共有という今風の言葉

僕はどうもこの「共有」
という言葉が苦手である。

コミュニケーションの代名詞
のように若いスタッフは使うけど、
共有はコミュニケーションでは
ない。

SNSではあるまいし、
人間同士のコミュニケーションは
濃淡もいろいろあって

「そこそこ共感できるけど
 何だか違和感が残る」

「理解できるが、共感できない」

「意味はわからないが、
 何となく腑に落ちた」


というのが普通だろう。


僕にとってのコミュニケーション
とは、同じテーマについて異論が
出てその理由がわかり、理解度
や価値観あるいは感受性の違い
から自分の考えが動かされる時。



全面的な同意や共感は
不気味なだけで、
コミュニケーションとは
思わない。


もし、当社の会議が
そのレベルになったら、
即日止めてしまうだろう。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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