米国から日本企業を経営する
今回スタンフォード大学でお話を聞いた高橋明希さんは一児のママでもあり、武蔵境教習所の社長である。
ここに来て四年ほど海外で経営しながら自分の好奇心に従って新しいサービスを生み出す会社も経営している。
彼女もここシリコンバレーに魅せられた一人なのだろうが、自分の好きなことをビジネスにするまでに、陰の部分も気がついたという。それは例えば、競争が激しく、それ故に敗者の数も多く、自殺者が多い。精神科医のメッカ、セラピストだらけ。
大競争社会果たして人びとは幸せか?という事象から日本の企業を米国に居ながら経営するという異色の方法に至ったようだ。
このような負の面は知らなかったし、驚いた。
飾り気のない、思ったことを口にする、とてもチャーミングな女性。経営者とスタンフォードは妙に取合わせがいいな、と感じた次第である。