下流の宴(林真理子)
僕らの時代は、努力が尊ばれ、
多くの人が、それに報われる
経済環境だったから、小学校の
成績から、背景には、でんと、
「競争とガンバリズム」が
居座っており、
その勝者が、
「プライド」を満たされて、
多くの人の人生観を築いて
いった、そんな時代だったと
思う。
故に、僕らは、
「プライドと努力」に
疑問を持ち出した若手に
適切なアドバイスができない。
そんな時代の価値観の
断絶を描いた作品だと思う。
米国への突貫出張の居眠り用に
空港で買った本だが、意外と
楽しくて、寝ずに、読みきって
しまった。
林真理子 恐るべし?
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