Inbound economy
大坂や福岡、熊本に出張に行く
時に、一番困るのが、ホテルの確保だ。
急な出張の場合、希望するホテルは
まず取れずに、曜日によっては、
目玉が飛び出るほど高い。
その原因の多くは、海外旅行者の
増加だろう。
2005年データだが、日本への
外国人観光客数がほぼ2000万人。
毎年300から500万人増えている
計算で凄いことだ。
人口の8%くらいが、外国人
だから、どこに行っても、会うわけだ。
フランスの8000万人、
イタリアの5000万人には
及ばないが、東京オリンピック
までには、3000万人を突破
しそうな勢いである。
東京にいる25%くらいが
外国人という時代である。
考えてみれば、私たち日本人は、
海外旅行は、行くけど、受け入れは
不慣れである。
だから、この旅行者の増加に施設や
サービスが追いつかない、という
ことは、これから猛烈に発展する
ビジネスエリアでもある。
特に、2020年に向かっての
成長は、著しいだろう。
外国による、土地や水資源の買占めが、
問題となっているが、それもこれも、
グローバル化とローカル法令の戦い
である。
よくも悪くもあるこのグローバル化だが、
大きな流れには、逆らえないだろう。