人事も顧客のそばに

人事のプロ という言い方をよくされるが、正直疑問だ。
人事部経験20年なんて聞くと、専門家というよりも
不思議なキャリアだなあ、と思う。

こんな失礼なことを言うのは、それだけ世の中の変化が
速いから。
そのインターフェースにいない人が、組織の人事を考え
るということが僕には信じられないだけだ。
「取締役会や事業部人事からの報告で顧客ニーズを把握
している」という反論もあろうがそんな生易しいことで
はないだろう。

さて、人事コンサルタントのセンセイも同じである。
制度設計だ、管理職研修だと言ってみても、そのことそ
のものにそれほどの付加価値はないと思う。

あるのは、そのクライアントの事業を成功させる人事戦
略なり、人事システムの構築だろう。

そのために必要な情報は何か?

何をおいても、顧客のニーズの本質だろう。
顧客の課題と言い換えても良い。
だから、毎日机に座っていてはだめなのだ。

もう一つは、組織全体の力、タイプ、志向という人的資
産情報である。

進むべき方向が決まっても、それができる人材が何人い
て、組織の志向との適性がどうなのか、ということがわ
からないと絵に描いた餅しか書けない。

むしろ後者のほうが大事かもしれない、
入替えの難しい人事資産が会社の将来を決める第一要件
だと思うからだ。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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