コトラーのマーケティング理論

フィリップ・コトラーが提唱する
マーケティング理論で、当社の
人事業務市場を考えてみたい。


まずは、マーケティング1.0


これは、商品中心の機能追求タイプで、
良く引き合いに出されるのは、
高度成長期を支えたシロモノ家電が上げられる。


僕らの業界で言えば、
中期的な人口減少からくる人手不足を
機能として補完するサービスで、
採用広告サービスやアルバイト、
派遣サービスがこれに当たると思う。
大量採用を支援するITシステムサービスも
そうだろう。サービスの品質や
パフォーマンスがあまり問われない時代の
人材サービスである。


次にマーケティング2.0


顧客思考の差別的なサービスなので、
マスで生産する事が難しい。
顧客の事業や嗜好で、採用人材や採用手法が
違うと言うことを、前提にした
サービスなので、業界大手が席巻しずらいし、
コストはかかるし、何よりも、
顧客理解とその上でのパフォーマンスが
評価されるので、差別化要因は、
結局「人材」=スタッフ となり、
事業としても、サービス品質の再生や
規模拡大が難しい。


恐らく、当社の事業好調を支えている市場は、
まさにこの段階であろうと思う。
なるほど。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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