財政再建
財政再建ほど難しい仕事はないだろう。
例えば企業であれば、
利益分配は、仕組みを作って説明すれば、
大凡の日本人スタッフは納得感が
得られると思う、
「まあ、そういうものだろう」という感じだ。
ところが、国の財政は、
受益と負担の観点から難しい。
まずは、受益だが、医療、
警察や消防などの公共サービスが、
タダであると思い込んでいる国民が多い。
少なくとも、あって当たり前であり、
サービスを減らされるとは、
考えてもいないだろう。
どこから考えても増税は必須だから、
皆んなで痛み分けをするしかないのだが、
自分の受益だけは、守りたいというのが、
国民の本音だ。
増税の前にやるべきことがある、
という野党得意の台詞は、
視聴率や売上部数を上げたいマスコミが
喜ぶだけで、先送りのトリックである。
結局のところ、
民主主義の仕組みの問題になるが、
世の施政者が、投票権を持つ国民に阿らず、
声無き未来の世代にこれ以上の
負債を残さないという覚悟と根性が
あるかどうかであり、程度の差があっても、
先進国共通の課題である。
世界で最も難しい仕事は、財政再建である。
例えば企業であれば、
利益分配は、仕組みを作って説明すれば、
大凡の日本人スタッフは納得感が
得られると思う、
「まあ、そういうものだろう」という感じだ。
ところが、国の財政は、
受益と負担の観点から難しい。
まずは、受益だが、医療、
警察や消防などの公共サービスが、
タダであると思い込んでいる国民が多い。
少なくとも、あって当たり前であり、
サービスを減らされるとは、
考えてもいないだろう。
どこから考えても増税は必須だから、
皆んなで痛み分けをするしかないのだが、
自分の受益だけは、守りたいというのが、
国民の本音だ。
増税の前にやるべきことがある、
という野党得意の台詞は、
視聴率や売上部数を上げたいマスコミが
喜ぶだけで、先送りのトリックである。
結局のところ、
民主主義の仕組みの問題になるが、
世の施政者が、投票権を持つ国民に阿らず、
声無き未来の世代にこれ以上の
負債を残さないという覚悟と根性が
あるかどうかであり、程度の差があっても、
先進国共通の課題である。
世界で最も難しい仕事は、財政再建である。