかるし、
伸びるかどうかもわかる。


もちろん一緒に汗をかかないと
当初の成果はわからない。

だけど、勉強量に裏打ちされた
知性は、骨太のエネルギー源だから
何処かで馬力を出してくる。


今年の内定者は、バラツキが
あるけど、まあまあかなぁと思う。

 

どうやって育てるか?

それでは、将来の
人事プロフェッショナルや
人事責任を持つ組織の幹部を
どうやって育てるか?



まずは、週に一冊良質な
小説を読ませる。
小説は、人間追求への好奇心
であり、ネットで今の価値観を
共有するコミュニティで語るのとは
次元が違う。


小説を読まない事は
実は人への関心がない
現れで、こういうのに限って
流行りの人事専門書やビジネス書
あるいはバズワードに振り回される。


その中で、人はなぜ争うのか?
嘘をつくのか?
権力を求め、
権力を悪用するのか、


を学ぶことが20 代に大事だ。



次に若くしてリーダーを
経験させたい。


小さなチームでもいいので、
組織を率いることを体験すると
人の本質が少しはわかるし、


自分のダメさ加減にも気がつき
更なる勉強意欲が増す。


また、どう頑張っても
人の上に立つ器がないことも
よくわかる。



前職時代
人事は人を幸せにする
ものだと教わったが、今は
そうは思わない。

当時それを
話していた人もそうだし、
当時の社員も僕たちの仕事が

「幸せ」に結びついたと
いう実感がないからだ。


高邁な理想として

HR makes people happy

は良いと思うが、


不勉強故 これを盲信したり、
綺麗事しかみない人たち
には困ったものだと思う。

志望動機

入社の際の志望動機などという
ものは、挨拶程度のもので、
殊更取り上げるほどのものでは
ないかもしれないが、


ニコニコ顔で、


「働く人皆んなを幸せにしたい」


と言われると、サッと覚めてしまう。


あまりに不勉強で、未熟だと
思うからだ。



同様に、採用という仕事も

「握手するキレイな」部分だけ
をイメージして志望する人は、
現場スタッフ止まりだろう。

その先に、ホンモノの人事が
あるからだ。


実際の人事は
マネジメントのポジションに
つけなければわからないし
つまり人間としての成長はない。


だから知識やスキルを学ぶ
一部は除いて、研修では
人は育たない。

(業界の方々
ごめんなさい。)
 

少年と犬

今年の直木賞受賞作


犬が主人公と言ったら
言い過ぎだろうか?




東日本震災時
釜石で飼主を亡くした犬が

当時、親友になった子供に
会いに、5年かけて熊本に行く
というお話。


人間の言葉で
犬の気持ちを語り

犬がそれぞれの心に
寄り添う短編連続小説という
形だが、最後は感動を呼ぶ。

犬は言葉を理解するし
心も伝わる、と信じている
僕にとっては、最高の小説だった。

私とは何か(平野啓一郎)

僕は平野啓一郎さんの小説を
いくつか読んだはずだが、この
新書の事は、知らなかった。


だが考えてみれば、
小説家という家業は、
人間を追求する仕事だろうから、
僕らの関心領域は近いはずだ。


この本は

本当に凄い発見だ



ここで中身を紹介するのも惜しい
くらいの内容だ。


もっと早く読んでいれば!
と悔やまれる。


自信を持って


人事関係者や管理職


若い悩ましい世代


人間関係に悩み
疲れた人



家族や友人に
メンタル不調者がいる方



眼から鱗

とはこういうことであろう。



騙されたと思って
是非ご一読あれ‼

ラルー

246号線沿い 駒沢大学近くに
ある 喫茶店 ラルーは
少々古く、年季が入っているが
地元に根ざした心休まる
お店である。


コーヒーも勿論うまい。


店内は常連ばかりで、
名前で呼び合う。


店の前を通る人も
挨拶する人が多い。


こういう店は無くなって
きたなあと思って店主に
話しかけたら、55年やって
いるという。


その継続に敬意を表したい。

お客さんは上手いコーヒーと
心のやすらぎを求めて集まる
のだろう。



店主の娘さんが
うちの近所の病院に新卒で
勤め出したと聞いて、僕も
地元にいるような気がしたものだ。

ペイフォワード

Wikipediaのような非営利の
情報源が、頻繁にupdateされて
残っている事は不思議な事だ
と思っていた。


次の人のためになりたい

という助け合いの連鎖を

Pay forward

というのだそうだ。


価格.com
食べログ
クックパッド



などはこの機能を最大利用した
メディアなのだろう。


一部のプロの意見ではなく、
その商品やサービスにちょっと
詳しい人々の

「誰かに役立てたい」を
活用したものが、CGMだと言える。


上記の成功したメディアは
このCGMの入口を制したのだ。


さてこのペイフォワードの
進化?したものが、
Twitter
Facebook
Instagram

で、こう見られたい
という自分の姿を表出する
ものだろう。


尾原さん曰く

要は、モテたいのだ。


なるほどね。

仮面は時々外す

仕事時間のスイッチが
入れば、常に仮面を被る。


だけど、ずっと被りっぱなし
では、さすがの僕でも疲れる。


仮面を外す時もたまには必要。


一人バイクに跨り、高速道路疾走中、
これはもうたまらない時間。


数は少ないが、思っている
事を壁の様に聞き流してくれる
友人達。


夢中になって読める本と
出会った時。



このバランスが良い時
きっと仕事もうまくいっている
様な気がする。

インフルエンサー

個人が企業よりもパワーを持ち
人々の消費行動に影響を与える
人を 「インフルエンサー」
という。


食べログに代表される
「たくさんの人の意見は
 それほど外れない」
という集合知は、
ハズレを見つけるのに
有効だが、殆どの店が、

3.5 あたりで、区別がつかない。


そこで、ハズレはもうない
として、プラスを求めて出てきた
のが、インフルエンサー。



インフルエンサーを求める人は
自分では決められない人が多くて、
ユーザーから見ると

インフルエンサーとは
好きな人
好みが似ている人
憧れの人


ということらしい。


インフルエンサーは
従来の雑誌の代わりであり、
単なるプロモーションを超えて
販売チャネルとも言える。



実際に、
中国では、アフィリエイト
報酬が20 %を超える人も
いるらしい。


僕のこのブログは、
300~500
多くて1000人らしく、
時々紹介する本がそこそこ
売れるらしいが、御礼をもらった
事がないのでよくわからない
と話したら、


樋口さん!


有名なインフルエンサー
は、フォロワーが100万から
1000万人もいるらしくて、

桁が違いますね!


と叱られてしまった。



大変失礼しました。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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