面従腹背(前川喜平)
加計学園の問題で有名になった文部省次官だった、あの前川喜平さんの著作。
出版社は、毎日新聞。やはり、箱根本箱で見つけた。
組織の論理というものがあり、自分の意思を殺して、組織で生きる、なんてことはこの私には絶対出来ない事だから、リアルな意味で、面従腹背とは何か?
僕には理解できない。
この時点で、世の中のエリートと単純な自分を比べて、溜息が出てしまうが、何のために働くのか、よく分からなかったけど多くの役人が、こういう人生の上で国を支えているのだとしたら、何とも言えない気持ちになった。
僕は、前川喜平さんの言動が好きだし、自分では出来ない仕事をしてきた人として尊敬する次第である。