満足度の沸点
現状をどう評価するかはもちろん人によって違う。
楽観的な人もいれば、いつも愚痴る人もいるし、気分次第でコロコロ変わる人もいるだろう。
職場を明るくし、スタッフの心の支えになる人は、間違いなく前者である。
彼らは、自分と環境を客観視する力が優れているので、自ら選んだ場で起こる毎日に対して、ポジティブになれる。
どんな職場でも、こういうスタッフが一定数いないと暗くて仕方ない。
さて、当社の社員には、信じてもらえないだろうが、僕もポジティブ派である。
そうでないと、マネジメントの世界はやってられない。(仕事のほとんどが問題解決であり、心配と安心のくり返しの毎日である。)
楽観的に加えて、一方で、現状に満足しない能力を備えたスタッフは、将来が楽しみである。
これは、グチや文句とは違い、「こうあるべきだ」という信念があるから生まれてくる思いなのだ。
これは、キャリアの熟練とは関係なく、若いスタッフでも持っているヒトはもっている、僕らには、それが良く見えるので、大事に育てていくことが何より大切になる。