思考のタフネス
良き社会人として良きリーダーになれるかどうかの要素はいろいろあろうが、その1つは、「思考のタフネス」ではないか。
もっとわかりやすく言えば、答えのない本質的な事柄を一人で考え抜く事を楽しめるかどうか、である。
これは、向上心の現れだから、生まれつき備わった者か、若い頃に先生や先輩あるいは上司から厳しく躾けられた者に限ると思う。
さらに言えば、この知的好奇心を具体的な仕事や、人との関わりの中で活かせるかどうかが大事だと思う。
この「コミュニケーション能力」という「実践力」のないものは、頭でっかちになってしまい、知性を仕事力に転換できないのだ。
逆に言えば、この思考力と実践力を持っている者が、社会人として大成しない例を僕は見たことがない。