企画と提案
コンサルタントになりたいという学生が多いらしい。
お客様の問題解決をしたいという若手も多い。
だが、彼らのほとんどは、目の前にゴロゴロしている問題を見ようとしないし、見ても、評論で終わっているのではないか。
HP同期のグローバリンクの大串さんは、独立創業して今やカリスマ講師として有名である。
彼女は20才代の頃、入社後の配属された採用業務において、学生へのお茶出しと交通費の清算を任されて、くる日もくる日もこの単純業務をやったが、一向に飽きる事はなかったという。
何故ならば、如何に効率的に、的確な湯量を多くのコップに注ぐことに夢中になれたかららしい。
彼女以外でも、出世したり、事を成す人は、社会人1年生の頃から「いつでも仕事は楽しかった」という人が多い。
問題解決に向かう人は、目の前の些細な問題を自ら見つけて、その解決を楽しめる人だと思う。
これが真実。
でも、とても地味な話なので、広まらないし、柳井さんやスティーブ・ジョブズの天才系の話の方がもてはやされるのはわかる。
だけど僕は、地味な真実の方を語っていきたいな。