ニッポン再生

日本のGDP(4-6月)は、-28%で
戦後最大の落ち込みだった。

一方で、失業率は、2.5%→2.9%
と米国(4%→14%)に比べて被害が
少なく、雇用は安定している
と言える。


しかし、政府の雇用助成金などによる、

実質的な社内休業者は、
相当数になっているはずで、
失業率だけをみて、安心するのは、
早計だろう。


これは僕の想像だけど、
潜在的社内失業者が、

顕在失業者と同数(200万人)とすると
本当の失業率は「6%」

という計算になる。

悪く見積もると、20人に1人が、

実質的に失業 ということになるが、

どうだろう。


さて、11/16に第三四半期のGDP
が速報で発表される。


その数字次第だと思うけど、
この潜在的失業者を、新しい
会社に移動させなければ、
ゾンビ企業が生き残り、
いつまで経っても日本経済は
負のスパイラルを抜け出せない。


競争を是とする菅政権が、
12 月に、どんな再生戦略を
発表するのか、とても楽しみだ。

教育ごっこ

これはちょっと難しい話だけど、

人事領域を志望する子に、


何で人事なの?
どういう仕事をしたいの?


と聞くと、多くの子が、


「人の教育に携わりたい」
「皆んなが幸せになれる
 職場を実現したい」


という。


気持ちはわかる。
こういう子は、真面目だし、
ジコチュウではなく、性格も良い。


だけど、人を育てたり、
より多くの子に幸せを届けるには、

相当の実力が必要で、
本気でそこを目指せば、若い時に、
自分を強烈に伸ばすこと以外に頭にないくらいで
ちょうど良い。



実力が伴わない時に
できる教育は、未経験の学生
指導くらいのもので、そんなことに
モチベーションを感じるようでは、
お先真っ暗である。



コンプレックスに塗れるべき
20 代に、先生ごっこをして
いたら、成長はないだろう。



こういうことも考えると
早くからリーダーにアサインする
当社のマネジメントも、

変化してきたわけだ。

異次元の人たち

こんな小さな会社にも

 

その「能力と向上心」

が圧倒的に
高い人たちが応募してくれる
事が、10年に一度ある。


それは、新卒の場合もあるし、
社会経験者の場合もある。


先日も、ちょっとしたご縁から、
当社を受けにきてくれた彼は
韓国からの留学生で兵役義務も
果たして、日本のベンチャー企業
でバリバリやっている。


会って30 分話せば、
モノが違う事がわかる。



合否ではなく、
どう活かすかが問題である。


若くて、能力が高い子は、
育てる上司が限定されるし、
周りからは理解されづらい。


ただ、僕はワクワクする。


だって、経営者の最大の
楽しみだからね。

トヨトミの逆襲

これは昨日の続きだが、


前作は、講談社発行だが、


本作は、小学館発行
問い所がもう愉快だ。



トヨタのプレッシャーだろう。



後半は、現在のトヨタ社長と
役員中心である。



小説の中では
凡庸な人たち。


そこにソフトバンクの
孫さんも登場する。


大きな図体で、

企業を変革させる厳しさを強く
感じるし、


一方で働き手は、
役員レベルでも


「今の自分」しか
見ないんだ、


だけどね、それも
トップの資質だよなあ、

と思いながら、自分の会社の
未来を想定して楽しく
読めました。

トヨトミの野望

久しぶりに手にとった
サラリーマン小説
確か新橋か有楽町の本屋
だったと思う。




中身は、あのトヨタ である。
書いたのは恐らく日経新聞記者。

期待しないで読み始めたが、
ハマった。



トヨタをグローバル企業に
率いた奥田元社長が中心で
その能力を発掘され、

発揮しまくる所は爽快だけど、

創業家の反感を買って、

追われるまでが本当にリアル。


テレビの半澤直樹なんか
よりずっと面白い大人の本。


きっとサラリーマンのおっさんが
ひっそりと読むのだろうなあ。


僕には、終生縁のない
世界だけどね。


学びは多かったです。


続きは翌日

勝ちに不思議の勝ち あり

江戸時代の武道家で、

松浦静山という人が言って、プロ野球監督の
野村克也さんが好んで使ったらしい。


名言である。


成功の要因は?


マスコミや出版社は、これを
やたらとコンテンツに使いたがるし、
成功の法則という答え探しを望む人が
多いのもわかるけど、
実はそこには答えがない事が多い。




一方で、静山は、こうも
言っている。


負けに不思議の負け無し



これまた至言。


失敗には、論理的な要因がある。


だからね、
幾ら成功者の本を読んでも
ダメなんだよ。


それより、自らの失敗を
反省する事で、本質的な正しい
行動がわかってくる。


歴史や哲学の勉強も
小説を読むのも同じ。



わかるかなあ。

空気を読まない組織

リーダーが
優秀で強ければ、
部下は忖度するのが、
日本社会なのだろう。


有名な話は
「失敗の本質」
にも描かれた
太平洋戦争時の日本軍の
意思決定の異様さがあろう。


リーダーが狂うと
皆んな狂うということだ。


健全な経営組織は、
お互いの信頼と尊重が前提で、

「あるべき論」



「こうありたい」が

割と自由に発言できる
チームだと思う。


そのためには、
リーダーは

無能さの演出や
部下の提案を聞き入れる度量と
権力への謙虚さ

が必要である。


できるかな?

難しい事だが、
自由闊達な組織は、
リーダー次第であろう。

世の中 捨てたものじゃない

お恥ずかしい話だが、

先日、初めて財布を無くす
という不始末をやらかした。

不幸な事に、支払いのため高額の現金が

ぱんぱんに詰まっており、
警察には届け出たが、ほぼ出てこないだろう、

と諦め、この上なく落ち込んでいた。


帰宅して、当日寄った施設に
電話をしたところ、

ある高速道路のPAで、

届けられていると言う。


驚いて直ぐに向かい、
拾ってくれたコンビニのスタッフ
の方々にお礼をしに行った。


またこれは先週の話だが、

300キロもある重量級のバイクを、

路地で転倒させてしまった。

通常であれば何とか1人で起こせるが、

長距離ツーリングの帰りで、疲労困憊であり、

また運悪く倒れた方に向かって通りが傾いており、
どう頑張ってもびくともしない。


途方に暮れていると
佐川急便のドライバーが来てくれて、

手伝ってくれるという。

しかも起こしてから、
エンジンをかけて動けるような道に

出るまで20 分、ずっと
一緒にバイクを支えて動かしてくれた。

仕事柄数分も惜しいだろうに、
そんなそぶりはおくびにも出さない。


たまたま、人様に好意で
助けられた経験を立て続けにして、


自分も人が困っていたら
助けるような人間になろうと

今更ながら、強く
思った次第である。

決断力 の続き

というわけで、僕はこれは
という若い子には、

この「決断業務」を

やらせるようにしている。



ところで決断する仕事が
悩ましいのは、


実は、「選ぶ」事より

「捨てる」事である。


特に、捨てられたら怒る
利害関係者がいる場合は、
肝や器が求められる。


調整ばかりやって
偉くなったサラリーマンは
絶対にできない仕事である。


話は戻るが、
若い子に教えることは

「ものごとを決めるには、
 高い視座と概念思考が必要、

 だから遊んでないで、
 勉強してね。

 毎日だからね。」


ということだな。

決断力

個人の買物であれば、幾ら
迷っても、思いつきで買っても、
誰にも迷惑をかけなければ良い。


しかし組織の責任者は、その成否が
大きく全体に影響するから、

「決断の質」がとても大事だ。


部課長までであれば、

経験を基に判断できるし、

上司に相談出来るから、

まあ楽勝である。



役員になると、

過去の経験だけでは、

決められないことが出てくる。


この時に効くのは、どれだけ
自分で勉強しているかで、

「知識と信念」に差が出る。


ショボい役員は、
これが無いので、
まあ
「トラブル対応顧客担当」と
言ったところだろう。


ここから伸びる役員は、
決断の難しさと魅力に
取り憑かれた、生涯学習を
始めるのだ。



組織のトップになるということは、

「決める仕事」だけを

行うということであり、日本の
教育ではほぼ無いプログラムなので、

役員をやらせてみなければわからない。



これは
教育の欠陥だと思う。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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