能力とは自信の積み重ね
「物事をとことん押し詰めた経験のない者には、成功による自信が生まれない。」
「能力とは、”自信の高さと幅” だといえる。自信を一つ一つ積み上げることが、能力を獲得する過程である。執念の欠如する者には自信を得る機会が与えられない。」
この土光さんの言葉から、事を成す能力というものの正体がわかってくる。
それは、高みを目指して失敗を超えた「小さな成功」から生まれるものだということだ。
小さな成功から学べる仕事や人生の本質が多いが、その前提には多くの失敗があり、挑戦があるわけだ。
自分の人生や仕事を天命だと思い、とことん押し詰めた働き方や生き方をすることが、結果として、大を成す人間を創るのだ、ということがよくわかる真実の言葉である。