レフェリー

どうでもいい話しだが、
僕は、30代の10年間、
社会人と大学ラグビーのレフェリーをやった。


クラスは3つあって、僕のBクラスは、
今のトップリーグのひとつ下、
大学も2部リーグである。


それでも、一応企業や大学の看板を背負って、
高校や大学で活躍した選手ばかりの
試合なので、公式戦は、真剣勝負であり、
かなり緊張する。


80分選手と一緒に走るわけだから、
平日の夜は、帰宅後10キロくらい走るし、
毎年変わるルールの理解や品質の向上と
多忙だが、お礼は交通費のみ。


選手にも文句を言われて、
判定ミスに落ち込む事も多く、
報われない活動だった。


特に、プレシーズンマッチとはいえ、
サントリーと東芝府中のAチームの試合には、
有料観客も数千人いて、
喉から心臓が飛び出すほど緊張して、
ありえない判定ミスを繰り返し、
観客からも、野次とブーイングの嵐となる
忘れられない思い出だ。


一方で、忘れられない良き思い出もある。
試合終了後は、選手達と同じ風呂に入るが、
そこでキャプテンと振り返りができたり、
リコーとトヨタとの親善試合では、
アフターファンクションに呼ばれて、
そのパフォーマンスを
監督に褒めていただいた事もある。


好きでなければ続かないレフェリーも、
10年続いて、年間の半分の週末を費やした。
創業と同時に、辞めたが、
今でも、いくつもの試合を思い出す。


ラグビー選手としてはまあ3流
レフェリーとしてはまあ2流
というところだろう。


だが、これはこれで、
30代の青春とでも呼ぶべき、
熱くて、淡い良き思い出である。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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