信長を語る
幼少の頃から特異なキャラクターで母親や親族それに父親以外の幹部からも見放されていた。
その才を見抜いた父親と一部幹部の支援で頭角を表し、強運と武才で出世していく。
天下統一の過程で彼は、組織力と人材の活かし方を徹底的に考える。
今では、よく言われる「2:6:2」の現象を、その戦略システムに位置付け、カリスマ性と権限と畏怖政治で強固な軍隊組織を創り上げる。
そして、最後はその権力への執着と自己統制の弱さ、そして、このシステムの中で死んでいく。
当社には、熊本以外にも九州男児が多く、保守的な面々である。
彼らに分厚いこの本を読んでもらって、酒でも飲みながら語り合いたいと思う。