リーダーの採用

大手のスカウティング会社と
契約して、マネージャークラスの
採用プロジェクトを始めて、
半年が経った。


まだまだ結果には結びつかず、
予想通り難しいプロジェクト
だが、一方で学びも多い。


それは、多くの対象者とお目に
かかる中で、自社スタッフの
人材レベルが理解できることだ。



学生の採用や現場スタッフの
採用は、過去の定量化された
経験値で何とかなるが、
マネージャークラスの採用は
ほぼ初めてだから、過去の
データが参照できない。


当初出した要件は、以下の通り

・上場企業レベルで高待遇を得ている
・概念思考と論理思考が高い
・顧客のフロントエンドで働いている

・出来上がった仕組みの中で働いていない

 (頭脳労働をしている)

・会社にキャリアを依存していない


まあ難題だらけである。



それでも、この難しい条件下で
10人近くの方とお目にかかれた
のは、良い経験になった。


わかった事は以下の通り。


上場企業の一般的レベルと比べて

知的レベルを除くとそれ程
見劣りしない。

出来上がった仕組みの中で
働いている人がほとんど。

得てして会社への依存性は

高く、自立したキャリア形成には

保守的である。

 



その上で一番の難題である
価値観のマッチングは、もう
一緒に働いてみないとわからない。


ポジションや仕事が明文化された
組織であれば良いが、そうでない
労働集約ビジネスのリーダー採用は
本当に難しいと思う。

プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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