卒業と代謝
民主主義の前提が法治国家であるように、
会社の目的が、「理念の実現」であれば、
これを守り、組織を成長させることができる
人が常に、リーダーであるべきである。
ところが、ニッポンの会社は、
「おじさまたちの人生と生きがい」
になってしまったので、
この機能が働かず、常に、
主のようなおじさん中心の運営となり、
理念も、組織成長もなおざりになりがちだ。
理想の会社にしようと思えば、
残念だけども、ヒトの賞味期限を認めて、
大いに、代謝を奨励すべきだと思う。
言い方としては、卒業でもいいけど、
実際には、代謝 である。
そして、それは、経営者にとっても、
例外ではなく、密かに荷物を降ろす
タイミングを見定めて、
そこに美学を持つような
カッコをつけなければならない。