文部次官の気骨
前川前文部科学省次官が、
「問題の獣医学部新設に関する
ペーパーは、実在する」と
記者会見で応じた。
その後、TBSの単独インタビュー
にも、詳しく語っている。
事務次官という行政トップの
言動としては前代未聞であり、
衝撃のことだ。
私のような門外漢には、
計り知れないことだが、
前川さんは、気骨のある人に
見え、嘘を言っているようには
見えない。
安倍一強時代と言われる政界
小泉政権から続く内閣府や官邸の強化
岩盤規制の根幹として、
悪者扱いされていた事務方の
反乱か?
前川さんは、TBSのインタビュー
で、行動の目的について、
「政策の決定プロセスを国民が
正しく知ることが、民主主義の
基本である」
と話していた。
現時点で、この言葉を信じたい
と思う。