オペレーションマネジメントが命
ご存知のように、プロジェクトマネージャ-として
力量を発揮するスタッフは、どの会社でも引っ張りだこである。
当社でも、ビッグネームの大規模プロジェクトは、
大概、役員やシニアなスタッフがヘッドに立つことが多い。
そのくらい難しい仕事なのだ。
プロジェクトマネジメントは、日々の業務品質や
スタッフのモチベーション管理を通じて
① 顧客満足
② スタッフ満足
③ 結果としてのプロジェクトと収益安定&拡大
を実現する仕事で、熟練だけではなく、顧客やスタッフ
との関係構築力、つまり対人ストライクゾーンの広さも
求められる点が、若手には、なかなか及ばない点である。
ところが、弊社のある大型プロジェクトでは、リーダーが
入社5年にも満たない若手で、チーム全体でも、若い女性スタッフ
で構成されているが、お客様の満足度はきわめて高く、スタッフの
モチベーションも高く安定している。
若いリーダーの彼女を見ていると、やはり対人能力はセンスだなあ
と思う。ただし、相当鍛えられてのセンスという条件がつく。
つまり、若いPM発掘育成においては、センスの有無を見極め、
若い頃から、そういう修羅場に放り込むことが結局抜擢になる
のかもしれない。
彼女は今他のクライアントや他の活動でも引っ張りだこだが、
今の強みに加えて、収益管理マネジメントを教えられると、
若くして、相当レベルのPMになれるかもしれない。
こういうことも、経営を通じてしか学べない。
物の本には、書いていないのだ。