振り返り⑥

リーマンショックのときに心がけたのは、
経営が苦しくても
「解雇」や「内定取消」をしない、

ということだ。



綺麗ごとではなく、前職が

そういう責任持った経営をしていたので、

それが当たり前だと思っていただけである。




この時期は、人材ビジネスが、

リストラ(解雇、内定取消など)を

バンバンやっており、

対照的な企業文化が根付いたように思う。




まず手をつけたことは、

人件費の次に重い、家賃を減らすこと。



知り合いのオーナーが、

恵比寿で25%安い募集をしていたので、

迷わず移転を決意して、

残業規制などのコスト削減に、協力をしてもらった。



一時的に、最終利益が赤字になる見込み

だったので、銀行を訪ねて、

事前の了解をもらう。

(2年連続したら融資引き上げ)




このとき乗り切れたのは、

社員の協力もあったけど、なんと言っても

景気にあまり影響を受けない

人事業務(ペイロール)ビジネスがあったことだ。



同業他社のほとんどが、

採用単品ビジネスだったのに比べて、

本当に救われた。




さて、新しいオフィスに移って、

最初に検討したのが、アウトソーシングの

ビジネスモデルの変化対応だ。



このリセッションを機に、

大きく市場が変わるだろうと思っていたので、

東京でのオペレーションを縮小して、

中国やベトナムあるいは、

地方拠点を作ろうと考えていた。



いろんなところを訪問して選んだのが、

熊本県だった。


事務業務が圧倒的に少ないので、

優秀な人材の採用が低コストで見込まれること、

県や市が進出第一号として、

熱心に誘っていただけたこと、それに、

熊本県人の素朴さと、自然の豊かさ、

なんと言っても、熊本城の雄大さに

心を奪われた、というのが、決め手だろう。




2011年開業した熊本BPOセンターは、

現在、60名ほどの正社員が

働く職場に成長した。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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