良い会社 ①
せっかく創業して、それなりの努力と苦労の末に出来上がった会社だから、どうせなら、「良い会社」として後世に残したいと思い、常々その良さ、について考える様になった。
まずは、誰にそう思ってほしいのか、だが、これが結構大事だと思う。
人間誰でも自分や家族が大事だが、それでも、自分以外の仲間やチームのために働ける人に、そう思ってほしいと僕は思う。
そう考えると、「良き会社」の最初の定義は、「ステキな人の集まる会社」となるかもしれない。
その際全社員が良い人で、例外はいない、と思うのは、大人の考えでは無いだろう。
組織には、2割の確率で、組織に従属して活躍しない人がいるという事がよく知られているが、この利他性においても、同じ事が言える。
良いリーダーが2割いて、平均的に優しい人が6割いれば、立派な組織だと言える。
そういう意味では、会社の8割の人たちに、誇りに思われる様な会社が、僕の目標かもしれない。