おじさんは、なぜ転職できないか?
世の中の企業の大半は、仕事ベースではなく、
経験ベースだから、必然的に、
年齢と経験で、給与が上がる仕組みである。
これに反して、
若い頃は、フロントエンドにでて、
お客様と向き合い、チームのことを
何よりも優先していたスタッフも、
30歳を過ぎたあたりから、気がつくと、
それらよりも、
自分ごとを優先させるようになるのは、
守りに入った証拠か?
特に、管理職経験者として、
採用面接を多くやってきて、
痛烈に感じたのが、この点だ。
彼らの多くは、
お客様と組織の問題解決の話をしたがるし、
自分の利益の話など、露ともしないが、
話を30分も聞けば、イメージがわかず、
うそ臭さが、ぷんぷんしてくる。
自分の利益中心ということは、
目線は上司である。
大きな組織の中間管理職は、
それでもいいかもしれない。
日々無難に問題を押えて(居るようにみせて)くれればね。
だけど、
当社のような小さな組織のリーダーは、だめだ。
社長が無能だし、ひらめちゃんは嫌いだし、
現場の顧客志向は極めて強いから、
すぐに悪い意味で目立ってしまう。
難しいことだが、お客とチームという目線で、
育てることは大事である。
でも、やはり、本人が優秀じゃないとね。
実力があれば、上司に阿らなくていいもの。
大事だよね、その点も。