働くと言うこと2

新卒で入社したHPでは、
コンピュータセールスを希望したが、
どう言うわけか配属は、
八王子工場の生産管理課だった。


HPの凄いところだけど、
40年前、工場の製造に必要な部品の発注は、
生産計画に沿って、ホストコンピュータが
自動的に弾き出し、行われるので、
スタッフの仕事は、そのチェックしかなかた。


これには参った。
朝2時間で仕事は終わってしまい、
やることがないのだ。


周りは一流の国立大学工学部出身者ばかりで、
彼らに混じってCOBOLというプログラミングを
教わったが、全くセンスがなく、
あっという間にお払い箱だ。


月曜日になると起きられずに、毎週遅刻で、
ラグビー部の先輩からは、
気合不足といじめられた。
まあ散々な新人時代だったが、
ひょんな事から、米国本社の工場長から、
高い評価をもらうことになる。

働くということ

随分古い話だが、僕の父は、
生き方が不器用で、その高い能力を活かせず、
経済的にも苦しい家族だった。


常に、親の仕事は高校卒業まで、
大学に行きたければ、自力で行くように、
と言われていたので、大学合格と同時に、
猛烈にバイトをした。
入学金や受験料を親に返すためだ。


50年近く昔だが、
月に30万円近く稼いだはずだ。
授業料と家賃を含む生活費を稼ぐためだ。


どういうわけか、マクドナルドの様な
マニュアル化されたバイトは、
一向にやる気が起きずに、
「樋口君、笑顔で!」と言われても、
おかしくもないのに笑えるか!と
可愛げがなく、直ぐにクビになる。


逆に、自分の工夫で、
インセンティブが付くものは、火がついた。
例えば、弁当の配達に加えて、
新規顧客開拓とか居酒屋の売上アップを
店長にアドバイスして達成したら、
大入り袋をバイト皆んなでもらう、
と言う様なパターンだ。


仕事に成果や改善を求めるのは、
きっと学生時代からだったなあ、と思う。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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