新卒採用の攻防

 今週は、連日大手企業の採用面接官向け研修の
仕事が続く。来週から始まる新卒採用選考に備えて
倫理憲章を守る大手企業が準備に入っているからだ。

それにしても、学生も学校で面接指導を受け、
コンサルタントが請け負うというし、過熱気味だと思う。
なぜか?

世界的に見て、競争しているグローバル企業を
中心に、事業計画の短期化が進み、リソースと
しての新卒採用がコストパフォーマンスの観点から
評価が下がっているのだろう。
学生の基礎能力や社会性の劣化もあり、教育コストが
目立つようになり、企業がこれを避けているようにみえる。
スペインや韓国、アメリカだけでなく、世界中でおこって
いる大きな流れだと思う。

それに加えて日本の4月から始まる短期決戦の新卒採用は
双方にとって得ることの少ない(短期によるコストダウン以外は)
システムで、やはり、もっと早期から多様化した採用方法を
模索すべきだと思う。その一部が学生への教育でも構わない。

日本企業は、与えられた法律やルールに合わせるのが
得意な半面、人事に関して創造性が低すぎる。
人材獲得の世界競争が始まった今、「日本はこれで
仕方がない」という思考停止する企業の近未来が
とても心配だ。
プロフィール
樋口 弘和
株式会社トライアンフ
代表取締役

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