トライアンフ(苦楽しい)
よく社名について聞かれる。
クルマやバイク好きか、大それた英語と
僕のイメージのギャップからのものが多い。
その時、経緯と共にこの言葉を使って説明する
ようにしている。
「苦楽しい」という言葉は、遠藤周作さんが
河合隼雄さんとの対談の中で、小説を書くという
ことについての質問に答えた時に使った言葉だそうだ。
なんとも言えない重みのある言葉ではないか。
本気の仕事の本質を一言で表すとしたら
こんなにピッタリくる言葉も稀だろう。
人間は、苦しいだけのことはなかなか続かない。
でも、楽しいだけのことも意外に飽きてつまらなく
なってしまうものだ。
やはり本当の達成感というものは、苦労の
末にあるものだ。