やせ我慢の美学

ほぼ同年輩で、あのリクルートの人材ビジネスを
ひっぱり、永く副社長を務められた方と10年ぶりに
会食する機会があった。

以前は、僕が会社を立ち上げたばかりで、
リクルートさんとの関わりを決める大事な会食の
場であったので、緊張のあまり、何を食べたか
何を話したかとんと覚えていないが、誰に聞いても
必ず話に登場する伝説の男にまた会ってみたい
と思い、当社のMVP受賞者の元上司というご縁で
貴重なお時間をいただくことができた。

入社の経緯から上司との衝突や取締役会の様子など、
ずいぶん失礼なこともお聞きしたが、
笑いながら、ざっくばらんにお話しいただいて、
まるでロングインタビューのようだが

「あのリクルートがなぜすごいのか?」が
少しばかりわかって、本当に時間を忘れるほど
楽しかった。

お話しいただくことそのものは基本的なこと
なのだが(これはこれで、できる人の共通点)、
鍛えられてきた凄味が元々持っているもの
に加えられて、化学反応を起して、なんとも
いえない魅力を醸し出している。

次々に、新しい領域(技術)で進化していく
リクルートが、トップのマネジメントが若くして
代謝していくその背景にすごく興味があった。
ITやゲーム業界のように経営陣が若いのは
なぜか?

その会話の中でぼそっとおっしゃたのが

「やせ我慢の美学ですな」

というお言葉。

これは、今年一番の学びかもしれない。

気がついたら、6時間も経ってしまい、
途中から他の役員の方も合流して
銀座の雑踏を後にした僕は、興奮で
なかなか眠れなかった。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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