SCP理論

これだけ不透明な時代になると
経営も基本に帰ることが大切
だと思う。


まずは、良くMBAで使われる
マイケル・ポーターのSCP理論
を再読した。


単純に言えば、


完全競争は儲からず、
独占に近づけるべき
という考え方である。


具体的には、フレームワークの
一つである Five force を使う
とわかりやすい。


1 潜在的な新規参入企業
 参入障壁 とも言える。

2 競合関係
 プレーヤーの数による競争状態

3 個客の競争力
 顧客が自社サービスから
 他社サービスに乗り換えやすいか。

4 売り手の交渉力
 顧客及び営業先が限定されているか。

5 代替製品の存在
 コーヒーと紅茶の様なものの存在



当社の独占度を評価すると
どうなるか?

これは、市場やサービスの捉え方
で大きく違うし、事業によっては、
正反対になるだろう。


従って、主力サービスの
採用BPOサービスでやってみた。
5点満点である。


1 4点

 10年前からプレーヤーの数、質とも
 大きな変化がない。あるとすると
 人材から機械への流れだろう。
2 2点

 一般労働者、派遣社員も市場と
 捉えれば、競合度合いは激しいが、
 少子化と対外労働力の閉鎖性で
 一定のマーケットが維持されている。

3 4点

 専業サプライヤーの数が少なく
 難しいと思われる。

4 5点

 一般的に制限はないが、予算と
 企業文化に大きな影響をうけて
 おり、実質的な顧客は制限される。

5 4点
 サービス範囲のうち、付加価値の
 低い部分は機械化が進んでいる。 5 2点
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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