日本の医療

コロナ禍で、日本の医療の実態に対する議論が
盛んである。僕も、素人なりに、
少し古いデータを調べてみた。


まず、医療費の総額は、
GNP比で10%とOECD諸国の
まあ平均値と言える。


医師数は、人口当たりでは低いが、
国土面積を考慮すると、良いほうだ。


心疾患の様な高度医療を要する羅漢率は、
1/3~1/4で、入院医療が低く、
一方で、生活習慣病などの外来医療費が
極めて高いことから、
医師数は、簡単に比較して評価できない。


一番の大きな違いは、
プライマリーケアと呼ばれる
家庭医(かかりつけ医)の仕組み化だという。


これが総額医療の低減に貢献して、
「薬漬け」「検査漬け」と言われる医療制度の
問題解決にもなるという。


そういえば、10年以上前に担当した
病院経営者も、同じ事を言っていた。


だとすれば、問題解決を拒むには、
既存権益者なのだろうか。


もう少し勉強してみたい。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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