新宿にて

 電車の中でも街を歩いても就活生にあたる季節だ。
先日入ったカフェで左隣の男子が、「最強・最新の
面接対策..」みたいな本を読んでいたので、
何気に覗いたら、もう笑ってしまうような内容で
思わず噴き出したら、その学生がびっくりして
振り向いた。

「あ、貴方様は...」
「いや、名乗る程のものではないが、きみい、
こんな本を読んで勉強した気になっていても
時間の無駄だよ。もっとこういう本を読みなさい」
わけのわからないおっさんの戯言を藁にもすがる
思いで、紹介した本を必死で買い取る小太りな男子学生。

それを後ろでみていた別の女子学生が、「私も参加
させてください。」と乱入してきたので、3人で30分
くらいおしゃべりをすることになった。

余計なことを口にしたのは、きっと昨日読み終えた
「何者」のせい。

自分を知り、社会と交わる基本機能が劣化している
と同時に、会社も、それを教えるチカラが劣化しており
これは大変な時代だなあ、とつくづく思う。

「よろしければお名刺ください」
「いやあ、名乗るほどのものではないので」

昨日の説明会でも、学生に指摘されたが、個人として
学生教育の何かに踏み込む時期がなんとなく近づいて
きたような気がするなあ。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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