アスリートたち2

有名選手は勝っても負けても、
インタビューという残酷な儀式がある。


大坂なおみ選手の気持ちもわかるけど、
そこは鍛えないとと思う。


準備のない状態あるいは敗戦で
心が乱れている時のインタビューは、
人間性や知性がもろに出てしまって
残酷だと思う。僕も苦手だからよくわかる。


逆に言うと、
ここで評価を得られたアスリートは、
引退後も人気が衰えないのではないか。


それにしても日本のマスコミの
御涙頂戴のインタビューは
何とかならないものか?

アスリートたち

連日のオリンピック報道で一喜一憂するのは、
さすがオリンピックだなあと思う。


運不運もあろうが、
本番レースなどにピークを持っていき、
自己コントロールをしっかりして
成果を出す選手もいれば、
素人目にも、準備不足か、
メンタル管理の不備か、
期待以下の残念な選手もいる。


機会を生かせるかどうかは、
ビジネスにも通じるものがあると思う。


もちろん程度や瞬発力は大きく違うけど、
自分を管理して統制するチカラに
共通点を見るのは不思議だ。

限界から始まる

上野千鶴子さんと鈴木涼美さんの
コロナ禍での「往復書簡」という
アナログな形式だが、
この2人のやりとりをいい歳したオッサンが、
こっそり覗きながら、時々見つかって、
サンドバッグのように殴られる様な読後感。


改めて理解しなくちゃと思ったことは、
「女性の生きづらさ」について
だからって明日からどうしようって事は
わからないけど。


勇気出してここに紹介するのは、
企業人事の担当者は、
是非読むべきだと思うから、
ただし、40歳までかなあ。
企業体質にもよるけどね。


以下文中上野千鶴子さん書簡より抜粋ー


日本女性の「女らしさ」とは、
夫と子供の利益を最優先して
自己利益を二の次、三の次にする美徳でした。
もちろん女も男も誰だってエゴイストですが、
女は自己利益を男を通じてしか追求できない
構造のもとに置かれてきたので、
女の生存戦略は、「男をたらしこむ」こと
だったり、「男につけ込む」ことだった
のでしょう。

離職者分析3

小さいながらも20余年会社を経営して、
その間曲がりなりにも、
自社の組織問題の解決と顧客の解決にも
全力を尽くしてきた経験で、
「離職」という現象は、
「ヒトとカイシャの関係性」で
捉えるべきだと思う。


理想論は、50年以上のキャリアアップが
一つの組織で為されることかもしれない。
だけど、条件があって、
彼/彼女が成長を続けて、
組織に貢献し続けることによって、
組織力及び業績が向上し続けることである。


そんなの無理でしょう、と思う。
人生いろいろあるし、
仕事も上司も選べないしね。


だから退職金制度や年功序列制など
とっとと止めて、
職務と役割をはっきりさせて、
ちゃんとした評価をすれば良い。


僕は思うのだが、
1 職業人としての自立と幸福度を大切にする。
2 会社は、安定した組織単位の業績成果にのみ拘る。


これが労使の幸福を最大化すると思うのだが、
どうだろうか?

離職分析2

昨日の続き。

さて、世の中の企業で、

採用分析と離職分析をきちんとやる会社は、

ほとんどないだろう。


これは、離職が多い会社だけでなく、

少ない会社のほうが、

もっとやるべきだと思う。



古い年功序列の大企業では、仕組み上、

勤続10年も経てば辞めたくても

辞められない人が多く、そういう人たちは、

心の中でため息をつきながら、

我慢と引き換えに、

人生の時間を消費するだけの労働時間を

すごしているらしい。(ホントかな?)



それが事実ならば、

企業の優しさ(雇用維持)が、

日本の経済力を落とした、とも言えるので、

自慢できる話ではないだろう。


こういう人たちの生産性は、低いはずで、

猛烈に働く人の高い生産性とやる気を大いに、

殺いでいるはずだ。



離職が多ければ、自分たちで、

理由を解析して、役員会で議論すればよい。

役員たちの力量が、その本質的な答えだろう。

間違っても、コンサルなんかに

依頼しちゃダメだよ。


お金もらったら、オーナートップに、

本当の指摘なんかできないんだから、

みんなで、忖度して、うやむやになるだけ、

お金がもったいない。



いずれにしても、

まじめに考えると、企業と労働者個人の

付き合う期間(双方の賞味期限)は、

最大で、10年ではないか。

個人から見ると、何の不満もない会社でも、

10年経ったら、一度は、

辞めてみたほうが良い。


依存関係は、いつか破綻がくるのは、

夫婦生活と同じだから。


仮に、経営者後継候補だとしても、

外の世界を知らないのは、怖いよね。




「労使双方の自立した関係」


これが一番大事だと僕は思う。

お叱りを受けるかもしれないけどね。



会社の役割は、人を育てること、

そのための、仕事と上司能力と人事制度

(本気の育成理念)。


毎月の本気の面談と

クリアなフィードバックと

愛情溢れる指導。


志向と能力が合う限り、

機会を提供し続けること。




個人の役割は、

仕事の成果へのコミットメント。


決められた能力の獲得とそのための勉強。



出世、退職金、人事などできる限り排除して

すっきりした関係がいいと思う。


こういう時代のリーダは、

やっぱり女性だろうな。

離職分析1

先日の役員会では、
報告事項をぐっと短くして、
「過去3年の離職者分析」の議論を

2時間おこなった。


まあ、準備もそこそこ大変だったけど、

経営チームを創るための

会議のアジェンダとしては、良かったと思う。





少なくとも、巷のコンサル君のように、


「若手の離職を減らすには?」


などと言う軽薄な提案をするスタッフは、

このチームにはもういないだろう。




さて、離職者の事由を要因別に、

当時の上司がマークした。


A 採用ミス(本人が聞いたら怒るけどね)

B 成長限界+自尊心(本人認めないけどね)

C その他



一人ひとりの理由について、

全員の意見を聞いたけど、

ケースごとに、しっかり向き合っているし、

ここで共有しているので、

大きな異論はでなかったけど、

役員とリーダでは、視点が違い、

感情的な納得度には差があったかな。

これは仕方ない。





採用ミスは、なくせば良い、

というのは、暴論である。


それぞれの採用力と予算で成果を競うのが

採用という業務で、

こういうことを知らない人は、単純でよいが、ミスを恐れれば、採用ゼロとなる。





でも、みんなで合意したのは、

「ちょっと厳しいけど、空腹だし、

入社後期待して採ってみようか」は、

失敗の基だね、ということ。




相変わらず、人材不足だけど、

これは我慢してやめようね、という合意。





育成と志向と能力の関係は、難しい。

当社は、30歳までは、

成長継続前提の経営をしているので、

それを辞めれば、離職は減るけど、

間違いなく、利益率も落ちて、

給与レベルも下がる。




だから、今は、仕方ないよね、

という意見が多かった。

スポーツ三昧

オリンピックが始まった。
始まってしまえば、どの種目も面白い。
日本人が出れば、自然に応援するし、
無責任な解説もする。


所で、地球の裏側では、
オリンピックに勝るとも劣らぬ熱戦が
行われており、久しぶりに昼寝して
深夜の観戦に備えた。


フランスのエビアンで行われている
女子ゴルフメジャーの古江選手が、
安定したゴルフで、4位と検討している。
その表情がとてもよい。


彼女は日本人3位で
オリンピック出場を逃したので、
この試合にエントリーしたのだろう。
日曜日までしっかり応援したい。


もう一つはラグビー
4年に一度のドリームチームライオンズが
いよいよWC日本大会覇者の南アフリカとの
テストマッチだ。


楽しみだなあ。

貧乏国ニッポン(加谷珪一)

今週のブログは、ほぼここからの抜粋でした。
そのくらい勉強になった本です。
新書だから仕方ないけど、
タイトルがイマイチだね、
後個人に対する処方箋は殆どないので、
そのつもりで。


加谷さんの面白いところは、
マクロ経済への切り込みというか、
データでの捉え方とそこからの論理的な分析。


たしかに、一般的な新聞やテレビニュースは、
経済現象をエモーショナルに表現しがちで、
それは視聴率を求めたものかも
しれないけれど、加谷さんの意見は
対立するものがとてもわかりやすく
表現されていて、爽快だ。


経営者としてとても勉強になったのは、
この20数年の歴代政権が、現代における
代表的な景気対策を打ってきたが、
どれも効果が得られず、
GDP成長率は、1%強であったことから、
政府ができる景気対策は限られており、
期待するのが間違っている、という主張。


それから経営者の役割。


加谷さんは、リアルな経営は
知らないだろうから、単純な物言いだけど、
業績を伸ばそうとせず、
問題解決しない経営者は不要だという主張は、
その通りであり、大変勇気をもらった。

外食業の現状

文藝春秋8月号に、
すかいらーく創業者の横川さんの話が
出ていて、とても興味深い内容だった。


先ずは、今経営している高倉町珈琲店に
感染対策チェックに来る都の職員の
上から目線対応を非難して、
都を訴えたグローバルダイニングや
決算発表で、「ふざけんなよ」発言した
サイゼリヤ社長への共感をうったえる。


次に、コロナ禍で好調を維持する
マクドナルドのスマホ注文システムを
投資効率の観点から紹介して、
徹底した消費者視点で
安全に拘るモスフードを賞賛する。


そして、コストダウン中心に
薄利多売の居酒屋システムには
警鐘を鳴らしている。


とても参考になった。
今後の飲食業は、
次のどちらかしか伸びないというお話し。


1 投資家ブランド:成長性と収益性が売り
2 消費家ブランド:食の安全安心が売り


僕は間違いなく、後者を選んでおり、
これからも進めていきたい。

ドキュメント戦争広告代理店

これは、
現役のNHK報道局の高木徹さんという方が
書いた本で、僕は知らなかったけど、
2002年に出版されて、随分評判になった本だ。


文藝春秋を読んでいたら、
興味深い記事があって、
そこからたどり着いた。


恐らく、かなりの確率で、
台湾、南シナ海あるいは、朝鮮半島で、
僕が生きているうちに、
大きな紛争が起きるのではないか、
と思い始めており、
最新軍事技術や諜報戦について、
あまりにひ弱な日本にいながらも、
少しでも勉強しなきゃということで、
手に取った本。


驚く内容で、米国のPR会社が、
そのコンサルティング機能で
米国政府や世論を動かしていき、
一国の戦争や政治体制を動かしていく。


そんな事が淡々と伝えられる
ノンフィクションである。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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