不遇の時
いろんなことが上手くいってノリに乗っている時、内心「うまく行きすぎている、こんな事が長く続くわけがない。」と不安になるのは、社内でエライ人たちの宿命だ。
一方成長中の若手は、モチベーションが高い、というが、同時に成長が止まっていることには気がついていない。
成長するのは、不遇の時しかないのだ。
不遇の時にも、伸びない子は、ちょっと厳しいかもしれない。
不遇や失敗から学ぶということは、多くの人が頭では理解するけど、精神面の強さがないとできない所作である。
一定以上の社会人には、ある種の強さとその上での優しさ(包括力)必要だが、その基礎を身につける機会をどう活かせるか、この違いは愕然とするほど大きく、そして何より実際に谷底に落としてみないとわからない事が人材育成の妙であろう。