会社の教育とは何か 3

当社も新卒採用始めた頃は、
彼らを合宿形式で集めて、
リアルな課題について、チームで議論して、
経営陣をプレゼンする、
という機会を設けたけれど、
残ったのは思い出ばかりで、
当時は確かに盛り上がってのだろうが、
冷静に見れば、
パフォーマンスの低いイベントだった。


何故か?


皆んなで喧々諤々行う議論は、
楽しいけど、鍛えられないんだなあ、
と言うことがよくわかった。


考える行為は、孤独である。
これに耐えられない者は、
機会が与えられない。


hpの2人の鬼上司からの教えは正しかった。


こう考えると企業教育のキホンはやはり、
以下を上司が個別指導で導くしかないと思う。


① 与えられた目標から、未来発生する課題を
イメージして言語化し、伝えること


② その改善と対策を試み実際にやってみること


③ 早い段階で失敗を感じとり、対策をうつ、
もしくは成功の要因を言語化して伝えること


④ 与えられず、自らの学びで
次の目標を創り上げること


⑤ その達成に共感した人々を巻き込むこと


これらを一つづつ解説していきたい。



会社の教育とは何か 2

何度も言う様だが、
世界であれ、僕のようにローカルであれ、
市場と戦うビジネスパーソンになるには、
自分の頭で考え抜くことを
覚えることが必須であり、
会社における社会人教育も
この一点に絞ってよいと思う。


そしてこの対象は、
「DOの人」で終わらない人材だから、
役員から、新卒の抜擢教育まで
広範な対象である。


因みに、「DOの人」には
動機付けやコミュニケーションを目的とした
「集合型のスキルアップ研修」が良いと思う。
ここはニッポンだからね。


さて、考えるチカラと言うと、
若いうちに、グロービスにでも行って、
集まった仲間とケースのついて議論、
というイメージかもしれないけど、
僕はオススメしない。


だって、ケースなんて所詮お遊びだから、
議論ごっこはできても、
そこから生まれる失敗、挫折、そして
そこから這い上がる粘着力などと無縁だもの。


気持ちいいだろうけどね。
費用負担してくれる一部の大企業や
キャリア危機感に踊らせてる30代の人達には
悪いけど、コンサルタントという人達の
頭の中にはメソッドや知識はあるだろうけど、
血まみれの体験から生まれる暗黙知には
遠く及ばないよ。


だから、育成すると決めた
マネージャーやスタッフには、
「リアルな機会」を与えなければダメ、絶対。


能力や経験不足を痛感しながら、
「課せられた目標達成」という
プロセスの中にこそ、
プロフェッショナルへの学びは、
濃密にあるのです。

会社の教育とは何か? 1

学生が社会に出て最初にやれる仕事は
手足を動かして、チームパフォーマンス向上に
貢献することだろう。
最初の数年の評価の差は、
この作業(DO)を頭と心を使って、
効率よく且つ気持ちよくできるかどうかで、
でるものだ。後は運不運もあるけどね。


僕の経験上このステージが
最初から器用にできる子は、その後伸び悩む。
昔で言う、一般職レベルの能力なので、
作業改善以上の頭脳労働に
太刀打ちできないのだ。これが意外と多い。


日本の労働者の少なくとも8割以上だろう。
暗記中心の減点教育の影響も大きい。


これをある人は、「DOの人」と呼ぶ。
素晴らしいネーミングだ。


20代で、戦略的教育をしなければ、
殆どの人のキャリアが、
この段階で終えると思う。


一方で、当社のスタッフのキャリアをみると、
最大で、この人達に600万円払う企業もいて、
アホな会社だと思うけど、逆に言えば、
今日現在、「Do の人」の最大年収は、
600万円という所だろう。
例外はあるだろうけど、未来はないね。


人口減少の日本で起きている
特殊事情だからね。日本語話せて、
空気読めることが唯一の差別化で、
ガラパゴス以外の何者でもないからね。

夏の災厄

篠田節子さんが、6年前に書いた、
パンデミック小説。


コロナ禍に読むと、
なかなかできの良さにちょっとびっくりする。


世界で初めて日本で、
コロナが発生したらこんなストーリーかも、
と思うようなお話

2年ぶりのテストマッチ

昨夜の英ライオンズ戦。
相手のメンバーはまさにオールスター。
観ているこちらが、「おい、ホントかよ?」と
言葉に出るほど信じられないような
最高のチーム。


そして彼らは、日本代表をリスペクトして
勝つ戦術をしっかりたててきた。
腕力にものを言わせるチョップタックルや、
経験値の少ないメンバーのディフェンスを
狙い撃ちにして、前半で勝負を決めた。


日本代表の強さは、
モールディフェンスとスクラム
それに海外で活躍している松島選手と
姫野選手だ。ゴルフでも結局
海外に出る選手が大事を成すのは、同じだ。


早稲田OBではハーフの斉藤のスピードは
通用したし、チーム最年長となった
フルバックの山中選手もフィールディングが
安定していたと思う。


来週のアイルランド戦も楽しみだ。

白鳥とコウモリ

久しぶりの東野圭吾で、前評判も高い。


すごく面白かった。


過去の名作と比べてどうこう
というコメントも多いけれど、
久しぶりの良作ではないか。


タイトルも主人公たちもとっても
素敵だった。是非読んでみて。

一生に一度

もしかしたら、僕が生きているうちに
日本でもう一度ラグビーワールドカップ が
開かれる可能性はある。


だが今晩の日本代表の試合は、
多分もう観ることができないだろう。


なんてったって、
相手は四年に一度だけ結成される、
あの「ライオンズ」だからね。


イングランド、ウェールズ、スコットランド、
アイルランドの選抜チームが、
今年は南アフリカに遠征する。


その前哨戦に、日本が招待されたという
ニュースを聞いたときには、我が耳を疑った。


そんな時代が来るとは!


今晩11時から日テレは放映するようだ。
ぜひ見て応援しましょう!

役割の限界

社会人の社会人たる所以は、
社会における役割を果たすことだろう。
与えられた仕事を一生懸命やる、という事だ。
当たり前である。


ところが、役割に従順すぎると
大事な能力が発揮されないのは、
何とも皮肉な話だ。


それは、個人や組織あるいは
社会全体の問題解決をする際の
価値観というか、仕事への信念
とでもいうべきものだ。


役割に従順であることは、
組織(上司)に従順であることだ。
これがすぎると「誰が客か?」
「何を求められているのか?」
わからなくなり、最後には、
自分のことしか考えなくなる。


だから20代で、
自分の頭で考え抜く厳しい機会を
与えなければなたない。


リーダー教育とは、
つまるところそういうことではないか。

読書の摩訶不思議

僕は多分書物を通じて、
人生を作り上げてきた様なものだから、
社内外で、読書勉強会の様なものを催したり、
呼ばれてファシリテーションしたり
する事も多い。


読書は、毎日の筋トレの様なもので、
自分の栄養になって筋肉になるには、
10年単位の時間がかかる
(もっと早い人も当然いるだろうが)。


大事なことは、筋肉を付けたくて、
本を読むわけではない、と言う事だ。


読書の目的は、
世の中の真理に近づきたい
という好奇心であり、
自分の確信を得るためだと思う。


読書が糧にならない人は、結果を求め、
あるいは、知的生活に憧れたり、
そう思われたい、というような
気持ちが強いので、お金と時間を使う割には、
能力向上に結びついていない様に見える。


多分頑固で、自分を変えるモチベーションは
ないのだろう。こういう人は意外に多く、
ビジネス書のメジャーな読者層だろう。


読書を通じて人生を豊かにするということは、
体験した人にしかわからない。
そしてそれを他人に教える事も
後世に残す事もできないのだと思う。

鍛えるのは事務局 2

前日の続き


そこで、PDCA をバランス良く学ぶ方法だが、
僕が実践しているのは、
トップが目的を持って主催するミーティングの
事務局を任せることだ。


事務局と言うと、
日程調整やロジスティックなどの
アシスタントのイメージかもしれないが、
それだけではない。


ミーティング前に、
その目的と意義を共有されて、
毎回のミーティングでは、
その目的にとってどうだったのか?を
主催者以上に考えて、
次回に活かすのが仕事である。


この仕事を通じて、学べることは多い。


1 人材育成
2 コミニュケーション
3 問題解決


主催者も個別の指導時間がかかるので、
誰にでも機会を、と言うわけにはいかない。


実は僕もこのやり方で鍛えられてきたので、
実感値として理解して自信を持って
人材育成をオススメする次第である。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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