変革への挑戦者達
今日のプログラムの朝イチは、SAP坪田さん。
ワンルームの家賃が40万円、そして毎年9%上がる。一戸建は、3億以上が平均。
白人は半分以下で全米でホームレスが一番多い。
安定には程遠いここシリコンバレーで、強烈なイノベーションを図るドイツの老舗メーカーSAP。
世界トップ20時価総額の企業年齢は、19年。
SAPは、3.2兆円の売上、10万人、社歴47年 の老舗。
彼等が何故シリコンバレーに高コスト最先端研究所を置くのか?
それが今日の勉強のテーマである。
私達の既存事業はいわば送りバント。
こういう会社がホームランバッターを雇えない。
米国VCの成功率は5%、それが収益の60%で成立するビジネス。
彼等の投資判断は、「人」。事業計画などの数字はウソつけるから見ないらしい。
現在の事業部トップは、40歳未満。
インターンシップとエリート教育費用を毎年200億円かけ実現したらしい。
彼等は、 既存事業の送りバントチームで新規事業のホームランバッターは生まれないので、ドイツを離れてシリコンバレーに来た。
しかもそのリーダーは創業者で既存事業を作ってきた責任者で、会社全体を本気にさせた。
そこで学んだことを既存事業にフィードバックした事が成功要因。
既存事業は社員の同質性が大事。一方で新規事業はやはり多様性が必須??
そして新規事業はデザイン思考式で顧客思考+不完全な商品を出し続けることが大事。